【23年度休止】【キャンプ場レポ】つるつる温泉キャンプ場 (北見市留辺蘂)

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は北見市留辺蘂にある、つるつる温泉キャンプ場をご紹介します!

(掲載日:2021/12/19 最終更新日:2022/04/29)

つるつる温泉キャンプ場

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キャンプ場の位置

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基礎情報

例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。

今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。

訪問した2021年度はプレオープン期間のため、利用料や場内ルールが今後変更になる可能性があります

訪問される方は事前確認の上、訪問時のルールに従ってください。

ホームページ塩別つるつる温泉HP
住所〒091-0163 北海道北見市留辺蘂町滝の湯201
連絡先0157-45-2225 (塩別つるつる温泉)
所有者・管理者野村興産(株)
オープン期間夏季(通年開催を予定)
料金体系テント1張500円+大人550円/人、子供300円/人(入浴1回分つき)
時間チェックイン 13時~/チェックアウト~11時
管理人塩別つるつる温泉内に常駐
ゴミ廃棄不可
過去:可(燃えるゴミ・生ゴミ・ペットボトル・缶・汁物)
温泉塩別つるつる温泉まで450m(車で1分、11~21時、最終受付20時
滝の湯センター夢風泉まで100m(徒歩3分、24時間営業、大人400円、露天なし)
シャワー
コインランドリー
携帯3キャリアとも圏内でした
ラジオ未確認
トイレ1箇所、簡易トイレ2基(男女各1)。
近くの滝の湯公園にもトイレあり。
炊事場
水道水(フロントで汲んでもらうか、隣接する滝の湯公園の蛇口から)
車の乗り入れ可(場内は通路以外はどこでもOK)
駐車場
リヤカー
ゲートクローズ
焚き火場内に直火コーナーが7箇所有
薪販売無(一番近い販売所は留辺蘂のホーマックニコット
ペット
遊具
見える景色キャンプ場、畑
就寝時の音基本は無音。ときどき国道の走行音
野生動物ヒグマ
客層ソロ、ファミリー
買い物留辺蘂にスーパー2軒あり(ラルズとAコープ)、約16km・20分
立地国道39号線、つるつる温泉の看板に沿って曲がった一本道
備考2022年度休止 つるつる温泉のお知らせ

利用案内
なんかどこかで見たような文章‥

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キャンプ場レビュー

利用時の情報

利用回数1回2泊
利用日2021年 8月20日~22日 2泊 晴れ
利用形態デュオ+ペット
利用目的旅行途中の宿泊拠点として

サイトマップ

衛星写真

場内案内図

場内案内図

サイト構成:フリーサイト

場内外周は自動車用の通路になってます

広々とした快適フリーサイト

パークゴルフ場のコースをすべてキャンプ場へ転用しただけあって場内は広々。
隣同士かなり空けても50張は余裕でいけると思いますが、現在は1日20組限定なのでほとんどプライベートサイト感覚でした。

簡易トイレのある高台から場内中心部方向を撮影

最近のキャンプブームでどこも芋洗い状態ですが、ここは別世界でした♪

キャンプ場奥から入口を撮影

快適な芝生でした

フサフサした芝生が気持ちよくて、思わず寝っ転がってました(笑)
ペグも挿さりやすく、通常のスチールペグでも十分です。

場内にはところどころに大樹があって貴重な日陰スポットになります。

場内はやや傾斜があります

山あいの土地のため、キャンプ場入口が最も高く、そこからなだらかな傾斜があります。

どこも多かれ少なかれ傾斜はあるので、あとはなるべく傾斜の少ない場所を選ぶか、寝る際の頭を向ける方角に合わせてサイトレイアウトするとよいでしょう。

キャンプ場奥から入口方向を撮影。微妙に傾斜してました

車乗入れ可

扱いはフリーサイトですが、通路以外の場内どこに張ってもOKと事実上のオートサイト

荷運びに時間をとられることなく、快適なキャンプを楽しめます。

通路以外はどこに車を置いてもOK!
人数制限があるので、特に邪魔になることもありませんでした。

直火コーナーで焚き火ができます

直火できる場所が場内に7箇所あり、その中でのみ直接焚き火が楽しめます。

焚き火台の使用が前提となってる昨今ですが、直火だと雰囲気が盛り上がってより楽しいです。

ところどころにある直火コーナーが人気スポットになっていました

場内広いので、もう少し増やしてくれると取り合いにならなくてよいと思います♪

直火コーナーで焚き火を堪能♪

電気柵完備

現地はヒグマが出没するため(付近に出没して一時的に閉鎖されたことも)、場内は電気柵で覆われています。

7000Vの高圧電流が通ってるとのことで、大人が触れてもかなり痛いです。
お子さんやワンコ連れの場合は近づかないよう十分管理しましょう。

場内ぐるっと張り巡らされてる電気柵のおかげで安心?!

