こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、コールマンのイージーロールクイーンエアベッドをご紹介します!
イージーロールクイーンエアベッドのレビュー
来歴
2007年7月にビバホーム豊平店にて2980円(税込、当時5%)で購入。
その後2009年9月にイスカ スーパーキャンプマットレスへ移行し、本品は既に手元を離れています。
※本品は廃盤品です(2012年7月販売終了)。
スペック
サイズ | 使用時196×150×21(h)cm 収納時37×25×10(h)cm |
質量 | 4.4kg |
空気孔の直径 | 2cm ※他社製エアポンプ利用時は直径が合うか要確認 |
※外箱記載のデータを参考にしました。
使用感
メッチャ広いです
クイーンサイズの本品は広々としていて、その広さは本来一人で使うキャプテンスタッグのEVAフォームマット(M-3318)を2枚敷いてなお余裕がある程!
一人だと大の字になっても横幅がまだ余り(寝返りしまくり)、二人だと普通に寝てて多少余裕があります。
小さいテントにもセッティングOK!
サイズから大型ファミリーテント用と想像しがちですが、意外にも3人用ケシュア(210cm×210cm)で両サイド確保できる程度に余裕があり、アメドS(220cm×150cm)だとほぼピッタリサイズでテントマットのように使えます。
設営/撤収にかかかる時間は5~10分位
本品単体で考えると僅かな時間ですが、現地では他にもやることが沢山あるので、旅行キャンパーなど時間をかけたくない方は銀マットの方がよいと思います。
よいところ
快適な居心地を提供する厚み
厚さ20cmの安心感は圧倒的で、これを敷けば凹凸の地面でも全く心配ありませんでした。
ツレは「厚さ6cmのインフレータブルマットより快適」と言ってましたね。
コンパクトに収納可能
空気を抜いて畳むと夏用シュラフ位の大きさに収まるので、カンタンに持ち運びできます。
持ち運び時はもとより、場所を取らないのでオフシーズンも邪魔になりません。
キャンプ感を盛り上げてくれる
エアベッドを使うと非日常を感じるのか、子供やツレは大喜びでした。
トランポリンのように使われるたびにヒヤヒヤしてました(笑)
気になるところ
構造上、時間経過で空気が多少抜ける
寝る直前にパンパンにしても翌朝には空気が抜けて腰が沈み、「く」の字状になって腰が疲れました。
接地するほどではないものの、まるでバランスボールやトランポリンの上に乗ってるようなフワフワ感は好みの分かれるところ。
ちなみに「個別不良では?」とパンクを疑ったのですがチェックしても確認できなかったので、構造上の仕様と思われます。
あとは抜けの程度が使用者にとって許容範囲かどうか、ですね。
ツレ(←何事も気にしない人)は「特に感じなかった」と言っていました。
一人で使うとバランスが悪い
一人利用だと空気抜けの進行に伴って自分の腰を中心に沈むので、腰痛持ちなので困りました。
本品は両端に同程度の重量物がある事で空気の張りを保つため、同じような体重の二人が寝るとちょうどバランス取れるのでしょうが、目的は一人利用のため想定外でした。
二人で使うと、相手の動きで自分も揺れる
相手が寝返りを打ったりトイレへ行く時にマットが揺れる(多少たわむ)ので、眠りが浅かったり神経質な人はそこで起きてしまうかもしれません。
普段は熟睡のkyanですが、夜中に起きてしまうことが何度もありました。
寒い季節に使うと背中が冷たい
ここまで読まれた方は「え?、厚みが20cmもあるのに?!」とお思いでしょうが…厚みがあるからこそいつまでも冷たいのです。
どういうことかといいますと、本来、空気には断熱効果があり、羽毛布団やダウンジャケットが温かいのも羽が空気をふんだんに含んで断熱してくれるからです。
ところがですね…冷たい空気を入れて膨らませると、その空気自体がなかなか温まらないのです。
エアベッドの中を底冷えした地面によって冷やされた空気が循環するのでしょうか、そのまま寝ると背中が冷たいです。さらにクイーンサイズとなると空気量も多いため、人の体温位じゃなかなか温まってくれません。
結果として常に底冷えする状況で寝るハメに。
体温を反射&断熱してくれる千円以下の銀マットの方が遥かに温かいです。
別途エアポンプが必要
持ち物が増える他、動作音が結構響きます(特に夜)。
昼間に空気を入れても少しづつ抜けていくため寝る前に補充したいですが、音の大きさに気が引けてそのまま寝たこともしょっちゅうでした。
感想
出先での泊まり込み時、床で直接寝ると背中や腰が痛いため購入し、その後キャンプでも利用するようになりました。
最初は気に入って愛用していましたが、空気抜けの沈みで腰が辛いのと底冷えする2点からインフレータブルマットへ移行しました。
空気抜けが気にならない方や非日常を感じたい方にオススメしますが、キャンプマットとしては利用シーンやお財布状況に応じて、品質重視でインフレータブルマットか安価で軽量・設営撤収の手軽さ重視で銀マットのどちらかがよいでしょう。
【結論】エアベッド自体、あまりオススメしません。
コメント