【キャンプ場レポ】東大沼キャンプ場(七飯町)

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本日は亀田郡七飯町にある、東大沼キャンプ場をご紹介します♪

(掲載日:2015/01/08 最終更新日:2016/05/13)

(写真:キャンプ場の水際。週末や連休中はとても混雑します)

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キャンプ場の位置

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基礎情報

例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。

今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。

基礎情報 オフィシャルページは見当たりませんでした。以下参考。
函館市公式観光情報はこぶら
住所:
北海道亀田郡七飯町字東大沼
連絡先: 0138-67-3477 (管理者/(財)自然公園財団大沼支部 )
オープン期間: 4月下旬~11月初旬
料金体系: 無料
料金: 無料
時間: 特になし
ゴミ処理: 不可
車の乗入れ: 不可(リヤカー2台有)
焚き火: 可(焚き火台使用。直火炉がいくつか点在)
ペット:
温泉: 流山温泉まで1.1km(約3分)、東大沼温泉旅館留の湯5.8km(約11分)、
あとはグリーンピア大沼、ちゃっぷ林館など(いずれも車で約30分)
※留の湯はダート道経由の方が近いですが地理に不慣れな方や
夜間通行はオススメしません。また定休日があるのでご注意。
携帯電話: DoCoMo / au 圏内 ※他は未計測
音: 夜は貨物列車の走行音
備考: コンビニは隣接の北川商店が徒歩圏内、あとは大沼公園付近に
コンビニがいくつかあります。
スーパーは函館/森/鹿部まで出ないとありません。
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キャンプ場レビュー

kyanの率直な感想  
利用日: 8回計17泊+α
2016年4月29~5月4日 5泊 雨/曇/晴
2015年 9月 1泊
2015年 5月
2014年10月11~13日 2泊 晴れ/曇
2013年10月12~14日 2泊
2013年 8月22~25日 3泊
2008年 9月21~23日 2泊
2007年 9月15~17日 2泊
利用目的: ソロ、デュオ、グループ
総合点:  
サイト構成: 芝生
芝生はペグの刺さりにくい箇所がところどころにあります。
大きく林間エリアと水際エリアに分かれます。
 

林間エリア
駐車場から近いこと、水際エリアより若干風が弱くなる点で便利ですが、キャパシティが低いため「空いてればラッキー」位に考えて置いたほうがいいかも。
ツーリング主体のソロキャンパーはこちらに張ってることが多いです。


(写真:林間エリア。いつ行っても割合埋まってます)

水際エリア
一方、眺望やカヤックなど大沼へのアクセスを重視する場合はこちらがよいです。設営可能場所は優に200m位はあるので、混雑で張れないということはまずないでしょう。
グループ/ファミリーキャンパーはこちらに張ってることが多いです。


(写真:水際エリア。広々としてますが混雑すると…)

 

見える景色: 大沼、林間
良いところ: 大沼の眺望
ココの最大の良さは朝・昼・夕…刻々と変わりゆく大沼の表情にあります。
 

大沼から立ち込める朝霧が幻想的な早朝、スカッと爽やかで水面に写る木地挽山が美しい昼間、そして沈みゆく太陽と残照に映える水面が神秘的な夕方…一日の中でこんなに様々な表情を見せてくれる素敵な沼はなかなかありません。
水際に張れば、これらの景色は独り占めです!


(写真:大沼の向こうに沈みゆく太陽を眺めながらの炭火は格別です)

カヤックができる
朝~夕方に見かける遊覧模様は大沼の風景の一部となっています。
(kyanもやってみたいと思うようになりました)

設備が綺麗
炊事場には目詰まりなく、トイレも気になる臭いは特にありません。
照明は自動ですが昼間暗くて困るということもありませんでした。
管理者が定期的にメンテナンスしている他、ボランティアの方が清掃しているのを何度か見かけました。
お湯は出ませんしウォシュレットもありませんが、無料でこのクオリティなら何の問題もありません。


(写真:安心して利用できます)

なお、水道代は大沼公園駅前の有料駐車場代金で賄われています。
感謝の気持ちを込めて必要最小限の利用に留めたいものです。


(写真:ビールやスイカ冷やすための水の出しっぱなしは止めましょう)

無料
出入り自由なので気楽に行くことができます。
それでいてきちんとメンテナンスされているので安心して利用できます。
台風接近時には天気図のプリントアウトが数カ所に掲示されて注意を促していました。素晴らしい!


