【キャンプ場レポ】望洋シャンツェオートキャンプ場(小樽市)

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日はジャンプ台のブレーキゾーンでキャンプできる、望洋シャンツェオートキャンプ場をご紹介します!

(掲載日:2023/03/18 最終更新日:2023/03/18)


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キャンプ場の位置

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基礎情報

例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。

今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。

ホームページ なし
住所 〒047-0154 北海道小樽市朝里川温泉1丁目146−4
連絡先 0134-52-1185(株式会社ウィンケル)
所有者・管理者 NPO法人ゆらぎの里づくり協会(賃借人・管理者)
※土地の所有者は小樽市です
オープン期間 6~9月の土曜・祝前日および夏休み期間(7月31日~8月20日)
※貸切利用による利用不可日あり
予約可否 可(事前予約制)、WEB予約限定
※営業日前日の18時から予約開始
※当日空きがあれば飛び込みも可
キャンセルポリシー 不可(返金なし)
料金体系 入場料+駐車料金

入場料
大人1200円/小学生600円/幼児300円/ペット500円

駐車料金
自動車1200円/台(バイクや自転車、徒歩利用の場合は無料)
※ソロキャンプの場合は自動車1800円/台

※入場料/駐車料金いずれもデイキャンプ料金の設定なし

時間 チェックイン12:30~17時/チェックアウト~10:30
管理人 24時間常駐(顧客対応は19時位まで)
ゴミ廃棄 分別)
(生・紙ゴミ/プラスチック類&ビニール/発泡スチロール/その他金属/ビン/カン/ペットボトル/ダンボール)※訪問時は有料でしたが、現在は処理費用が入場料に含まれています。
温泉 朝里川温泉街まで約4km/7分
※訪問時は割引券がもらえました(ウインケルと同じ)
シャワー
コインランドリー
携帯 3キャリアとも圏内でした
ラジオ 未確認
※付近を車で通った際は普通にFM/AM使えていたので、おそらく問題ないと思います
トイレ 1ヶ所(管理棟内)
炊事場 1ヶ所(管理棟内)
水道水(飲用可)
車の乗り入れ
駐車場
リヤカー
ゲートクローズ 有(18時以降は車の出し入れ不可)
焚き火 可(直火不可、コンパネかブロックを敷くこと)
薪販売
ペット (別途有料:500円)
遊具
花火 可(21時まで、手持ち花火のみ、芝生上では不可)
見える景色 ジャンプ台、芝生
就寝時の音 特になし
野生動物 猫、キツネ
客層 グループ、ファミリー
買い物 ・トライアル小樽朝里店まで3km/車で5分
・ローソン おたる望洋店まで約200m/徒歩3~4分
立地 道道956号線小樽環状線沿い
備考
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キャンプ場レビュー

利用時の情報

利用回数 1回1泊
利用日 2017年 9月23日~24日 1泊 曇り
※他に何度か見学あり
利用形態 デュオ+ペット
利用目的 近場のキャンプ場開拓

サイトマップ

衛星写真

場内案内図

場内案内図(2017年の物。現在はコロナ対策で区画を減らしています)

場内への入口
境目に排水溝があるのでつまづき注意

サイト構成:オートサイト

1区画あたり約100平米の区画が25あります。
(訪問時は40区画ありましたが、コロナ対策で減らしたそうです)

サイトの端(入口側)からジャンプ台(奥側)を撮影

サイトの右端(道路側)から左端(管理棟側)を撮影

芝の品質は公園並

一言で「野っ原」。
芝はそこそこ伸びてるところがあったと思えば禿げっぱなしの場所もあり、全般にさほどメンテナンスされていないようでした。

半ば枯れた芝生

地面は硬め

元ジャンプ台のせいか硬めに整地されています。

ところどころ硬くてペグが入りにくかったので、鍛造ペグや重いハンマーがあった方が楽でしょう

あと、寝床はマットを敷かないと背中が痛いかもしれません。

オートサイト

水はけがあまりよくありません

場内には排水溝も整備されているのですが・・・
粘土質で、雨天時はあちこちに水たまりができます。

ペット有無で設営場所が分かれています

柵があるとか特別な対策はありませんが、ペットが苦手という方もいるのでルールとして折り合いをつけているのはよいと思います。

棲み分けされています

電源はありません

オートキャンプといっても車を横付けできるだけで、電源はありません

2022年度からポータブル電源のレンタルをはじめているので、必要な方はレンタルするとよいでしょう。
(発電機の使用は禁止です)

ジャンプ台へのリフト
今も使えるかは不明です

設備

管理棟

受付の他、簡易的な売店機能やトイレ、炊事棟、ゴミステーションなどインフラ機能はココに全て集約されています。

管理棟

レンタル品や小物の販売豊富なので、何か小物を忘れても食材以外ならなんとかなりそうでした。

レンタル品は豊富です。

薪の販売もあり。焚き付けもついている親切設計でした。

オイル缶に入って1000円でした

トイレ:1ヶ所

管理棟の中にあり、設備は古いですが清潔に保たれています。
男性用の個室は1つしかないので、朝は順番待ちになってしまうので注意。

トイレ

炊事場:1ヶ所

管理棟の中にあり、屋内なので雨に濡れる心配がないのが便利です。

炊事場

ゴミステーション:1ヶ所

分別にちょっと癖があるので事前にパンフレットを確認しておくとよいです。

ゴミステーション

灰捨て場は管理棟の外にあります。

灰捨て場

感想

望洋シャンツェオートキャンプ場のココがいい!

立地がよい

北海道の人口の約4割を占める札幌市から比較的近く、インターチェンジ(朝里IC)からも近いので手頃に楽しめる点はよかったです。

温泉やスーパー、コンビニといった各種施設へのアクセスが良好なのもgood!です。

係員の方が親切

受付時の案内が丁寧で好感が持てました。

それと管理棟内のあちこちにある「キャンプノウハウ集」とでも言うべき張り紙もイラストが上手で面白かったです♪

イラストが上手い!!

