道南キャンプ①(9/21)

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9月21~23日までの2泊3日で、熊石青少年旅行村までキャンプ&道南をドライブしてきました。今回はその記録です。

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インプレッション

当初はシルバーウィークをフルに活用して4泊5日の予定…でしたが、同行者との都合上、2泊3日に短縮して再構築。一時は近場でのんびりすることも考えましたが、総合的に勘案して当初の予定通り道南へ。とはいえ、いつものキャンプ場まで移動すると、到着が日没になってしまうため、今回は熊石青少年旅行村に行ってみました。
で、当日。

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9月21日(月) 忘れ物の多い一日

札幌→新千歳空港→長万部→熊石

《熊石青少年旅行村 泊》

起床~準備~移動開始

11時頃に起床。荷物は事前に運び入れているため、もっぱら細かいものの移動を。12時半出発。いつもの肉屋へ向かうものの、祝日は休みらしい。残念だがそのまま進む…つもりが、ここでデジカメを忘れたことに気付いたため、自宅に引き返す。改めて家を出たときには12時50分を回っていました。

新千歳空港にてrodoさんをピックアップし、出たのは14:15過ぎ。千歳ICから一路八雲ICへ。道中はTVで報じられている本州の混雑ぶりが別世界の如く快適。時速通りに目的地までの距離が縮んでいく。予定通り進んでいるのに気をよくして長万部ICで下車。ETC休日割引は上限が1000円だから、終点八雲まで行っても料金は変わりませんが、それには訳があります。一つは長万部で評判のホルモンを入手して焼くこと。もう一つは「萌えプリン」で一躍有名となった青華堂の本拠地が長万部であったので、何かお菓子でも買っていこうという魂胆です(笑)

サンミート木村

ホルモンが評判の肉屋さんで、以前から機会を伺っていました。
店内はこじんまりとしていますが、冷蔵ケースの中はどれも美味しそうな食材で輝いています。とはいえ内臓系は足が速く、今回は参加者が二人と少数であるため多くは買えません。しばらく悩んだ末、味噌ホルモン(量り売り)と塩ホルモン(パック)を購入してきました。

青華堂

今回の目当てはコチラ (※記事と旅行の日時は前後します)
流行モノ、しかも北海道発となればとりあえず押さえておこうというミーハー心全開な動機ですニコッ

国道5号線沿い、長万部の街から外れた八雲寄りにあります。「見つからなかったら先へ進もう」位の気持ちだったのですが、ナビの電話番号検索かけると国道5号線沿いにあったので行ってみました。パッと見、普通の工場といった出で立ちのため一瞬怯みましたが、「ダメならいいや」の精神で突撃(笑)

すると入れ替わりでバイクが国道に出てくる。ライダーっぽかったが、先客でしょうか?おそるおそる車を入れてみて、停車。外に出てみた入口には…あ~、これなら歓迎してくれそうです(笑)

中に入ると、まるで巡礼者が来ることを予想していたかのようなディスプレイ(笑)
オバちゃんが愛想よく話しかけてくれたため、「札幌からプリン買いに来ました~」と述べると、嬉しそうに色々と商品説明してくれました。当初はそれほど買う気なかったのですが、結局コチラをゲット(しかもマウスパッド付)。光学式マウス全盛の時代にパッド使うかな~(いや、保存用?)といったツッコミはおいといて。生チョコ雪モチを試食させてくれたり、非売品グッズをおまけにつけてくれたり、何かと良くしてくれました(笑)

ちなみに、巡礼者は「あなたたちで二組目ね」とのこと。先程のライダーさんがお初だったようです(後日談:そのライダーさんは知り合いのお知り合いだったという話が…世間は狭いですね汗)。

後日食べてみましたがミルクと卵の濃厚なカスタードの味わいが美味しかったです。ただ、そのままストレートに食べても美味しいのですが、味が濃いのでHPで紹介されているように、パンにつけて食べるとピッタリでしたニコニコ


(写真左:なんともカラフルです 写真右:甘味が強くそのまま食べると濃厚です)

ここからは国道5号線→227号線と経由して一路本日のキャンプ地へ移動。道中、「道の駅スタンプラリーブック」を忘れてきたことに気づくが、既に遅し。今更取りに引き返す訳にもいかない。実のところ、このスタンプ捺印も今回の目的の一つだったため大きく落胆しましたが、同行者に悪いのでそれはそれと心に踏ん切りをつけて運転続行。他には何事も無く、到着は17:56でした。

熊石青少年旅行村

管理棟はまだ開いていた。
というのも、「キャンピングガイド2009」によると「管理人駐在は17時まで、チェックインは16時まで」となっていまして、ネット情報では「16時以降は翌朝支払」という話だったため。問題なくチェックイン完了。連休中だから特別対応だったのかもしれません。もっとも、後からきた人たちも問題なくチェックインしていました。

