本日は、10月に黒松内の歌才ル・ピックで行われたクロージングイベントに参加した際のキャンプをお送りします。
10月19日(日) 黒松内ル・ピック~自宅
起床
朝6時。目覚めたら前室内が0.7℃
「こりゃ夜半は氷点下だったろうな」と思ったらご覧の通り。
(画像:バッチリ氷点下でした~ 画像はtenki.jpより)
チョコが寒そうにしてたので灯油ストーブを点火。
普段なら朝の散歩タイムでしばらく戻ってこないのに、今日はすぐに帰還。
どうやら寒くて一目散だったらしい(笑)
かくいうkyanもテント内の気温上昇と共に眠気が…
ウトウトと一眠りすると早くも9時。
気温上昇とストーブ効果でテント内はポカポカ・ヌクヌク!
まだ寝てたい気もするが、せっかくキャンプに来てそれでは何も進まないので、とりあえず火熾し。
火熾し
確実性を重視して国産オガ備長炭とマングローブ炭の組み合わせ。ツレには「あと30分したら使えるようになるから準備しておいて」と言い残してチョコの散歩へ連れてくことに…ところが「イヤイヤ!」の連続ですぐにテントへ戻ろうとする。
何度かリードしてみたものの本当にイヤそうだったので撤収。するとダッシュで寝室入り、灯油ストーブの前に陣取って気持ちよさそうに丸まってた。あれれれー。風の子じゃないのか!
さて七輪の方はほぼ熾きた状態。
上部はまだだが、真っ赤に熾きた下部と入替えることで完成。
毎度のことながら国産オガ備長炭のオレンジに熾きた具合は美しいと思う。
BBQ?
熾きた後の調理はツレにお任せ。
朝ごはんはきりたんぽ風と味噌汁、それに焚き火の中に放り込んであった安納芋。
きりたんぽ風は焦がした味噌が食欲をそそるが、結構重い。2本食べたらもうお腹一杯。
味噌汁はレトルトに残しておいた豆腐とネギを入れたお手軽品だが必要十分。
焚き火で沸かしたお湯を使用している点が個人的にポイント高し。
安納芋は甘くて、普通に売られてるサツマイモと比べると違いは歴然。
芯まで熱が通っており、焚き火の中に1~2時間放置しておく位じゃないとダメなんだと実感。
もうこれだけでお腹いっぱい。
この頃にはチョコが「外に出せ!」と騒ぎはじめたので、炭を足してから散歩へ連れて行きました。
散歩自体はゴキゲンなのに、道中あちこちで出会う様々なワンコと仲良くできない。
ずーっと家の中メインで飼育してお友達と遊ぶ経験がないので、どう接してよいかわからないのだろう。お友達に興味はあるらしいが、間合いをとって警戒している。
キャンパーの中に同じチワワ犬をペア飼いしてる方がいて、試しにそのうちの1頭と抱っこして「お見合い」してみたものの、「イヤイヤ!」とばかりに全身暴れて失敗。
…今度は仲良くできるといいね。
この後誰もいなくなったフリーサイトでチョコと「全力鬼ごっこ」したりして帰還。
散歩がてら他サイトのテントや装備を眺めてると、それこそアウトドア雑誌やカタログでしか拝見できないような普段お目にかかることのない「逸品」ばかりで目を見張る。
この時期の、それもイベントで来てる方々はさすがだなー。その場にいるだけで楽しくなれます(笑)
サイトに戻ってきた頃には、気温もグイグイ上がってテント内は少し暑い位。
このポカポカ陽気に皆思わず撃沈。気づけば1時間程爆睡してしまいました。
ふと目覚めると外からよい匂いが…先に起きたツレがハンバーグを網焼きしてました。
そうだ、kyanのリクエストでチーズバーガーを作るんだったと思い出して起床。
既に室内の荷物は片付けられている。ツレよ謝謝。
ハンバーガーづくり
脂が多いせいか頻繁に炎を上げてエラいことに。
「オガ備長炭ではやっぱ炎あがるか~」と思いながら、残った食材を焼く準備。
パティ3枚に対してパンズが4個あったため、1枚は先日のキャンプで余った「ぐるぐるウィンナー」を挟むことになった。
それぞれの出来上がりはコチラ。
