こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、鷹栖町にある市民協働型の手作り公園、パレットヒルズでのキャンプをご紹介します♪
(掲載日:2021/02/04 最終更新日:2022/02/23)
キャンプ場の位置
基礎情報
例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。
今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。
ホームページ | ・鷹栖町HP |
住所 | 〒071-1258 北海道上川郡鷹栖町17線8号 |
連絡先 | 080-5580-0297(株)グリーン開発 0166-87-2111 鷹栖町 総務企画課企画広報係 |
所有者・管理者 | 鷹栖町(所有者)/(株)グリーン開発(指定管理者) |
オープン期間 | ~11月1日・要事前予約で冬季利用可 |
料金体系 | →2021年度より有料化(300円/人) |
時間 | チェックイン17時まで/アウトは特になし |
ゴミ廃棄 | 持ち帰り |
温泉 | サンホールはぴねす まで約6km (10~21時、大人400円/子供100円、水曜定休、毎日17時より清掃のため30分利用不可) |
シャワー | 無 |
コインランドリー | 無 |
携帯 | 3キャリアとも圏内でした。楽天モバイルはauローミング |
ラジオ | FM/AMともに入りました |
トイレ | 3ヶ所 |
炊事場 | 2ヶ所 |
水 | 水道水(飲用可能) |
車の乗り入れ | 一部可(リヤカーあり) |
駐車場 | 有 |
リヤカー | 有 |
ゲートクローズ | 無 |
焚き火 | 可(焚き火台を使用) |
薪販売 | 有 |
ペット | 可 |
遊具 | 無 |
見える景色 | 桜の樹々、遠く大雪連峰や上川盆地の雄大な眺め |
就寝時の音 | 野生動物の鳴き声 |
野生動物 | エゾ鹿(角とフンが落ちてました)、カラス |
客層 | ソロ、ファミリー |
買い物 | Da*マルシェ 北野店まで約6km、車で10分 |
立地 | 道道99号線を13線の交差点より山方向へ曲がり、そこから約3km |
備考 | 5月の桜の時期には多目的ゾーンをはじめとして丘一面がピンクに色づきます |
キャンプ場レビュー
利用時の情報
利用回数 | 1回1泊 |
利用日 | 2020年7月20~21日 晴れ→雨 丘の上の見晴らしゾーン |
利用形態 | ソロ+ペット |
利用目的 | 新規キャンプ場開拓 |
サイトマップ
衛星写真
場内案内図
サイト構成:フリーサイト(丘の上の見晴らしゾーン)
「パレットヒルズでキャンプする」ならば真っ先にテントを張りたいと思った見晴らしのよい場所です。
なお便宜上フリーサイトと記載していますが、本来のキャンプエリアではありません(「張ってもいいですよ」のニュアンス)
絶景を眼下におさめた絶景スポット
昼は大雪山連峰や上川盆地を一望でき、夜は旭川の夜景を眼下に収めることができます。
絶景を眺めながら食べるキャンプ飯は普段の3倍美味しいです(笑)
自動車を横付けできます
車が入れる展望台のため横付けできます。
こちらのキャンプ場はとにかく広い割に車は入れない場所ばかりのため、その点ではとても楽でした。
やたら硬いほぼ砂利の地面
傾斜面ということもあって頑丈に整地されたようで、通常のスチールペグでは重いハンマーでもなかなか入りませんでした。
芝生の生えてないところは論外で、鍛造ペグでも場所によっては全く入りませんでした。
ここで設営する場合、テントを張る場所は自ずと決まってくるでしょう。
あと地面が硬いので、マットがないと寝づらいです。
設営場所が制限されています
展望客との棲み分けを図るため、展望台前面と中央部の設営は禁止されています。
両端の芝生のわずかなスペースになるため、設営数も限られると思います。
風が強いです
丘の上の展望台だけあって風を遮るものがなにもないため、風が強い時は幕を選ぶでしょう。
ここでタープを張る際は、風で飛ばされないよう天候や張り綱に十分注意しましょう。
観光客が頻繁に出入りする
本来は「展望台」のため、(キャンプを目的としない)観光客が頻繁に出入りします。
景色のよい場所に張ると落ち着かないのは論理的帰結として、盲点は夜。
夜景目当てに深夜早朝問わずお客さんが訪れるため、エンジン音が結構うるさいらしいのと、治安上安全とは言い切れない部分は計算に入れて張る必要があるでしょう。
(kyanが訪れた時は誰も来なかった?寝てて気づかなかった?のでよかったのですが・・・)
トイレが遠い
受付横のトイレまで400~500mあり、かつ坂道のため歩くと10分程度かかります。
トイレが近い人にはオススメしません。
サイト構成:フリーサイト(キャンプスペース)
本来のキャンプ場所はコチラ。
傾斜した芝生サイト
芝でフカフカですが、どこも傾斜しています。
kyanが歩いた限りでは、平坦な場所が坂の中段と水辺のふれあいゾーンにある池近くしか見当たりませんでした。
(ただ、注意事項に池に夜間近づくのはやめてと記載あるので、実質的にはどこも坂かな…)
角度がついてるので、寝づらいかなと思います。
便利施設が近い
水飲み場、トイレ、駐車場と施設に近いので利用はしやすいと思います。
サイト構成:フリーサイト(桜の杜ゾーン)
町とボランティア(地域おこし協力隊)が手を携えて桜の木を植樹しているエリア。
5月には満開の桜に抱かれて寝られる…そんな期待で胸が膨らむサイトです。
芝生サイト
芝生でフカフカで、丘に沿って段々畑のように整地されています。
植樹エリアの近辺は平坦なので、張るならそのあたりかなと。
とにかく広い
端から端まで歩いてみましたが、優に20分くらいかかりました。
実際には駐車場から近い場所から埋まってくと思いますが(それなら徒歩数分)、広くて歩きごたえがありました(笑)
サイト構成:フリーサイト(その他)
通行の邪魔にならず、植樹を傷つけない形であればどこでもよいそうです。
(場内で場所探ししてる最中に、自由すぎて不安になり、思わず電話して聞いちゃいましたw)
あとは混雑状況、自分のキャンプスタイルや荷物量、それにトイレがどれだけ我慢できるか(笑)、でめいめい好きな場所に張るとよいでしょう。
設備
受付
施設入口にある立派な施設(センターゾーン)とは別で、パークゴルフ場の受付を兼ねています。
ここで受付票をもらってキャンプします。
なお、薪(廃材や剪定木でした)の販売も行っていますので、手ぶらでいっても遊べます(笑)
センターゾーン
噴水で遊ぶこともできるそうです。
トイレ:3ヶ所
本来はパークゴルフ場利用客向けの施設として建設されたと思われますが、やたら奇麗で、下手な道の駅が逃げ出すくらい(笑)
何の心配もなく、安心して用をたせます。
コロナ対策なのか手洗い石鹸を置いてあるのも嬉しいところ。
炊事場:2ヶ所
炊事もできるかもしれませんが、設備としては「水飲み場」。
構造上、ダッチオーブンをガシガシ洗う…ような用途には不向きと思われます。
なお水道水(飲用可能)とのこと。
感想
パレットヒルズのココがいい!
