【キャンプ場レポ】盃野営場(泊村)

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は積丹半島で使い勝手のよい無料キャンプ場、泊村の盃野営場をご紹介します!

(掲載日:2022/08/11 最終更新日:2022/08/11)

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キャンプ場の位置

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基礎情報

例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。

今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。

ホームページ ・泊村HP
住所 〒045-0205 北海道古宇郡泊村興志内村2
連絡先 0135-75-2101(泊村役場産業課)
所有者・管理者 泊村
オープン期間 6月~10月
料金体系 無料
時間 なし
管理人 巡回管理人あり
ゴミ廃棄 不可
温泉 潮香荘まで約1.4km、車で4分
(中学生以上600円、10~19時まで、露天風呂あり)
茂岩温泉まで400m、車で約2分
(大人500円、15~20時まで、内風呂のみ)
※現在コロナ対策を理由として村外の利用おことわり
珊内ぬくもり温泉まで14.5km、車で17分
(大人500円/中学生400円/小人200円、13~20時まで、内風呂のみ)
シャワー
コインランドリー
携帯 (意外にも)3大キャリアとも圏内
ラジオ ほぼダメ(FMは全滅、AMは夜間のみ聞こえます)
トイレ 1ヶ所
炊事場 1ヶ所
水道水(飲用可)
車の乗り入れ 不可
※キャンプ場の裏手に回る林道は土砂崩れで現在使えません
駐車場
リヤカー 有(一輪車が2台)
ゲートクローズ
焚き火 可(芝生を焦がさない事が条件)
薪販売
遊具
見える景色 キャンプ場、奥に鬱蒼と茂る山
就寝時の音 茂岩川の流れ、野生生物の鳴き声
野生動物 ヒグマ、キツネ
※ヒグマの生息域で、2022年5月11日駐車場に出没したとのこと
客層 ソロ、グループ、ファミリー
買い物 泊村のセコマ、神恵内村のいちき岡田商店
※余市もしくは岩内のスーパーで買い出ししてから来るのが無難です
立地 国道229号線/茂岩の信号を曲がり山奥へ進むとすぐ見えます
備考
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キャンプ場レビュー

利用時の情報

利用回数 2回2泊
利用日 2021年8月6日~7日 1泊 曇り/雨
2016年7月4日~5日 1泊 晴れ
利用形態 ソロ
利用目的 キャンプ場開拓

サイトマップ

衛星写真

場内案内図

場内案内図(左が駐車場/国道側)

サイト構成:フリーサイト

平坦な芝生です

どの場所もきちんと整地されているので、どこに張っても快適です。

フリーサイト(駐車場側から撮影)

ペグは問題なく挿さります

表面は適度に柔らかいので、テント付属のスチールペグで十分です。

フリーサイト(裏手から撮影)

設備

トイレ:1ヶ所

男女別+多目的トイレ完備の立派な建物で、清潔に保たれています。
トイレットペーパーがダブルなところが財政力豊かな泊村っぽいです(笑)

トイレ(右下の個室は多目的室)

炊事場:1ヶ所

蛇口は片側6口ずつ、両側合わせて12口あります。
炊事棟横にある直火炉が事実上の灰捨て場となっています。

炊事場

勢いが強くて水量を調節できないのと、プッシュ式で押してる間のみ出てくる方式で、一人だとちょっと使いにくいです。

節水目的とはいえ不便なプッシュ式

駐車場

テントサイトと同じくらい広いので、停めれなくて困ることはないでしょう。
駐車場にタープを張って車中泊している人たちもいました。

駐車場
30~40台は駐車できます

一輪車:2台

小さいですがタイヤがしっかりしてるのと、一般的な木製のリヤカーと較べて軽く扱いやすいです。

一輪車
多くは積めませんが、軽くて快適でした♪

繁忙期の朝などは取り合いになるので、自前のキャリーカート持参するのもアリです。

盃海岸

ここで水遊びができます。
例年、夏場はファミリーテントでいっぱいです。

盃海岸
こちらでキャンプしてる方も多くみかけます。

感想

盃野営場のココがいい!

