こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、山善のPBブランド・Campers Collection 厳選小丸炭をレビューします!
Campers Collection 厳選小丸炭のレビュー
来歴
2006年12月、ジャスコ(現イオン)札幌桑園店にて季節商品の見切品として200円(税込)で6箱購入。
2007年6月より利用開始し、記事執筆時点までに20回程度、約4kg使用しました。
スペック
原産国 | マレーシア産?(パッケージ記載なし。事業者名より推測) |
製造者 | Malaysian Mokutan & Trading Sdn Bhd ※(JANコードより検索) |
販売者 | 株式会社山善 |
原材料 | 不明(おそらくマングローブ) |
JAN | 9556947001064 |
単価 | 67円/kg(税込) |
箱サイズ | 80サイズ |
状態
炭はビニル袋に綺麗に詰められています
炭粉が箱の外に漏れにくいので助かります。
炭の形状:小丸
長さ10~25cm、太さ2~3cm程度の木を炭化しています。
マングローブ炭(木炭)にしては珍しい小丸で揃えているため、七輪や比較的小さいコンロで使いやすい炭です。
一方、大型コンロで使うには小さすぎて不向きなので、割炭を選んだほうがよいでしょう。
叩いた時の音
コンコンと木琴を叩いたような音がします
販路
昔はAEONで見かけましたが、パッケージが変わったのか最近は見かけなくなりました。
現在のパッケージは通販やホームセンターでも見かけます。
使用感
キャンパーズコレクション厳選木炭を使用して食材を焼いてみました
着火性能
10回の平均値が18分6秒。最短15分・最長24分でした。
他のマングローブ炭(木炭)と比較しても上々な成績ですが、七輪に入れるため割って小さくなったことも影響していると思われます。
kyanは「全体の7~8割が白い灰で覆われて、すぐ焼き物ができる状態」になるまでの時間を計測しています。(炭片の一部に着火するまでの時間ではありません)着火時間の目安は黒炭が10~20分、白炭が15~25分です。
着火時臭
火熾し時に酸っぱい匂いがします。
野外では気になるほどではありませんが、室内で熾すと匂いが充満して大変なことになります。
匂いは完全に熾きれば軽減されますが、その頃にはほぼ燃え尽きているのが難点。
BBQ中に継ぎ足すと匂いが立ち込めるため、利用中の継ぎ足し着火はオススメしません。
火保ち
よくありませんでした。
消えてなくなるまでだと1.5時間程度保ちますが、実用的な火力を維持できるのは1時間程。
細かい炭は1時間たたないうちに燃え尽き、灰になっていました。
本炭は割炭と比較して体積の小さいこと、熾きると炎を上げて燃え続け、炎が消える頃には炭も力尽きるため、火保ちは悪いです。
継ぎ足しは45分~1時間おきに行うとよいでしょう。
kyanは、「熾きて焼き物ができるような状態になってから、焼き物ができない状態に火力が落ちるまで」の時間を計測しています。火保ちの目安は黒炭が1~1.5時間、白炭が1.5~2時間です(炭片の大きさによります)
火力
熾きれば炎が上がるくらい高火力で、ある時には熾きた直後で約700℃ありました。
そのため赤外線で加熱する網焼き(BBQ)には適しません。鉄板や鍋で利用するとよいでしょう。
kyanはオガ備長炭に着火するための焚付として利用していました。
灰量
未計測(いつもオガ備長炭と併用しているため)
灰の色
白いです。
消し炭としての再利用
不可(熾きた状態で拾うとボロボロと崩れるため実用にならず)
よいところ
七輪で使いやすい小丸形状
割炭(切炭)が多くを占めるマングローブ炭(木炭)の中では、珍しい小丸形状。
丸い七輪でも投入しやすく、割る際も炭同士を叩きつけるとすんなり割れてくれるため、扱いやすかったです。
七輪に入るマングローブ炭(木炭)ってなかなかないので貴重でした。
気になるところ
炎が上がって使いにくい
加熱しすぎか、はたまた炭化が不十分かはわかりませんが。
熾きた後はいつまでも炎が立ち続けて焼き物には適さず、炎が落ち着いた頃には炭はほとんどなくなっている…という悪循環が何度もありました。
焚付として利用する分には利点(むしろ歓迎)ですが、網焼き(BBQ)時に主力として使うのには適さない印象です。
パッケージ記載には「料理をおいしくする、木炭ならでの味わい」とありますが、これだと表面は焦げて内部が生焼けしちゃいます…
火保ちが悪い
小丸という形状と七輪で使うため割っていることを考慮しても、1時間程度しか保たないのはイマイチ。
こんな方へオススメ
七輪で使いたい人
オガ備長炭を使う際の焚付に困ってたり、鉄板やダッチオーブンの下火として利用するのに向いています。
焚付を探してたり鉄板料理をする人
オガ備長炭に着火する際の焚付、食材に直接触れない調理方法(鍋・鉄板・ダッチオーブンなど)に向いています。
感想
購入当時の店舗名称はJUSCO(ジャスコ)だったため、個人的にはもっぱら「ジャスコ炭」と呼んでいます。
(今だとイオンPB木炭とごっちゃになりそう…)
かなり前に購入したため、てっきりレビューを終えていると思い込んでいましたが、在庫処分(計測抜きに使用)しようとしてレビューしていないことに気づきました(あぶないあぶない…)。
多くのマングローブ炭(木炭)と異なり七輪で扱いやすい形状のため期待していましたが、炎が上がり続けるのは網焼き(BBQ)で使用することが多いkyanにとって具合が悪く、以後はオガ備長炭への焚付やダッチオーブンの下火として使用しました。
そもそも木炭に興味を持った2006年頃はまだ海外炭の品質にバラつきが大きかった時代で、個性豊かなメンバー(木炭)が揃っていました。しかも、買って使わないとその個性がわからないという…ロシアンルーレットな時代を思い出して懐かしくなりました(笑)
用途を選ぶので一般にはオススメしにくいですが、kyanが使う分にはあまり悪印象はありませんでした。
【評価】用途を選ぶ尖ったマングローブ炭
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