粉雪舞う中コニファーキャンプ②(4/21)

この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

楽しかった宴会キャンプは終わり、自宅に帰ります!


(朝のマイサイト。縁には霜がくっついてましたビックリ)

スポンサーリンク

4月21日(日) コニファー~自宅

起床

朝5時に寒さで目覚めました。
原因は開きっぱなしの肩口から入り込んだ冷気。
半袖Tシャツ1枚だったので、首や肩周りが硬くなっていましたタラ~

一方で足下はポカポカ。
湯たんぽとホッカイロ、それにオールウェザーブランケットによる遮熱効果のおかげ?
遮熱性能はよさそうですが、いかんせんアルミシートだけあって通気性がないに等しく、毛布の上が微妙に結露していました汗

取りも直さず石油ファンヒータ点火し、うたた寝しながらネットサーフィン。
ウェザーニュースの実況データでは-2.8℃まで下がったようです(但し隣の芽室町の情報)。


(夜半はずーっと氷点下。道理で寒いわけです…)
※元画像はウェザーニュースの物です。

朝7時に本格的に起床。
ファンヒータの温度計は2℃を示していました。


(寒いとわかってても…数字で見るとよく生きてたなと驚きです汗)

寒さで我慢していたものの、さすがにトイレに行きたくなったので直行。
道路の水たまりも綺麗に凍っていました。


(左:凍った水たまり 右:バンガロー前のキャンドルもご覧の通りびっくり)

トイレ前では女性が居ておろおろ。水が出ないらしい。
「水を汲んでくるのでちょっと待っててください!」と言って駆け出していったが…、
すみません。
援軍の到着まで我慢出来ませんでしたガーン

トイレも台所も水が出なくて困る。
後で聞いたところによると、トイレは途中の配管が凍ったのだろうとの事でした。
台所は水を落としていたようだ。もし知ってたら水を汲んでおけばよかった。

火熾し 速報1

温かい飲み物にありつくべく、火熾し開始。
たきつけ1.5本(3片)、消し炭、割り箸、アイスキャンディーの棒と粗悪炭2片+国産オガ備長炭8片の構成。
無難な配合で確実な着火を目指しました。
着火するだけしたら、あとは再びネットサーフィンしてました。


(7割程度着火した状態。熾きてない部分を裏返せば使用可能な状態です)

30分程没頭した後で七輪を眺めると既に熾き火。


(写真:ほぼ完全に着火した状態。焼き物やると高火力です!)

ヤカンを上に置いて湯沸しと朝食の準備。


(写真:炭的には勿体無いのですが、この構図はお気に入りです)

火熾し中にオーナーに出会うと「コウモリが屋根裏にいた!」とのこと。
小さい鉢植えに入ったコウモリを見せて頂きましたニコニコ


(写真:まだ赤ちゃん。夜行性ゆえか動きが鈍く、眠そうです汗)

朝食

朝食はもちろんビーフシチュー!
ダッチを加熱する一方、カセットコンロでもお湯を沸かしてレトルトご飯を湯煎。
ステンダッチ(ST-908 SOTO)だと錆を心配することなく翌日まで放置しておけるので大変便利です。
お値段高いし邪道感もあるけど、やっぱり便利だなー(^^;

ある程度準備が整った頃にがーさん起床。
早速朝食にしようとしたら「すぐには食べられない・・・」とのことで、もうしばらくネットサーフィン(笑)
散歩を終えたがーさんと早速ビーフシチュー頂きました。

ビーフシチュー

もはやTKKキャンプの定番品となったビーフシチュー。
この寒さの中で頬張る熱々のシチューはマズイ訳がない。てか旨い!
昨夜味見した時も十分旨かったが、翌朝食べるとなぜ旨いのだろう?
レトルトご飯とセットで頂きましたが、ご飯もシチューも数分で完食!
ホロホロに崩れていく牛肉にトロトロに溶けた野菜が口の中で旨味の協奏曲を醸し出し…
いや、普通に旨かったです(笑)


(写真:待望のビーフシチューびっくり)

ところで、がーさんに言わせると「なんか違う」との事。
言われてみれば、いつもより少し酸味が強い?
でもkyanにとって気になるほどではなかった。

がーさん曰く「ワインを1ランク落としてみた。あとルーを変えた」とのことだが、結局のところ理由はよくわからない。

この道も炭火道に負けず劣らず奥が深そう。
ここは次回がーシェフが善処してくれるはず(笑)

塩ホルモン

昨夜食べた味噌味とは部位が違うようで、厚みがあって食べごたえあります。
味付けはシンプルですが、鮮度と下処理が良いのか臭みはない。
ただしシンプルな味付け故に食べ続けると飽きが来てしまうのが難点。


(塩ホル好きな人はいくらでもいけると思う)

次回は存分にビールが飲める初日に食べたいところですビール

鶏セセリ

適度な歯ごたえと、噛むとジワーッと溢れだす脂がたまりません。
お店の甘タレで漬けておき、焼きあがったらコチュジャンを絡めて食べると…ビール何杯でもいけちゃいます!


(写真:キツネ色になるまでじっくり育てます)

牛タン

脂が美味しい牛は良い牛だ、と思うkyanは和牛党なのだろう。
この牛タンもご多分に漏れずジューシーかつクリーミーな味わい。
思わずビールが欲しくなるが我慢我慢。


(写真:生だとちょっとグロテスク? 見ると美味しく感じちゃいますがテヘッ)

今日は一工夫。
漬けマグロでも登場した山わさびに、ゴマ油を少量たらして牛タンに。
ちょこんと載せただけで、牛タンの旨味がより引き立って最高。


(写真:牛タン with 山わさび。新境地でした!)

