第7回さまにウニまつりに参戦!(2016/5/22)

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先週の日曜(5/22)は様似のウニまつりに行ってきました!


(写真:ムラサキウニをマイコンロで焼き焼きしてきましたドキッ)

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事前のパンフレット


(画像:様似町のHPより)

当日は晴天なのに周囲一帯は海霧が。アポイ岳は霧で隠されて幻想的な雰囲気です。


(写真:さっきまで居たキャンプ場が霧で覆われています)

キャンプ場を撤収し、現地には朝9時到着。
既にたくさんの人が並んでいて「出遅れたかな?」と思いましたが、昨年の経験から買えないことはないだろうと最後尾につけました。


(写真:何人いるんでしょうね~汗)

会場のスケジュールは「10時~引換券販売、11時~ウニと引換」でしたが、長蛇の列に前倒しでスタート。10時ちょっと過ぎには引換券を無事入手し、10時半頃にウニを入手できました。


(写真:ここまでが長かった…びっくり)

その後はホッキ、牡蠣、ミニウニ丼を購入したり、コンロを確保したりで11時頃から焼きはじめ。
いやぁ~、鮮度がよくて何を食べても旨い!これで太らないわけありませんね(爆)


(写真:コンロはキャプテンスタッグのM-6402と思われます)

13時から餅まきに参加して撤収してきました。
餅はいくつかゲットできたものの、優待券の類は入っておらず残念!


(写真:イベント終了1時間後の写真。きれいに片付いていて、ココが会場とは一見してわかりません)

帰路は日高門別から高速道路で一気に帰宅。
自宅ではウニ刺と塩ウニにして一杯引っ掛けて就寝。とっても満足度の高いイベントでした!

<食べた感想等>


(写真:焼き焼き風景。コンロが限られてるためマイコンロ持参フフフ)

バフンウニ(8個1000円)

新鮮な活ウニを炭火で焼いて食べる…なんて贅沢なのだろうか。
焼くことで味が凝縮し、口のなかいっぱいにウニの濃厚な旨味と香りが拡がる。
余所で食べたら1個400円位はしそう。

中のクロレラ状の緑色の物体や取り込んだ海藻類が雑味となって苦いので、塩水でさっと洗って雑味を取り除くとより美味しいかな?
個人的には生食で食べた方が好みだったので1個焼いておしまい。


(写真:夢中で食べてたので写真を撮り忘れてしまいましたタラ~)

ムラサキウニ(?個500円) ※数える前に食べちゃいました(爆)

網の上に置くとトゲがウニウニ動く…ウニの踊り焼き。
焼くならバフンよりムラサキの方が甘味があって美味しいかも。
こちらも殻割り直後は海藻類や内臓が雑味になるものの、バフンウニより大きいためスプーンで選別が容易。
結局1袋まるっと焼いて食べちゃいました。


(写真:ムラサキの方があっさりとした甘味ですね~)

ミニウニ丼(800円)

魚介類と一緒におにぎり代わりにいただきました。
お値段がお値段なので、ツレと二人でひとつ。まあいいよね?(何がw)
ご飯の割にウニがてんこ盛りで、そのウニが甘い!
小さいお椀一膳分の量なので、一個だと足りないかも?
追加購入しようとしたら、もう売り切れてました…。


(写真:昨年度は売り切れて買えなかった品。食べて満足ニコニコ)

ホッキ(5個1000円)

実は…今回会場で焼いた食材で一番美味しかったのはこのホッキ。
元来、刺身かバター焼きが好みの調理法ですが、あいにくバターを持ち合わせてなかったため2個焼いて残りは持ち帰るつもりでした。
しかし、中はプリっぷりの大きな身がデ~ンと横たわっていて、いかにも旨そう!?
ハサミで切り分け、めんつゆを数滴垂らしただけで頂いたが、これが旨い!
結局5個全部焼いちゃいました(笑)


(写真:本イベント一番のヒット!?)