公園全域にテントを張れる!
禁止されてるごく僅かなエリアを除いて、文字通り「どこにでも張ってよいです」
眺望のよい展望台に張ってもよし、桜の杜ゾーンで花見キャンプでもよし、はたまた育成の杜ゾーンでワイルドキャンプもよし…キャンパーの想像力が試されます。
あまりに自由すぎて、「他の目的で来てる客とバッティングしないの?」とこちらが心配になりますが、キャンパーにとっては夢のようなフィールドです。
無料で利用可能!
奇麗なトイレと水飲み場があって無料で利用できるのは驚異的!
鷹栖町と町の方々の懐の深さを感じます。
なお、鷹栖町総務企画課が制作した「パレットヒルズ構想」によると、将来的な有料化を検討しているそうです。(同13ページ、PDFファイル)
価格にもよりますが、炊事場やリヤカーの整備など施設の拡充とセットのようでアリだと思います。
冬季も開設!
要事前予約で試行的に行っているそうです。
北海道の中でも寒暖差の大きい内陸部(=メチャメチャ寒い!場所)で冬キャンできる場所は限られるため、貴重な存在です♪
パレットヒルズのココがイマイチ・・・
広大な敷地に対して車が進入できる場所はほんの僅か
「どこでも張れる!」けど、荷物量や設営/撤収の効率を考慮すると、結局は駐車場に近い場所から埋まってくと思います。
でも近いエリアはたいてい傾斜してるので、利用者を選ぶかな。
当地は公園メインの施設ですが、もう少し奥まで車を入れられるよう整備していただけると(キャンプ場としては)ありがたいなと思いました。
チョコ’sアイ
歩いても歩いても歩いても…終わりが見えないワン。
コメント
「どこに張ってもよい」という自由すぎる太っ腹なキャンプ場。
町とボランティア(地域おこし協力隊)が手を携えて整備を行っている、手作り感満載の憩いの杜「パレットヒルズ」。
従来「公園」「パークゴルフ場」というイメージが強かった同地でキャンプができるようになったのはつい数年前のこと(確か2015年か16年)。
トイレや施設も奇麗に整備されて、「本当に無料?」と思わず聞いてしまう位の充実度。
車で入れる場所が限られているので荷物運びで骨が折れる面もありますが、多くの方にとっては魅力の方が勝るでしょう。
旭川の街や遠く大雪連峰を眺めながら焼く、炭火ジンスカンの味は絶品でした。
コーヒー湧かして飲んでもうまいんだろうなあ。
また行きたいです。
そうそう。
現在(2020年時点)ではキャンプ場ガイド未掲載ですが、係の尾根遺産によると「こないだ○○ガイドの方がお見えになったんですよー!」とのことで、2021年版には掲載されることでしょう。
それまでは口コミで「知る人ぞ知る」というキャンプ適地でしたが、今年(2021年)は芋洗いかな…。
なお、地元キャンパーのマンマ(旧:ささぼう)さんや、ペパーミントさんが通年で複数回キャンプして詳しくレポートされています。
(kyanもこちらでキャンプ場の存在を知りました)
1回しかキャンプしてないkyanよりも参考になりますので、よろしければご参考にどうぞ♪
本日も読んでくださって、ありがとうございました。
【結論】みんなが伸び伸びと張ることができる、広大で自由度の高いフィールド
コメント
ブログ紹介ありがとうございます!
地元民の僕よりも詳しく書かれていて見入ってしまいました
今年は去年よりも混むんだろうと僕も思います。まだ寒い春秋がねらいかもですよ~。
マンマさん、こんにちは!
マンマさんが取り上げてくれたおかげで気づくことができました。
こちらこそ、ありがとうございます?
パレットヒルズは広大すぎて、一本の記事としてまとめるのに苦戦しました。
ちと長すぎたかも。
混雑は避けつつ、できれば今年も雄大な景色を眺めながら炭火を楽しみたいと思います♪
※名前欄に本名と思われるお名前が出ていたため、念のためハンドルネームに変更しました。
もし「そのままの表記がよい!」という場合は遠慮なくお申し付けください♪