こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日はキャンプの大敵、食品を狙う野生動物の攻撃と対処法について、これまでのkyanの苦い実体験から傾向と対策を考えてみます。
野生動物の攻撃と対処法
野生動物の共通点
人間には興味ない
彼らにとって人間はむしろ警戒すべき対象であって、あくまで興味の先は「人間が持っている食料」です。
野生動物が狙うのはこんなキャンパー
「食料やゴミの管理が甘く、露出しているキャンパー」
キャンプは夏場に年1回、グループで大賑わい!なんてところは老獪な野生動物たちにとってローリスク・ハイリターンな獲物です。
「その日に来たキャンパーの中で最もおいしそうな匂いを出しているキャンパー」
ウチはキャンプへ炭火焼しに行くので、よく狙われます。
これまで奪われたもの
kyanが実際に経験した敗戦の記録です(汗)
革手袋
朱鞠内でのこと。
早朝にガサガサ音がするので起きてみたら、まさに目の前でキツネに咥えていかれました。奪回失敗。
朝食用に買ってきた菓子パン
日の出岬キャンプ場でのこと。
設営中、車のハッチバックを開けていたら、カラスに車に進入されビニル袋ごと盗られました。
本マグロ
東大沼キャンプ場でのこと。
いつの間にかなくなっていて、犯人不明。
後刻、キャンプ場端の草むらでビニル袋のみ発見。見事すぎる犯行でした。
生ゴミ(未遂)
羅臼野営場でのこと。
夜間にくつろいでたらキツネに咥えていかれました…30分近い攻防戦の末に奪回。
仲洞爺キャンプ場でのこと。
温泉から戻ってきたらテント内に野良猫が。ゴミは散乱してましたが未遂に終わりました。
種別ごとの攻撃パターン
カラス
時間帯:昼間に狙ってくる
態様:上空から見張り、不在の隙を待ちわびている。
備考:
・ドアを開けっ放しで作業してたら、車の中にも入ってきます(実例あり)
・子供など、自分より弱いとみた相手には直接攻撃してくる(経験あり)
キタキツネ・野良猫
時間帯:主に夜間・早朝に狙ってくる
態様:早い時間帯に見回りをして、カモにできそうなキャンパーを物色していることが多い。
備考:なおキタキツネは病原体(エキノコックス)を持っているので、直接触れないよう注意
対処法
不在時には食べ物や小物を出しっぱなしにしておかない
野生動物には、モラルも理も通じません。
「こんなもん、わざわざ盗らないでしょー」という油断こそが最大の敵です。
ビニル袋を露出させない
彼らにとって「ビニル袋=食べ物⇒奪うべきもの」
食べ物やゴミはプラスチックケースや車内に保管し匂いを露出させない
「スクリーンタープの中だから大丈夫」とタープ内で食べ物やゴミを放置していたグループが、朝になってゴミが散乱してたなんて何度も見かけました。
まだ見たことはありませんが、しつこい場合はテントを破って中に入ってくるそうです。
管理人のいるキャンプ場では、出没する野生動物と程度について事前確認をする
現地に長くいて実情を知っている人から情報収集をしアドバイスを受けることが肝要です。
コメント
対処法に記載の4点を実践するだけでほとんど防げます。
楽しいキャンプ、浮かれたりつい油断することもありますが、野生動物はそんな甘さを決して見逃しません。
食べ物を奪われる=餌付けしている、のと同義です。
自然相手の遊びだからこそ、野生動物ともうまく折り合いをつけ共存していけるといいですね。
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