こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、手持ちのファイヤースタンドやそのパチ焚火台に付属するメッシュシートの寿命を大幅にアップさせる100均アイテムをご紹介します。
100均で見つけた焚火台メッシュシートのパワーアップアイテムとは
イントロダクション
きっかけは焚き火台のレビューを掲載した際に、ORIONさんよりいただいたコメント。
廃材のステンレス板を敷いて太い薪を左右(と前後のときも)に置き その間で薪を焚くようになってからだいぶ消費量が抑えられるようになりました。
メッシュシートだと薪が燃えすぎるので、その対策としての切り口からいただいたコメントですが…。
読んで真っ先に思ったのは「これでメッシュシートの延命できるのでは!?」でした。
しかし、あいにく廃材を手に入れられるツテがありません。
そんな時に頼りになるのが100円ショップ。
「確かアレが売ってたな…」
と思い行ってみると案の定!、ちょうどよいのが売ってました(笑)
買ってみた
屯田のドンキに入ってるダイソーで購入したのは、ステンレストレー。
大小2サイズ、さらに浅型と深型の計4種類ありますが、本記事で利用したのは大サイズ深型(税込220円)。
サイズは44cm×34cm、重さ350gでした。
他のダイソーでも普通に見かけたので、多分どこででも買えると思います。
ちなみに比較用に小サイズも購入しました。
サイズが小さいので収納に便利な反面、これだと中心部しか保護できません。
「穴が開きやすい中央部のみカバーできればいいと割り切りで、可搬性重視」という場合はアリでしょう。
こちらのサイズは26cm×19cm、重さ127gでした。
大小を比較するとこんな感じです。
使ってみた
使い方
メッシュシートの上にステンレストレーを載せて、焚き火をするだけ。
誰でも間違えようがありません(笑)
大サイズのステンレストレーは焚火台とほぼ同じサイズで、メッシュシートのほぼ全域をカバーしてくれます。そして薪自体に重量があるため、トレーがメッシュシートの上で滑るようなことはありません。
燃やしてみた
普通に使えてます(笑)
メッシュシートのまま使用するより若干ですが火保ちがよくなった気がします。
使用後
トレーの上に灰がまとまっています。
メッシュシートは、トレーで覆われた部分は変色もせずノーダメージ。
交換前のメッシュシートが5回程度で小さな穴が開き始めたのとは大違いです。
一方、トレーからはみ出した灰や熾きがメッシュシートの周囲に多少散らばってますが、こちらも大きく劣化したような跡は見受けられませんでした。
メリット
メッシュシートがほぼ劣化しない
使用後にも記載しましたが、トレーで覆われた部分はノーダメージで、これなら長く使えそう。
わずか220円で980円のメッシュシートが保護できるなら、お財布もニンマリ(?!)
地面への遮熱力が大幅アップ!
ステンレストレーで遮熱されるためか、焚火台の下に手を入れても、ほのかに温かいくらい。
メッシュシートのみの時よりも遮熱力がアップしたため、その分だけ地面への影響が少なくなります。
購入前は想定していなかった副次的なメリットですが、焚き火の芝生へのダメージがクローズアップされやすい昨今の環境では大きなメリットです。
ちなみに、芝生を焦がさない焚き火の仕方は↓にて解説していますので、よろしければ参考にどうぞ。
灰の始末が楽チンに!
メッシュシートだと灰捨て場まで運ぶ間に隙間から灰が落ちていきますが、トレーを使えば手軽かつ着実に始末可能です。
kyanは一旦、消し炭缶に入れて処分しますが、メッシュシートの隙間から缶に入れる際にボロボロと落ちていくのがイヤな感じでした。トレイにしてからは灰や熾きを着実に片付けできるようになってニンマリです(笑)
片付ける際に手が汚れにくくなった
メッシュシートは巻いて収納しますが、軍手はいても手が灰まみれになるのがいつも気が重かったんです。
ステンレストレーを置くとメッシュシートそのものはキレイなままなので、手が汚れにくくなりました。
ある意味で、メッシュシートが劣化しないことよりも嬉しいかも(笑)
デメリット
ステンレストレー自体が嵩張る
持ち歩いている七輪収納用RV BOXにも入らないので、別途持ち運びが必要になります。
ステンレストレー(小)ならRV BOXに入るので、メッシュシート中心部さえ保護できればいい!と割り切ってコチラにするのもアリです。
ちなみに、kyanが愛用している七輪収納ケース(RV BOX)については↓コチラで詳しく紹介していますので、よろしければご覧ください。
Q&Aコーナー
トレーは何回くらい使えるの?