なおウロはマズいので、こぼさないよう除去するのがおいしくいただくコツです!

牡蠣(5個900円)

厚岸産の牡蠣。「ウニだけじゃ絵的に寂しいだろう」という理由で購入。
バッグの中に醤油が埋もれて手が届かなかったので、レモンで頂きました。
味は普通に美味しかったですよ。
感動が薄かったのは、ススキノ界隈の居酒屋で1個105円から出てるSサイズクラスでお得感が薄く、かつ前週に食べた1個80円の中サイズ牡蠣と同程度のため。
まあ、ないよりはよいってことで。


(写真:できればもっと大きい方がいいな~)

他にもホタテ(5枚900円)、白貝(10個1000円)、ツブ(5個500円)、ズワイガニ(1500円)、ハモの開きなど焼き物好きなら満足できる品揃えでした。

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<イベント感想>

ウニ好きにはたまらないイベントの一つ。
全体として参加者目線で運営された好印象の祭りです。

長い行列ができている→引換時間を早める
素人には殻割り大変→引換後に殻割りサービス(無料)
帰るまでにウニが死んじゃう!→保冷用の氷をくれたり(無料)


(写真:このように専用の器具で殻割りしてくれます。尚、器具は非売品とのことですが…売ってる場所知ってますw)

と柔軟で面倒見よいので、気持よく参加できます。
他にもイベント内容や価格設定から「様似にお客さんを呼び込みたい!」という情熱を感じ、その心意気からかついつい財布の紐が緩んでしまいます…(笑)
直売のみならず、カレーやそば、ウニ丼など食べ物も豊富なのでお腹空かせていっても大丈夫!

ちょっと気になったのは、客層のほとんどが様似の外の方で、地元民はあんまり参加していない感じなこと。「町民総出」といった感のある熊石のアワビ祭りとはまた一味違った雰囲気で、「お祭り」というよりは「直売会」といった性格の強いイベントです。
地元の人はウニやツブなど普通にもらえる環境にあるのかな…。

それと情報開示の遅さが気になりました。情報誌には開催日が掲載されているのに、様似町のHP等では1ヶ月前位になってようやく掲載されていました。他のお祭り・イベントではもっと早くから開示されているので、ここはもう少し努力を期待したいところです。

<ヒントをちょっとだけ・・・>

飲料やおにぎりが必要な方は予め持参

現地では飲料は限られた場所で限られた種類しか置いてません。
おにぎりは見かけませんでした。

焼き物をする方はトングや調理ハサミ、調味料(醤油や塩胡椒)を持参

現地では販売してません
グッズがあれば割り箸のみ・素焼きより格段に楽しくなります。

クーラーボックスをお忘れなく!

ナイロン製のクーラーバッグだとウニの棘で穴が開くことがあるので、ハードタイプ推奨です。
我が家のジェルタイプの保冷剤に穴が開いて1個ダメにしましたガーン

<感想>

昨年に引き続き参加したウニまつり。
殻付ウニの入手機会は限られるので(ほとんど見かけません)、ウニ好きなら要チェキなイベント。
当日は晴天で海風も暖かく、恵まれた一日でした。

イベント内容も価格も良心的で、札幌から片道200km走るだけの価値があります。
どれだけ楽しかったかは文章を読み返してもらえればわかるはず(笑)
後から写真を見返しながら執筆していると、筆ならぬキーボードが踊っています!

様似の味覚を存分に味わえるウニまつり、機会があればぜひまた参加したいです!

