【薪活】ホムセンで見つけたコスパ抜群の薪袋を紹介する!

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪

突然ですが、みなさんは薪をどのように運搬していますか?
現地入手できるならともかく、持参していく方も多いかと思います。

薪は虫が湧いてくるし、ささくれが手に刺さって痛いし、バラけていて大量に持ち運びにくい…そこで必要なのが収納ケース。

本日は、kyanが13年探求し続けた末に見つけた便利な薪袋をこれまでの試行錯誤と合わせてご紹介します!

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薪袋を探求する

結論から先に書いちゃうよ!

令和2年時点でのオススメは「米袋」
直売所などで白米や玄米が入って売ってる入れ物です。

何がイイかって、薄く軽量で何より頑丈薪を使った分だけ畳めるから帰りはコンパクト。そしてちょっとのことじゃ破れません。それでいて1枚50円というハイパフォーマンス!

もちろんいつかは破けますが、その場合でも容易に廃棄できます。
見栄え?横にしておけば何があるかなんて遠目にはわかりゃしません(笑)

実用性の高さと潔さに惚れ惚れして現在はこれ一択です。

米袋収納
現時点でのイチオシです

なぜ薪をそのまま持ち運ばないの?

・束になっていないと持ち運びが大変(バラだと手で抱えられるのは数本)
・木くずがこぼれたり虫が這い出て車内が汚れる
・ささくれ等で手がケガする可能性

大体こんなところですね。
いずれも、一度でも薪を扱ってみたら明らかで、だからこそ防止するための「カバー」が必要なわけです。

今回はこれまでの遍歴と個々の特徴について書いていきます。

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薪入れ物遍歴

ゴミ袋

ビニル袋収納

よいところ

・薄い
・軽い

数グラムで全く苦になりません
・安い
90Lタイプで1枚10~15円とリーズナブルです
・どこででも調達できる
コンビニでもスーパーでも、思い立ったらすぐに買える気軽さは他の随従を許しません。
・使い終わったら捨てられる
・形や長さ自由

90Lタイプだと一般的な薪が3束位は入ります。薪ストでガンガン焚いても大丈夫なのは頼もしい!

気になるところ

・耐久性が低い
薪は尖ってる部分が多く、1回でどこかしら破れてますね。
少々の穴は気にしませんが、穴が拡大して使い物にならなくなるのも時間の問題です
持ち運んでいるうちにビニルへ負荷がかかって伸びてしまい、そのうち裂けてしまうのも問題です
・通気性が悪い
・見た目悪い

あくまでkyanの主観ですが、ゴミ袋というかビニル袋がサイトにあるだけで見栄えがよろしくないんです。

感想

最初はビニル袋に入れて持ち運んでいました。
手軽で便利な反面、薪運搬の梱包としては致命的な弱点の数々に速攻お蔵入りしました。
運搬中に破れて薪がバラけたり、通気性悪いといつまでたっても乾燥が進まずカビるんですよね…。

ダンボール箱

ダンボール収納

よいところ

・スーパーでもらえばほぼ無料
バッグを忘れた時に利用させてもらっている、おなじみのダンボール箱。
コストを意識することなく利用できるのがいいです。
・使い終わったら捨てられる
お金のかからない紙ゴミもしくは資源ゴミで捨てられるのもグッドです。

気になるところ

・嵩張る
・水に弱い
・サイズ固定
・見栄えがイマイチ

感想

ダンボール箱、よいと思うんですけどね。無料ですし。
困ったのは、外で使うと湿気を吸ったり雨に濡れてフニャフニャになって破れやすくなり、かつ帰りの運搬が大変&そのうちダンボールにもカビが生えること。
なんというか、フィーリングが合わなくて数回で使わなくなってしまいました。

折りたたみコンテナ

折りたたみコンテナ収納

以上の弱点を補える物はなにかないかと探した結果、ホームセンターで見つけたのがコチラ。
500~700円位で買えました。

よいところ

・(ゴミ袋やダンボール箱よりは)見栄えがいい
色使いやデザインのお洒落なやつだとそれっぽく見えます。
・雨の日も問題ない
・使い切ったら畳めて省スペース
・何度でも再利用できる