実際に何回使えたかは数年後をお待ちいただくとして…(笑)
購入から記事執筆時点まで8回、約32時間使用しましたが、トレー自体は熱でベコベコになったものの使用には差し支えない状態です。
手持ちのステンレス製焚火台が初使用から8年経過、約100回の使用で特に穴が開いてないことから、同程度は使用可能と思われます。
薪の消費量は変化した?
ガッツリ燃やしてたので、よくわかりませんでした。
理論上は下から流入する酸素量が減る分だけ燃焼速度が落ちるはずですが、目に見えて減ったか?と言われるとそういうこともなく。どちらかといえば、風の強さや薪の組み方の方が影響は大きいかな?という印象です。
収納はどうしてるの?
パチスタンドの筒状の収納袋には入らないので、別途収納が必要です。
kyanは芝生保護のためスノーピークのベースプレートを使用しているため、これとまとめて袋に入れ、車の底部に収納しています。
コメント
こんな簡単かつ安価にメッシュシートを延命し、さらにプラスアルファの価値も与えてくれるのなら、なんでもっと早くに気づかなかったんだろうと思いますね。
パチスタンド購入時からやっていれば…、もしくは替え網を買う前に気づいてれば、替え網を買わなくてもよかったのに。
わずか220円の追加投資でパチスタンドの軽量と嵩張らない特性を活かしつつ、従来の焚火台にあったメリットも享受できるステンレストレー上乗せは超オススメです。
本日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
おはようございます。
薪の消費量があまり変わらなかったのは残念でしたが、kyanさんにはメリットがあったようで何よりです。
私は本体と一緒に巻いて収納するために、薄めの長方形ステンレス板にドリルで穴を開け
強度を落としてみたのですが、板が歪んでうまく巻くことができませんでした。
金属加工ができるところでスリットを入れたら、熱変形の応力を逃がすことができるかもしれません。
気付いていなかったのが遮熱です。
この温度なら下にもう一枚、空気層を確保したシートを敷けば
長時間の焚火にもダメージが抑えられるかもしれませんね。
ORIONさん、こんにちは♪
コメントで気づきを頂きました。ありがとうございます!
>薪の消費量
トレー使用前後で同条件で厳密にチェックしたら変わっているのかもしれません。
仮に薪をセーブできてるとして、その分長く楽しんで、結局トータル消費量は変わってないというオチかも(^^;
>鉄板を巻いて収納
巻いて収納することを想定してませんでしたが、加工して対策できるなら販売できちゃうかもしれませんね。
今回紹介しましたステンレストレーでも使ってるうちに捻れてきました。
うまくいくかどうかは、厚みも鍵になりそうです。
>遮熱
効果あると思います。
(灰が落ちないだけでも随分違うかなと)
メッシュシートタイプの焚火台をお使いの方にはオススメです!
おはようございます。
>今回紹介しましたステンレストレーでも使ってるうちに捻れてきました。
>うまくいくかどうかは、厚みも鍵になりそうです。
トレーは必要強度を得るための厚みとともにフチが立っているので熱変形の力を逃がせないので歪むような気がします。
UNIFLAME ファイアグリルも四隅の立ち上がりが溶接されていず、ここで応力を逃がしているようです。
ピコグリルのスリットも空気供給とともに変形対策ではないかと推察します。
ご存じかもしれませんがステンレスにも種類があって、より錆びにくい物や加工しやすい柔らかいものなどあり
中には熱に強いものも弱いものもあります。
これで火皿作ってくれるとすぐ買いたいのですが。
再コメント失礼いたしました。
ORIONさん、こんばんは♪
>歪む
>トレーは必要強度を得るための厚みとともにフチが立っているので熱変形の力を逃がせない
なるほど。
確かに手持ちのパチスタンドも四隅が切れていましたが、歪み対策でしたか。
金属はド素人なので漠然とした知識しかありませんが、あとはコストとの兼ね合いでしょうか。
てっとり早く四隅をカットして使う手もありますが、ダイソーさんで耐熱ステンレストレーが出てくれたら嬉しいです(笑)