こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、ホームセンター「カインズホーム」のPB品オガ炭(竹材)をレビューします。
カインズホーム エコ成形竹炭のレビュー
来歴
2012年、カインズFC大曲店にて6kg入り498円で購入。
竹を原料としたオガ炭が珍しくて目を引きました。
これまでに計12回使用し、用途はBBQ(網)・ダッチオーブン(鍋)・暖房です。
使用したコンロ:初代七輪
スペック
原産国 | 中国産 |
製造者 | 不明 |
販売者 | 株式会社カインズ |
原材料 | 竹 |
JAN | 4936695650724 |
単価 | 83円/kg(税込) |
箱サイズ | 80サイズ (16cm×35cm×25.5cm) |
状態
形状:丸型
ほぼ均一サイズで、中心部に丸い穴が開いています。
外箱はビニルで包装(ラップ)されていました
炭粉が漏れ出す心配がなくて便利。
ちなみに、容量の割にコンパクトにまとまっている印象です。
ビニル袋で包まれており、整然と収納されています
炭粉が箱の外に漏れにくいので助かります。
容量
成形炭が約80片入っており、1個あたり60~80g程度でした。
箱の中に一列6~7片×3列×4段+αで隙間なく入っていました。
使用感
着火時間
15~20分
黒炭のような特性でしたが、まずまずでしょう。
オガ備長炭よりは楽なものの、マングローブ炭よりは熾しづらかったです。
kyanは「全体の7~8割が白い灰で覆われて、すぐ焼き物ができる状態」になるまでの時間を計測しています。(炭片の一部に着火するまでの時間ではありません)着火時間の目安は黒炭が10~20分、白炭が15~25分です。
着火時の臭い
火熾しの際に多少臭います(花火を燃やす時のような臭い)が、マングローブ炭程の悪臭ではありません。
スクリーンタープ内で継ぎ足し着火しましたが、kyan的には許容範囲です。
(とはいえ室内利用には向きません)
火保ち
1~1.5時間程度
kyanは、「熾きて焼き物ができるような状態になってから、焼き物ができない状態に火力が落ちるまで」の時間を計測しています。火保ちの目安は黒炭が1~1.5時間、白炭が1.5~2時間です(炭片の大きさによります)
火力
やや弱い
他の木炭と比べ灰量が多いため表面が灰化すると熱の放出がうまくいきません。
マメに灰を落とす必要があるので、ちょっと面倒です。
灰量
かなり多い
小さいコンロでは1回の使用で空気孔が塞がれてしまいました。
灰が多いオガ炭の中でも多い部類です。
灰の色合い
灰色(表面は茶褐色)
再利用
不可
熾きたオガ炭を持ち上げようとしただけで砂のように崩れました。
よいところ
計算できる
燃え方にバラつきが少ないため、火力や時間の「計算」ができて便利でした。
安い
キロ単価83円と、一般的なマングローブ炭(キロ100円程度)より安価です。
この単価ならマングローブ炭代わりに使ってもよいかもしれません。
サイズが整っている
火力の計算がしやすいため、ダッチオーブンの上火として使えました。
継ぎ足し着火しても悪臭が少ない
他のオガ炭と同様、マングローブ炭と比較して許容範囲。
(スクリーンタープの中で継ぎ足ししても我慢できます)
追加投入の際には便利です。
気になるところ
灰が多い
一般的に人工炭は天然炭と比較して灰は全般的に多めです…
が、この炭は特に多いように感じました。
具体的な数値でデータをとっていないこともあり、以下はあくまで感想です。
・どのくらい灰が多いか
①小さいコンロ・七輪では1回の使用で空気孔が塞がれるほどです。
②灰の始末を怠ると酸欠で火力が落ち、ひどいと立ち消えしてしまいます。
③頻繁に灰を落とす必要がありますが、灰と共に熾火部分もボロボロ崩れるのが難点。
感想
原材料が竹である物珍しさから購入したものの竹を想起させる要素がなく、炭マニア的には面白味のない炭でした。
単価がマングローブ炭以下と安いものの、灰量が多く火力も弱目のため使いにくいです。
「次はないな・・・」と思ってたら2013年度は店頭から消えてました。う~む。
【結論】敢えて買う必要なし
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