ダッチでフライドチキンを作る 鶏ラード生成編

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昨シーズンのキャンプ日記が煮詰まってきた2月中旬のこと。
ふとダッチオーブンでフライドチキンを作りたいと思い立ちました。

本日は準備段階として、チキンを揚げる鶏ラードを作成した模様をお伝えします。


(写真:鶏ラード生成後の副産物ニコニコ)

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動機

「ダッチオーブンでケ○タッキー風フライドチキンを作ってみたい!」

随分前からの夢でした。
でも・・・
ハーブの種類や配合比率を検討したり、
部屋の奥にあるダッチオーブンを取り出したり ←これが案外面倒
ミトンを取りに倉庫へ行ったり

…面倒臭くてついつい夢のまま数年経ちました。しかし最近再び「作りたい!」「食べたい!」熱が盛り上がってきたので、この機を逃さず(?)作ってみることにしました。

ハーブフラワーは初回ということでてっとり早くこちらを、肉はスーパーの既製品を利用しましたが、キーとなる食材のうち「鶏ラード」だけ容易に手に入りません。そして調べてみると一瓶千円程度と、案外高いんですよね。
最初はサラダ油だけで揚げることも考えましたが、そこは凝り性のkyanさん。
せっかくなので自作してみました。

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瓶は煮沸消毒

雑菌の繁殖を防ぐため、蓋もあわせて煮沸消毒しました。
瓶は確かなめ茸かなんかが入ってたありきたりのものです。


(写真:やってみると意外とあっさり終わりました)
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鶏皮を入手

比内地鶏の鶏皮が手に入れば言うことなしですが、残念ながらスーパーの半額国産品です。今回は以前買って冷凍保存していたものを利用しています(なかなか半額の場面に出くわさないので…)。


(写真:地鶏の皮なら美味しい油になるのかな~)

方法
簡単です。
鶏皮を細切れにカットし、フライパンに鶏皮を敷き詰めてひたすら加熱するだけ。


(写真:2~3分するといい香りが漂ってきます)

1回あたり15~20分位、焦げると色が悪くなり香りがつくため弱火でじわじわ行うのがオススメです。


(写真:焦げないよう、適度にひっくり返します)

フライパンが小さかったため、結果的には強火になってしまいました。


(写真:色がきつね色から黒色に変わってきたら潮時です)

ある程度までいくと脂の出る量が急速に減ったら完了。


(写真:フライパンからカップに移して貯めておきます)

煮沸消毒した瓶に詰めて熱を冷まし、冷蔵庫にて保管します。


(写真:白く固まるので、使用の際は湯煎して溶かします)

なお鶏油(チーユ)は臭み消しとしてネギやニンニクを使うようですが、フライドチキンに余計な味がつくと基準点がわからなくなるので今回は敢えて使いませんでした。

そんなこんなで鶏油が完成したので、次回はフライドチキンにとりかかります。
(同日やろうとしたんですが面倒臭くなってやめました)

精製量

鶏皮360gに対して、計測はしてないけど瓶の容量からするとせいぜい50~100mlといったところでした。

課題

・フライに使うには量は少なすぎた(この3~4倍の量は最低限必要と痛感)
・大きなフライパンを用意して一気にやる(今回のは小さくて5~6回繰り返すハメになった)
・時間と換気は余裕もって(しばらく匂いが消えなかった)
・濾す網があるとよい(そのまま保管すると揚げカスが入ります)
・菜箸必須(普通の箸では油が跳ねた時に危ないです)

感想

フライパンが小さかったこともありますが思ったより手間がかかり(2時間位)、これなら多少高くても趣味アイテムと割りきって買ったほうが良かったかも…?と何度も自問自答しました(笑)
あとはこれで美味しく仕上がればいいのですが!

参考

鶏ラード作成にあたって下記ページを参考にさせて頂きました。
この場を借りて御礼申し上げます。

子育てパパの遊びのススメ
【鶏油】チーユ・ラーメンや油そばに♪

<フライドチキン製作編へ続く>

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