こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は蘭越町にある湯本温泉野営場をご紹介します!
(掲載日:2014/12/04 最終更新日:2022/09/02)
キャンプ場の位置
基礎情報
例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。
今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。
ホームページ | キャンプ場HP (後志総合振興局) |
住所 | 〒048-1321 北海道磯谷郡蘭越町湯里680−15 |
連絡先 | TEL 0136-55-6736(蘭越町役場商工労働観光課観光係) |
所有者・管理者 | 北海道(所有者)/蘭越町(管理者) |
オープン期間 | 6月下旬~10月中旬 |
料金体系 | 無料 |
時間 | なし |
管理人 | 不在 |
ゴミ廃棄 | 不可 |
温泉 | 湯本温泉雪秩父、月美の宿紅葉音まで徒歩圏内 (雪秩父は10~20時、700円・紅葉音は14時最終受付/15時終了、800円) 五色温泉まで4.8km/車で6分 (夏季は9~20時、800円) |
シャワー | 無 |
コインランドリー | 無 |
携帯 | ドコモ/au利用可、ソフトバンク圏外 |
ラジオ | 未調査 |
トイレ | 1ヶ所 |
炊事場 | 1ヶ所 |
水 | 山の水を濾過して使用 |
車の乗り入れ | 不可 |
駐車場 | 有(ざっくり20台前後) |
リヤカー | 無 |
ゲートクローズ | 無 |
焚き火 | 可(焚火台使用) |
薪販売 | 無 |
ペット | 可 |
遊具 | 無 |
花火 | 未調査 |
見える景色 | ひたすら森林 |
就寝時の音 | 川の流れる音、鳥のさえずり、虫の羽音がします。 駐車場に近いサイトは車の走行音が結構気になりましたが、夜間は交通量が0に近いため大きな問題はありません |
野生動物 | キツネ、ヒグマ |
客層 | ソロや少人数が主、繁忙期はグループ、ファミリーも見かけます |
買い物 | 岩内町もしくは倶知安町内にスーパー複数件あり(いずれも車で30分程) ※ソフトドリンク程度なら雪秩父で買えます |
立地 | 道道66号線ニセコパノラマライン沿い |
備考 |
キャンプ場レビュー
利用時の情報
利用回数 | 3回6泊+複数回見学 |
利用日 | 2022年8月 7日(見学のみ) 2019年6月13日(見学のみ) 2019年5月10日(見学のみ) 2018年6月 2日(見学のみ) 2017年6月18日(見学のみ) 2016年7月20日(見学のみ) 2016年7月 7日(見学のみ) 2016年4月23日(見学のみ) 2015年5月 9日(見学のみ) 2013年8月 3~ 5日 2泊 ソロ 2012年8月18~19日 1泊 ソロ 2012年8月10~12日 3泊 ソロ/デュオ 2011年10月1日(見学のみ) |
利用形態 | ソロ/デュオ |
利用目的 | のんびりしに |
サイトマップ
衛星写真
場内案内図
サイト構成:フリーサイト
典型的な林間サイトです
中に入るとジメっとした空気が漂い、鬱蒼とした雰囲気は好みの分かれる所(kyanは結構好きです)。
基本は平坦な芝(雑草)ですが、木陰のエリアは土がむき出しです。
段々畑状に分かれています
いくつかの区画に分かれていて、場所によっては付近を木々で覆われる「プライベートサイト」状態で使えます。
ペグダウンは問題なし
付属のスチールペグでちゃんと挿さってくれました。
木から樹液が落ちてきます
場所を選ばないとテントやタープにベッタリ付着してなかなかとれません。
設営場所を吟味し、付着したら乾く前に拭き取るようこまめにチェックするとよいでしょう。
設備
トイレ:1ヶ所
入口ドアはスライド式ですが、室内の男女別分岐の入口は押すタイプです。
利用してていつも戸惑うので、どちらかのタイプに統一してほしいです。
バリアフリー対策のためでしょうが、何度トイレへ行っても「あれ、開かない…あ、スライドか」と戸惑いました(笑)
炊事場:1ヶ所
隣の大湯沼の影響で蛇口が黒く染まっています。
腐食の進行が速いため、水の不調でクローズになる年も。
テーブルがあるので鍋や食器を置いて調理の準備も可能です。
テーブル/イスのセット
場内数か所に配置されていますが、長年の風雨にさらされて腐食しているため事実上使えません。
駐車場
空いてるところに駐車します。
入浴施設:
ニセコエリアには沢山の温泉があってよりどりみどりですが、今回は野営場から比較的近い温泉をピックアップしてみました。
・雪秩父
湯本温泉といえばコチラ雪秩父。
昔は鄙びてよかったのですが、リニューアルを機に値上がり&露天風呂縮小(男性用)&鉄鉱泉の浴槽がなくなったので、最近は他へ行くことも増えました。
・紅葉音
パック用の泥完備、適温、施設きれい、ホテル用のソープ、麦茶完備と至れり尽くせりなのでオススメ。日帰りの受け入れ時間が短いのがネック。
・五色温泉
お風呂が2箇所あってそれぞれ味があります。
「防犯のためロッカーをご利用ください!」と言いつつ今どき有料なのが玉にキズ。
ここメインなら(徒歩圏内なら)ニセコ野営場の方が便利かもしれません。
感想
湯本温泉野営場のココがいい!