野菜やケチャップ、マヨネーズのなかった前回よりは確実に美味しい。
が、肝心のパティは上富良野のFujiにあった牛豚合挽肉の方がより美味しい。
AEONのそれは不味くはないものの、旨味が感じられなかったのが残念。
ぐるぐるウィンナーは、なんかハーブ?それとも薬品?臭が微妙でツレは残していた。kyanは普通に食べたけど、積極的にリピするほどでもない。
この後はバーガー用に残しておいたカルビを頂く。普通に旨い。これを酒なしで食べるのはこってりしすぎ…ということで出ましたフリー。
どうせこんなことだろうとノンアルコールビールを多量に持参してきた甲斐があるというもの(笑)
活ホタテ
昨夜すっかり忘れてました。
刺身とバターしょうゆ焼きでいただいたが、刺身でコリコリ食べたほうに軍配。
「ノンアルコール日本酒」がないのが残念(笑)
漬けマグロ
先日の穂別キャンプで残った「がどやのタレ」をいただいてきたので、それに漬けていただきました。
生(丼)と焼きで食べたが、生食の勝ち。がどやのタレは多少濃い目に作ってあったので、焼くと味が凝縮してややしょっぱくなってしまう。その点生で食べるとちょうどよかったです。
酢飯でいただけなかったのが心残りでした。
撤収
さてはてそんなこんなしてたら時間は午後2時過ぎ、ふと周りを見渡すと既に撤収準備は最終盤といったところだ。我らもおそばせながら片付け始めることに。
ツレがテント内の片付けと洗い物をしてる間に、炭や焚き火の後始末、灯油の抜き取り、テントの片付けに積み込みを行う。
従来はツレの手が空くのを待って2人でドゥーブルを片付けていましたが、それでは間に合わないので1人でさっさかフライシートを外し、テント内の荷物を外に出し、寝室内が片付いてからフレームを片付け、テント床が濡れてたので乾かしました。
気づけば午後3時半、チェックアウトまであと30分というところで積み込み開始。形の決まってる物の積み込みは定位置があるので楽なんですが、問題はそこから先。毛布やらヤカンやらを、「いかに後方視界を確保した状態で」積むかがポイント。
キャンプし始めの頃は後方なんて「なにそれ美味しいの?」状態でほとんど見えてませんでしたが、今では少なくとも半分以上見えるように積み込むことができるようになりました。しかし、奇麗に積み込もうとすると相応に時間がかかります。
今回の撤収時間は105分。従来の半分~7割程度の時間で済んだのは荷物を意図的に減らしたのもさることながら、オートサイトかつ炊事場が個別にあって移動に時間がかからないからかな。
こうして一番最後にチェックアウトしたのが、定刻+8分遅れ。
…次回は気をつけます
戻り道
帰路は遠回りして道の駅「よってけ!島牧」へ。
春キャンプでまさかの定休日に遭ってしまったので、そのリベンジ。
モッタ海岸温泉
捺印後はさらに寄り道して「モッタ海岸温泉」で日帰り入浴。
ここは北海道有数のラジウム含有泉で、知る人ぞ知るスポット。ちなみに「北海道キャンピングガイド」の温泉割引券も利用できます(100円引)
内湯は熱くて長時間入っていられませんが、そこは「熊の湯」なり「道南熱湯伝説」体験者であればさほど苦にならず慣れるでしょう。今回は、洗い場でゴロンと横に寝そべってるおじいさんがいて(119番通報しようか?的に)軽く驚きました
気化した温泉成分を体に取り込んでいたのだろうか。
地元の人が入れ替わり立ち代り、ひっきりなしに訪れているのが印象的。
地元の人に支持される温泉はよいところが多いですね。
あがってツレに感想をきくと体の芯から温まる良泉で、
「これまで行った中で一番いい泉質」
「家の近くの○○湯の代わりに移転させたい」
とまでの高評価で紹介者としても鼻高々だ。来てよかった!
その後は一路帰宅。
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