(写真:こういう配慮があるのは、とてもありがたいです)

焚き火可
焚き火台を使用するか、水際に炉が数カ所あります。
夕陽をバックにした焚き火、また朝日が昇る様を眺めながらの焚き火は言葉では語り尽くせませんドキッ


(写真:一番のお気に入りです)

 

気になったこと:
風が強い
天気の良し悪しに関係なく強いことが割合多い印象です。
木陰は多少マシですが、それでもなお強くて往生する時がありました。
(撤収時に内側からテントを必死で支えたことや、ヘキサを倒してから出かけたことも…)
利用時はいつも張り綱をフルで張っています。
 

地盤の硬い場所がある
設営の際にはソリステのような頑丈なペグと重たいハンマーがあった方がよいです。
旧ボートハウス小屋付近で設営した際、地面が硬くてペグが入らなかったポイントがありました。
(ソリステ&重たいハンマーに替えてからは問題ありません)

立地が微妙
道南観光の拠点としても利用可能ですが、大沼でも奥まった場所にあるため、観光拠点としてはやや不便です。
(函館市・森町いずれも40分程度かかります)
一方、札幌方面のアクセスは大沼公園ICができて多少改善されました。

 

どちらともいえないところ: 遊具なし
小さなお子さん連れでしたら、何かしら遊べるものがあるとよいでしょう。
なお隣接の北川商店では自転車のレンタルもしています(400円/日)。
 

管理人不在
無料なので仕方ないところですが、セキュリティはないに等しいです。
夜間ゲートクローズもありません。
利用の際は各自で予めどう動くか想定をしたほうがよいでしょう。
レンタル品や消耗品の販売もありませんが、コンビニで販売してるレベルの用品は隣接の北川商店にて販売しています。

徒歩圏内に温泉がない
自家用車利用なら近くに数軒あります。
観光拠点としての利用であれば周遊中に入浴を済ませると楽かも。

長期滞在者が目立つ
また「テントは張ってるのに人がいない」という例も見受けましたが、今のところ節度をもって利用しているようです。

その他: 付近のボランティアの皆さんよりキャンパー向けに数多くのサポート
リヤカーの提供/簡易イス・テーブルの提供/ゴミの無料分別収集/シャワー・ランドリー提供など…。
このようなキャンプ場は知る限り全道でココのみ、ボランティアの方や北川商店さんを抜きにして東大沼キャンプ場は語れません。
かくいうkyanもゴミを引き取って頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。
(些少ですがソフトクリームを購入しました。美味しかったです!)
2016年5月13日追記:北川商店さんは今年度より無料サービスの一切を無期休止されました。台車は大沼財団が提供していますが、ごみ回収や携帯電話の充電などは従前どおり自前で解決する必要があります。
 


(写真:大変助かりました!)

2012年の倒木事故後、危険木の伐採で風景が若干変わりました
(当時の速報→コチラ)
当時は「もうしばらくキャンプできないのでは?」と心配しましたが、翌春には迅速に再開していました。


(当時、湯本温泉野営場に掲示されていた注意喚起文)

今でもところどころに切り株等で痕跡を見かけますが、全体として開けた感じになりました。


(写真:中が空洞の幹を見たら恐ろしいですね…)

 

感想: 眺望よし、設備よし、コスパよしと三拍子揃った第一級のキャンプ場。
キャンプ人生当初からのお気に入りです。
道南にも数多くのキャンプ場があるので行きたいと思いつつ、ここで満足してしまい開拓が進みません(笑)
 

初期の頃はココを拠点として道南観光してましたが、最近は函館へ買い出しに行く他はほとんどの時間をのんびり過ごしています。
お気に入りは、大沼にかかる朝霧やサンセットを背景に焚き火をすること。贅沢な瞬間ですニコニコ

これだけパフォーマンスのよいキャンプ場も、全ては管理者やボランディアの厚意と利用者の善意によって成り立っています。いつまでも快適に利用できるよう、各自が節度をもって利用してこのように素晴らしい環境を守っていきたいですね。

【結論】 道南キャンプにおける第一候補

サイトの模様(画像をクリックすると拡大します)


(写真:サイト図)

(写真左:駐車場 写真右:北川商店提供の台車)

(写真:トイレ)

(写真:内部は清潔に保たれていますニコッ)

(写真:炊事場)

(写真左:調理用の炉 写真右:水は大事に使いましょうニコニコ)

(写真左:林間エリアより大沼 写真右:水際エリア)

(写真:水際エリアから見た昼間の大沼)

(写真:霧が立ち込める朝の大沼)

(写真:好天の大沼。景色とは裏腹に風が強い日でした)

(写真:夕陽が沈みゆく大沼。いい眺めです山)

(写真左:台風時の注意喚起 写真右:こんな感じで数カ所に焚き火跡があります)

(写真:伐採されたと思わしき木の跡。内部は空洞になってますガーン)

(写真左:北川商店。飲料等はここで揃います 写真右:水際サイト。イスは自由に利用できます)

コメント

  1. た〜さん より:

    ここは、冬に下見に行きました…。
    冬キャンプじゃありませんよ。
    私のキャンプ師匠のZ氏のお気に入りキャンプ場であり、いつかはキャンプしたい場所です。

  2. kyan より:

    た〜さん、こんにちは♪

    冬でもキャンプしてる人がいるみたいです(笑)
    いつかと言わず…、
    た~さんもぜひ(^^)/