本日は、10月に東大沼キャンプ場へ行った際のキャンプの2日目をお送りします。
10月12日(日) 東大沼キャンプ場
のんびり滞在の日
起床
7時頃に一旦起床、沼は朝霧に囲まれて神秘的な雰囲気。
いくつかのカヤックが浮かんでいい雰囲気。水上は気持ちいいだろうな~。
昨夜の焚き火はイイ感じで灰になってました。
陸上のkyanはまだ寒いのでテントの中へ。ダラダラしている内にウトウトしてしまい、「外明るいよー!」とお声がかかって目覚めたのは午前9時半のこと。
前室の入口がオープンになっていて、そこから一面の青空が差し込んでました。
テントの正面には遊覧船が見える。本日はどうやら「大沼グレートラン・ウォーク」なるマラソン大会の開催らしく、半周するランナーのため臨時運行していたよう。そして周囲にはゼッケンをつけた人たちがチラホラと…。テント前でウォーミングアップする人もいたりして、ちょっと落ち着かないのでコース(道道338号線)まで出てみました。
沿道には人だかりができてランナーを応援してて、ランナーもめいめいのペースで楽しそう。
今日のように晴天だと気持ちいいだろうな~。
なお当日は交通規制があったようで、この日がお出かけの日ではなくてホッとした。キャンプ場をスタート地点にする割にはキャンプ場に何らの掲示もなくて、もしお出かけするのに規制を受けると(いつぞやのように)ウンザリするところでした…
風が強く前室のスカートがパタパタうるさいのでケースや薪を置いて対処しました。
その後はランチのため火熾し開始。
火熾し
国産オガ備長炭とマングローブ炭の組み合わせ。
量を少なめにした事もあり10分で使えるように。こと七輪での火熾しは完成した感があります。
BBQ
ハンバーガー
パテを焼き、続いてパンを炙ります。
パンは脂の匂いがつかないよう別の網で焼き、目を離すと焦げてるので慎重に。レタスとチーズを載せて出来上がり!
お味の方は…美味しいことは美味しいが、日の出公園で食べた時の方がより美味しい。なぜだろう?とツレに聞いたら「パテの質とトマト入ってないからじゃない?」とのこと。パテは今や日本中どこにでもあるスーパーの最大手のPB品だが、肉の旨味が感じられなくてともすると「冷凍のミートボール」みたいなパサパサした味わい。上富良野のスーパーFujiの牛豚合い挽きパテの方が遥かに肉の味わいが感じられました。そしてトマトの酸味有無で印象は結構変わるんだなと再確認。
松前産本マグロカマ
昨日980円で購入した本日のメイン食材?
道産本まぐろのカマなんて個人で気軽に入手できる物ではないので期待はいやがおうにも高まります。
2011年の際には青森産が298円だったことを考えると一見随分な高騰ぶりですが、前回より二回り位大きくて価格もまぁ納得。
クーラーボックスから取り出すと一部は霜がついてて凍っていたので(さすが六面真空パネル…)、日なたにしばらく置いて自然解凍。あまりに美味しそうな赤身でそのまま食べたい位でしたが、「加熱用」なのでおとなしく網に載せました。
でも大きすぎて全然収まらない!
ハサミで切ろうにも骨が硬すぎて文字通り歯がたたない。そいえばマグロの解体ショーではノコギリのような包丁を使ってたっけ…ということで諦めて半分ずつ焼いていくことに。
で、焼くこと15分程。できあがりがコチラ。
周囲には旨そうな匂いが漂ってこれだけでご飯食べられそう(笑) 表面はマグロの脂でテカテカ輝いて、見た目にも食欲をそそります。
スプーンですくってやるとこんな感じ。
まずは何もつけずに食べていただく。
濃厚な脂が口の中いっぱいに拡がってとろけます!
でもそのままではマグロ本来の味が濃すぎて多くは食べれそうにありません。
(国産牛のステーキみたいな感じ)
そこで軽く塩コショウをふってその後ワサビ醤油で頂いたら…もう絶品!
麦酒が進むったらありゃしません(笑)
できることならそのまま生で食べたい位!
