本日は、2012年8月に行った湯本温泉野営場でのキャンプレポートを更新します。
なんとなく心残りだったキャンプ場へ、2週連続で訪れてみました。
■8月18日(土)自宅~湯本温泉野営場
午前10時起床。
自宅で迎えた土曜日はなかなか起きれません…。
どんよりした曇り空で、テンションも上がらずダラダラと準備。
結局、出発したのはお昼すぎのことでした。
途中でスーパーで補充したり、倶知安の豆腐屋さんでゴマ豆腐を購入したり途中停車しながら野営地へ。午後2時20分到着。
入口では樹木の倒壊に注意するよう案内書きが…。
(詳細記事はコチラ)
到着した時間が遅かったため、便利な場所は埋まっているものと覚悟して来ましたが、運良く?先週と同じ場所が空いており即決。
客は5~6組ほどで、入口付近の他はガラ空きでした。
設営
タープはサイドポールを使用して日陰面積の増加を試みました。
スクリーンキャノピージョイントタープの付属ポールやロゴスのシステムポールを取替え引っかえした結果、こんな形に落ち着きました。
ロゴスのポールを選択したのは、高さ調節できるため何かあればすぐに畳めるようにとの思惑。片側のみなのは、トイレや炊事棟側は人の通行が多いため。ブラインドとして敢えてそのままにしました。
(本当に隣人がいるのでそもそもサイドポールの必要性はなかったのですがw)
サイドポールを使用することで広く使えるようになる反面、耐風性が心配なのと、余計に場所をとるため使えるシーンが限られそうです。
何より、ヘキサライトⅡは変形利用を想定してないのか、形が美しくありません
それでもいざという時のオプションとして「こんな具合にできる」とポケットを保っておくことは重要です。
その後はテント張り。
タープ内の面積が広がったのと、雨の心配がないため片側に寄せて張ってみました…が、空いたスペースの使用用途がなかったのでデッドスペース化
ここも今後の課題です。
最後に荷物運搬。
七輪の展開や焚き火台に薪をセットするところまで全て完了しました。
ここまでに要した時間は1時間20分。
早速炭を測定。今回は①ダイソー100均炭、②国産オガ炭を利用します。
計測の結果、①252g、②87g=合計339g。
実際には消し炭も投入しているので大雑把に400g位でしょうか。
それでも以前の七輪が500~600g使用していたので、確かに減少しています。
炭が少なくて済むのは歓迎ですが、これで木炭の使用テストがますます滞ります
▽本日の新兵器:デジタル重量計
これで使用する木炭の正確な重量を計測できます。
以前は100均のアナログ測りを使用してましたが、どこかへ紛失してしまったのと正確な重量を知りたかったため購入。
1g単位で2kgまで測れて1980円でした。安心のタニタ製。
さて、ここで温泉へ行くか迷いましたが、BBQの煙で臭いがつくため、先に食べてしまうことに。火熾しをはじめます。
火熾し
今回は、①たきつけ2片(1本)→②割り箸6本(3膳)+松ぼっくり3個→③消し炭→④木炭の順番&分量で熾してみました。
結果、10分ほどで真っ赤に熾き、20分経つ頃には9割方着火しました。
BBQ
まずは白米
ご飯をふかします。
前回のキャンプでの余り物(冷蔵庫に保管)を、水を張った鍋に投入し蓋をします。
15分ほどでホカホカなご飯に!
ところどころはやや固いものの、食べれないことはありません。
地産地消(笑)
豚串
「室蘭風」にひかれて購入したものの、普通の豚精肉にマスタードがついているだけの代物。
個人的にはタレ漬けの方が美味しいかな?
