【レビュー】三栄炭 (高知県須崎産)

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、とても硬い国産のオガ備長炭、三栄炭をレビューします!

到着時のパッケージ
(小分け販売されていたため、本来のパッケージとは別物です)


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三栄炭のレビュー

来歴

2008年10月に西岡燃料(楽天市場店)にて購入。

2021年3~5月の間に約3kg、30時間3分使用しました。
使用したコンロは、二代目七輪 切り出し七輪 NE1410です。

仕様

原産国 日本(高知県須崎)
製造者 須崎燃料有限会社
販売者 西岡燃料株式会社
原材料 杉・桧(国産原料)
JANコード なし
購入時単価 -(サンプル購入のため)
参考:513円/kg(販売元の10kg価格)
箱サイズ 0サイズ(26cm×16cm×19cm)

状態

炭はビニル袋に綺麗に詰められています

炭粉が箱の外に漏れにくいので助かります。
(燃料店が本来の箱から小分けして販売しているようで、別のダンボール箱に入って届きました)

ビニル袋に包まれていました

炭の形状

四角形

炭のサイズ

長さ7~10cm、太さ

三栄炭

その他

・叩くと叩くと備長炭のように澄んだ金属音がします(こんな音はオガ炭でははじめて!)

使用感

着火性能

7回の平均値は23分
(最短17分/最長34分…キャンプで他の作業してて確認が遅くなった回)

三栄炭を火熾ししてるところ
(真ん中のは焚き付け用のマングローブ炭です)


「着火した」の定義

kyanは「全体の7~8割が白い灰で覆われて、すぐ焼き物ができる状態」になるまでの時間を計測しています。(炭片の一部に着火するまでの時間ではありません)着火時間の目安は黒炭が10~20分、白炭が15~25分です。

着火時臭

なし

爆ぜ

なし

火保ち

1時間半~2時間半
あるBBQでは、2時間経過時点で1/8程度の大きさになっていました。

三栄炭が熾きたところ
(真ん中のは焚き付け用のマングローブ炭です)


「火保ち」時間の定義

kyanは、「熾きて焼き物ができるような状態になってから、焼き物ができない状態に火力が落ちるまで」の時間を計測しています。火保ちの目安は黒炭が1~1.5時間、白炭が1.5~2時間です(炭片の大きさによります)

火力

一般的なオガ備長炭と遜色ありません。
灰分が少ないのか、灰をかぶっても火力は落ちませんでした。

灰量

未計測

灰の色

やや土色

灰はやや土色でした
(原料は杉・桧)

消し炭としての再利用

よいところ

硬くて火保ちよい

これまで使用したオガ備長炭の中で一、二を争う火保ちでした。

真っ赤に輝いていました♪

気になるところ

割高かつ入手しづらい

販路が限られているので送料が嵩むのと、売価が一般的なオガ備長炭の倍以上で、海外産備長炭より高いのがネック。
これだと常用には至りません。

こんな方へオススメ

オガ備長炭の火熾しができて、かつコストが許容できる全ての方

感想

これまで16年間で20製品・約250キロのオガ備長炭を使いましたが、品質なら一、二を争う出来でした。

製造元曰く「究極の人工炭」と称する本品は、まさに芸術品の域。
硬く焼きしまった様は美しく、叩いてみれば澄んだ音、真っ赤に熾きた様は宝石のように輝いていました。
・・・正直な話、使うのがもったいなかったです(笑)

あとは販路とコストが・・・というところ。
レビューにあたり現在の販売価格を調べましたが、物価上昇と輸送コスト高騰のあおりか、気軽に手を出すというわけにはいかない価格で売られています。
コストさえ折り合いつくならば、また使いたい一品です。

なお、販売している土佐木炭さんでは、三栄炭の他に備長炭や土佐備長炭をセットにしたお試しセットがあるので、気になった方はまずはお試しセットで体験してみるとよいでしょう。

【評価】コストさえ許容できるならばイチオシのオガ備長炭

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