料金は入村料400円/人+持込テント800円(4人以上~)で計1600円。北海道のキャンプ場料金としては可もなく不可もなくといったところです。


(写真:サイトの風景。サイトは広すぎて到底写真に納まりませんでした汗)

場内は広く、その割に車の乗り入れはできません。こういった場合、普段なら「予め場所を定めてから荷物を持ってくる」のですが、今回はここに設営するので、荷物をリヤカーで運びながら適地を探すことに。もっとも、予め場内地図を見て「炊事棟とトイレに近い場所」とあたりはつけていました。荷物を下ろし始めると、後からチェックインしていた人たちがすぐ隣に設営を始めている。先月の砂湯キャンプ場での出来事が脳裏をよぎったため、ランタンと七輪を置いてさっさと場所取り。

設営

次にやるべき事は、テント設営…ではなく、火熾しと炊飯。どちらも一定の待ち時間が発生する作業なので、優先して行います。そのあとで設営。

場所の候補は通路や炊事棟に近いものの緩やかな傾斜地と平坦な場所だが道路やトイレからやや離れた場所の二箇所…利便性を優先しました。場所が決まれば後は速い。元々手慣れた二人が意思を交わしつつ設営していくので、設営は30分とかかりませんでした。途中、ペグが半分から先が刺さらなくなって、何らかの岩盤があることを悟る。しかし、今回はこれあることを予期して「ソリッドステーク30」と450gのハンマーを用意しており、早速出番登場(笑)
#今回はむしろ「来た~!」って感じでワクワクしてましたw

通常のペグでは歯が立たなかった岩盤も、ソリステに切り替えるとサクサク埋まっていきました。前回のヌプントムラウシと異なり難無く完了。
「アスファルトをも打ち砕く」という評判は伊達ではないと感心。
その後のロープ張りはrodoさんに任せ、荷物をテント内に入れたり、虫除けスプレーを噴射したり、電撃ラケットに電池を入れるなどの細かい雑用と、ジンギスカン鍋の余熱など、「すぐに食べられるよう」食器や酒の準備を行う。

で、なんだかんだと細かい準備が完了して、実際に食べ始めたのは午後8時20分頃。

BBQ

ジンギスカン屋さんの味付けジンギスカン肉(冷蔵)

定番品w
まぁ、いつも通り旨かったです。これとご飯があれば他は不要。ふっくらとした焼き上がりでした。

サロベツファーム特製味付ジンギスカン700g

道北キャンプで購入した物。
厚切りの辛口の味付け。味付けで厚切りはなかなか見かけません。ボリュームたっぷりの味わいとジューシーな味を満喫しました!

ツブ

かつて焼きツブセットとして売られていた物を冷凍保管しておいたもの。
めんつゆ主体のタレを注ぎ込んで焼き上げていった味はいつもと変わらず美味しかったです。

トウキビ

もぎたてだけあって甘味が凄い。火が落ち着く迄の空いた時間に焼いていたため、若干早めに切り上げたのですが、それがアダとなり端っこはまだ生の部分が…汗 今回は二人で他にも食材があること、現地で新鮮なトウキビにありつける可能性があったため一本にしたが、結果的に正解でした。


(写真:よく炊けてました^^)

途中でランタンのガスが尽きる。今回、初っ端から唯一の切り札であるプロパン混入タイプのガス(SOTOパワーガス 3本パック)を使用しましたが、隣のテントがコールマンの2マントルガソリンランタン×2基構成だったのと、虫の寄りにくいホヤ面を正面にしていたため、正直それほど明るいとは思いませんでした。古山の時はかなり明るかったんだけどなぁ…。愚痴っても仕方ないので、ホヤをクリア面にしてノーマルガスに切り替え。


(写真:思ったより暗く感じました)

焚火

22時頃から開始。まずマングローブ炭に着火し、その上でオガライトを載せて炎を出す。ある程度の火力が出てきた頃にはじめて薪を投入。しかし、薪は太くてなかなか着火せず、いつまでも煙がくすぶっている。そして悪いことに、この頃になると風向きが変わり、風下には同時期にチェックインしたもう一組のキャンパーのテントが…。慌てて場所を離して発火を待つが、くすぶったまま。ここで思い出したように煙突を載せてみると、しばらくして着火。やっと焚き火にありつけました。

揺らめく炎を眺めながら傾けるグラス…といきたいところだが、実際には寒くて暖房的役割を担っていました(苦笑)

就寝

12時半頃には一通り食べ終わり、腹一杯。他のものを食べる余力もなかったのでそのまま就寝。
PCいじったり細かい作業をしたりで、なんだかんだいって寝たのは1時半頃であった。前室内の温度こそ14℃でしたが、寝室内の体感は温度計以上に低く感じました。フリースを着込み、毛布を被って就寝。

つづく

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