ゴミ処理可

基本料金の中でゴミを捨てていけるのはとても有り難いです。

好む好まざるにかかわらず、人が滞在すれば大なり小なりゴミは出るものなので、それを見越して受け入れてくれるのは責任ある施設の姿勢として称賛できます。

夜間のゲートクローズがある

18時以降、翌朝まで車の出入りができません。
温泉に行くにはちょっと早いかな?と思いますが、完璧ではないにせよ盗難や誘拐といった犯罪に対して一定の抑止効果が見込めるでしょう。

ゲートはかなり頑丈です

望洋シャンツェオートキャンプ場のココがイマイチ・・・

蚊がやたら多い

年や月をずらして何度か訪れていますが、いつ行っても蚊が大群で襲ってきます。
近くに池か沼があるようですが、しつこさは強烈でkyanは毎回無傷では済みませんでした。

虫よけ対策を他のキャンプ場以上にしっかり行っていくことをオススメします。

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夏休み期間以外はデイキャンプの追加ができない

連日オープンしている夏休み期間(7月31日~8月20日)以外は休前日しか営業していない関係で、デイキャンプの追加ができません。
他の期間は「全ての客がチェックアウトした後でゲートを閉めるから」という理由で断られます。

kyanは翌日デイキャンプを追加してノンビリして2倍楽しんで帰るのが好みですが、チェックアウト時間が10:30と他の多くのキャンプ場より早いこともあって落ち着きませんでした。

それと追加のできる夏休み期間中もデイキャンプ料金の設定はなく1泊分かかってしまうため、結局のところデイキャンプの受け入れはあまり真剣ではないという印象です。

ソロキャンパーに厳しい料金体系

2人以上だと自動車料金は1台1200円ですがソロの場合は1800円に設定されているため、入場料を加えて3000円かかります

限られた区画に対する収益性を重視した価格設定でしょうが、周辺に様々なキャンプ場が増えた現在だと選択肢から外れるかも。
(野っ原に張るために3000円払うなら、もっと近いところなり好みのキャンプ場まで足を伸ばしてもいいかなとか思ったり・・・)

ペット受け入れ料金が別にかかる

その割にドッグランなどの特別な設備やワンコを別途散歩させるような場所の整備はされていません。

道内のキャンプ場でペット料金を別途徴収してる例がほぼないことを考えると、「迷惑料」的なニュアンスが感じられて違和感がありました。

ちなみにkyanが利用した当時、対価としてペットシーツを1枚頂きました。
ペットシーツよりこの料金を廃止してほしいです。

ペット料金を支払うと貰えるシーツ

事前予約制なのに支払方法が限定される

ここのキャンプ場は原則として事前予約制(予約締め切り後に空きがあればウォークインも認める)ですが、予約には決済が必要です。
しかし、クレジットカード限定かつVISA/Masterしか使えません

クレジットカードを持っていなかったり、持っていてもJCBカードだとアウトですね。。

予約サイトより引用

利便性に配慮がほしいところです。

チョコ’sアイ

チョコ
チョコ

ママやパパと一緒にいるだけで楽しかったよ!

 

近くて楽だったワン♪

こんなキャンパーにオススメ!

ファミリーキャンパー、小樽観光での宿泊地を探してる方

コメント

ジャンプ台の遊休地(事実上の跡地)利用として、NPO法人(ゆらぎの里づくり協会)が小樽市から借り受けてキャンプ場にした場所で、ジャンプ台を眺めながらのキャンプはまた違った意味で趣があります。

但し運営内容や公開情報から推測するに、「キャンプ場をやりたくてココを選んだ」というよりも「遊休地活用という目標達成の手段としてキャンプ場経営を選択した」印象を受けました。

kyanにとってはキャンプ場の魅力に対して料金面やデイキャンプの点が不釣り合いで向きませんでしたが、交通の便は比較的よいので、小樽観光の拠点や札幌圏の方がピクニック感覚でキャンプするにはいいかもしれません。

【結論】立地や利便性重視で考えるキャンパー向け

コメント

  1. ORION より:

    なかなか利用者を選ぶ条件ですね(笑
    kyanさんのおっしゃるように石狩圏からのアクセスの良さは魅力なので
    長距離移動の難しい小さなお子さんのいらっしゃるファミリーにはよさそうですが
    予約時にカード払いでキャンセル不可となると
    荒天時に行けなくても返金はなさそうですし
    リスクがちょっと大きいようにも思います。

    でも私はコスパの良し悪し以前にいつでも蚊の多そうなのが辛いです(笑

    • kyan より:

      ORIONさん、おはようございます♪

      高速で朝里ICまで一気にワープし、脇のトライアルで食材を仕入れ、車横付けのストレスフリーで設営し、途中で酒が尽きたら歩いてローソンまで行き、子供達は隣のテントの子供達と仲良く遊び、夜は焚き火と手持ち花火で短い夏を楽しみ、翌朝は6時過ぎに起きて朝ごはんを食べてから早々に撤収。後は朝里川温泉でさっぱりして帰宅・・・札幌圏の家族やグループがテンプレキャンプをする分には良いところ。

      ただ、運営者が想定しているであろうテンプレから外れるとデメリットが目立つ・・・そんな感じでした。

      予約については前日の18時から予約開始なので、そこまで大きなリスクではないかな?
      (逆に、それ以前は予約できないのがココの特徴です♪)

      自然環境に蚊の多さはつきものですが、追い払っても追い払ってもまとわりついてくる感じはオホーツク海沿岸のキャンプ場みたいでした(笑)