こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、苫小牧市にあるオートリゾート苫小牧アルテンをご紹介します。
(掲載日:2020/01/27 最終更新日:2023/03/17)
キャンプ場の位置
基礎情報
例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。
今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。
ホームページ等 | オートリゾート苫小牧アルテンHP |
住所 | 苫小牧市字樽前421-4 |
連絡先 | 0144-67-2222(現地管理棟) |
所有者・管理者 | 株式会社 苫小牧オートリゾート(指定管理者) ※指定管理者一覧(苫小牧市,PDF) |
オープン期間 | 通年 |
予約可否 | 可(利用月の2ヶ月前の1日より) |
キャンセルポリシー | 有 ・3日前~前日→利用料金の20% ・当日→50% ・無連絡キャンセル→100% ※後日振込対応 |
料金体系 | サイト料 |
料金 | 宿泊料金 区画サイト みずならサイト (区画A・B)3300円(4~10月のみ) (区画C・D・E)4400円(4~10月のみ)、冬期50%オフしらかばサイト ペット可 (区画P・Q・R・S)5500円(4~10月のみ) からまつサイト(区画G・H) 電源/TV端子あり からまつサイト(区画F・J・K・L・M) ※全てのサイトは平日料金30%引(4~6、9・10月の土曜・連休を除く日に適用) 建物 増車料金(複数台の車で1サイトを利用する場合) ※以上すべてクレジットカード決済可能 |
各種割引 | ・苫小牧市民優待(全サイト/建物対象) 一律で夏期1050円/冬期525円引き ・JAF優待(サイトのみ)10%引 ・道新ぶんぶんクラブ(サイト/建物対象)10%引 ※いずれの優待も対象は宿泊料金のみ ※2021年より各種割引と冬期割引の併用ができなくなりましたその他、JAC(日本オートキャンプ協会)、コールマンアウトドアクラブなどでも割引があるようです。 会員によって割引内容が異なる可能性があるので、詳しくは現地に確認ください。 |
時間 | チェックイン 13:00~17:00 (コテージは15:00~17:00) チェックアウト ~11:00 (ゲートクローズ 22:30) ※これまで行った際はいつも12:00~受付していました。 ※チェックイン開始前には入れてもらえません |
ゴミ廃棄 | 可(燃えるゴミと燃えないゴミ。ガス缶と電池は別) ※一般のビニル袋でOK |
温泉 | 敷地内に日帰り入浴施設「ゆのみの湯」あり(徒歩5~10分程度) ※ センターハウス内にシャワーあり(24時間可能、無料) |
携帯 | 圏内 MNO3社(docomo、au、SBM)問題なく使えました ※センターハウス内に無料WiFiあり |
WiFi | センターハウス、からまつサイトで利用可(無料) ※速度はそこそこ出ますが、なぜかLINE MUSICでは使えませんでした |
トイレ | センターハウス他数カ所にあり、すべて水洗 |
車の乗り入れ | 可 |
駐車場 | 指定箇所あり(2台目以降は増車料金が必要) |
焚き火 | 可(直火不可) |
薪販売 | 有(1束・税込950円) |
ペット | 一部可(しらかばサイト、からまつサイト、キャビン、バンガロー) ※からまつサイト区画Hは不可 ※ペット可のキャビン、バンガローは電話予約限定 |
遊具 | あり 他自転車などのレンタル豊富 |
花火 | 可(花火コーナーで手持ち花火のみ) |
見える景色 | 木々 |
就寝時の音 | 概ね静寂。たまに鹿の鳴き声 |
客層 | ファミリー、グループ、たまにソロ(11月) |
買い物 | ・センターハウス内の売店が充実 ・5km手前にスーパー(ビッグハウス明徳店)、ドラッグストア(ツルハ)、ホームセンター(コメリ)有、いずれも車で約10分 |
立地 | ・苫小牧市の西のはずれにあります (札幌方向からだと苫小牧市内を抜けるのが面倒) ・最寄り高速インターは苫小牧西インター (そこから10分位) ・苫小牧フェリーターミナル(西港)から国道5号線経由で20km、車で35分 ・苫小牧駅から隣接の入浴施設「ゆのみの湯」まで道南バス1日4便 (道南バス [03]鉄北北口線、運賃460円) ・最寄りJR駅は錦岡駅ですが、そこからの先の公共交通機関はありません |
備考 | ・センターハウス内はお湯が出ます ・ハンモック禁止 ・ドローン禁止 |
キャンプ場レビュー
利用時の情報
利用回数 | 13回(計19泊) |
利用日 | 2015年11月 7~ 8日(1泊)バンガロー 2017年11月22~24日(2泊)からまつサイトG区画 2019年11月 9~11日(2泊)からまつサイトM区画 2019年11月23~24日(1泊)からまつサイトG区画 2020年11月16~18日(2泊)からまつサイトG区画 2020年11月25~26日(1泊)からまつサイトG区画 2021年 2月20~21日(1泊)からまつサイトG区画 2021年 3月16~17日(1泊)からまつサイトK区画 2021年12月 8~10日(2泊)からまつサイトG区画 2021年12月17~18日(1泊)からまつサイトG区画 2022年11月19~20日(1泊)からまつサイトJ区画 2022年12月16~18日(2泊)からまつサイトG区画 晴れ/雪 2023年 3月19~21日(2泊)からまつサイトJ区画 晴れ |
