七輪について(手持ち品)

ブログ開設から早4ヶ月目。
その間、ブログの”主題”ともいえる七輪についてはあまり取り上げていませんでした。
そこで本日は、手持ちのラッパ型七輪について取り上げてみます。

(記事掲載日:2010/2/20 記事最終更新日:2015/5/21)

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来歴

2006年6月にビバホームで購入(1029円)、現用品(自宅用)です。
購入後、第一線を引退まで6シーズン使用し、利用回数は200回以上になります。
2012年6月までの木炭レビューは原則として本品を使って行っています。


(写真左:火熾し時のもの写真右:購入直後の綺麗な状態)

※本品はありふれたラッパ型七輪ですので、評価も七輪一般に対する評価になります。

サイズ

高さ25cm×幅28cm(内寸は目皿から網までの高さ14cm×幅17cm)
ホームセンターで売っている丸型七輪の大きい方です。

入る炭の量

普段はざっくり600g程度入れて使っています。
炭をケチると焼くのに時間がかかってダラダラBBQになること、途中で炭を継ぎ足す手間が増すためです(強火で存分に焼いた方がストレスなく、また短時間で済むので結果的に炭の総使用量は少ない傾向にありました)。

ちなみに嵩の大きいマングローブ炭やナラ炭だと、余分な隙間ができるためそこまで入りません。

よいところ

安い

外国製の練り物でよければ980円から買えます
安いということは手軽であり、始めるにあたってのハードルが低いことを意味します。
思い立ったらすぐにBBQできるのも魅力の一つです。

火熾しが楽 <火熾しの方法はコチラに別記しています!>

一般的なラッパ型七輪はその形状から煙突効果とよばれる上昇気流が起きやすくなっています。そのため、火熾しの際も効率的に空気を木炭に送ることができるため、鉄製コンロに較べて火熾ししやすくなっています。

熱効率が良い=使用する炭が少なくて済む

珪藻土自体が炭と同様に遠赤発するから金属コンロと較べて熱効率が高いこと。また焼き上げる面積が小さいということは、炭を入れておく容積も小さいということで、炭500gもあれば、たっぷり2時間は楽しめます
鉄製コンロが数kg単位で消化することと較べてコストパフォーマンスに優れています。そして使用量が少ない分だけ火熾しにかかる手間も小さいのも楽で使いやすくなっています。

火力調整しやすい

鉄製コンロと違って空気孔があるため、強火と弱火の使い分けが可能です。
肉や貝類を焼く時は空気孔を全開にして高火力で一気に焼き、逆にサツマイモのホイル包みは空気孔を閉じて、弱火でじわじわ加熱していきます。
ウチワを併用することで、さらに細かい温度調節も可能です。

メンテナンスが楽

鉄製コンロと違い「洗う」「拭く」といった作業が構造上難しいため、ありのままで保管することになります。言い換えればメンテできることがないため非常に楽です。

灰の始末が楽

構造上、空気孔を閉めればほとんど漏れ出さないため、鉄製コンロと異なり灰の始末はあまりしなくて済みます。kyanは概ね3~4回に1回取り出しています。

断熱性が高い

BBQコンロと異なり珪藻土部分に触れてもやけどするような熱さはありません。
(金具部分は熱を持ちます)

気になるところ

嵩張る、重い

構造上やむを得ませんが、珪藻土を練り固めた(または掘り出した)物のため、折りたたみできないし、どうしても一定の容積重量があります。

キャンプへ行く時はRV BOXに入れて運搬していますが、七輪ない時の方が荷物は少なくて済みます。小さい車に乗ってると、この差は結構大きいです。

割れやすい

運搬中は気を使います。
どんなに丁寧に使い続けても、ただの一度でもヒビ割れしてしまうと、修復がききません

当初はビニル袋に入れて別のキャンプ用品で四方を固めることで動かないようにしてましたが、路面の凹凸に反応するようで結構ヒビが入りました。現在ではRV BOXの中に緩衝材を入れて持ち運んでいます。

どちらともいえない

焼き面積が小さい

鉄製の四角いコンロと比べると、どうしても見劣りします。
感覚的には大人三人が限度ですねー。
貝類や野菜など面積をとる食材を焼くと他の物を焼けないので不便に感じます。したがって家族で焼肉やるような場合には、お子さんと親御さんで時間差をつけて食べるなど一工夫が必要かも。
中には焼き面積を拡大した七輪などもありますが、価格や可搬性(急激に重くなります)を考えるとあまり現実的じゃない気がしています。

kyanは、少々のことなら「上置き」を使い、木炭を多めに入れることで対応していますが、大人数でBBQする際には鉄製コンロを利用したり、バケツコンロを併用し、使い分けて対応しています。また、焼肉屋さんやイベントなどでは複数の七輪を用意してますから、七輪を複数個用意するのもアリかなと(保管場所の問題がありますが)。


(写真左:上置きを使って焼いた状態写真右:大人数の為バケツコンロと併用している状態)

壊れ具合

ボロボロですが、それでも普通に使えています。ローテクアイテムの素晴らしい点ですニコッ
七輪を使っていくとどのような部分が壊れたり劣化していくかをお知らせすることで、皆さんは要所に気をつけて末永く使ってもらえればと思います。

2006年10月に付属の目皿が割れる

以後、ごまかしつつ使用。


(写真:いつの間にか割れてました。だましだまし使ってましたが…最後はこんな状態に汗)