食べ物やゴミは放置せず車内へ入れておく方が安全です。

入口に掲げられたクマ出没注意の看板
これ見ちゃうと、一瞬躊躇しますねw

設備

管理棟

旅館「塩別つるつる温泉」のフロントが受付窓口になります。

水タンクを貸し出してくれますので、必要な方は申し出るとよいです。
(結構それっぽい色のタンクでイイ感じでした)

旅館塩別つるつる温泉
キャンプ場から450m山奥にあり、受付や日帰り入浴はコチラで行います。

トイレ:1ヶ所

簡易トイレが2基(男女各1)あります。

新しいのと清掃が行き届いていて、特に臭い等もなく利用できます。
ただ、数が少ないので混雑時は渋滞になるかもしれません。
(kyanが訪問した時は大丈夫でした)

キャンプ場設置の簡易トイレ
きれいに維持されてたので、安心して利用できました。

なお、隣接する滝の湯公園にもトイレがあります。
個室の鍵がかかりにくかったので要注意(焦りました)。

隣接する滝の湯公園にあるトイレ

炊事場:なし

フロントで申し出れば水道水を汲んでもらえますし、水タンクの貸出もあります。

また、(キャンプ場の施設ではありませんが)隣のふれあい広場の水飲み場でも汲めるので、水そのものに困ることはないと思います(こちらも水道水とのこと)。

後ろ側に普通の蛇口もあります。

灰捨て場

キャンプ場では珍しく消火器が置いてあるので、万が一の時も安心です。

灰捨て場
消火栓完備のキャンプ場は珍しいですが、安全に配慮されてますね♪

温泉施設

キャンプ場の旅館をはじめとして良質な温泉施設が複数あるのも、キャンプ場の魅力です。

塩別つるつる温泉

弱アルカリ性の単純硫黄温泉は、「お肌がつるつるすべすべになるところから名付けられた」のも納得の泉質。

100%源泉かけ流しがウリで、園内を流れる川の水音をBGMにくつろげる露天風呂は、もうこの世のものとは思えない癒やされスポット。

居心地良すぎて、ついつい長風呂してしまうこと請け合いです!

キャンプ場の経営会社が運営する旅館でキャンプ場利用者には入浴券がついてきますが、湯治のためにキャンプしてもいいんじゃないかと思う位です(笑)

入浴可能時間が日帰り客に準じてるため短く、焚き火や朝との兼ね合いを考えると入るタイミングが難しいのが難点です。

滝の湯センター夢風泉

キャンプ場に隣接する温泉施設で、むしろ塩別つるつる温泉より近いです。
こちらもアルカリ性単純温泉ですが、露天風呂がないのが玉に瑕。

24時間営業のため、「焚き火のあとにサッパリしたい」「朝、冷えた体を温めたい」なんてキャンパーの夢も叶えてくれる魔法(?)の施設。

キャンプ場と隣接しているのが一種の奇跡です(笑)

キャンプ場に隣接する「滝の湯センター夢風泉」
温泉好きには嬉しいことに、24時間日帰り入浴可能です♪

滝の湯ふれあいの里 足湯

キャンプ場に隣接する滝の湯公園に併設の足湯(無料)。
夢風泉と同じアルカリ性単純泉で、本物の温泉です。

湯船につからなくても足浴するだけで体が内側から温まり、ぐっすり眠れます。
(こちらは昼間のみ稼働しています)

隣接する滝の湯公園にある足湯施設

近隣施設

山の水族館

「内陸なのに水族館?!」という意表をついた施設。
道の駅にあるので子供だましと思いきや、設備と考察はガチで大人も楽しめてオススメです。

館内はメジャーな魚の他、サケやヤマメといった身近な魚が自然に近い形で展示されています。
どれもうまそうに見えてお腹が空いてしまうのが難点(笑)

なおコロナ前はドクターフィッシュ体験コーナーがあって、そこはkyanのお気に入りでした。
(角質をたくさん食べてくれます♪)

つるつる温泉のフロントでは入場券の割引販売(500円、団体料金と同じ)をしてるので、訪れる前に漏れなくゲットしましょう。

道の駅にある「山の水族館」
魚の生態を「見せる」展示は、水族館業界の旭山動物園?!

トップページ - 北の大地の水族館 -山の水族館- | 公式ホームページ

北きつね牧場

北きつねとエゾタヌキが飼育されていて、手が届く距離で見ることができます。
のびのびする仕草や他の毛づくろいする様は、普段家で見ているワンコ風景そのものでした(笑)

なお、つるつる温泉のフロントで申し出ると100円引の割引券をいただけます。

北きつね牧場
訪問時は暑くて皆ダレてました(笑)

北きつね牧場
なまらめんこいキタキツネとエゾタヌキ達が、のびのびと生活をしている道東の楽園

感想

塩別つるつる温泉キャンプ場のココがいい!

