【キャンプ場レポ】仲洞爺キャンプ場(壮瞥町)

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、壮瞥町にある仲洞爺キャンプ場をご紹介します!

(掲載日:2012/01/17 最終更新日:2023/05/14)

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キャンプ場の位置

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基礎情報

例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。

今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。

ホームページ ・壮瞥町HP
住所 〒052-0105 北海道有珠郡壮瞥町字仲洞爺30-11
連絡先 TEL 0142-66-3131(現地管理棟)
TEL 0142-66-7022(来夢人の家)
所有者・管理者 壮瞥町(所有者)
NPO法人そうべつ観光協会(管理者)
オープン期間 4月下旬~10月中旬
予約可否 不可
※平日は10時~/土日祝や連休・夏休み期間中は9時~先着順で受付
料金体系 利用料+駐車場料金(フリーサイトは不要)
利用料
(宿泊)大人700円/小・中学生400円
(日帰)大人500円/小・中学生200円
※2023年度より日帰り料金の設定をなくしました
(デイキャンプの場合は宿泊と同額支払う必要があります)
※2022年度より値上げ

駐車場料金
第2サイト(オートサイト)500円/キャンピングカー1000円
※バイクも同額必要
時間 チェックイン11時~(祝日等は9時~)/チェックアウト~14時
※日帰り利用は11~17時。なお週末・連休中・7/8月の日曜は受け入れせず
管理人 受付時間中は管理棟に常駐
ゴミ廃棄 可(無料、4分別)
※可燃・不燃・ペットボトル・ビン缶
温泉 来夢人の家に隣接、徒歩2~3分
(大人450円/子供140円/幼児70円、夏季10~20時半、最終入館20時)
※貴重品ロッカー有料(100円)
シャワー
コインランドリー
携帯 3キャリアとも圏内
ラジオ 良好
トイレ 2ヶ所
炊事場 5ヶ所
飲用可
車の乗り入れ 第1サイトは不可、第2サイト/キャンピングカーサイトは可(有料)
駐車場
リヤカー 有(管理棟横に数台)
ゲートクローズ
焚き火 可(焚き火台使用)
薪販売 有(1束600円)
ペット 可(第2サイト/ペット同伴サイトのみ)
※第1サイトは散歩含めて立入禁止
遊具
花火 21時まで可(大きな音の出る花火は禁止)
見える景色 洞爺湖畔
就寝時の音 カエルの鳴き声、車の走行音
野生動物 猫、カラス
※夜になると猫が徘徊していました
客層 ソロ、グループ、ファミリー
買い物 セイコーマート洞爺店まで約10km
立地 道道132号線(洞爺湖洞爺線)沿い、壮瞥町側
備考
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キャンプ場レビュー

利用時の情報

利用回数 16回 計22泊
利用日 (期間中、毎月利用実績あり) 2021年 5月14~15日 1泊 第2サイト/デュオ+ペット
2018年 8月 3~ 4日 1泊 第1サイト/知人と
2018年 6月 2~ 3日 1泊 第2サイト/ソロ+ペット
2016年 4月23~24日 1泊 第2サイト/デュオ+ペット
2015年 7月29~8月2日 4泊 第2サイト/デュオ+ペット
2015年 7月12~13日 1泊 第2サイト/デュオ+ペット
2014年 6月28~29日 1泊 第1サイト/デュオ
2014年 5月31~6月2日 2泊 第1サイト/デュオ
2013年 6月 1~ 2日 1泊 第2サイト/ソロ
2013年 5月11~12日 1泊 第2サイト/ソロ
2012年 9月28~30日 2泊 第2サイト/ソロ
2012年 4月28~30日 2泊 第2サイト/ソロ
2011年10月 1~ 2日 1泊 第2サイト/ソロ
2011年 6月25~26日 1泊 第1サイト/ソロ
2011年 6月11~12日 1泊 第2サイト/ソロ
(かなり昔の夏)       1泊 第2サイト/デュオ
利用形態 ソロ/ソロ+ペット/デュオ/デュオ+ペット
利用目的 レジャー

サイトマップ

衛星写真

場内案内図

場内案内図

フリーサイト(第1サイト)

自動車乗り入れ不可、ペット立入禁止。
温泉や管理棟に近いのはコチラ。
基本は土(と、うっすら芝生)の林間サイトですが、湖畔際は石が転がっていたり土が露出しています。

フリーサイト(第1サイト)