とはいえ空腹のためさしたる苦労もなく完食。
玉ねぎは甘くて美味しかったです。
残念だったのは付属のマスタードの量。少なくて、最初の豚串で全て使いきってしまいました。マスタードの分量に難あり。
ふと周囲を見渡せば、お食事しているグループも。
でもなんだかキャンプにふさわしからぬ会話?と思って振り向いた先は、娘とジンギスカンつつきながらひたすら電話するお父ちゃん。
「今、山奥の中でして…」
どうも仕事の電話のようです。
キャンプしながらお仕事、ご苦労さまです
鶏せせり
塩コショウをふっただけのシンプルな焼き方ですが、これがマジ旨い。
半身焼きの細切れ版といった感じ。
ご飯と一緒にパクつきましたが、9切れあって3回に分けて焼いたがいずれも瞬殺でした。
漬けマグロ
レアとミディアムの中間位の焼き加減がちょうどよく、焼きすぎるとかたくて美味しくなかったです。
青ツブ
少量の醤油を加えたいつものタレを貝殻に投入。グツグツ煮込みます。
もう少し煮て味を染み込ませたいところでしたが、下手をすると焦げ付くのが難しい所。
身とウロが外れてしまったため、あとでウロだけ取り出して食べてました。
ここまでで約3時間。木炭は最後まで継ぎ足しせずにBBQできました。
雪秩父
さて、温泉の締め切り時間が迫ってきたため、急いで後片付け。その後「湯本温泉 雪秩父」へ向かいます。入口で400円(キャンピングガイド付属クーポンで100円引です!)支払い中へ。
客はほとんどおらず、特に終盤は貸切状態でした。
中に入ると、ツンと鼻をつく硫黄の香りがたまりません。
露天風呂を順番に制覇し、硫黄泉と鉄鉱泉を満喫。
一つの温泉で複数の、それも上質な泉質を堪能できる…なんて贅沢なんでしょうか。
そして今日は「星見の湯」が適温だったので、寝そべって堪能できました。
(前回は激熱で断念)
風呂から上がると、フロントは既に終業。
温泉卵が買えず残念でした。
それにしても、こんな良質な硫黄泉は、(道内では)他に五色温泉と川湯温泉、そして熊の湯位でしょうか。そしてこんな素晴らしい温泉がわずか400円とは嬉しい限りで、ありがたくお湯をちょうだいしました。
帰路は真っ暗闇の中、歩いて戻ります。
途中まで懐中電灯を使いましたが、目が闇に慣れてくるにつれ広がる満天の星空。
ライトは途中で消してしまいました。
焚き火
たきつけ2片(1本)、松ぼっくり×5、割り箸×8で火熾し。薪は4本使用。
計算では1時間程楽しめる筈です。カラカラに乾いた喉を麦酒で潤しながら焚き火開始。
事前にセットしておいたお陰で、温泉から戻ってきてすぐに楽しめました。
タープからやや離れた「専用席」に陣取り、焚き火を五感で感じます。
目で見て、皮膚で感じ、そして鼻…焚き火は薪の香りのよさも魅力のひとつ。
燃える際に周囲へ広がる「森」の香りがたまりません。
そして刻々と変わる状況に合わせた火いじり。
最後まで燃やせるよう、熾き火をコントロールします。
炎は生き物だから答えは時々で変わる中で、どうすれば燃やしきることができるか、いつもパズル感覚で楽しんでいます
途中、何匹かの蛾が火の中へ飛び込む。
まさに「飛んで火に入る…」状態。
なんでこんなことするのでしょうか?
(走光性によるものなんでしょうが…)
…ある程度炎が落ち着いたところで、隅っこにトウキビをセット。
焚き火台は面積が広いだけに、サイズ的に焼けないものはなさそう。
今の七輪は小さくて十分にカバーできないサツマイモ等は、焚き火台で焼くとよいかも・・・と思いました。
熾き火にお尻をあてるとやたら暖かくて気持ちよい。ふと気温を見ると19℃。
夏でも夜は涼しいというより寒いものです。
就寝
最終的にトウキビをラップに包み、ゴミは荒らされないようRVBOXに保管。翌朝迅速に移動できるよう片付けをあらかた済ませ、23:30にはテントイン。0:30就寝。
まったり晩酌の予定でしたが、眠くてそれどころではありませんでした(苦笑)
コメント
Kyanさん、こんにちは♪
ココも行ってみたいキャンプ場なのですが、ニセコ界隈は混んでいるイメージが有り未だなのです。
私の場合は北海道の滞在日数も限られるので、できればもっと人が少ないひっそりとしたキャンプ場に行きたいし・・・。
炭火で豚串も良いですね。
こちらもまだ未経験なのですが、次回は絶対したい!
Gianさん、こんにちは!
「ひっそりとした」というイメージであればオススメですよ(^^)
ココは夏休みシーズンしか行ったことありませんが、激混ということはなかったです。平日ならゆっくりできるのではないでしょうか。
豚串もハセガワストアとはまた違った味わいで美味しかったです。
自分で串打ちするとより美味しいと思いつつ、この頃は仕事場とキャンプ場をほとんど直行直帰してるような状態でしたので、出来合の品で妥協しました(^^;;
豚串も次回ぜひ!