こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
今回は、夏用のメインテント・ケシュア 2 SECONDS AIRのファスナーが壊れてしまった話を書いていきます。
ケシュア 2 SECONDS AIRのファスナーが壊れてしまった話
状況
2018年頃からファスナーが徐々に噛むようになり、2019年には力を加えると外れそうな勢いでした。
だましだまし使ってたけど9月の道東遠征の際、ついにレールの片側が外れてしまいました。
ツレが「レール外れなら直せるよ」というのでお願いしたところ、何をどうしたかスライダーを一撃で破壊(涙)
もうkyanではにっちもさっちもいかなくなりました・・・。
症状
・開口部ファスナーのレール外れ
・スライダー(手で引っ張る部分)外れ
あちこち問い合わせてみた
購入元に問い合わせ
ナチュラムで購入したので問い合わせしてみると、素っけない対応でした。
ご依頼の件について、Quechuaの修理に関しては
以下メーカーのお問い合わせフォームよりご依頼いただけますでしょうか。
ケシュアがAppleのように代理店を通さないスタイルなのか、はたまた修理依頼当時、ナチュラムではケシュア商品を取り扱っていなかったので(2021年2月時点では復活しています)、その関係かもしれません。
いずれにせよ、問題解決には役立ちませんでした。
メーカー(というか現在のサポート元)に問い合わせ
ナチュラムから紹介を受けたメーカー(というか現在のサポート元)であるデカトロンにメールしてみると、
現在2 SECONDS AIR IIIの取扱いが終了しており、修理用部品の取扱い及び修理体制がございません。
とのこと。
購入したのが6年前(2013年夏)なので仕方ない面もありますが、基本的に売り切りか、(Apple製品のように)修理といいつつ交換対応(これで修理対応のコストを削減する)といった印象を受けました。
地元のアウトドアショップに問い合わせ
縫製部門のある地元のアウトドアショップにて、診ていただきました。
・まず、ケシュアのメーカーと取引がないためメーカー修理受けはできない。
まあ、それはそうですよね。その上で、
・ファスナーの付け替えだけなら部品代実費+工賃で受けられるが、本品はレール交換が必要
・レール交換にはミシンを使うが、その構造上フレームを抜いて作業を行う必要がある。
しかしポップアップテントの構造上、一度フレームを抜いたら(ショップレベルでは)元に戻せなくなる可能性が高い・壊れてもよいという前提の元に修理を受けたとしても、(ここまでオーダーメイド対応になると)工賃を含めて数万円単位になる
素人のkyanが想像してたより面倒そうです。
ちなみにこんな提案も。
・ファスナーは諦めてマジックテープを縫い付けて留める方法なら多分可能。
工賃含めても数千円単位でできると思われる。
とのことでしたが、(買い替えを含めて)ツレとも相談するため一旦保留としました。
結論
2~3秒で自立し10分後には寝られる貴重な前泊テントなので、当面は使用時にはクリップでとめて耐えしのぎました。
その後オフシーズンの間にツレと話し合いました。
ツレやワンコと沢山の思い出を作ってきたテントなので思い入れが強いものの、他にも撥水効果の低下や生地の汚損もあって、たとえ修理できてもこの先厳しいだろうなと・・・。
リペアレポと銘打ちつつ修理できていませんが、縫製の技術や道具がないkyanには手も足も出ません。
結局、減価償却済みの経済的全損として翌シーズンに新しいケシュアを購入することに。
実際に買ったのは下のモデルですが、今の所なかなかイイ感じです?
修理できず残念でしたが、今後は白ケシュアと付き合っていきます!
コメント
このSECONDS AIRはまだ所有されていますか?
「症状・開口部ファスナーのレール外れ」の写真くらいなら修理は可能かもしれません。
スライダーが渋くなったり噛むようになってきたら
スライダー潤滑剤やシリコンを吹き付けると
ファスナーコマへのストレスが低減され壊れにくくなります。
また摺動音も低減されます。
摺動音は幕体のテンションが高いテントはファスナーへのテンションも高いことが多く
開閉音も大きくなりますが
潤滑が効いていると静かになると思いますよ。
私は購入時と数年に一度、予備メンテナンスをしています。
※ちなみにシリコンスプレーだとスライダータブや手が滑りやすくなるので
私はパラフィンワックスを塗っています。
ORIONさん、おはようございます。
修復を試みた際にペンチを使用した結果、ファスナーが開いて完全にはずれてしまったので、適合するファスナーを探すところからはじめないとならないかも。
そしてレールも一部変形(歪み)しているのでレールの取替が必要と考えています。
ファスナーを修復しているページをいくつか見ましたが、縫製の技術が皆無のkyanには、手も足も出ない領域でした…。
>スライダーのメンテナンス
とても参考になりました。
潤滑剤を入手して、キャンプへ行った際に順次メンテンスしていこうと思います。
>幕体のテンションが高いテントはファスナーへのテンションも高いことが多く
SECOND AIRはまさにコレでした。
当時はあまり気にせずガシガシ引っ張ってたのもよくなかったと今更後悔です。
そうでしたか。
写真のように生地から駒がつながった状態のレールが外れただけなら
細めの釣り糸で駒の間と生地とらせん状に縫い付けていくだけでイケるかと思いましたが
(縫製も駒と駒の間なので簡単なのです)
レールの変形はやっかいそうですね。
レール部分を外して残った生地に新しいファスナーを縫い付けてしまうとか?
現物を見ていないのにあれこれ口を出してすみません。
修理は数軒ことわられたとのことですが、新潟のきたじょう工房は問合せされましたでしょうか?
ここはMOSS幕のメンテナンスで有名なのですが
他で断られたものも相談にのってくれて料金も良心的です。
私も数年前から利用していて、作業は職人気質のオーナーひとりだけなので安心です。
もしまだ復活を検討されるならファスナー部分の写真をメールで送って相談されてもいいかもしれません。
再コメント失礼いたしました。
ORIONさん、こんにちわ。
>レール部分を外して残った生地に新しいファスナーを縫い付けてしまうとか?
文中の、アウトドアショップの縫製担当の方はこの方法を想定していました。
(そして、ミシンを使うためにフレームを外すと元に戻せないため修理は難しいとも)
>新潟のきたじょう工房は問合せされましたでしょうか?
教えてくださってありがとうございます。
私がHPを見たときは「依頼殺到につき受付停止中」でしたが、いま見たら2月から再開していました。
倉庫の一番奥にあるので、時期を見て撮影後にご相談となりそうですが、上記事情より手縫いが想定されることから、依頼を受けてもらえるかどうかの他、(可能として)修理費次第かなあ…。
思い入れが強いので動態保存しておきたいですが…。
もしきたじょう工房へ問合せされるなら私の名前を出せば料金をいいようにしてくれると思います。
下にメールアドレス入れますのでよろしければ問い合わせるときにご連絡ください。
ORIONさん、こんばんは。
(メールアドレスは控えた上で、コメント欄からは削除しました)
ありがとうございます。
ツレとも相談して、倉庫の奥まで到達できるようになったら改めて検討します!