龍之介炭 MIX(ベトナム産)

本日はジョイフルAKで購入した龍之介炭 (オガ炭と木炭のミックス、ベトナム産)をレビューします。


(写真:外箱)

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来歴

2017年初春にジョイフルAK屯田店にて購入、702円(税込)。
2017年5月の熊石アワビキャンプ~7月のニニウキャンプまで計7回、約2.5kg、13時間程度使用しました。


(写真:上面に注意書きがある珍しいタイプでした)

特徴

・原産国:ベトナム


(写真左:原産国表示と売り文句。 写真右:中に入っている木炭の説明)

・単価:234円/kg
・ビニル袋に包まれて木炭、オガ炭が均一に混ざって入っています。


(写真:ビニル袋に包まれ、木炭とオガ炭が均されています)

・木炭とオガ炭の比率は1:1でした。
(内訳:木炭1453g+オガ炭1454g)


(写真:炭をセットした状態)

形状

木炭部分

・不揃い
・大きい破片は七輪にはやや大きい。大きなコンロには小さい
・原木は龍眼木


(写真:龍眼木だから商品名は龍之介?!)

オガ備長炭部分

・不揃い
・元は四角だが角が取れていたり割れが目立つ。A級品のカットで出た端材のよう
・オガ備長炭の中でも柔らか目
 製造技術によるのか、はたまた原木のせいか。
 はたまた着火しやすさを重点に置いたコンセプト故かは不明です。
・原木不明
「建築資材等を成型する際に発生する『端材』や『木屑』を集め圧縮して炭化させた」と箱に記載。


(写真:オガ備長炭。形が崩れて小さ目の2級品相当です)

使ってみての感想

着火時間

一から熾した計6回の平均は21分。最短16分、最長25分でした。
なお継ぎ足し着火は10分で利用可能になりました(1回のみ)


(写真:キンキンに熾きてすぐ調理できる状態)

火保ち

1~1.5時間位で継ぎ足して使っていたので、1.5時間位と考えればよさそうです。
なお木炭部分は実用1時間程度。2時間経過後には跡形もなくなっていました。
オガ備長炭部分は実用1.5時間程度 灰をかぶっていたら残るだけなら3時間位は残っていました。


(写真:2時間程度利用した跡。かなり小さくなりました)

灰の色、量

木炭部分は白色でごく少量、オガ備長炭部分は灰色で形のまま残ります(オガ炭としては普通量です)


(写真:オガ備長炭はほぼそのままの形で灰になります)

よいところ

商品コンセプトがよい

着火しやすい木炭と火保ちよいオガ備長炭を組み合わせるミックス炭のコンセプトは「おがモッくん」以来ですが、kyanはこういうアイディア商品が大好きです。
バラバラに買う必要もなく、かつ最初から混ざっているため、手軽に熾せるのは便利です。

気になるところ

実容量がパッケージ表記量より明らかに少ない

kyanが計測すると合計2907gしか入っていませんでした。


(写真:オガ備長炭、木炭の重量。梱包材の重量は予め除去しています)

木炭は湿気を吸って離さない性質があるため、製炭して詰め込む際にきちんと3kg入れてれば実際は3.1kgなど多めになるものです。
つまり、吸湿しても3kgに満たない=商品詰め込み時はさらに少なかった、と考えられます。
kyanは他の木炭も使用前に可能な限り計測してますが、表記量より内容量が少ないパッケージはあまり見かけませんね。
パッケージ表記は「約」3kgと記載されているため虚偽ではないでしょうが、こういうところから品質管理や製造業者の姿勢が推し量れます。

どちらでもないところ

火保ちがあまりよくない

着火しやすさとトレードオフなので「どちらでもない」としましたが、形状が小さいことと火力の強い木炭とセットで使っていることを考慮してもオガ備長炭にしては短め。
これなら「オガ備長炭」と「木炭」を別々に購入した方が満足度が高いかな?と思いました。


(写真:オガ備長炭。全般に短い炭が多くBBQコンロでは使いにくいかな~)

炭の品質がイマイチ

普通にBBQする分には問題ないと思いますが…
コンセプト上(火熾ししやすい・使いやすいよう)敢えてこういう炭をチョイスしている可能性を考慮して「どちらでもない」としましたが、オガ備長炭は消し炭と見まごうような二級品。通常だと調湿炭や埋炭用途の大きさで、燃料用としては大幅なディスカウントをしないと売れないレベルです。炭の美しさに魅せられてこの世界に関心を持ったkyanにとっては残念な物でした。


(写真:オガ備長炭。他製品から出たクズ炭を有効活用という印象です)

感想

両方の特性を活かせるアイディア商品。
「木炭の火保ちには不満があるけどオガ炭は着火しづらく自信ない」という初級者にうってつけ。オガ備長炭の中でも柔らかめの炭なので「着火しない!」という苦労は少ないでしょう。

一方、定期的にキャンプやBBQする方なら「木炭」と「オガ炭」を別個に購入した方が安上がりで両者の比率も融通がきくでしょう。
例)木炭3kg420円+オガ備長炭10kg1800円→1.5kgだとそれぞれ210円+270円=480円(表記は全て税込)
kyanはレビュー目的もあり、通常バラバラに購入し現地でミックスしています。

本品は表記・実際量共にオガ備長炭1:木炭1の割合で入っています。以前レビューしたハイブリッド炭は表記は2:1、しかし実質量は1:1でした。本品は白炭焼きのオガ備長炭ですが後者は黒炭焼きの柔らかいオガ炭を使用するなどの違いがあり、配合バランスの差とあわせて興味深かったです。
ちなみに火保ち重視で硬質な炭を好むkyanは、オガ備長炭5~6:マングローブ炭2の割合で使用しています
割り箸や消し炭など他のたきつけの存在や着火性を考慮しつつ火保ち重視のコンセプトで、数百回の試行錯誤を経て自然に決まりました。関心ある方はお試しあれ(笑)

今回レビューした3kg箱は細かい炭が多いため七輪で使うにはちょうどよいですが、大きなBBQコンロや焚火台を使う際は6kg箱のラインナップを選ぶとよいでしょう(6kg入ってるかわかりませんが)。

なお木炭そのものの評価ではありませんが、内容量が表記より少ない点はずーっと引っかかっています。たまたまkyanがハズレを引いただけかもしれまんが、「どうせわからないから多少割り引いても大丈夫」と業者にタカを括られているようでモヤモヤが残っています。

木炭はパッケージの中身を確認して買うことが難しい商品なので記載を信頼するしかない面があります。「約」なんて曖昧な表現でごまかさず、少なくとも表記量以上の木炭を入れてほしいです。

結論

BBQ初心者には手軽な一品

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