【リペアレポ】テントフレームのショックコードを交換してみた

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、テントのショックコードを交換する方法を書いていきます。


(写真:交換前のフレーム。経年劣化でボロボロですガーン)

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テントフレームのショックコードを交換してみた

経緯

2013年4月の粉雪舞う中コニファーキャンプの際、「ショックコード切れかかってるよ」とがーさんより指摘を受けたことがキッカケで、同年6月に交換しました。

状態

ゴムが切れかかっています


(写真:紙一重、もといゴム一重の危うい状況でした汗)

グラスファイバー製フレームに裂けや欠けがあります


(写真左:裂けた状態。節を割るように悪化していきます 右:ポキリと欠けた状態)

購入から7年、野外で30泊以上したので劣化も納得です…むしろ今までよく頑張った!
ということで、「ショックコード交換」と「フレーム交換」をまとめて行います。

所要時間:約4時間

写真撮影や途中1回やり直した分も含みます。
一度やって要領を掴めば半分位の時間で済むと思います。

必要なもの

①交換用のショックコード

テントと同じロゴス製のショックコード(71993301)を用意しました。


(写真:ホームセンターでも普通に販売しています)

②交換用フレーム

以前交換したフレームをばらして、まだ使える物と交換します。


(写真:交換用フレーム。こういう時のため?部品はつい保管するクセが…お陰で荷物がガーン)

③ドライバー

フレーム内部よりショックコードを引っ張りだすために使用します。


(写真:引っ掛ける形状のドライバーが使いやすかったです)

④ハサミ

ショックコードを任意の長さで切断するために使用します。

⑤広い作業スペース

長いフレームを展開できるだけの広い場所が必要です

交換方法

①古いショックコードを抜き出す

古いショックコードを任意の箇所で切断し、ドライバーで結び目を引っかけて紐を引っ張り出します。


(写真:新品と旧品。劣化具合が一目瞭然です)
バラしてみて気づいたのですが、他にもショックコードが切れかかってる箇所や、劣化している箇所がありました。
現地で慌てないためにも、消耗品として定期的に交換した方がよいですね

②フレームを交換

ドゥーブルのフレームは、1本につき11の「フレーム」と「接続用の金具」で構成されています。

そしてメインフレームは4本あるので、計44のフレームのうち、9フレームを入替えました。
  1本…完全に裂けてる
  1本…ヒビ入ってる
  フレームが足りなかったので、軽微な裂けはビニルテープで補強しました。
  (少しでも裂けるのを遅らせる)


(写真:コードを通す前にかならず本数の確認をしましょうニコッ)

③新しいショックコードを通す

・購入したショックコードを切断

 コードの説明書には適正な長さとして「ポールの全長-15cm」を推奨しています。

テントの説明書(pdf)によるとドゥーブルのフレーム全長は627cmなので、612cmごとに切断します(627cm-15cm=612cm)。

これがフレームの数だけ必要(612cm×4=2448cm)ですが、コードは長さ30mなので、頑張れば予備として1本分を確保できる計算です。

なお、実際にその長さで交換したところ、フレーム同士の連結が緩くなったため、心もち短くカットした方がよいでしょう。
・ゴムを通す

一本ずつ手作業で通します。

この際、一本を通し終えた段階で片端を8の字結びでとめます。
(結ばないと引っ張られた際に抜けてしまいました)

フレームが11もあるため、結構時間がかかります。

最後に、残った端を8の字結びでとめて完了です。

これを4本分行います。


(写真:あとは8の字結びにして余剰部分を切断するだけびっくり)
最後の1本でkyanはフレームを1つ繋ぎ忘れて一からやり直しました。
長さが不足して、危うく一個買い直して後日再作業になるところでした…ガーン

④完成

設営してみると、ゴムが長すぎてテンションがかからずフレームが外れてしまうことが頻発したため、何度か「ゴムを引っ張って少し切断→8の字結び」を行い微調整しました。
規定の長さではゴムが長すぎるのか、はたまたゴムの伸縮力が以前の物より弱かったと思われます。

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感想

これでしばらくは安心してドゥーブルを使い続けられます。

未経験故に最初はおっかなびっくりでしたが、慣れればルーチンワークでした。
本記事が同じように悩んでいる方の一助になれば幸いです。
(やってみると意外と簡単ですよ!)

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