ゼロからはじめる薪ストライフ! 第1話■薪ストーブを購入してみた■

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪

9月30日、念願の薪ストーブを導入しました。
秋キャンプの度にいじくり倒したので、その模様と感想を何回かにわけて書いてみます。第1回は薪ストーブ購入までの模様をお送りします。

これまでの薪スト設営記はコチラ!
1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 最終話

(写真:初焚きの模様。自宅で組み立てた際は煙突が縦長すぎて散らかってる家の中が丸見えの構図になりました…w)

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薪ストーブを買うんだ!

薪ストーブで野遊びを!

「暖房器具&テント内で火いじりできる手段」としての薪ストーブ構想自体は5年以上前からありましたが、実現に至らなかったのはクルマの積載力。歴代のクルマ(Vitz→コルト)ではキャンプ道具と家族を乗せるだけでいっぱいいっぱいで、そのうえ薪ストーブ&薪を積む余裕はありませんでした(ルーフバーも検討しましたが、コストと取付/取外が面倒くさそうで…)。
そんな中で2019年にクルマを乗り換えたのでやっと実現しました。

どの薪ストーブを買う?

薪ストーブといっても近年のキャンプブームに伴って様々な商品が売り出されていて、どれを買ったらよいのか皆目見当もつきません。構想した頃は「ホームセンターで売られてる4千円位のタマゴ型ストーブに煙突を足してRVボックスに入れていけばいいだろう」と想像してましたが、今では専用の煙突を本体に収納できるコンパクトなモデルがいくつも販売されています。

では、どんな薪ストーブを選べばいいでしょうか?

購入条件は?

車載できる容積に収まること

ルーフバーを取り付けなくてもすべての人員とキャンプ道具を収容できることが大前提でした。

持ち運びに耐えられる重さであること

鋳物製は重すぎて運べないので避けました。

汎用品の煙突(106mm径)が使えること

小川キャンパルのちびストーブも検討しましたが、専用煙突は損傷した際に代替品が手に入らないとか、専用品だけに割高じゃないかと考えて購入に至りませんでした。
煙突に限らずkyanは規格品や汎用品に工業製品の価値と美しさを見出すタイプです(笑)

火いじりが楽しめること

単なる暖房器具じゃないので、窓がついているタイプにしようと思っていました。

増税前に決済できること

未知の物を導入するのは「ワクワクするより面倒くさい」性質。なんとなく後回しになり、実際に注文したのは9月に入ってからでした。ECサイトでは増税を控えた9月には売り切れの商品もいくつか出てたので焦って…という次第。

できれば一式揃った状態で買えること

薪ストーブ単体で購入しても、「他になにが必要なの?」「どこで売ってるの?」「どうやって取り付けるの?」とわからないことだらけ(わからない→面倒くさい)なので、最初は「とりあえずこれを買えば焚ける!」というパッケージで購入できる商品をメインで考えていました。

と、ここまでキャンプと本業に忙しくてあんまり検討できなかったので、何年も前からHPを眺めていた新保製作所さんのラインナップから検討。その結果、ミニ薪ストーブとマトリョーシカ煙突のセットに決めました(というか、それしか目に入っていなかったw)
具体的にはこちら↓(トップは笠になっているタイプです)

受注生産で注文から引き渡しまでに何度かメールでやり取りし、注文完了。あとは完成を心待ちにします!

ミニ薪ストーブを購入

決め手は「一式揃ってるのであれこれ悩むことがない」でした。
(テントへインストールするために後で多くの部材を追加購入することになりましたが…)
今思えば乱暴な決め方とも思いますが、百聞は一見に如かず。わからないことをあれこれ悩むより、実際に自分の手で好きなようにいじくり倒した方が早いかな…と。清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入しました(大げさ)。

せっかくなのでお話を伺うがてら増税直前に直接引き取ってきました。

新保製作所さんへ行ってきました

てっきり工場みたいな無骨なところで禁制品の取引みたくブツの受け渡しをする…なんて思っていましたが、工場の隣に店舗があって中は薪ストーブや関連部材がお洒落にディスプレイされていました。
火器の数々に、居るだけで大興奮です(笑)

薪ストーブが所狭しと並べられた店内。
ついつい時間を忘れて見とれてしまいました!

引き渡しの際にいくつか説明とアドバイスをいただきました。

・(業者としてはオススメしないけど)テントに入れるなら幕体が焦げるのを避けるため、最低30cmは離して設置するとよい
・煙突の縦横比は最低2:3。できれば1:2~1:3はほしい
・錆びたらこすり落として耐熱塗装スプレーをふきかける
・焚くのは薪2~3本でOK。木造30畳の部屋は10月ならこれで熱い位。11~3月ならもうちょっと足す位。
・寿命は冬場に毎日使う場合で2年程度、キャンプでたまに使う分には10年位は保つかも?
・幕体へ安全に設置する器具としてスターフィールド社のアタッチメントがあって紹介している(でも5諭吉程…)

あとは他のキャンパーさんの事例なども紹介していただき(新保製作所さんのHPにもユーザさんの薪スト設置画像が掲載されており事前に予習しましたが、細かいところをどうしてるか画像だけじゃ想像つきませんでした)、ざっくりとですが設置イメージを持つことができました。あとは、「わからないことがあればいつでもどうぞ」と頼もしいお言葉。

とりあえずは設置してみないことには何が追加で必要か、どのように運用したらよいかなどさっぱりわからないので、このあたりで会話を切り上げて(結構話し込んでしまいました…w)決済し帰宅。

初使用までにやったこと

自宅で一度組み立ててみる

大まかな規模感と組立/解体手順把握、足りない物の洗い出しをしました。


(写真左:購入時の一式 右:こんな感じでマトリョーシカされてました)
内容物は
・ストーブ本体
・脚長フォー(ストーブの脚を延長するプレート)
・ミニマトリョーシカ煙突
・ステンレス煙突径80 笠
・ステンレス煙突径106 エビ曲がり
・煙突支えガイドリング(小)

ここまでは購入時に一式揃っていました。組み立ててみて、幕体へインストールするにあたって足りないと思われるものが

・横方向への追加煙突
・横方向の追加煙突に被せる断熱材
・煙突を支えるためのロープ
・煙突を支えるための棒(パイルドライバーなど)
・煙突とパイルドライバーを固定するための針金
・幕体の内外で煙突を安全に通すための壁

の6点。このうちロープは既存品を、針金は自宅にあるものを使うとして、残りは新規で購入するなり自作する必要がありそうです。
あと脚長部材のネジをきっちりとめると手では戻せないことが判明。ラジオペンチも持参していきます。
(後日談:ラジオペンチなくても取り外しできるようになりました!)

足りないものを購入

テントへインストールすることが目標なので、最初から少しでも実戦に近い形で…と思い初焚きの道中にあったホーマックで煙突と断熱材を購入しました。

煙突は迷いましたがホンマ製作所の断熱タイプ。断熱材はMGマイティカバーを購入。薪ストーブでは使えないと書いてあるので自己責任ですが、売り場は薪ストーブコーナーでした(笑) 
ちなみに薪ストーブユーザー御用達?のセラカバーを購入しなかったのはホーマックで売っていなかったからです。

さて、導入までの経緯を一気呵成に書いてみました。
次回は早速焚いてみました!レポートをお送りします♪

次回へつづく

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