サイトは土か砂利

雨の日は泥でテントや物が汚れるので、あまりオススメしません。

ほどほどに柔らかい地面

ところどころ硬い場所もありますが、概ね安いペグでも挿さりました。

傾斜があります

湖から陸側へせり上がるような地形のため、どこも程度の差はあれ傾斜があります。
小さいテントならさほど気にならないと思いますが、大きなテントでは寝る位置や頭の向きを考慮した方がよいでしょう。

湖際は風が強く、林間は弱め

強風時に湖畔際だとモロに受けますが、内側の林間はややマイルドになります。
タープや幕体は強風を受け続けると生地が伸びてしまうので、天候に合わせたサイト選択が大切です。

人気の湖際

洞爺湖へダイレクトにアクセスできるため人気で、湖際から埋まっていきます。
満杯になると「湖が一部でも見える場所」にテントが張られる傾向があります。

沈みゆく夕日を眺めながらの焚き火

オートサイト(第2サイト)

自動車乗り入れ可、ペット可。
基本は土の林間サイトですが、湖畔際は石が転がっています。
30張もあったら場内ごった煮です。
※2022年怒より、オートサイトと名称が変わり入場料の他に駐車料金(500円)を徴収しています。

オートサイト(第2サイト)

サイトは土か砂利

雨の日は泥でテントや物が汚れるので、あまりオススメしません。

オートサイト(第2サイト)
空いてる時はこんな感じです

地面はやや硬め

いずれの場所もやや硬めでペグ打ちに苦労しました。
重いハンマーや硬い鍛造ペグがあった方がスムーズです。
あと、地中あちこちに木の根が入り組んでいて、うっかり打ち込むと抜けなくなるので注意しましょう。


(写真:いずれも第2サイト。左は6月、右は10月撮影)

湖際は風が強く、林間は弱め

強風時に湖畔際だとモロに受けますが、内側の林間はややマイルドになります。
タープや幕体は強風を受け続けると生地が伸びてしまうので、天候に合わせたサイト選択が大切です。

トイレがありません

第1サイトまで歩く必要があります。
緊急時には結構な距離なので、コチラに設営する場合は早め早めの行動が重要です。

超人気の湖際

間近で水遊びができること、また「映える」ことから真っ先に埋まっていきます。
特に第2サイトは車乗入れ可の利便性に加えて10張分もない位の少ないキャパなので、休日は混雑します。

こんな景色を独り占めして過ごせるのなら、人気も納得ですね

なお狭い場所でウナギの寝床式に設営していくので、色々とトラブルの起きやすい場所でもあります。
(湖で遊ぶ子供がロープに足を引っ掛ける、奥に車を入れたキャンパーが車を出せなくなる、隣との間隔が近くてロープが交差する、景色を眺めてる前をウロチョロと通り抜けされる…全て実話)

ちょっと後ろ側に張った方が、かえってゆったりできるかもしれません。

週末や繁忙期はカオス状態

車乗り入れできるのはよいのですが、狭いスペースの中にサイトと駐車エリア、そして通路が渾然一体となっているため、空気の読めない客が1組でもいると「通せんぼ」されたり、奥のサイトが「封鎖」されて使えなくなってしまいます。

子供は危ないし車は傷つけられそうになったりでストレスが溜まります。

芋洗い状態の第2サイト
近年の週末は大体こんな感じとか・・・

キャンピングカーサイト

キャンピングカーやトレーラーの乗り入れができるサイトで、ペット可です。
入場料の他に駐車料金(1000円)が必要です。
2022年度より、一部がペット同伴サイトに衣替えして面積が削られました。
ありきたりな芝生サイトですが人気の湖際からは離れてるため、ここはいつもゆったりとした雰囲気です。

キャンピングカーサイト

設備

管理棟

料金支払の他、売店機能も兼ね備えています。

管理棟

木炭、薪、網といったキャンプ消耗品の他、飲料や種類、カップ麺などそこそこ揃っています。
付近に売店がないので重宝します。

売店(管理棟)
アイスも買えるのが嬉しい♪

トイレ:2ヶ所

第1サイト側に2箇所ありますが、メインは管理棟横のトイレ。
なんとも言えない匂いが立ち込めているので、トイレに行くのが微妙に億劫になります(特に個室)。
トイレ清掃直後に行くと匂いがしない(洗剤の匂いで上書きされる)ので、配管が原因かもしれません。

トイレ
(上2枚)第1サイトのメイントイレ/(下2枚)来夢人の家に併設のトイレ

kyan
kyan

2022年末に改修されて、2023年からはキレイになったそうです♪

kyanは、余裕がある時は来夢人の家の横にあるトイレを利用していました。
こちらは普通に臭くなくて、安心して利用できます(昼間暗いのが玉にキズですが)。

来夢人の家に併設のトイレ
昔はここでも薪を販売してました

なお第1サイト側にもう一つトイレがあります(写真なし)。

炊事場:5ヶ所

第1サイト側に4箇所、第2サイト側に1箇所あります(キャンピングカーサイトにはありません)。
第1サイトの炊事場はしっかりとした造りで、昔は野外炉もありました(現在は閉鎖)。

