こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は士別市にある焚き火キャンプ場 士別ペコラをご紹介します!
(掲載日:2021/02/10 最終更新日:2021/02/10)
キャンプ場の位置
基礎情報
例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。
今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。
ホームページ | ・キャンプ場公式facebook |
住所 | 〒095-0064 北海道士別市川西町474 |
連絡先 | 0165-26-9008 |
所有者・管理者 | かわにしの丘 しずお農場株式会社 |
オープン期間 | 通年(冬季は地面が硬まるまで休業) |
料金体系 | 入場料+サイト利用料 入場料 大人800円(中学生以上)/子供400円(小学生)利用料 フリーサイト2000円/オートサイト3000円/プライベートサイト4000円 キャンピングカーサイト4000円(砂利のみ)/4500円(芝生あり) |
時間 | チェックイン14時~/チェックアウト~11時 |
ゴミ廃棄 | 可(9分別) 一般ごみ/生ゴミ/プラスチック/衛生ゴミ(紙おむつ)/ビン/缶/ペットボトル 危険ゴミ(ライター・ガス缶)/有害ごみ(乾電池など) |
温泉 | ホテル美し乃湯温泉まで1.6km/車で5分 (平日6~10時・15~24時/土日祝6~24時、大人670円/子供210円) |
シャワー | 無 |
コインランドリー | 無 |
携帯 | 3キャリアとも圏内でした |
ラジオ | 可 |
トイレ | 1ヶ所 |
炊事場 | 1ヶ所 |
水質 | 地下水組み上げ(飲用可能) |
車の乗り入れ | 可(フリーサイト以外は横付け可能) |
駐車場 | 有 |
リヤカー | 無 |
ゲートクローズ | 無 |
焚き火 | 可 (プライベートサイトの直火炉以外は焚き火台を使用) |
薪販売 | 有(800円) |
ペット | 可 |
遊具 | 無 |
見える景色 | 丘の上から見える士別市街、羊舎 |
就寝時の音 | たまに風にのって羊の鳴き声 |
野生動物 | 無(サイトに出てくることは今のところないとのこと) |
客層 | ファミリー、ソロ |
買い物 | 約2km先の士別市街に西條、ビックハウス、ザ・ビック、ツルハ、ホーマック ※受付にて農場で育てたサフォークラム肉の販売あり(キャンプ場利用者は10%引)。絶品でした。 |
立地 | 道央自動車道士別剣淵ICより約3km、国道40号線士別市内より、しずお農場方面(道路沿いあちこちに看板あり) |
備考 | クレジットカード決済可能、夕方に敷地内のバー開店、予約はなっぷのオンラインサイトより行う |
キャンプ場レビュー
利用時の情報
利用回数 | 1回1泊 |
利用日 | 2020年9月16~17日 オートサイトA 曇り |
利用形態 | デュオ+ペット |
利用目的 | 新規キャンプ場開拓/羊と触れ合い |
サイトマップ
衛星写真
場内案内図
サイト構成:フリーサイト
全2区画(A・B)で電源は使えません。
車が横付け駐車できない以外はオートサイトと同様です(区画も隣接しています)。
広めに使いたい方にオススメ
サイト構成:オートサイト
このキャンプ場のメインで、全20区画。
電源は使えません。
地面は芝生まじりの土サイト
重機を入れて整地したてのため硬く、また土質もよくなく「芝生の種は何度も蒔いてるけどなかなか生えてこない」とのこと。
雨が降ったらテントスカート部分がドロドロに汚れると想像されます。
ペグが刺さりにくくて苦労したので、鍛造ペグと重いハンマーがあった方がよいでしょう。
(通常ペグだと厳しいかもしれません)
樹々のない吹きさらし
見晴らしがよい反面、真夏の炎天下は暑いかも。
仕切りは小石を砕いて表示
複数区画をまとめて使用する際に便利な一方、隣人に恵まれないとペグやロープの越境に悩まされるかも?
区画ごとの隙間スペースがない
「緩衝地帯」がないため、隣の利用客が気になる人は気になるでしょうね。混雑時にはかなり窮屈に感じると思います。
(特に両隣に駐車するレイアウトになっているため)焚き火する時に火の粉が車に飛ばないか気になりました。
サイト構成:キャンピングカーサイト
全5区画で、芝生が若干生えてるサイトが2区画、砂利サイトは3区画あります。
電源が使えるのが特徴です。
芝生有サイトの地面は芝生まじりの土
駐車スペースは砂利で、サイトは微妙に草が生えています。
地面は(踏んだ限り)結構硬そうでした。
砂利サイトの地面はオール砂利!
