こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は上川郡東川町にある、アサヒの丘キャンプ場をご紹介します♪
キャンプ場の位置
基礎情報
例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。
今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。
ホームページ | Higashikawa Green Field(オーナーによるキャンプ場ブログ) |
住所 | 〒071-1439 北海道上川郡東川町東9北3 |
連絡先 | 080-8297-9393 (管理者/井川健治 氏) ※かけ間違い注意! |
所有者・管理者 | 井川健治 氏 |
オープン期間 | 通年(冬期間は要事前予約) |
料金体系 | 入場料+サイト料 ※連泊割引なし |
料金 | 入場料 <宿泊> 大人600円/こども400円 ※冬期は大人900円/こども600円 <日帰り> <フリーサイト>(日帰り500円) <カーサイト>1区画2700円(日帰り1000円) <車中泊> |
時間 | イン/13時~ アウト/~10時 ※17時以降のチェックイン及び早朝のチェックアウトは事前に申し出が必要 |
ゴミ廃棄 | 不可 |
温泉 | 森のゆ花神楽まで12km(約20分)、旭岳温泉街25.4km(約32分)、 天人峡温泉街21.2km(約34分) |
携帯 | docomo/au共に圏内 ※他は未計測 |
トイレ | 1箇所(水洗) |
車の乗り入れ | カーサイトはサイト前に駐車スペース有、フリーサイトは搬出入時のみ通路まで可 |
駐車場 | フリーサイト用にスペース有 |
ゲートクローズ | 無 |
焚き火 | 可(直火炉を各サイトに1つ設置) |
ペット | 可 |
遊具 | なし |
見える景色 | 丘から見える東川の水田風景、もしくは松林の間から見える日の出 |
音 | 虫の鳴き声や鳥のさえずり |
野生動物 | 不明 |
客層 | 主にファミリーでした(7月) |
買い物 | 車で10分程度の東川町内にコンビニ/スーパー/ガソリンスタンドあり |
立地 | 道道1160号線(旭川より旭岳へ向かう道)・大雪遊水公園付近。東9号通り沿い |
備考 | 旭川駅より東川の道の駅「道草館」までバスが出ています。 東川町アクセス案内 |
キャンプ場レビュー
利用時の情報
利用回数 | 1回 |
利用日 | 2016年7月16~17日 1泊 曇/晴 利用時の速報 |
利用形態 | デュオ |
利用目的 | 旭川観光の拠点として |
サイトマップ
衛星写真
画像
サイト構成
フリーサイト(6区画)+カーサイト(4区画)、いずれも芝生
合計10区画と小規模で、入口から隅々まで一望できます。
元々生えていた草木を所々に残して道路とサイトの境界を作ったり(まるでサヒナみたい)してますが、いかんせん草木が育っていないため場内が一望できてしまうのは好みの別れるところ。
利用時点(2016/7)では「空地をキャンプ場にしてみました」といった具合です。
※今後5年、10年経って草木が育てば印象がまた変わるでしょう。
訪問時は芝生が硬く状態がイマイチ。
テントを張って寝る分には支障はないレベル(干し草の上で寝るようなイメージ)ですが、もうちょっと整備されている方が好みでした。
サイト個別に直火炉あり
石で囲まれてるが、サヒナと異なり五徳はありません。一方、小さい石なので使っててさほど邪魔にならないのがよいです。
(サヒナのは移動禁止の石が大きくて高さがあり、ロースタイルでは邪魔でした)
フリーサイト
入口近接の4区画(直火炉は5つあるので、小規模テントなら5組いけるかも)で、駐車場隣接の区画に張れば事実上のセミオート可能です。
訪問時は荷物搬入出時のみ通路横付け可でした。ただし場内が狭いので混雑時は認められない可能性があります。
サイトはいずれも傾斜があり、松林を背にした張り方をすると寝室が微妙に斜めになってしまいます。
オーナー自ら整地されたとのことですが、ここは課題かな。
カーサイト
概要
「あさひ」「はくうん」「ほっかい」「くろ」「あか」「みどり」の6区画です。
場所によって傾斜があり(端へ行くほど下がっていく)、張り方に工夫が必要です。
サイト前にある駐車スペースに停める方式です。
カーサイトの区画面積が広い
(場所にもよりますが)2ルームテントが2~3張収まりそうな面積で、余裕をもって設営できます。
丘からの景色が気持ちいい
キャンプ場名の通り丘に位置するため、場所によっては眼下に田園風景(運が良ければ旭川の花火大会も?)を眺められます。
但しいずれもキャンプ場の宣伝看板があるため眺望は今ひとつ。
※オーナー曰く「眼下にある遊水公園の利用者向けで、今後知名度が上がれば撤去も検討する」とのことで、眺望を阻害する点は意識しているようでした。
設備
トイレや炊事場がきれい
トイレは男女各2(個室)、炊事場に併設されています。
出来たばかりということもあって大変奇麗で、女性やお子さんでも安心して使えるでしょう。
なお炊事場等は1箇所(管理棟横)しかありませんが、場内は広くないので(最も離れてるカーサイト「あさひ」から歩いても2・3分です)距離的には困りません。
