【オトナの自由研究】灰を二次利用すべく篩ってみた

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪

前回は灰篩いの方法や必要な道具について書きましたので、本日は実際に灰を篩った時の模様を書いてみます。

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実際に灰篩いをしてみた時の模様です

灰篩いは過去少なくとも4回実施しました(2011年6月、2014年5月、2015年7月、2020年10月)。

所要時間は1回につき2~5時間程(灰の量と作業効率による)で、これまで2Lペットボトル換算で20本程「精製」しました。

最初はみようみまねで非効率でしたが、回を追うごとに効率化されていきました。

今回お送りするのは2015年7月に実施した第3回目の模様で、1年2ヶ月分の灰を篩ってみました。

一式を準備・展開する

灰はオガ炭10kgの箱と携帯ショップの紙袋いっぱいを、漏れ出さないようにビニル袋に詰めて持参。
七輪で炭火BBQを行う際に出る灰は薪炭重量の2~5%程度とほんの僅かで、たとえば1回につき20~100g位といったところ。薪ストーブで薪1.3束を燃やして出た灰は82gでした。しかし「ちりも積もれば…」の格言通り、まとまると結構な量になりました。

ふるいにかける前の灰。消し炭や燃えカスが含まれています

あとは軍手、篩い、漏斗、ペットボトルでしょうか。椅子があると中腰姿勢で続けるより幾分か楽になります。

軍手、ふるい、ろうと。この時はオイルポット付属のネットを使ってふるいました。

これらを一箇所にまとめ、灰の袋は口を解き、ペットボトルはキャップを外し、手洗い石鹸などもすぐ使える場所に配置しました。

灰ふるい現場
冷えた灰はビニル袋にいれて一時保管していました。

ひたすら無心に篩いつづける

篩う→詰める→篩う→詰める…の繰り返し

こんな景色を眺めながら作業してました

集中する余り、周囲が目に入らなくなり音が聴こえなくなります(笑)

手が汚くてスマホを見ることもできないので、やれることは「考えること」。こういう時は脳裏で色んなことが思い浮かんで、思索にふけるにはちょうどよい時間です(後から振り返ると、概ねどうでもいい話ばかりなんですが、お約束ですね・笑)

ふるいにかけて純粋な灰と燃えカス(消し炭)を分別しました

そうして5時間半ほどかけた結果がこちら。

パウダー状の灰が2Lペットボトル換算で5.5本分。荒めの灰や燃えかすが同1本分、たきつけ用の消し炭がコンビニ袋1つ分になりました。
このうち目皿から剥がれ落ちた金属や魚の骨(少々燃やした位じゃ灰化しません)を除去し、消し炭や燃えかすは次回のたきつけとして活用します。

ふるいにかけたあとの消し炭。たきつけとして再利用します!

ペットボトルに詰める

漏斗を使ってペットボトルに流し込んでいきます。ちなみに当初は紙を巻いてペットボトルに流し込んでいましたが、やりづらかったですね(笑)

灰はフワフワなので、そのまま入れただけだとペットボトル内はスカスカです。押し込むかキャップして振って灰を圧縮して詰めていくとたくさん入ります。

ふるいにかけてろうとからペットボトルに注入中。直接やると両手が疲れます(笑)

ちなみに日常生活で薪ストーブを使っている方だと膨大な量の灰をペットボトルにチマチマ詰めていくのは非現実的。この場合はペール缶などを用意するとよいでしょう。

ふるって出た消し炭や粉炭はたきつけとして使用しました

灰でふるった後に出てきた消し炭や粉炭を七輪の底に敷き、その上に着火剤を置いて火熾ししました。

七輪の底に、篩って残った消し炭を薄く敷いてみました

結果は成功!
消し炭や粉炭はきちんと燃えて灰になり、エネルギーとして無駄なく活用できました。

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コメント

灰ふるいは手間かかる&汚れる&疲れるの「3K」作業で、貯めすぎると量の多さにやる気が起きなくなります。
翌日は腕が筋肉痛になり腰が硬かったです。
でも、灰をふるってる間は何も考えず無心にひたすら作業するのは楽しいもんです(笑)

あとは灰を実際に利用してみたいところ。何から手をつけようかな?

(2021.1.3追記)
2020年秋、5年ぶりに灰ふるいをしました。
その時の模様はコチラ↓

【自由研究】5シーズン分の灰をふるってみた
5年ぶりに灰をふるった時の模様と気づきを書いてみました♪

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