こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は2019年10月に栗山さくらキャンプ場で行った2回目の火入れと幕体へのインストールテストの模様をお送りします。
目的
薪ストーブをテント内でインストールして実際に使ってみること |
前回(201910洞爺小公園)の試し焚きで洗い出した項目をもとに、幕体内で使えるよう試行錯誤しました。
ちなみに今回使ったタープは↓コチラ(現行品のひとつ前のモデルです)
設営/撤収時間
設営に1時間15分、撤収に40分
前回より設営に時間を要したのは、はじめてのインストールで慎重を期したのと、針金を使って横方向の煙突を水平にするギミックを試行錯誤したのと、針金による固定作業が案外面倒臭かったため。よければ針金を固定器具に置き換えて簡便化することと、慣れによってもう少し改善できるかな~とは思います。
使用時間
4時間弱
朝、冷え込んだので焚きたいところでしたが、起きてすぐ温泉へ行ったのと片付けの面倒さから使わず仕舞いでした(冷えるまで待たねばならない)。もうちょっとガッツリ使ってみたかったな。
薪の使用量
22~30cmの薪を10本、1.3束ほど
最後の1本以外はきれいに燃え尽きました。
広葉樹を常時3本ほどくべていましたが寒かったので(外気4~6℃ほど/室内10~16℃)、温度をもう少し上げてもいいかな?(でも恐る恐る)
前回(201910洞爺小公園)からの改善点
横方向に30cm煙突を追加
前回購入した60cm煙突では幕体内外に十分なスペースを確保できないと判断し追加。
前のはホンマ製作所の断熱管でしたが、今回はコスト面から一般的なステンレス製にしました。
煙突を幕体の外に出すため脚立を導入
他のブロガーさんを見てると木で自作してる方もいましたが、それはおいおい考えるとして今回はてっとり早く脚立を導入。事前に寸法を計測してイイ感じの脚立を調達したつもりでしたが、そのままでは高さが微妙に合わず安定しないため、針金で固定しました。
念のため脚立の片側には焚火台Lのベースプレートを置いてみました(1枚しかなかった)。効果を数値で現すに至っていませんが、ベースプレートを置いた側の幕体は加熱していなかったのであったほうがよさそうですね。
スパッタシートを導入
既存の焚火台用のをストーブ下に敷いて地面保護、それとは別に脚立にかぶせて煙突が直接幕体に触れないよう導入しました。
幕体が煙突やストーブに触れないよう追加でペグダウン
当日は風があって幕体がパタパタしていたので、念のため。
幕体が焦げることはありませんでしたが、代わりに下部分が不足して隙間風が入ることに…寒かった。
使ってみて困った点
ステンレス30cm煙突に被せた断熱材が煙突にくっつく
断熱材の一部が剥げてしまいました。従来の断熱管では問題ないので、断熱性能の差が出ていると見るべき
→90cmの断熱煙突を買い直します(お財布が薄くなる…)
煙突を横に伸ばすとドラフトが弱くなる?
今回は横:90cmに対して縦:175cm。これだとほぼ1:2なのでまだ大丈夫なようにも見えますが、
焚いてて安定して燃えなかった印象があるので引き(ドラフト)が弱いのかも。
→90cm煙突を買うので、余った60cm煙突を縦方向に投入して比率を改善
幕体下部からの隙間風
張り方が悪いのか、幕体下部に隙間ができることで足元が寒かったです
→スカートを追加して風を抑える
針金での固定はめんどくさい
引っかかるところのない煙突を針金で固定するのは思った以上に手間がかかりました
→ワイヤーに置き換えて簡易に固定できるようにします
幕体と煙突&ストーブに直接触れないようガード設置
→どういうものがよいか検討中
温度がわかりにくい
今回は赤外線検知式の温度計を持参していきましたが、能動的に計測しないと温度がわからないのが難点。
→マグネット式の温度計を購入予定
使ってみての感想
寒い外に出なくても火いじりできる楽しさは格別!
秋冬キャンプでは焚き火したくても夜は冷え込むので億劫…こんなときに薪ストーブったら!
調理器具としての薪ストーブ
今回は湯沸かしと焼き芋焼いた位ですが…楽しい(笑)
いずれは鍋やフライパンでの調理もしてみたいです。
設営/撤収が思っている以上にめんどくさい
芝生が焦げないよう追加の脚をつける/外す、煙突をつなげる/バラす、幕体が接触しないよう試行錯誤、煙突が倒れないようパイルドライバーとロープで固定、片付けるときは灰を掻き出す…
灯油ストーブだと設営/撤収共に15分程度なので、単純に暖を取るためだけならば薪ストーブは対象から外したほうがいいかなと本気で思いました(早くも挫折?)
スタイル確立は遠い
上の話と重複しますが。
各部の固定、最適な縦横比、幕体ガード法、面倒臭い設置…課題山積です。
これまでやったことないジャンルなので勝手がわからず…一つ一つが手探り。安全に楽しめるよう試行錯誤しながら恐る恐るやっています。思えば炭火も最初は何が必要でどうやって火熾ししてよいかわからないところからググりまくり幾度もの失敗を重ねること50数回。今では安定して熾せるようになったことを考えれば、まだまだ修行が必要なようです(でもあれこれ試行錯誤してる瞬間が楽しいのもまた事実)。
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