無料で利用できる

懐に優しいのもありがたいですが、特に助かるのは<チェックイン・チェックアウト時間の制約がない>事。
チェックアウトの時間に間に合わせるため忙しい朝を過ごさなくていいし、到着が予定より遅れても連絡不要なのは精神的にものすごく楽です。

海岸や温泉が徒歩圏内のロケーション

盃海岸や茂岩温泉が徒歩圏内で、昼間は水遊び、夕方温泉でさっぱりしてから夜はキャンプ場でシッポリ・・・も可能という好ロケーション。
下が砂利やコンクリートの盃海岸を避けて、こちらに設営するファミリーもいるようです。

盃野営場のココがイマイチ・・・

荷運びが大変

キャンプ場出入口に最も近い駐車スペースから炊事場まで片道約100m(舗装路)あります。

iPhoneの地図で表示された駐車車両から設営地までの距離


そして駐車場からキャンプ場へは下り坂になっているので、設営時はいいけど撤収時は重いです。

駐車場からキャンプ場への入口
炊事場まで約100mあります

また、リヤカー(一輪車)は2台しかないため繁忙期には順番待ちになることもあるので、キャリーカート持参の方がスムーズです。

以前はキャンプ場駐車場横の坂道から林道で反対側へ回り込むことで荷物運びが楽になる裏技(?)がありましたが、土砂崩れにより現在は通行止めです。
(源泉を管理している建物から先が通行止め)

土砂崩れらしく進入禁止になっていました

キャパが小さい

崖を切り崩して作ったような、こじんまりとした公園のようなスペースで「山奥の小さい原っぱ」。
テントのサイズやレイアウトにもよりますが、実質的には20~30張が限界。

巡回のおじいさん曰く「夏場や週末は人いっぱいで張れない位」とのことで、実際に駐車場にタープを張ってる方も見受けました。

その他注意点など

有害虫対策を万全に!

昼間はアブ、夜間は蚊の攻撃が激しいです。
設営中にアブに噛まれ、焚き火してる間に蚊の攻撃を受けてボッコボコにされました(涙)
長袖長ズボンや蚊取線香の用意を怠らないように!

動物に注意!

通路にはマムシ、付近にはヒグマがいます(2022年度も駐車場で確認されています)。

自然豊かなだけに、危険な生き物もいっぱいです。

またキツネなのか?、食べ物の入ったソフトークーラーバッグは食いちぎられるので、テントか車で保管しましょう。
簡単には開けられない、クーラーボックスがオススメ。
他にも手袋や靴もやられるそうです(管理人さん談)。

ゲートクローズがありません

出入り自由の公共施設で、管理人は基本的に不在です。
ヒグマエリアでもありますので、不慮の事故に巻き込まれないよう、お子さんの管理は各自しっかりと!

チョコ’sアイ

今回出番なし

こんなキャンパーにオススメ!

ファミリーキャンパー、閑散期はソロキャンパーにオススメ

コメント

子供の頃に盃海岸でファミリーキャンプして以来、気になっていた場所です。

HPで見た感じは少し寂しい雰囲気で完ソロは怖いなーと思っていましたが、実際に行ってみるとゲロ混みで、あやうくテント張れない位の人気キャンプ場でした。

神恵内青少年旅行村のように「日本海へ沈みゆく夕日を眺められる」といったロケーションではないですが、積丹半島ドライブ中の宿泊ポイントや、近場の人が利用する分には手軽で十分アリです。

土日は激混みとのことで空いてる平日がよさそうですが、ヒグマ濃度が高まってきてる昨今、完ソロしたいかは悩ましいところです。

【結論】積丹半島ドライブや夏休み旅行の野営地に最適

コメント