温泉が豊富な立地
徒歩圏内に雪秩父や紅葉音、5km程で五色温泉。そしてニセコ地区には無数の良質な温泉…豪華なラインナップゆえ選択に困る程。
温泉好きにはたまらないシチュエーションです。
適度なサイト配置
樹木で自然に仕切られているためプライベート感があります。
客層によって張る場所がある程度決まっていたので、その意味でも安心でした(笑)
無料で利用できる
懐に優しいのもありがたいですが、特に助かるのは<チェックイン・チェックアウト時間の制約がない>事。
チェックアウトの時間に間に合わせるため忙しい朝を過ごさなくていいし、到着が予定より遅れても連絡不要なのは精神的にものすごく楽です。
湯本温泉野営場のココがイマイチ・・・
昼間のトイレが暗い
昼は照明が点灯しないため、外光のみが頼りで用を足すには不便です。
多目的トイレの方は昼でもセンサーライトが点灯するので安心ですが、男女別の側にもつけてくれたら安心して利用できます。
炭捨て場がない
あちこちに炭や薪の燃えカスが残っていて、設営時に困りました。
山奥にある無料のキャンプ場なので多くは望めませんが、可燃物が野ざらしになったままなのは危ないかな?と心配です。
設置するとゴミの不法投棄など問題も多いかもしれませんが、近くに消防施設もないことを考えると必要悪としてドラム缶を置いてもよいような気はしました。
キツネ対策が必要
場内に出没するキツネは人間馴れしていて、目と鼻の先まで迫ってきました。
(人間の食べ物に味をしめたか、誰かが餌付けしたか…)
ゴミ処理は確実に!
その他気づいた点
閉鎖している年が多いです
付近の大湯沼(硫黄)の影響で水設備がダメになったり、大雪の影響で施設が損傷するなどして使えないシーズンも多いです。
決め打ちで利用したい場合は、事前に問い合わせしたほうが無難です。
(2022年は開設していました)
虫が多いです
山奥なので当たり前ですが、一日を通して無数の蛾、夜はやぶ蚊やら蜘蛛やらよくわからない虫やら…大自然の中にいることを実感できます(笑)
夏はスクリーンタープがあると重宝します。
涼しいです
高地の山中なので真夏期でも割合涼しく、盆の暑い時期でも夜は20℃前後と過ごしやすかったです。
換言すると、快適に過ごせる期間は限られています。
kyanが行く時は、道北キャンプのシーズン感でプランニングしていました。
買い出し/移動が不便です
ニセコ、岩内地区いずれも3~40分かかるため、現地到着後の買い出しは時間効率を考えると非現実的です。
買い出しは先に済ませておき、連泊の場合は籠もる前提で準備するとよいでしょう。
ゲートクローズがありません
出入り自由の公共施設で、管理人は基本的に不在です。
ヒグマエリアでもありますので、不慮の事故に巻き込まれないよう、お子さんの管理は各自しっかりと!
遊具はありません
ボール遊びできるような広さの平地もなく、近くに公園や遊べる施設もありません。
遊具がないと遊べないお子さん連れなら、別のキャンプ場を選んだ方がよいと思います。
チョコ’sアイ
この頃はまだキャンプに連れて行ってもらえなかったワン・・・
こんなキャンパーにオススメ!
ソロ/ライダー/グループ/ファミリーいずれにも適していますが、静かにゆっくりしたい方にオススメ。
コメント
昔ながらの山奥の静かな野営場。
派手さやわかりやすいアピールポイントこそないものの、ハイキング気分で気軽に楽しめる普段遣いの空間。
自然を楽しむ術を知ってる大人向けのキャンプ場かなと思います。
こんな山奥だとヒグマが怖いところですが、これまで何度か訪れた範囲では、平日/週末問わず誰かしらは利用しているイメージです。
(そして、満員になるほど人が入ってるのもまた見たことがありません・笑)
近くに良質な温泉が多数あるので、ここを拠点とした温泉巡りも楽しいですよ。
【結論】静かにのんびり楽しめる方にオススメ
(写真:案内図の真ん中あたりは微妙に怪しくなってますw)
(写真左:入口。車両進入禁止柵があります 右:駐車場)
(写真左:入口付近の芝生サイト。真っ先に埋まります 右:ここだけテーブル完備)
(写真左:中央部分のみ舗装 右:サイト兼通路が段々状になっています)
(写真左:生い茂った笹がイイ感じでプライベート感を醸し出しています)
(写真左:奥がトイレ、手前が炊事場 右:炊事場は昔ながらのもの)
(写真左:トイレ洗面台。普通に奇麗です 右:昼間の個室はこのように暗いです)
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