<混雑状況>

朝まで駐車場があいてないので、現地で前夜泊は難しそう。
国道に面した横長の会場に並行して駐車するため、会場の近くに停められるかどうかは運次第。遠いと荷物を運ぶのに疲れます(といっても徒歩1~2分ですが)
ウニは十分な量を用意していたので、(保証はできませんが)引換開始までに行けば買えないということはないでしょう。
ちなみに昼過ぎに到着した数組は、さすがに「もうありません」と言われてました。

なお2016.5現在、JR日高線が運休していることもあって道央圏から公共交通機関でウニまつりに参戦するのは難しいと思われます。様似で前泊するか、静内で一泊して朝一のバスに乗るか、無難なのは自動車でしょうね。

ほぼ全員がウニ目的で集まってるので、ウニの引換が終わったら1/4位はそのまま帰宅します。
残りは焼きスペースに集中しますが、12時前には空き始め、餅まきが終わると潮をひくように人がいなくなります。
13時半の閉会時には数組しか残っていませんでした。

<その後>

お土産のウニは刺身と塩ウニに。


(写真:食べられるようにするまでが一苦労。ウニの価格は漁師さんや店の手間賃だとしみじみ思います)

そのままでも甘くてゲロ旨ですが、ほんのちょっぴりわさびを載せていただくと…酒が進みます!
塩ウニは軽く塩をふっただけですが、これまたたまらん。ご飯も酒もグビグビ消化しちゃいます。
北海道に生まれてよかった!!


(写真:ザルに移したウニ。「天使の分け前」により、食卓に上がる時には3割ほど目減り…テヘッ)

ズワイガニはそのままパクつき、ツブは醤油煮にしてすべておいしく頂きました。

これまでカニといえば毛ガニ。「ズワイ?あれは鉄砲汁用だよね。異論は認めない」状態でしたが…、ココのはゲロ旨。特に爪の先端のむき身は毛ガニのそれを超えますね。
毛ガニと違って手が傷だらけにならないのもイイ!
味噌もこれまで「ズワイの味噌?苦くてまずくて食べれたもんじゃない」と思っていたのに、様似のズワイガニは「甘くてねっとりして…ナニコレ美味しい!」とこれまでの思い込みを思いっきり叩き壊してくれました。
Wikiによると北海道のズワイガニのシーズンは4~5月、ちょうど今頃のようで、美味しいのも納得。
「ああ、越前ガニとか余所の地方でズワイガニが重宝されるのもわかるわあ」
最初はかにチャーハンとか色々考えてましたが、結局全部そのまま食べちゃいました。
あ~、美味しかった!!

(おまけ)木炭マニア向け情報

会場では有限会社ウノキが製炭していたウノキ木炭を使用していました。
広葉樹中心の炭で日持ちは1~2時間といったところ。火力は強く、嫌な臭いもしない癖のない広葉樹炭でした。
「製炭していた」というのは、残念なことに経営者が代替わりして現在は製炭を中止しているそうです。


(写真:ウノキ木炭の山びっくり 2015年撮影)

コメント

  1. ろっぴ より:

    あぁ~うまそうですね~まだまだ北海道、堪能しつくしてないなと
    改めて実感!!!
    すごい~

  2. kyan より:

    ろっぴさん、こんにちは!

    うまかったですよ!
    塩水ウニより殻付です(笑)
    よいお祭りなので、来年は是非~♪

  3. けー より:

    こんにちは!
    私は一足先に襟裳のウニ祭りに行ったのですが、様似のウニ祭りも楽しそうですね。
    ホッキや牡蠣が格安であるのも魅力的ですね。

    ウニ、剥くのは素人には一苦労ですけどねぇ。

  4. kyan より:

    けーさん、こんにちは!

    楽しかったです!
    浜値に近い価格で販売してるので、見てるだけで心が踊りました(笑)

    ウニは殻割りしてくれるので家では随分と楽でした。
    襟裳でもやってくれればいいのにな(^^;

  5. さん より:

    こんばんは!

    ウニ祭り!最高ですね!
    こんなお祭りがやってるなんて初めて知りました!
    来年は我が家も行きたいと思います!

  6. kyan より:

    さん、さんこんにちは!
    キャンプ中につきお返事が遅くなってスミマセンm(__)m

    いい意味で地方らしいお祭りで楽しかった&美味しかったですよ~
    来年はぜひ♪