一方、第2サイトの炊事場は簡易的なもので、食器などを置くスペースもありません。

炊事場
(上2枚)第1サイト/(下2枚)第2サイト

ゴミステーション

管理棟の裏、トイレの横にあります。
ここで分別に沿って廃棄します。

ゴミステーション

入浴施設:来夢人の家

内風呂だけの質素な構造ながら、源泉掛け流しの温泉。
こじんまりとした施設ですが、キャンプ場から徒歩で行けるので重宝します。

貴重品がロッカー有料(100円)なのと、更衣室や休憩室にクーラーがないので湿度の高い夏場はすぐに体がベタベタになるのが難点。

ちなみにコチラでも飲料やアイスといったちょっとした物が購入できます。

日帰り入浴施設「木夢人の家」

事前受付設備

コロナ対策で2021年より新設。
誘導の警備員を置いたりして金かけてますが…この建物、数年後には何に転用するんでしょうね?

検温/受付票記入スペース

感想

仲洞爺キャンプ場のココがいい!

洞爺湖の絶景を眺めながらのキャンプ!

ココを選ぶ人の大半はそのために来ていると思われます。
雄大な湖畔を間近に眺めながら寛ぐと気分もリフレッシュしますし、「映える」画も撮れることでしょう。

湖の奥に沈んでいく夕日を眺めながら呑むビール、湖面に映る月を眺めながら楽しむ焚き火…控えめに言って最高です(笑)

夕日が沈んで夜が更けていく途中の一枚

暑い夏は水遊びも

気温や水温が高い時期は水遊びするのも楽しいです。
湖際にテントを張っておけば、テントの中からお子さんを見守ることもできます。

あとエビが生息しているようで、子供たちの話によるとペットボトルで仕掛けを作って沈めておくと採れるようでした。

子供たちに普段できない経験をさせてやれるのもまたココの魅力と言えます。

チェックアウト時間が遅い

14時まで滞在可能のため、半日楽しんだ後でゆっくりと撤収できます。
(前は15時でしたが、いつの間にか短くなっていました…)

多くのキャンプ場は11時アウトなので、翌日は朝食とって即撤収するか、別途デイ料金がかかることを考えると、キャンプそのものを満喫できる、嬉しい設定です。

ゴミは無料回収OK

好む好まざるにかかわらず、人が滞在すれば大なり小なりゴミは出るものなので、それを見越して受け入れてくれるのは責任ある施設の姿勢として称賛できます。

付近は温泉天国

ちょっと車を走らせれば洞爺湖温泉街、北湯沢温泉、登別カルルス温泉と、入る風呂に事欠きません。また敷地内には「キムンドの湯」があるため、手軽に暖まることも可能です。

仲洞爺キャンプ場のココがイマイチ・・・

トイレが臭う

掃除してるのを何度も見かけてるので清潔と信じていますが、便器から上がってくる臭気というのでしょうか…昔から苦手で、よく我慢してました

このトイレが苦手で、一時期は洞爺小公園を頻繁に利用していました。
(※洞爺小公園は、現在はキャンプ場としての開設はしていません)

 

kyan
kyan

2022年末に改修されて、2023年からはキレイになったそうです

車の走行音が気になる

場所にもよりますが、深夜早朝は並行する道道を走行する車の音がよく聞こえます。
台数は多くないですが道道のすぐ脇にあること、またテントって薄い布ですからよく聞こえるんですよね…

薪の品質が低い

kyanは三度購入しましたが、いずれもよく爆ぜるのと、保管中にキクイムシがわんさか出て随分泣かされました。


(管理棟で販売していた薪。一見すると問題なさそうですが…)

他のキャンプ場やホームセンターでも何度も購入しましたが、このような事は一度もありませんでした。


(キクイムシ。食い散らかしたおが屑で大変なことに…)

その他感想

洞爺湖温泉街の打ち上げ花火も見れます

4月末~10月末の20:45~21:05の間、洞爺湖温泉街にてロングラン花火大会が開催されます。
距離があるのでかなり小さいですが、最初のうちは結構感動しました(笑)

花火大会の打ち上げ花火

虫が多いです

自然豊かなのと水辺のため、ヤブ蚊の類が多いので要注意。
刺されやすい方は対策をしていったほうがよいです。
(虫除けスプレーは汗で流れるので数時間おきに再塗布が必要・・・と最近知りましたw)

