こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、ノーブランドのピコグリル398もどき焚火台(以下、パチグリル)のレビューをしてみます。
ピコグリル398もどき(パチグリル)のレビュー
来歴
2021年6月にフリマサイトにて送料込1500円にて入手。
同月より使い始め、これまでに43回使用しました(レビュー公開時点で現用中)。
これまでに4種類の焚火台を使用してきて、今回が5種類目です。
ファイヤグリル風のパチ焚火台 焚火台S 焚火台L ファイヤスタンド風のパチ焚火台
仕様
収納サイズ | 33.5×22.5×1 (cm) |
使用サイズ | 39×25×22 (cm) |
重量 | 合計638g 内訳:本体433g、スピット(串)×3本⇒168g、収納袋37g |
内容物 | 本体、スピット(串) 3本、収納ケース |
※いずれもkyan計測
(参考:スイス STC社 ピコグリル398)
収納サイズ | 33.5×23.5×1 (cm) |
使用サイズ | 38.5×26×24.5 (cm) |
重量 | 本体450g |
内容物 | 本体、スピット(串) 2本、収納ケース |
使ってみた
組立/分解は簡単です
1回やれば体が覚えるレベルなので、特に心配いりません。
長い薪も入ります
40cm位までなら収まりますが、側面に壁がないのでより長い薪でもカットすることなく使えます。
意外と丈夫です
水満載したヤカンや鍋でも問題なく載りました。
オガライトやモミガライトも使えます
いわゆる人工薪でも問題なく燃やせました。
但しこれらの燃料は着火しづらく、ある程度の熾火を作っておく必要があります。
ソロやチョロ火が好きな方向け
火床が小さいため、キャンプファイヤーのような大きな炎を上げ続けるのは難しい(忙しい)です。
本品は炎を眺めながら時の流れをシッポリと愉しむような用途向きで、派手な焚き火が好きな方やグループキャンプの盛り上げ用ならば、より大きい焚火台を用意した方が満足度が高いでしょう。
たとえばこんな感じ↓
BBQコンロとしても使えないことはない
使える/使えない、の二択であれば「使えます」。
しかし七輪と較べて熱効率が悪い(周囲に熱が拡散してしまう)ので木炭片が少ないと立ち消えしやすいこと、火床からの高さから弱火になりやすいのが難点。
それと火力調整は炭の量を増減するしか手段がありませんが、炭を減らして火力を弱めるのは簡単ですが増やして火力を強めるには炭が熾きるまで時間がかかります。
ギア点数を極限まで減らしたければアリですが、通常はBBQ用のコンロを別途用意した方が楽しめるでしょう。
よいところ
軽量&コンパクト
極論すると薄っぺらい板と棒だけなので、軽く嵩張らず隙間収納でき携帯性に優れています。
存在を主張しないので、kyanは車に積みっぱなしにしています(笑)
組立が速い
収納袋を開けてから1分とかからず組立完了します。
キャンプでは他にも様々なギアを展開するので、容易に組立できると重宝します。
煮炊きを考慮した設計
焚き火をしながら調理できるようスピット(串)が3本付属しており、鍋や鉄板を置くことができて便利です。
安い
値段が値段なので、実用品としてガシガシ使い倒せるのが魅力。
気兼ねなく使えるというのが重要で、貧乏性のkyanにとって本家は高価すぎて、勿体なくて結局使えませんでした(笑)
気になるところ
火床が歪んで収納しにくい
1回でも熱を加えると形状が変化する(火床がカールする)ため、以後は収納袋へ入れるのが一苦労します。
手で火床のカールを抑えつつ他の部品を素早く入れる必要がありますが、せっかく薄くて軽くて手軽なのにプチストレスです。
地面に熱が伝わりやすい
地面からの高さが低いため、焚き火の熱が地面に届きやすくなっています。
コンクリートブロックを下に敷くなどして遮熱対策がマストです(難燃シートを敷いただけでは足りません)。
簡単にひっくり返る
使用中は薪の重量で安定しますが、本体そのものは軽いのでなにかの拍子に簡単にひっくり返ります。
以前、焼き芋を載せたまま寝てしまったところ、夜間に野生動物に襲われて翌朝ひっくり返っていました(灰だらけ)。
今は遮熱を兼ねて下に薪を置いて重し代わりにしています。
薪を組みづらい
省スペースであるが故に他の焚火台と較べて火床が狭いため、薪を組みづらいです。
細めに割った薪を使う、上の網置きにも薪を載せるか引っ掛ける等して適度に空間を作らないと燻ったまま立ち消えしてしまいます(煙い)。
使用中に火床が外れることがある
使っていくと火床同士をつなげる部分が甘くなってきて、何かの拍子に外れることが増えてきました。
外れた繋目から灰が漏れるため、受け皿としてスパッタシートやステンレストレイを敷いておくとよいです。
コメント
メインの焚火台として、3年間大活躍中です。
サイズが小さいので、焚火台Lでやっていたような「焚き火らしい焚き火」ではなくチョロ火になってしまうのが玉に瑕ですが、薪の消費量も少なくて済むので痛し痒しかな。
kyanは炎が揺らめいてるだけで楽しいので、十分許容範囲です(笑)
なによりコンパクトで手軽なので、焚き火の頻度が増えました。
壊れるか他に革新的な焚火台が現れまで、現役で使い続けると思います。
ちなみに類似品が多数出品されていますが、画像を見る限り構造はほぼ同じと思われます。
あとはサイズとスピット(串)の本数、デザインと価格で納得いくものを選べばよいでしょう。
(本家は高価ですが、高価なりにしっかりした造りでしたよ)
【結論】この手の焚火台をひとつ用意しとくと便利
コメント
こんばんは。
わたしは薪の燃えている部分を見るのが好きで
下から2枚目の写真のように薪を組んで全体を90°回して使っています。
ちょっと奥行きが出て具合が良くないときもありますが
赤くなった薪を見る楽しみには替えられず。
あと薪が滑って組みにくかったのは金網を敷いて対処しましたが
金網自体も滑ってしまって今ひとつでした。
金網が固定できたら良さそうです。
最近、おにぎり型の焚火台を入手しました。
デザインにオリジナリティがあって薄型軽量となかなかの出来です。
デザインを見て一目で気に入り、久しぶりに衝動買いしてしまいました(笑
amazonで下記を検索してみてください。
「ミニアウトドア 焚き火台 焚火台 コンパクト ミニ ソロ 軽量 取り外し可能 キャンプ 軽量 組み立て簡単 ステンレス製 高耐久性 収納バッグ付き」
いくつかの店から出ているのでどこかにオリジナルがあるようですが
見つけられませんでした。
ORIONさん、こんばんは♪
上の突起(スピットを置く部分)が鑑賞の邪魔で、同じように90度回転して使ったことがあります。
しかし、そうすると幅狭に見える炎がなんとなく不自然に感じて、それ以来やってません。
ロストルあるとさらに燃焼効率良くなりそうですが、コストも上がりそうですね。
おにぎり型の焚火台、はじめて知りました。
鑑賞メインでファイヤーディスクの廉価版と割り切ったら良さそうですね。
(広告画像記載の「リムーバブル軽量焼夷弾」という謎用語?が妙にツボに入ってしまいました😄)