気づけば骨にもしゃぶりついて奇麗に食べてました(笑)
いやこれは旨いわ…
さて麦酒片手に満喫してると、ふと横にはチョコが…じ~っとこちらの一点を見つめている様はまさに某CMのチワワそのもの!(笑)
しっぽもフリフリしておねだりモード全開…仕方ないので調味料のかかってない部分を削ぎ落としてあげたら、普段は手に載せないと口にしない贅沢犬が、皿にがっついて食べてました。ゲンキンな奴(笑)
食べ終わると再び目をウルウルさせてこちらに何か訴えかけてきますが、贅沢を覚えさせると家計によろしくないので(笑)、もうおしまい。「おしまいだよ!」というと意味が通じたのか寄ってこなくなりましたが…今度は七輪の回りに落ちてる切れっ端まで食べてました。こんなリアクションはじめて。よっぽど美味しかったんだろうな~
こんな感じで絶品だったため、残りの半分も焼けたそばから売れていきあっという間に完食!
これで980円なら全然アリ。お店で頂いたら1980円コースでしょう。
贅沢なお昼ごはんでありました(笑)
マグロがない!
さて次に食べようと思っていたのは本マグロのサク。
刺身と漬けでいただこうかなとクーラーボックスを開けると…ない!
テント中ひっくり返して見たがどこにも見当たらない。もしかして買わなかったのか?と思いレシートを見たが記載ある。店で積込する際においてきたか?と思いつつ記憶にないし、ツレも「確かに入れた」と全否定。とあらばキツネか何かが持っていったのか?
確かに、公園の端っこにはキツネに荒らされたらしい跡があったが、そこにもマグロのトレイは見当たりませんでした。他になくなった物はないし…総出で、それこそテント中の物をひっくり返す勢いで探し、かつ駐車場まで行って車の中もくまなく探したが結局見当たりませんでした。
なんだったんだ?狐につままれた気分です。
あの本マグロカマはゲロ旨だったな~ 刺身はどんだけ美味しかったのやら…あ~くやしぃ!!
加熱用と記載されてたので火を通しましたが、この鮮やかな赤色を見てどれだけスプーンですくって食べたかったことか!
俺の本マグロ返せ~!!
チョコとお散歩!
ツレが食器を洗ってくれてる間、腹ごなしを兼ねてチョコと散歩へ。
散歩命のワンコなので、比喩ではなくキ
ャンプ場の端っこから駐車場の奥までくまなく歩いてきました。おかげで「こんなところまで続いてるんだ~」とか「こんなところがあるんだ~」など新しい発見も。
散歩ついでに北川商店にてソフトクリーム
ツレが戻ってきたところで、今度はキャンプ場の外もお散歩に。
北川商店は東大沼にはじめてキャンプしてから7年たって初訪問。売店の他シャワールームや展示コーナーがあったりと、単なる売店に留まらない印象です。不意に消耗品が切れた際は活用できそう。食材は…常時置いてくれればアリかも。
そしてソフトクリームをいただきましたが、美味しかったです!
さて、チョコがそろそろバテてきたので帰営。
道中同じように散歩してるワンコと交流したりして一人っ子のチョコにとって貴重な経験を積めました。
一方、飼い主の方は…チョコの全力疾走についていった際に縁石か何かを踏んづけてしまい、足の裏を負傷。出血こそないもののジンジン痛むので散歩はおしまい(-_-メ)。
戻ってみると、利用者に入れ替わりはあるもののかなり減少していました。他の方たちは一日余裕をもたせて休養日にするのかな? kyanはこのままキャンプ場で休養を続けます(笑)
火熾し、再び
午前中と同じように火熾しし、着火まで16分。ちなみに午前より時間かかってますが写真のタイムスタンプを参考に計算してるためで実際は大差ないと思われます。
火熾し中にサンセットショー。今日は秋晴れの一日だったので、沼の先に見える木地挽山もくっきり見えます。気づけば周囲には大筒を抱えたカメラマン達が大挙して撮影に勤しんでいて、ちょっとした撮影会になっていました。この頃には焚き火も着火して、麦酒片手に炭火&焚き火&サンセットを満喫。この瞬間のためにキャンプしているようなもんです(笑)
焚き火は持参薪の他、場内に落ちてる枝とミックスして燃やしました。長めの枝はノコギリで適当なサイズにカットして効率よく燃やしていきます。
太陽が沈むのと前後して気温が急激に下がってきたので、食事前に着込んできました。
BBQ
コマイ一夜干し
先日お取り寄せした品の残りもの。肉厚で旨味が濃い!