次回は岩塩も持参したい。

ここまでで火熾しから2時間近く経ち、そろそろ下火気味。
そこで継ぎ足し炭としてホーマックの道産楢切炭を投下しました。


(写真:中央の炭が道産なら切り炭。イイ燃焼してますドキッ)

ものの数分で着火し、七輪は5分程で元の高火力に。
(これまで使った限りですが)国産のナラ炭はマングローブ炭と違って臭わないので、焼き物しながら安心して継ぎ足せる他、オガ備長炭より火着きがよいためすぐに利用することができます。十分、二十分と待たされるとお腹が膨れて…
なんてことはよくありますが、ナラ炭ならそのような心配は無用です。
そんなわけで、kyanは予備戦力にナラ炭を多用しています。

焼きツブ Part2 速報2

昨夜に引き続き。
今度は文鎮3本で2列、8個同時に焼いてみました。


(写真:「がど屋」は、より本家に近づいたか?!)

ハマグリ Part2

こちらも昨夜に引き続き。
どうあがいても身は上にくっついてしまうので、琥珀色のスープが七輪に吸い込まれて
しまいました。どうにかして確実にスープを飲めるようにしたいものです。


(写真:ハマグリ)

ある程度食べたところで終了。炭はやや弱火になり、オガ備長炭は次回の消し炭にちょうどよいサイズとなりました(道産楢切炭はかけらを残すばかり)。
この情景、風情があって大好きだが、片付けられないので断腸の思いで消し炭缶に投入。


(写真:三代目消し炭缶の初出動!)

ちなみに今回より消し炭缶を新設しました。
諸事情で蓋がペシャンコになってしまったため(笑)、とはいえ従来と同じ品です。

撤収

1.寝室内

マット、シーツ、毛布等を上から順番にまるめていき、小物類はトレイにまとめて前室へ。
綺麗になったところで、コロコロでゴミや糸くずを除去してから起毛テントマットを収納。
概ねがーさんにやってもらいました。

2.テント床

ブルーシートのおかげでテント床はほとんど汚れませんでした(^^)
テントを買った当初はその都度ブルーシートを敷いて対応していましたが…、
そのうち面倒になって敷かなくなってしまいました。
これを機に見なおして、地面が湿ってるような時には敷けるようにテント備品として
常備してもよさそうです。

テント片付け

フレームを片付けていると、「テンションコード切れかかってるよ」。
ホントだガーン
既にコードは買ってあるので、あとは交換するだけですが…いつ交換しよう?タラ~

積み込み

片付いた物から積み込みます。
狭い車内では順番を間違えると二度手間になるので、最後に収納するアイテムはテンポラリスペース(=助手席)へ。


(写真:年々スッキリ収納できるように。アイテムが結晶化してきたか、はたまた積み方が上達したか?)

食器洗い

トングやコップをお片づけ。
スポンジを持参していきましたが、台所にも常備されてました。

ちなみに「蒼き狼」は前夜に洗っておいたためそのまま箱へ。
帰着日に洗い物が少ないのは非常に助ります。

灰捨て

ビニル袋を火熾し器に引っ掛けて簡易の灰袋に。
今までは風に飛ばされたり、入り口がヘナヘナとしおれたりして結構入れ辛かったのですが、今回はあっさりでした。


(冷まさず投入すると危ないので要注意です。灰は意外と熱を持ち続けます!)

撤収!

そうこうして14時過ぎには撤収完了。
この時間からだとめぼしい蕎麦屋もあいてないし、温泉行くにも立地が…。
ということでそのまま帰宅へ。
「じゃあまたね!」
と爽やかに別れたのもつかの間・・・
「kyan~、エンジンかからんわ~」
どうも、積み込み最中につきっぱなしの室内灯が電気を食ってしまったようです。
彼のバッテリ上がりは2009年以来4年ぶり(その時とは車違うけどw)。
前回のようなブツ(5in1)は持ちあわせていないものの、オーナーに事情を話すとケーブルを
快く貸していただけました。
kyan号とがー号をコネクトすると…一発始動!

最後にオーナーと歓談。
「また来ます!」と言い残してお別れしました。

帰路はR274号線経由、数カ所で休憩したりホムセン巡り、給油しながらのんびり帰還。
最終的に20時頃に帰宅しました。

<おまけ>

ビーフシチューの残り(お土産)は後日頂きました。
寝かせたせいか味は一層馴染み、深味が増している。
そんな絶品シチューの旨味を噛み締めながら、寒かったコニファーキャンプに思いを馳せるのでした。


(キャンプと、その後のランチ。一粒で二度美味しいニコニコ)
<まとめへつづく>

コメント

  1. 山猫 より:

    やはり国産オガ備長炭がメインで良さそうなんですね。
    また、継ぎ足しには国産のナラ炭ですね、メモメモ…
    色々買ってみて、ベランダで試してみます!

    他にも灰捨てなど、見習いたい小技もあり、またまた参考にさせてもらいました、もちろんビーフシチューの画像にもやられましたw
    次のキャンプメニューは決定ぽいです(^^)

  2. kyan より:

    山猫さん、こんにちは!
    参考になればブロガー冥利に尽きます(^^)

    オガ備長炭とナラ炭の組み合わせ、結構良いですよ。
    ナラ炭は単純なコスト面こそマングローブ炭より割高ですが、使い勝手もよく、
    オガ備長炭の着火炭としても活用でき、使い勝手よいです。

    ビーフシチュー、ぜひ美味しいのを作ってみてください!
    次のキャンプレビュー、楽しみにしてますよ~(^^)v