お、これはイイ!って思ったんですが、いかんせん我が家では重大な弱点が…

気になるところ

・木くずや虫が漏れ出てくるため結局なにか袋に入れる必要がある
・使い切ることがほとんどなく結局畳めない
・薪の長さが限定される

感想

我が家では薪を使い切ることは珍しく(多めに持参します)、とすると「使い切らない限り一定のスペースを占有してしまう」ため容積的にゴミ袋やダンボール箱に劣後します。
とはいえ他に選択肢もなくしばらくこのままでいきましたが…

コンバインハーベスタ袋

何気なくホームセンターを散策してた時に見つけたのがコチラ。
ジョイフルAKで1枚140円でした。
きちんと詰めたらざっくり1束入ります。

コンバイン袋収納

よいところ

・チャックできるので木くずや虫が出ない
メチャクチャ重宝します!
アリが入ってもチャックを閉めれば車内に拡散されることのない安心感。
今回ご紹介した入れ物の中でピカイチのポイントです!(実績あり)
・使った分だけ畳めて容積が小さくなる
・頑丈
・水に強い
・薄い
・軽い
・何度でも再利用できる

気になるところ

・チャックの口が狭い(薪の出し入れがしづらい)
・デザイン面で実用すぎる

感想

米袋の存在がなければ決定版。なんですが、口が狭くて薪袋としては使いにくいのが致命的。 こういうコンセプトの薪袋を誰か作ってくれないかな…
ちなみにたきつけ(木くずや炭粉。漏れ出しやすい)は今でもコレに入れています。

遍歴はさらに続きます

コーヒー豆の麻袋(ドンゴロス)

他の方のブログ等で見かけてお洒落だな~と思いミーハー気分で導入してみました。
ちなみに1枚200円(送料込)くらいでした。

麻袋収納
袋によってはよいかも…?

よいところ

・見栄えがよい
中に何が入っていてもそれなりに見えるのはドンゴロスマジック!
いっそテントも麻袋で作ってみましょうかね(えー)
・使った分だけ畳めて容積が小さくなる
・頑丈
・薄い
・長い薪も入る

気になるところ

・木くずや虫が漏れ出てくるため結局なにか袋に入れる必要がある
 アリの巣の近くに置いといたら、麻袋がアリの巣になっていたことがあります(笑)
・自分に適したサイズを見つけるのが難しい
・麻袋そのものから麻屑が落ちる
・目が荒い(麻袋による)

感想

使ってみるとサイトは映えますね。適当に放置してるだけでも絵になります。
ただkyanの購入した場所では麻袋がデザイン選べなくて結果、デカイ・目が荒いでちょっと使いにくかったんです。
素手で扱うと麻がチクチクするし、車の中は麻屑が散るしで「う~~~~ん、微妙!」
目の細かい袋を選べ、かつ自分でリサイズできる人ならよいと思います。

次に紹介する米袋ごといれてしまえば、見栄えと機能性の両立も可能です!

「何もしなくても即戦力になるいいものはないか?」
と思っていた矢先に上富良野のベストムで偶然見かけたのが、最初に取り上げた米袋でした。

米袋

30kg入るタイプで玄米とか入って売ってます。
袋単体はホームセンターで数十円程度で購入でき、薪が1.3~1.5束程入ります。

米袋収納
現時点でのイチオシです

よいところ

・安い
中古で1枚30円、新品だと50~60円とリーズナブルです
・頑丈
パッと見フツーの紙袋ですが、複数枚を重ね合わせているため丈夫で滅多なことでは破けません。
少々水に濡れた位でも溶けないのはさすが業務用クオリティ!
・満杯まで入れると形が整う
重ね積みできるため保管運搬がとっても楽!
ちなみにキレイに入れると1.3~1.5束分入ります。
・嵩張らない
普段は薄いし、使った分だけたためるので車内スペースも無駄食いしません
・ゴミ量少ない
・紙バンド付きなので、テープを使わなくても密閉できる

口を塞いで紐で結べば荷造りもカンタンです♪

気になるところ

・風情がない
まあ米袋なので…(笑)
麻袋には敵いませんが、ビニル袋やダンボール箱よりはずっと風景に馴染みます。

感想

アリや虫が這い出してこないように、口は布テープ(ガムテープだと一度剥がしたら接着力を失います)で厳重に留めています。

おまけ:ベランダ保管薪の米袋劣化状況

1年経つと紫外線その他で経年劣化して紙の色が随分と変わっていますが、持ち上げて米袋が破けるといったことはありませんでした。
この調子なら安心して外に保管しておけます。

左がベランダで1年間薪を保管した米袋
右は室内で保管していた米袋(比較用)

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まとめ

現時点のちょうどいい薪袋は米袋でした。
他の入れ物と比較して実用性とコストのバランスを両立している点が受賞ポイント。

アウトドアショップなどではおしゃれな薪袋や収納箱が売られていますが、このように安く実用的なアイテムがいくらでもあるので、皆さんも探してみてください!

