【レビュー】ビバホームPB品マングローブ炭 (マレーシア産)

この記事は約6分で読めます。
スポンサーリンク

こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪

本日は、ビバホームがプライベートブランドで販売するマングローブ炭をレビューします!

ビバホーム木炭

スポンサーリンク

ビバホーム 木炭のレビュー

来歴

2018年2月、ビバホームにて3kg384円(当時8%税込、セール時10%引価格)で購入。
同年7月より2021年6月までの間に計28回、約6kg使用しました。
(うちメイン利用は5回、重複してオガ備長炭への焚き付けとして28回使用)

使用したコンロは、二代目七輪 切り出し七輪 黒七輪 NE1410 焚火台Lです。

仕様

原産国 マレーシア
製造者 不明
販売者 株式会社ビバホーム
原材料 マングローブ(植林とのこと)
JANコード 2981492417003
購入時単価 128円/kg(税込)
箱サイズ 80サイズ(26cm×16cm×19cm)

パッケージ

状態

炭はビニル袋に綺麗に詰められています

炭粉が箱の外に漏れにくいので助かります。

ビニル袋に包まれています

炭の形状

割木

これで381gありました

炭のサイズ

パッケージには「火付きの良い、使い易いサイズに割られた木炭」と記載がある通り、全体的に小さめです。

箱によってバラツキがあり、一箱目は全体に小さめのバラ炭が、二箱目は小型のBBQコンロに良さそうな中割と七輪向けの小割やバラ炭が半々で入ってました。

店舗で展示してた3kg箱のサンプル見た時は、大きい破片もそこそこ入ってたんですが…。
一般的なサイズのBBQコンロで使用するには物足りないかもしれません。

2箱の中身
全体的に小さい炭が雑然と入っていました

その他

・叩くと木琴のような音がします
・断面には光沢があります

使用感

着火性能

メイン利用した5回の平均値:24分
(最短20分/最長34分)

小さな炭片をオガ備長炭の焚き付けとして使う分には、10分もあれば熾きてくれます。

熾きたところ


「着火した」の定義

kyanは「全体の7~8割が白い灰で覆われて、すぐ焼き物ができる状態」になるまでの時間を計測しています。(炭片の一部に着火するまでの時間ではありません)着火時間の目安は黒炭が10~20分、白炭が15~25分です。

着火時臭

火熾し時にマングローブ炭特有の臭いがあるものの、野外で熾す分にはさほど気になりませんでした。
また、熾きてしまえば気になる臭いは感じず問題ありません。

爆ぜ

火熾し中や熾きた直後は小さく爆ぜることがありましたが、その後は特に気になりませんでした。

火保ち

小さな破片は約1時間、大きな破片だと約1~1.5時間(いずれも実用ベース)
大きめの破片でも、2時間経過時点でほぼ灰になっていました。
BBQコンロでも最後まで立ち消えせず良好な結果でした。

「着火した」の定義

kyanは「全体の7~8割が白い灰で覆われて、すぐ焼き物ができる状態」になるまでの時間を計測しています。(炭片の一部に着火するまでの時間ではありません)着火時間の目安は黒炭が10~20分、白炭が15~25分です。

火力

ビア缶チキン、網焼き、ジンギスカン鍋で利用しましたが、いずれも十分な火力でした。
黒炭なので、一部からジワジワ燃えていくので火力にムラがあります。

灰量

不明(単体で使用してないため)
目視では他の天然木炭とそう大きな違いはなく、成型炭(オガ備長炭など)よりは明らかに少ない量でした。

灰の色

真っ白

灰は白いです
(中央の炭は別のオガ備長炭)

消し炭としての再利用

不可(触れると崩れるため)

よいところ

特になし(木炭自体は「普通のマングローブ炭」で、特筆すべき特徴はありませんでした)

気になるところ

炭の大きさがパッケージによって不揃い

今回使用した2箱は同一日同一店舗で同時購入しましたが、1箱は中割と小割が半々で入っていたのに対して、もう1箱は小割とクズ炭のような破片が多く入っていました

他社製のように「全体の15%は着火用の細かい炭です」といった意図も感じず、焚き付け用に入れたというよりは品質にバラツキがある印象を受けました。
たまたまの可能性もありますが、しくさんの安炭コレクションでも似たような話があったので、こういう商品なのかな。

大きさを完全に揃えることは天然炭の性質から難しいとしても、ある程度は揃えてほしい(もう少し大きめの木炭を入れてほしい)ところです。

炭片が小さ目

一般的に販売されているマングローブ炭の中では、全般的に小さい破片の混入率が高めです。

七輪や1~3人用の比較的小さめのコンロで使用する方にとっては使いやすい反面、一般的な大きさのBBQコンロでは小さすぎるので、意図してこのサイズを封入しているならばパッケージに小さめであることを記載したほうが親切でしょう。

一般に木炭の価値は大きなサイズの切炭は高く、バラ炭やクズ炭は低いです。
(一級品をサイズカットして出た端材がバラ炭になるため。カットはできても、つなげることはできません)

ホームセンターのPB品で比較すると、売価・キロ単価が近いならば、大きめサイズの木炭が均一に近い形で入ってるホーマックやコメリのマングローブ炭の方が、商品としての客観的な価値は高いといえます。
(七輪や小さいコンロをお使いの方はクズ炭の方が使い勝手がよいので、わかった上で選択するのはアリ)

kyanが実際に購入した3kg箱で比較(※)
ホーマックやコメリの木炭は大きめの切炭でサイズほぼ均一ですが、ビバホームやカインズホームの木炭は大きさバラバラ。
※カインズホーム炭のみ6kg(なのにこんな破片ばかり…)

こんな方へオススメ

1~3人用の比較的小さめのコンロを使用してる方

オガ備長炭への焚き付け用の木炭を探してる方

感想

可不可ない普通のマングローブ炭。
これは「きちんと焼けて信頼を置ける」という意味で、悪い意味ではありません。
苦労せず着火するし、立ち消えしない、熾きてしまえば臭いも目立たない・・・きちんと焼けてると思います。

炭のサイズが小さい点は、もともと炭室の狭い七輪を使用しているためkyanにとっては困りませんが、一般的な大きさのBBQコンロを使う人がサンプル見て購入して、開梱したら小さかった…だとガッカリするだろうなとは思います。

価格も含めて目立つ特徴もないため、積極的に指名買いする商品ではない印象です。

【評価】悪くはないけど、指名買いするほどでもない

 

その他のバーベキュー木炭のレビューはコチラから↓

バーベキュー木炭

レビューしたマングローブ炭や輸入炭のうち「木炭」とだけ記載のある炭を掲載しています♪

コメント