利用形態 | デュオ/ペット |
利用目的 | 滞在型 |
サイトマップ
衛星写真
画像
サイト構成
大まかに区画サイトとコテージに分かれています。
電源が使えるサイト(からまつ)
各所に植えられた針葉樹がイイ感じで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
のんびりできてお気に入りです(笑)
・H区画以外はペット可 ・電源は15A/TV端子有 ・6300円のサイトは個別シンクとガーデンテーブルがついている他、サイト面積が若干広いです (但し個別のシンクは冬期利用不可) ・これまで泊まった範囲ではどのサイトもペグの抜き差しが容易 |
冬期は過利用と積雪が少ない故に泥濘と化します。
汚れてもよい幕体を持っていったほうが精神衛生上よいかもしれません。
電源が使えないサイト(みずなら、しらかば)
こちらは開けた雰囲気で、活動的なイメージ。
A/B区画は温泉に近い反面、センターハウスまで遠いのが難点。
・みずならサイトはペット不可 ・しらかばサイトは冬期閉鎖 ※冬期利用可能なサイトは、みずならサイトの一部(C・D・E区画)のみです。 |
バンガロー
・バンガローでもシンクとトイレ付き 夜中に靴を履いて外に出なくてもよいのが便利 ・コンセント付 電源取れるのもうれしいです。 ・芝の余剰スペースは少ない 密集して建設されているため、スクリーンタープを張るのはぎりぎり。 大物は厳しいですね。 ・備付のロフトは一段につき一人寝るのがいっぱい 子供2人ならいいくらい。家族で頭を付き合わせて2人×2段=4人という計算かな。 狭いので利用せず、居間のテーブルをどかして寝ました。 |
ログハウス/デッキハウス/キャビン/ロフトハウス
設備
センターハウス設備
・ウォシュレット付トイレあり(一部) 全ての個室につけてほしいです。 ・温水シャワー完備 無料で24時間入れるので、汗をかきやすい夏場や体が冷える冬場に重宝しますね ・無料WiFi完備 パスワードは窓に貼っていて、センターハウス内と手前の広場で使えます。 いつ行っても子供たちがswitchやらスマホいじってました(笑) ・炊事場あり お湯がでるのが高ポイント。 暖かい空間の中で炊事や洗い物できるのはありがたかったです。 但し限られたスペースに利用者が集中するため待ち時間が発生することも。 チェックアウト者が集中する日曜朝には行列ができていました。 |
その他設備
・遊具あり
遊ぶ場所も手段も豊富なため子供たちにとっては飽きないかな。
なお冬期は利用制限されています。
・進入ゲートあり
入場時は利用者名を名乗ってゲート開閉してもらうシステムです。
何もないよりは無関係な人が立ち入る可能性が低いので◎
キャンプ場で行方不明案件が発生している現状では少しは安心できる?
なお22:30には完全閉鎖です。
・花火ができる場所は離れています
川を渡った向こう側にある「まきば広場」にあります。
・外の炊事場(個別サイト分含む)やトイレは冬期閉鎖です
場所によってはトイレまで5分程度歩くことも…
売店
キャンプで必要な物、あったら嬉しい物はほとんど置いています(ここまで充実しているキャンプ場は珍しいです)。
例 着火剤220円(スーパーだと100~130円程度) 炭/着火剤/チャッカマン/カセットガス/火ばさみ/軍手/トング/ゴミ袋/防虫グッズ アイス/乾電池 塩/塩コショウ/醤油/焼肉のタレ/サラダ油 レトルトカレー/ルーカレー/レトルトご飯 アルミ皿/割り箸/使い捨てコップ/サランラップ/アルミホイル/洗剤/金タワシ/スポンジ 石鹸/絆創膏/消毒液/選択用洗剤/生理用品 苫小牧土産 |
価格は多少割高ですが(商店レベル)、大人なら許容できる範囲かな。
納得がいかなければ車で10分程度の場所にビッグハウスがあるので、時間とトレードオフもアリ。
温泉
日帰り温泉施設「ゆのみの湯」を併設しています。
「ゆのみ」とはハスカップのこと。湯呑かと思ってました…
茶褐色の湯は塩化物強塩泉とのことで、キズがあるとしみます(笑)
石鹸類完備、ロッカー無料と言うことなし♪
敷地内なので歩いても車でも行ける距離で便利(車だと500~800m程度)
寒い日はもちろん夏の暑い季節でも重宝することでしょう。
なおHPには記載ありませんが、入浴券はセンターハウスにある自動券売機で購入すると滞在中(最大3日間)は何度でも入れる特典付きです♪
(2015年訪問時には日数制限がありませんでした)
その他小ネタ
電話で事前予約すると予約票が届きます
自宅に届いた書類(ご宿泊カード)を持参し、受付時に提出すると受付票に変わるシステム
予約票が封書で届くなんて今どきホテルでもないのに、手間とコストをかけてるなという印象ですねー。
その分安くしてほしいなあ…
(2020/11/05追記)
現在は、「郵送しない」という選択肢もとれるそうです。
時代の流れですね~
場内キレイに整備されすぎ!