余談ですが、ドアノブが鹿の角だったりしてサヒナっぽいイメージだと思っていたら、オーナーは一時期マルベリーに在籍していたことがあるとか。納得です。
売店が充実
売店そのものは大抵のキャンプ場で当たり前にありますが、ココはたきつけ、虫よけスプレー、蚊取り線香、飲料や氷など全体に「キャンプでいかにも必要だけど忘れがちなもの」のポイントを抑えた品揃えに元アウトドア店勤務のオーナーの経験が光っていると感じました。
炭マニア的にはオガ備長炭の小分け売り(2kg400円)がたまりません(笑)
また、レンタル品にスノピのテントやタープが含まれてるので、ここで試し張りで使ってみるのもありでしょう。
井川オーナー曰く「まだ奇麗ですよ」とのこと(笑)
よいところ
オーナー家族のアットホームな雰囲気
オーナーの家族経営に手作り感があり、公共施設にはない雰囲気があります。
ハンドメイドの店が好きな人なら気に入ってくれそう(笑)
お二人の子供がいらっしゃるオーナーなので、子供連れのファミキャンでも安心かな?と思いました。
(今のところ)空いている
今年グランドオープンということで知名度が低いためか、利用時は夏の3連休中にもかかわらず3組しかいませんでした。「団地キャンプには懲り懲り!」という方はゆったりと流れる時間を満喫できてよいでしょう。
気になったところ
ぬぐえない敷地サイト感
キャンプ場が一望できる程度の広さ、場内の草木がまばらで寂しい、周囲を境界用の杉に囲まれている、起伏がない、肝心の丘からの眺望がPR看板で遮られる…などの諸条件が噛み合わさって「キャンプ場」というよりは「どこかの家の庭(敷地)に入り込んだ」ような印象を受けます。
出来たばかりなので、3年・5年・10年というスパンで見れば解消されるかもしれませんが、サイト間を草木で仕切るなどしてもう少しプライベート感が欲しいところです。
チェックアウト時間が10時
キャンピングガイドでは11時となっていますが、キャンプ場では10時と掲示されていました。
レジャー目的で来てるのに10時は早く、もう少し遅くてもいいのにと思いました。
多くのキャンプ場が11時の中で、特段のハードルも見受けられません。
翌日はどうしてもせわしなくなるので、朝ゆっくりできない方はオススメできません。
料金が高くなりがち
一例 ソロキャンパーがフリーサイトに宿泊→1600円 ファミリー(家族4人)がカーサイトに宿泊→4500円(電源なし) |
営利の民間キャンプ場という観点では「そんなもの」と思う一方、周囲に多数のキャンプ場がひしめく旭川近郊エリアの相場としては高価な印象を受けました。
「直火OK」「空いている」などのメリットにどれだけの価値を見出すか、ですね。
料金の高さで集客をコントロールできるうちはよいでしょうが、全サイト満員御礼だと他のキャンプ場へ行くかな…。
わかりにくいフリーサイトの料金体系
料金表の記載は「テント1張1000円 追加1張500円」なのでタープ類は無料と思っていたら有料でした。
「追加1張」という表現にタープ類も入ってるとのことですが、誤解を招く記述で不親切です。
利用時は互いに気付かず設営後に指摘を受けましたが(この時は「こちらも受付時に聞かなかったので」とサービスしてくれました)、最初からわかっていればヘキサタープは張らなかったと思います。
※kyan的には、ソロテントの屋根としてタープを使用しているような場合はテント1張とカウントしてくれるとなあ…と思いました。
ゴミ持ち帰り
ゴミを受け入れることは手間もコストもかかるでしょう。しかし、
①営利を目的とした施設であること ②北海道の水準では高めの料金体系であること ③ゴミ収集車が入れる道路がキャンプ場まで整備されていること |
を勘案すると、営利での方針としては疑問が残ります。
せめて町指定のゴミ袋購入で廃棄できるようだとありがたいのですが。
感想
元スポーツ店勤務のオーナーが満を持してオープンした手作りのキャンプ場。
以前マルベリー(サヒナ)でも勤務した経験があるためか、ログハウス調に塗装された管理棟や直火炉の配置、料金体系など全体にサヒナキャンプ場の影響を感じました。
知名度が上昇して混雑したら「早期に予約しないと泊まれないキャンプ場」になりそうな予感がします。
最近人気が出てきた「冬キャン」需要に対応してか、今後は通年営業も検討しているとのことでこちらも期待がもてます。
→翌年度より冬期営業もはじめられたようです!(2020/02/27追記)
利用時(2016/7)の段階ではキャンプ場としては改善の余地がまだまだあるように見受けられますが、今はまだ通過点とのことでこれからに期待。何より道内では数少ない民間キャンプ場ということで応援したいです。
結論
将来性豊かな民間キャンプ場のニューフェースに期待
サイトの模様(画像をクリックすると拡大します)
(写真左:キャンプ場入口 右:管理棟)
(写真左:管理棟内 右:売店の品揃え。必要な物がピンポイントでそろっていました)
(写真左:炊事棟 右:炊事場)
(写真左:トイレ 右:料金表)
(写真左:サイト風景 右:直火炉。各サイトに完備しています)
(写真左:フリーサイト 右:カーサイト「あさひ」)
(写真:カーサイト「はくうん」)
(写真左:丘の一番よいところに無粋に立ってる看板 右:看板の裏)
(写真左:カーサイト「はくうん」 右:カーサイト「あか」)
(写真左:カーサイト「みどり」 右:カーサイト「ほっかい」)
コメント
こんにちは!