広々と使えるフリーサイト

パークゴルフ場を転用しただけあって広々とした場内で自由に張れるのは魅力的。
また入場制限してることもあり、たとえ大型テントでも隣との間隔に悩まされずに済むのは快適ですね。

直火コーナーがある

訪問時で7箇所あり、係の方いわく「適宜増設予定」とのこと。

一度直火を楽しんじゃうと、焚き火台を使った焚き火が物足りなくなってしまいます…(笑)

星空が美しい

周囲に光源がないため、夜空を煌めく星々の瞬きを美しく眺めることができます。

係の方の話では「天気がよければ天の川も見える」とのことで、星空観察キャンプにはもってこいですね(kyan滞在中は残念ながら曇り空でした)。

場内の夜景
照明施設がないので、晴れた日は星空を満喫できますね!

温泉が近い

運営元の「塩別つるつる温泉」まで450m(徒歩5分ほど)、隣接する滝の湯センター夢風泉までならば100mもなくて、どちらも利用しやすくなっています。

BBQや焚き火のあとで良質な源泉かけ流しの湯を存分に浴びてサッパリ眠れるのはグッドです!

塩別つるつる温泉キャンプ場のココがイマイチ・・・

炊事場がない

水はタンク貸出があるにせよ、困るのは「寝る前に歯磨きできない」こと。
世の中には水を使わない歯磨き等もありますが、普通に持っている物ではないのでやっぱり不便です。

また、今やキャンプの醍醐味のひとつである料理でも制約を受けます。
特に(使用後に洗浄が必要な)ダッチオーブン料理など、手の込んだものは不向き。

kyanとしては炊事場があってほしいと思いました。

トイレが簡易式

2021年オープンの施設だけあって装備は新しく臭いもほぼありませんでしたが、狭く段差もあって抵抗ある人はいるでしょう。

隣接する滝の湯公園にもトイレはありますが、(キャンプ場の施設ではないのに織り込んで使用するのは)ちょっと違うかな。

温泉宿経営なのに自由に入浴できない

内部的には日帰り入浴客扱いになるため、11~21時まで(最終入館20時)しか入れません

でも利用者的には「宿泊」しているので、朝風呂や夜も遅くまで入れるとよいですし、「滞在中入り放題」とか「朝食付きプラン」とかあるとよいなと思いました。
(どちらも他のキャンプ場では既に実現しています)

今後に期待です。

※滞在中入り放題は「苫小牧アルテン」や「栗山さくらキャンプ場」、そして「豊平峡温泉オートキャンプ場」で実施しています(特に、豊平峡温泉はココと同じ料金体系です)。

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※朝食付きプランは「歌才オートキャンプ場ルピック」で歌才自然の家と連携して実施しています。

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薪を販売していない

せっかく直火があって金を落としてくれる客がたくさんいるのに、惜しいことに販売していません。

現状ではホーマックニコット留辺蘂店(16.4km先)が最も近いですが、そこも通常店舗と同じ在庫量だったため品切れの可能性があります。

自宅から近ければ持参しますが、遠方からの来訪だったり、あちこち周遊してるとそうもいきません。
売店ではキャンプ用の消耗品も販売していたので、薪もぜひ加えてWIN-WINになってほしいです。

ゴミ持ち帰り

実は、kyanが滞在してた時はゴミ処理が無料で可能でした
(ツーリング中かつ連泊だったので大変ありがたかったです)

しかし、その後に、ゴミの分別が不徹底(いわゆるマナー問題)が相次いだため持ち帰りへ変更となった経緯があります。

なのでキャンプ場側の問題というわけではないのですが、とはいえ積載量に制約のあるバイクキャンパーや、遠方からの来訪者、連泊キャンプだと現実的に難しい面もあります。

他のキャンプ場では「時間を指定して係員へ直接手渡し(その場で確認し分別がダメな場合は処理不可)」や「処理料金500円(手数料込)」といった工夫をしているところもありますので、検討してもらえるとありがたいです

訪問時はあったゴミステーション

チョコ’sアイ

 

チョコ
チョコ

ボク好みの短めの広々とした芝生は散歩しがいがあったよ。

あまりに楽しすぎておもわず電気柵に突っ込みそうになったワン!

 

こんなキャンパーにオススメ!

ソロキャンパー、ファミリーキャンパー

コメント

おなじみ「パークゴルフ場を転用しました」シリーズ。

初日は完デュオ、2日目は週末にもかかわらず20組限定でゆったりとしていたため、の~んびり過ごせました。

最近はキャンプブームに乗っかって(?)業態転換するところが増えていますが、パークゴルフ転用のキャンプ場の中では一番好きかも。

炊事場がなかったり簡易トイレなので「スキルのある人向けのキャンプ場」と言えますが、そういうものと思えばあまり気にならないかな。
訪問時はプレオープン期間だったため、今後に期待でしたが・・・残念ながら2022年度は休止とのこと。

星空と極上の温泉を楽しめる静かなところなので、再開時には是非訪れてみてほしいと思います。

【結論】本来のキャンプが静かに楽しめる隠れ家的キャンプ場

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