おかげで葉も枝も全然落ちていません。
毎朝、係員さん達が業務用のブロワーで片付けていました
ところどころに鹿の糞が落ちてる
深夜は鹿が闊歩しているらしく、センターハウス近くの通路でも見かけました(11月)
レンタル品が充実
自転車からテレビ(!)まで驚くほどのラインナップ。
鍋や電気炊飯器などのレンタルもあるそうで、キャンプの定義を再検討する必要がありそうです(笑)
お値段はそこそこですが、「リゾート」なので仕方ないかもですねw
感想
よいところ
通年営業
北海道では数少ない通年営業のキャンプ場。
さらに!冬季割引もあってお得に使えるとあっては、冬キャンしたいと思わせるに十分。
充実の設備
個人的には、ウォシュレットが使える・シャワーが24時間使える・炊事場でお湯が使えるのが高ポイント。
動線がスムーズ
チェックイン時の説明や場内看板が適切。
到着~撤収までの一連の流れがスムーズなのでストレスフリー
キャンプ場でありがちな「○○はどこにあるの?」、「▲▲はどうしたらいいの?」、「(帰る間際になって)××ということだったのか!」ということがなく、余計な時間がかかったり不安が少ないのはありがたかったです。
ゴミ処理可
追加料金ナシでゴミを捨てていけるのはとても有り難いです。
好む好まざるにかかわらず、人が滞在すれば大なり小なりゴミは出るものなので、それを見越して受け入れてくれるのは責任ある施設の姿勢として称賛できます。
気になる点
冬期はセンターハウスの炊事場やトイレに行列ができる
外が閉鎖されるため仕方ありませんが、数はサイト数に比して少ないですね。
安価なペット可サイトがない
全サイト中で最も安いサイトは3300円(みずならサイト)ですが、ペット可だと5500円(しらかばサイト)に跳ね上がってしまいます。
こじんまりとしててでよいので、安価なペット可サイトもあるとよいのですが・・・
情報公開が足りない
HP見る度に思うんですが…
詳細が掲載されておらず、現地へ行ってはじめてわかることが多いです。
例えば…
・市民割引や各種会員向けの優待内容の記述がない 「事業主体はそれぞれの組織なので、各自で会員向けサイトを確認して」って事かもしれませんが、あったほうが親切。 ・温泉入り放題券の記述がない もっと売りにしてもいいと思うんですけどね。知らせたくないのでしょうか。 ・レンタル品の一覧や利用料の記述がない 何がいくらで借りられるかわかれば助かります ・デイキャン料金の記述がない 「宿泊優先でデイキャンお断り」ってこともないのでしょうが…とにかく記載ないですね。 ・サイトやコテージの一覧(機能や価格)がない そのため全てクリックしないと詳細がわからない作りがストレスです。 例えば同じからまつサイトでも6050円と6600円の2種類あって何が違うの?、とか 区画GとHの違い(機能は一緒でペット可か不可か)とか… 電話で予約した際、「からまつサイト」を予約したら何も聞かれずに6600円のサイトになっていました(説明なし) |
利用者目線に立ち、HP情報をより充実するとわかりやすくてよいのですが…
一言コメント
ここはキャンプ場というより、もはや「リゾート」
充実の設備は快適の一言で、人気があるのも納得です。
ソロ時代は「高い、グルキャンがうるさそう、冬は寒い」と敬遠していましたが、デュオキャンプ開始を機にシーズン中のキャンプ期間が延長された(大きなテントを張れるので暖房器具なども無理なく持ち込める)ため選択肢に入りました。
個人的にはいままで行かなかったのが惜しまれる一方で、(特に土日祝は)ソロキャンプだと周囲が賑やかで居心地がよくなく、また単独利用するには高額のため現実的な選択肢にはなりにくいと思われます。ソロで使うには景色が拓けすぎている点(隠れ家感ゼロ)もマイナス。
お値段もそれなりですが、アルテンの設備と体制なら納得。なんせ「リゾート」だから仕方ありません(笑)
冬期しか行ってませんが、いずれは夏期にも行ってみたいところです。
結論
北海道では珍しい、万人受けする高規格キャンプ場。
キャンプ初心者やファミリーが安心して快適に利用でき、誰が利用しても大満足。
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