炒め野菜
ツレがもやしやら残り物をごま油で炒めた一品。
のどごしよくて麦酒のおつまみでいただきました。
サンセットショーから30分もすると周囲は真っ暗。それに転々と見えるランタンや焚き火の灯りがキャンプ場らしくて風情があります
味噌ホルモンと塩ホルモン
昨夜に引き続き。今年もココの肉類を随分といただきました。
内臓類は生臭くて苦手ですが、ココのホルモンは臭味もなく値段もさほど高くない(塩が約¥150/g、味噌が約¥190/g)のでまた来年もいただきたいところです。
鶏セセリ
こちらも定番品。甘たれに漬け込んだセセリは麦酒によく合います~
気づけばさっきまで毛布にくるまれて寝てたチョコがソワソワしている。昼間たくさん遊んでまだ遊び足りないかとおもいきや、ツレが「寒いんじゃない?」と。ふと温度計を眺めると10.3℃。さすがに寒いかとフリースの中に入れてやると安心したのかまた眠りに。
炭も1/3程度まで減ってきたので継ぎ足し。毎度のことですがマングローブ炭は跡形もありません。(今更ですが)火熾しさえできるなら火保ちとコストのバランスのよいオガ備長炭がオススメです。
そして焚き火に薪を追加。拾った枝は燻りつつ溶けるように燃えていく。水分を多く含んでいたのか炎をあげて燃えるのは最後の最後ということが多いです。その点買った薪は適切に管理してる限りすぐ燃えてくれるので、値段なりの価値があります。
そんな炎のゆらめきを傍らでサツマイモを投入。さほど手間がかからない割にホクホクのままでも、冷めても美味しいのでオススメです。
ここでランタンをSOL-036CからSOL-013Cへ選手交代。電池切れで暗くなった036Cは薪の上に載せてテーブルランタン代わりに使ってみました。空間を照らすには光量が不足しても、テーブルランタンとしてはまだ明るく、試しに「ゆらぎモード(=灯りに強弱ついて炎が揺らいでいるように見える)」にすると雰囲気があってイイ感じでした。こういう使い方もアリなんだと再発見。
この頃になると星空が見えてイイ雰囲気。
星見酒、肴と共にまだまだいただきます(笑)
鶏ササミの一夜干し(がどや)
炭を継ぎ足しての一発目はコチラ。先日のキャンプで残った品を譲り受けてきました。
がーさん秘伝のタレに漬け込まれた鶏ササミは絶品。酒のアテにいい塩梅でした。
この頃には寒くて麦酒を断念、日本酒へ。やっぱり熱燗ですなぁ…。
アヒージョ
今や我が家の定番。鷹の爪にニンニク、きのこ、シーフードミックスなどを入れてオリーブオイルでことこと煮込んで出来上がり!赤ワイン、ビールによく合います。
簡単で美味しいので重宝しています(笑)
たちぽん
函館で買った噴火湾産の真だち。ツレが湯がいてたちぽんにしてくれました。
お気に入りのポン酢をたらして食べたら…もう幸せ!
クリーミィで旨味が凝縮した真だちは、ある意味でウニより美味しい。大好物です(笑)
酒→たち→酒→たち…と食べていたら夏に買った金滴酒造の酒がみるみるうちに減少…結局四合瓶を一本開けてしまいました。
焼き芋
焚き火に2時間ほどくべておいたサツマイモ。
今年一番のイイ出来に仕上がりました。
このままお菓子に使えそうな黄金色で、ナイフがすっと通る柔らさ、口に含めばネットリとした食感とサツマイモ特有の甘さが広がります。こりゃ旨い!
でももうお腹いっぱいなのであとは明日に…。
この頃には炭火もイイ感じに落ち着いてるので、めぼしい分だけ消し炭缶にしまって終了。
それまで焚き火してたので前室を開けっ放しにしてましたが、閉めると暖かい。
この時期はもう寒いですね~。
就寝
寝る前にCB-8で寝室内を暖める。テントは布切れだから焼け石に水ですが、ツレとチョコが寝付くまではスマホをいじったりして暖かいうちに寝れるよう配慮。
みんなが眠った頃にCB-8を止めて、午前2時就寝。
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