ほんとに砂利を敷いてるだけなので、キャンピングカー単体もしくはタープを張ってリビングスペースを確保する使い方がメインになるでしょう。
テントを張って寝るのは現実的ではありません。
サイト構成:プライベートサイト
ペコラの「ウリ」とも言えるプライベートサイトは全6区画で、うち2区画は少し離れたところにあります。
溢れるプライベート感
入口以外の三方を樹々で囲まれているため、自分だけの空間を確保できます。
他人がサイトを通り過ぎることもなければ、(サイトレイアウトを工夫して入口からの視界を遮ることで)過度に見られることもありません。
これは好印象でした♪
直火炉完備
石で簡易的に組んだ炉を完備しているため、直火を扱えます。
直火需要は結構高いので、「直火ができるからプライベートサイトにしました」って方が結構いそうです。
地面はオール土のサイト
係の方によると「水はけは良い」とのことでしたが、雨が降ったらテントスカート部分がドロドロに汚れると想像されます。
テントを汚したくない人には向かないかも…。
地面は(踏んだ限り)結構硬そうでした。
設備
管理棟(丘の上ファームインλ)
レストランや宿泊施設を兼ねる農場の中心施設で受付します。
売店ではたきつけや炭、ガス缶など最低限の消耗品の他、農場で生産した自慢のサフォーク種の羊肉、士別やきとりも販売していますので、ここで購入して贅沢にBBQ!なんてのもオススメです(ゲロ旨でした)。
カフェバーペコラ
キャンプ場内にある飲食施設で、夕方の時間帯はバーとしてオープン。
生ビールやカクテルなどをいただけて、キャンプ場なのにオシャレで贅沢なひとときを味わえることでしょう。
また、薪の販売もこちらで行っています。
トイレ:1ヶ所
まだ新しいこともあって臭いもなくとても奇麗でした。
(息をとめることなく、心を落ち着けて安心して利用できました)
便座はウォシュレット完備、洗い場にはハンドソープも置いてあります。
リードフック完備でワンコもニッコリ!
炊事場:1ヶ所
中はログハウス調のオサレな感じで、清潔に保たれていました。
(利用したことのある方だと)星に手がとどく丘キャンプ場やアサヒの丘キャンプ場、ニセコサヒナキャンプ場と同様の快適さと言えば感覚的に伝わるでしょうか。
消毒液、入口にワンコ用のリードフックを完備しています。
ゴミステーション
キャンプ場入口より少し離れた外側にあり、自分でシャッターを開けて捨てる方式です。
(案内用紙には係員のチェックを受けるような記載がありましたが、特にありませんでした)
中はゴミの種別ごとにケースが置いてありイラスト入りの案内もあるので、迷うことはないでしょう。
ドッグラン
大型犬と小型犬用の2箇所あり、いずれも傾斜地に造成(というか斜面を柵で覆っただけという印象)されています。
中は結構広いので、3~4匹いてもかち合うことは特にないでしょう。
キャンプ場利用者は無料ですので、心ゆくまでワンコと遊べます。
ファイヤーサークル
手持ち花火の指定場所であり、週末などはここでキャンプファイヤー的なイベントをやっているようです。
隣に灰捨て場にあります。
感想
焚き火キャンプ場 士別ペコラのココがいい!
手作り感溢れる場内
手書き風の案内や看板、ところどころに配されている小物などがとてもオシャレで、画一的な公共キャンプ場とはまた違った味わいがありました。
スタッフもフレンドリーで、よいキャンプ場にしたいという熱意が感じられてとても居心地がよかったです。
各施設にワンコ用のリードフック完備
リードをフックに引っ掛けておくことで、たとえソロキャンプの時でもトイレや炊事を安心して行うことができます。
他のキャンプ場では見たことありませんが、ワンコ連れにとっては実用性もさることながら「ワンコもゲストとして尊重・歓迎されてる!」という雰囲気が感じ取れてとても嬉しかったです。
丘に囲まれてハイジの気分になれる
丘の中腹を造成したペコラで過ごすひとときは牧歌的で、気分はハイジのよう。
場内から士別市街を眺めると雄大な景色と、ゆったりと流れる雲にはいつまでも飽きません。
晴れてたら、夜は満天の星空に抱かれることができます。
(訪問時はあいにく曇でしたが、夜中に一瞬だけ雲間から満天の星空を眺めることができました)
寢る時に数を数えなくてもすぐ眠れる
谷を挟んだ隣の羊舎から夜通しメェメェ聴こえてくるので、「羊が1匹・・」と数えなくても熟睡できました(笑)
訪問時の羊たちは、生育10ヶ月目で大人になってきたせいか、ドスのきいた低音サウンドでメエメェなくので迫力ありました(笑)
焚き火キャンプ場 士別ペコラのココがイマイチ・・・
風は強め
見晴らしのよい山を切り拓いた結果、風を遮るものもないので(プライベートサイトを除いては)風はやや強め。
張り綱はしっかり張った方がよいでしょう。
地面が土なので雨が降ったら悲惨
サイト構成でも書きましたが、造成したばかりで芝があまり生えていないため、雨が降ったらテントのスカートやグラウンドシートがグチャグチャになる恐れがあります。
天気が悪そうな時は予め対策(覚悟)しておいたほうがよいでしょう。
強気な料金設定
周囲に無料や低価格で良質なキャンプ場がひしめき、オートキャンプ場でも2~3千円という価格帯の道北地域では、一人でも最低2800円、家族だと4~5千円程度かかる当キャンプ場は強気といえます。
たとえば平日やオフシーズン料金など、もう少しリーズナブルだと利用しやすいのですが・・・。
チョコ’sアイ
ドッグランがいつでも無料で使えるのは嬉しいワン!