繁忙期に過密する利用客

週末や連休、夏休み時期にはかなり混雑します。
遅い時間に到着すると入場制限にかかることも。
ハッキリ言って、そんな時に行っても風情のかけらもありません。

kyanはあまりの混雑ぶりに、現地まで行ったけどテントを張らずに帰宅したことがあります。

昔はオリジナル木炭を販売していました

キムンドの炭という名前で、関係者が焼いた木炭を販売していました。
何度か購入の後、パッタリ見かけなくなっていまはありきたりのバーベキュー木炭が置いてあります。

【レビュー】仲洞爺キャンプ場 キムンドの炭(北海道壮瞥町産)
北海道の仲洞爺キャンプ場で購入の「キムンドの炭」を徹底解剖しました!

細かい利用ルール

(中の人が変わったのか)ある時期から今風というか、何事もカチッとした雰囲気になりました。

昔から人気のキャンプ場だけに色々な事があったと思いますし、コロナ対策も必要でしょう。ただ、kyanは管理棟のおじいさんおばあさんの”温かさ”、”緩さ”、”人間力”も魅力の一つと捉えていたので、ボクの中ではテンション下がり気味です。

キャンピングカーサイト脇の道路は通せんぼされました。

細かいルール類はコチラ↓(細かすぎてブログでの紹介は割愛)

【10月21日(月)営業終了のお知らせ】 | 洞爺湖のある町北海道壮瞥町観光ブログ|そうべつ観光協会
~仲洞爺キャンプ場2024シーズン営業終了のご案内~ 今年も多くのお客様にお越し頂き、誠にありがとうございました。 下記の日程にて、今シーズ...

参考:これまでの変更点

料金値上げの変遷

・入場料

390円→420円→450円→700円(2022~)
第1サイト(オートサイト)の付加料金として駐車場代(500円)を新設(2022~)

・入浴料

390円→420円(2014~)→450円(2022~)

・薪代

400円→500円(2014)→600円(2015~)

ルールや運用方法の変遷

・直火可→不可(2013~)
・チェックアウト時間を短く変更(15時→14時)
・キャンプ場前の通路を一方通行化、キャンピングカーサイト脇の通路を通行止に(2021)
・カヌーや釣りの利用制限を実施
・受付および体温チェックと料金支払場所を分離(2021)
・キャンピングカーサイトを削ってペット同伴サイトへ(2022)

チョコ’sアイ

チョコ
チョコ

パパとママはココが大好きなんだけど・・・
ボク、ここはあんまり好きじゃない。
お散歩できる場所少ないし、お水が怖いし…
早くおウチへ帰りたいワン

※チョコはなぜか好きじゃないようで、いつ連れて行ってもすぐ車に入りたがります。

こんなキャンパーにオススメ!

ソロ、ファミリーにオススメ
(地形的に広々としてないので、あまりグループ向きではありません)

コメント

多言を要しない超メジャーなキャンプ場。
ソロキャンプメインの頃は400円払えば翌夕までのんびり過ごせたので、それこそ毎月のように(新しいギアを試しに)通っていました。

雰囲気よし、使い勝手よし…と、多くのキャンパーから絶大な支持を得ているのも納得で、ソロでもファミリーでも、それぞれが快適な居場所を見つけられるでしょう。

空いてる時ならオススメです。

【結論】閑散期限定の素敵なキャンプ場

サイトの模様(画像をクリックすると拡大します)

(左:ゴミ捨て場。要分別です 右:お手洗い)

(写真:第1サイト入口。荷物はリヤカーで運びます)

(左:リヤカー。第1サイト用です 右:駐車場)

(写真:炊事棟。屋根付きなので降雨時にも安心ですニコッ)

(写真:いずれも第1サイト。場所によって雰囲気が若干異なります)

(左:第1サイトと第2サイトの境界 右:直火可の時代にはあちこちにあった自作の「炉」)

(写真:昼間に第2サイトから見た洞爺湖)

(洞爺湖町内のセイコマ&Aコープ。買い出しが難しいため、食材は事前に揃えていきましょう)

コメント

  1. BISNMO より:

    洞爺湖はどこもメジャーです(笑)。

    ここはキャンプする前に一度訪れました。

    繁忙期の混みかたは…すごいです(汗)。

    あ〜、道北でも兜沼なんか雰囲気最高なんですが…、利用者少ないです(平日)。

  2. kyan より:

    こんにちは~
    確かに繁忙期は混みますね~昨年は真夏の訪問を最初から諦めていました。

    兜沼もよいとこですね~ 早くキャンプ場紹介したいです(笑)