レポート、さすがですね。
どこぞのガイド本よりも参考になります(^^)
ありがとうございました。
丘のいちばん良いところに立っている看板が残念です。
宣伝目的ということだと思いますが、知名度が上昇したら
外してくれるといいですね(^^;
それとチェックアウトが10時というのも困ります(^^;
しばらく様子見でしょうか・・・。
こんばんは♪
北海道ではちょっと割高感がありますが、直火ができるにがイイですねえ。
でも、ソロだったら私は利用しないかな?
キャンピングガイドで見てちょっと気になっていました。
ありがとうございます♪
Nanaさん、こんにちは♪
リクエストにお応えして早めに記事化してみました(笑)
看板はいずれ撤去予定という話を聞きました(本文に追記しました)。
惜しいな、という印象です。
チェックアウト時間は多少遅れても何も言われない雰囲気でしたが、どうせなら堂々と11時まで居たいですね。
次のチェックイン(13時)までに少ない人出で清掃する時間のマージン分かな?とも思いますが、どうしても余所と比較してしまいます…。
雰囲気はよくて、オーナーさんには色々と構想もあるようなので今後に期待してます。
Gianさん、こんにちは♪
気になっていた方がここにもまた一人(笑)
直火できるキャンプ場はどんどん減っているので、ウリになりますね~。
楽しかったです(^^)
ソロだと現状ではコストとパフォーマンスのバランスが吊り合わない印象です。
まだまだ生まれたてのホヤホヤキャンプ場、今後に期待ですね♪
このキャンプ場、まだ誰もレポートを上げている様子が無くて、どうなの?って思っていました。6月中に行こうかとも思っていましたが、天候が悪かったので躊躇していましたよ。
kyanさんがやってくれましたね!! とっても有り難いですよ(^^)しかも大変わかりやすい!
で、結局?って感じで(苦笑)、今後に期待です。でも冬もやるようですので、その時期にチャレンジするかもしれません。
peppermintさん、こんにちは!
てっきりお忍びで行ってきたんだとばかり…(笑)
誰かしら行ってるハズですが、レポはなかったんですよね。
おかげで?、予備知識無しで遊びにいけました。
冬キャンもじわじわブーム来てるので、通年営業はじめたら冬キャンの聖地になるかもしれないですね。
kyan様
初めまして。
キャンプ場検索・予約サイト『なっぷ』編集部です。
『なっぷ』では、全国キャンプ場様の情報を下記サイト内で発信させて頂いております。
この度、アサヒの丘キャンプ場の魅力ある情報発信のために、
kyanさんのブログ内のブログ掲載画像を
下記ページ内で掲載させて頂きたくご連絡差し上げました。
対象となるお写真はこちらのブログの下記になります。
ttps://www.nap-camp.com/hokkaido/13938/
右:売店の品揃え。必要な物がピンポイントでそろっていました
左:炊事棟
右:炊事場
左:トイレ
写真:カーサイト「はくうん」
キャンプ場を訪れるキャンパーにとって
必要な事前情報が綺麗に写真に収められており
大変参考になるお写真だと思いました!
≪許可いただける場合≫
許可いただける旨のご返信を、
上記メールアドレスまで頂けますと幸いです。
※掲載ページで、出典元の明記ができません。誠に恐縮ですが、ご了承下さいませ。
是非、魅力が伝わるキャンプ場情報発信にご支援頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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kyan