リードなしに自由に走り回れて楽しい♪
施設ごとにリードフックがあるので、いつでも飼い主さんと一緒に行動できて嬉しいワン!
いつもは車の中で一人お留守番で寂しいけど、ココなら一緒♪
キャンプ場のみんながとてもフレンドリーで楽しかったワン!
ワンコを気持ちよく受け入れてくれる、イイキャンプ場だった♪
【結論】次に行くときも必ずついてくワン!
その他
周囲を羊が散歩することも・・・?
キャンプ場の周囲にある草を食べに羊が散歩にくることもあるようです(キャンプ場のfacebookより)。
羊の生育状況や天気にもよるそうで、訪問時はあいにく見られませんでしたが、ぜひ見てみたいです♪
自転車レンタルあり
キャンピングカーサイトの横に置いてある自転車は、キャンプ場利用者向けに用意されたもの。受付不要で「自由に使ってください」とのことでした。
もっぱらキャンピングカー利用者が(離れている)トイレに行く時に使ってるのを見かけましたが、いろんな使い途がありそうです。
台数が限られてるので譲り合って利用すること、使い終わったら元に戻すのを忘れないように!
薪購入者にはキンドリングクラッカーの貸出あり
「安全に薪割りできる」と評判のキンドリングクラッカーを無料で貸出しています。
コレ、やってみるとパカッと簡単に割れてスカッと爽快! ヤミツキになります(笑)
薪は800円で広葉樹メインのやや長い薪(40cm程度)が中心でしたが、いい薪でしたよ。
夜間消灯は22時
とはいえ、炊事場やトイレはちゃんと点灯するので安全上の問題はありません。
満天の星空に抱かれながら眠るのも、またいいものです。
レストランのランチが絶品
農場で育てたサフォークラムを中心としたメニューはいずれも絶品で、ランチで利用するだけでも十分な価値があると思います。
移動中心のキャンプ旅行の際など、ここでランチを食べ、夜は軽く済ませてのんびり過ごすというのもアリです。
コメント
数年の構想期間を経て2020年、満を持してオープンしたニューフェース。
「自分たちが育てた羊を、丘からの雄大な景色を眺めながら食べてもらいたい」との構想から育った、イタリア語で「ひつじ」を意味するペコラを冠した民間キャンプ場です。元ネタは邪神ちゃんじゃないのね…。
雄大な眺めと奇麗で快適な設備は、キャンプの満足度を大きく押し上げてくれることでしょう。
kyanが嬉しかったのは、ワンコ歓迎の雰囲気で邪険にされなかったこと。
キャンプ場によってはペット禁止はもとより、OKでも区画が限られてたり「芝生への立ち入り禁止」の看板を見ると、頭では理解しても悲しくなってしまいます。
その点、ペコラはリードフック完備など「ワンコと一緒にいるのが当たり前」といった設計で、計画段階から質の良さを感じました。
とても居心地がよかったので、来シーズンも再訪したいです。
【結論】気持ちよくキャンプを楽しめる素敵なフィールド
コメント
おはようございます♪
ここを利用するならプライベートサイトにして、サフォーク食べるのが良さそうですね。
北海道にしては良いお値段ですが・・・
自転車が有るのは良いですが、私が行ったら周辺のサイクリングに使ってしまいそうです。
ジャイアンさん、こんにちは!
サフォークは絶品でした。
その3週間前くらいに恵庭のえこりん村にできたキャンプ場で、自家製のラム肉も炭火焼してきましたがそれとはまた違った魅力の味わいで、ホゲットやマトンのクセのある(それでいて臭みナシ)味が癖になりました。
お値段張るので、年に1回食べれたらいいかな(笑)
お値段は張りますが、今風のオサレなキャンプをしたい方にオススメです。
うちはワンコが楽しそうにしていたので、再訪すると思います(笑)
自転車ですが、専有にならない範囲ならば、周辺サイクリングに使用してもよいとの話でした。
ただ、丘の中腹にあって起伏があるので、ママチャリだと体力を消耗しそうです。