結論

「コストをかけずに薪を運搬保管したい」という方には米袋がオススメです!

コメント

  1. ORION より:

    米袋が売っているとは思いませんでした。
    いままで米袋を別の用途で使っていましたが、だいぶくたびれてきたので今度探してみます。

    私の薪入れは米が送られてきた段ボールです。
    米用なのでとても頑丈ですがkyanさんご指摘の通り湿気には弱く型崩れするので
    薪を採石を運ぶ網袋(超頑丈)でまとめ、底に補強の板を敷きサイトではスノコの上に載せています。
    帰りの荷物が増えないのでほぼ空き箱でもいいかなと。

    でも米袋は良さそうですね。
    薪を少量持っていくときに大きな米箱なのがイマイチしっくりしなかったのですがこれならピッタリです。
    コンバインハーベスタ袋とともに検討してみます。

    いい情報ありがとうございます。

    • kyan より:

      ORIONさん、こんにちは!
      お役に立てましたらうれしいです(^^)/

      採石を運ぶ網袋(超頑丈)、早速調べてみました。
      薪をまとめる方法としてはよさそう!
      今度やってみようと思います。

      米袋、農業用資材のコーナーで概ね取り扱っていました。
      (ホーマック、ジョイフルAKは確認済。ビバホームも置いてあった気が)
      安価ですしかさばらないので、よろしければ一度お試しください♪

  2. Gian より:

    こんにちは♪

    コメ袋は身近過ぎて考えた事がありませんでしたが、安くて丈夫だし少しなら濡れても大丈夫なので良さそうですね。
    かみさんの実家に「くれ」とは言えないので、近所のホームセンターで捜してみます。
    (米どころじゃないと、なかなか売っていないイメージがありますが・・・)

    コーヒー袋も良さそうではありますが、アリの巣になってしまうと聞いてしまったので私的にはアウトです。

    • kyan より:

      Gianさん、こんにちは!

      >米袋
      やっぱり?業務用品質は実用重視で使い勝手がよいです。
      (そういえば、昨年お会いした際にもそんなお話しましたね・笑い)

      本州のホムセンって北海道とは微妙に品揃えが違っていたのでなんともですが(たとえば23区内のホムセンでは七輪を置いてる店が少なくてビックリしました)、農業用資材を置いてる大型店舗や郊外店舗、ジョイフル本田ならありそうな気がします。
      (札幌のホーマックで購入した時は、米と無関係の、住宅地の中にある大規模店でした)

      今ではAmazonでも買える時代なので、探す手間を考えたら通販もアリかもしれません。
      (モノタロウでも置いてました)

      >コーヒー袋
      気づかなかっただけでアリの巣の上に置いてしまってた可能性も…
      でもよくみかける目の粗いタイプだと、外に放置しとくとどこからでも侵入されちゃいますね。
      目の細かいタイプならばよいかもしれません♪

  3. 匿名 より:

    手で持ち運ぶとしたら、米袋とコンバイン袋とどちらがいいですか?
    ドンキの袋にいれていたので、でかくて困っていました。

    • kyan より:

      はじめまして。

      どちらかといえば、縫われた取っ手がついてるコンバイン袋の方が持ちやすいです。
      米袋についてる紐も頑丈ですが、薪をたくさん詰めて片手持ちすると、紐より先に袋部分が破けることが多いです。

      ただし薪は重量物ですので、片手で持ち上げるというよりは両手で抱えて持ち運ぶイメージですが、両手で抱えるならどちらも遜色ないかなと思います。
      (薪を袋いっぱいに詰め込むと、~20kg程度あります)

      我が家ではオートキャンプ主体で車とサイトとの距離が近いため、米袋を使用しています。
      (コンバイン袋は開口部が狭く取り出しにくいのが薪袋として難点)

      ご参考になりましたら♪