2007年8月にステンレス製の目皿に交換 (交換した際の記事はコチラ)

ビバホームで税込259円でした。
これでしばらく交換しなくていい、と当時は思いました(笑)

2007年8月よりひび割れが増加

キャンプの時に車で持ち運びしたためです。
(当初はビニル袋に包んで、他の荷物で囲んで固定していましたが、不十分でした)

2008年にはひび割れが拡大

七輪の大きさに合わせて収納ケースを購入し、車内で固定できるようにしました。


(写真:ケースに収納した状態。隙間なく物を入れて固定することである程度改善しました)

2008年には空気孔の開閉がしづらくなりました

隙間に灰がつまり、固まるためと思われます。爪楊枝などで適宜メンテしていますが、それでも徐々に開閉しづらくなっていきました。


(写真:ボロボロの空気孔。既に手では開きません汗)

20909年5月、ついにヒビが内部に到達

接合用のバンドで首の皮一枚でかろうじてつながっているような状態です。


(写真:いずれもヒビが入ってる状態。一度ヒビが入ると修復は不可能です)

2009年6月に目皿を鋳鉄製に交換 (交換した際の記事はコチラ)

ジョイフルAKで350円でした。
良かったのに、数年で姿を消してしまって残念(取り寄せもできませんでした)

2009年12月に針金で補強

2012年6月、ヒビが深化して可搬性を失う

一線を退き、以後は2代目七輪が頑張っていますびっくり

2015年4月、ヒビが貫通して完全に真っ二つになる

使い物にならなくなってしまいました。
思い入れのある品ですので、ない知恵を絞りましたね(笑)
七輪が割れてしまった!
【検討】七輪の補修を検討する

2015年5月、針金とフラワースタンドで補強

再び使えるようになり、現在は自宅で利用中です。
【実験】七輪を補修してみた
【検証】補修した七輪を使用しました

感想

現在のkyanを作り上げた一品です。本品と共に成長してきました。

同じものを何年も使い続けることで扱いが体に馴染んでいること、また木炭相互の相違がわかりやすいというメリットがあります。

ローテクなアイテムなので災害時にも強く、木炭が無くても散らばってる木材で効率的に煮炊きできるという点も魅力的です。

ヒビ割れが内部まで達しているため、火が入った状態での持ち運びには適さなくなっています。
しかし強い愛着がありますので、使える限り5年でも10年でも朽ち果てるまで使い続けるつもりです。たとえ買うとしても、同じ物を買おうかなと。2個あれば異なる木炭の比較実験できるのが魅力です(笑)

ところで、kyanが持っている七輪は、外国産のありふれた安物です。国産の切り出し七輪など高級品もあります。そちらの方が軽いとかメリットも盛りだくさんですが、「たとえ良い物でも今の七輪4~8個買えちゃうしなぁ…」と考えると、なかなか手が出なかったりします。(もしかしたら買っみると良かったと思えるかもしれません。まるでソリステのように)

結論

一家に一台、マストアイテム!

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コメント

  1. gyuchan86 より:

    (´・ω・`)ん?
    七輪って~炭に火を点けやすいの!?
    使った事ないからな~!!
    σ(`・ω・´)オラが持ってるのって~・・・
    SPの焚き火台くらいだしな~!!
    σ(―ω―o)ンー・・・
    日本製の高いヤツって~・・・
    耐久性とかって~ど~なのかな!?

  2. kyan kyan より:

    gyuchan86さん、こんにちは!
    鉄製のコンロより付けやすいですよ~
    セットして着火剤に点火すると、あとは待ってるだけで勝手に着火します♪
    もっとも、これはラッパ型の七輪の話で、底の浅い角形や焼肉用の面積が広い物
    だとどうなるかわかりません(多分コンロとそれほど変わらないと思います)

    国産の切り出し七輪…一度は使ってみたいな~と思う「憧れの一品」ですが、実
    際どうなんでしょうね~。製造元や著名な販売サイトの説明を見てみますと、ウ
    リは「軽い」事と「熱の伝わりが均一」という点みたいですが…耐久性について
    は、以下のサイトでこのような言及(売り文句)がありました。

    >一般的な『練り物』と呼ばれる物より高価ですが、
    >耐久性や性能を考えると断然『切出し』です!
    ttp://inearth.web.fc2.com/

    ただ、具体的なデータがある訳でもないので、本当のところは不明です(^^;
    個人的には素材が同じで一種の陶器である以上、性質は共通(=衝撃には弱く、
    一度ヒビが入ったら修復不能)じゃないかと想像しています。

    この上は、切り出し七輪をお持ちの方の体験談が書き込まれるのを楽しみ
    にしてます<他力本願(^^ゞ

  3. J より:

    ひびが貫通するまで使い切るとは素晴らしいですね。
    うちもホームセンターで買ったものを愛用しております。
    月2回ぐらいのペースで3年が経過して良い感じに味が出てきました。

    すっかり七輪の魅力にはまりました。使い物にならないくらい愛用していきたいと思います。

  4. kyan kyan より:

    J さん、はじめまして♪

    七輪をご愛用とのことで、お話を伺うだけでkyanも嬉しくなります(^^)
    使い続けると焦げやらヒビやらでイイ感じの風合いになりますよね。
    長く使い続けると一種の風格すらあります。

    使い物にならないくらい愛用されれば、七輪にとっても本望ですね。

    気になる記事などありましたら遠慮なくコメントいただけましたら…
    今後ともよろしくお願いします(^^)/