8/8~15の9日間、道東を中心にあちこちをキャンプ巡りしてきました。今回はその記録です。
事前準備
・各人の日程調整
・各種注文と問い合わせ
・消耗品の買入れ
・荷物の確認と積込
毎度のことですが、結構な手間がかかりました…。
8月8日自宅→富良野 《富良野・山部太陽の里キャンプ場泊》
出発~山部太陽の里キャンプ場
前の晩、翌日が楽しみでなかなか寝付けず、毎度のことながら若干寝坊。とはいえまだ午前8時。積込みの大半は前日に終わっているため、専ら私物の積込…なのですが、一通り積み終わったところで、「木炭を運ぶのを忘れた!」…とかやっていて、結局出発は9:20でした。
さて、千歳まで特段時短するような箇所もなく、順当に予定時間をオーバー。もっとも本日はキャンプ場へ行く前に肉の仕入れに行くので、当初千歳空港で合流予定であったが、現地集合してもらうことにしました。
目的地には一足先に到着したので、先に肉を購入…しようと思ったら、財布に現金が入っていないことに気付き、荷物の積み替えをしながら千歳組を待つこと15分ほど。見慣れた青い車が到着して、きよぴこ氏以外の皆さんと合流。挨拶もそこそこに、早速肉を買い込み、rodoさんがこちらに移乗して出発。
一路、本日の宿(兼宴会会場)となるキャンプ場へ。新夕張付近で「夕張メロン」ののぼりに惹かれて2玉購入。それ以外さしたる話題もなくさくさくと進み、キャンプ場最寄りのコンビニで氷等の買い出しをして、現地には14時20分頃到着。ここで、先発してある川魚の養殖場へ買い出ししてもらったきよぴこ氏と合流。
ところで、「山部太陽の里キャンプ場」には温泉がない。本来ならば近隣に温泉やウリとなるスポットの少ないこの場所で設営しないところですが、にもかかわらずここを選んだ理由は、参加者の一人のハンドルネームと掛け合わせた、一種の洒落です。従って設備等も二の次で選んでいたので若干心配だったのですが、敷地が広いためあまりゴミゴミした印象を受けない。ファミリーキャンパーとソロキャンパーが適度なバランス・配置で設営されており、マナーの良さそうな場所で一安心。キャンプ場もそれなりに客で賑わっているようでした。
早速場所を品定めし、決めたら荷物を移動することに。現地にはリヤカーが数台置いてあるので、2往復で荷物を運びきれました。さしたる苦労はなかったのが幸い。その間、他の人に富良野のクロネコベースまで通販の牡蠣の引取りを依頼。
設営!
さて、今回は参加者が多いため、いつものテントに加え、春にがーさんから頂いたミニテントも張ることに。こちらはきよぴこ氏にお任せしていたのですが、15分とかからず簡単に組み上がってしまった。いつもの2ルームテントはなんだかんだと40分くらいはかかるため、知ってしまうと2ルームテントも善し悪しだよなー、と思ってしまう。
で、結局なんだかんだいって設営に1時間半近くかかり、そこから火熾し。いつもなら設営と並行して火熾しを行う(着火するだけだし)が、前回の炭火からやや間があいて勘が鈍ったのと、あれこれ指示なり依頼しながらで気が回らず、ついつい後回しになってしまった。結局ジンギスカンをはじめたのは16時半。設営から実に2時間もかかってしまった。その上、火熾しも堪能すること適わず…orz
以下は食べた記録
ジンギスカン
こちらの味付けジンギスカンは、某焼肉店が味付けしているもので、6月のオフでもお取り寄せした(一部ではその前のキャンプで食べた人もいるけど^^)逸品。大半の人は店で食べたことはないのに、何故か味は語れるという状態まで育ちましたw
ピンク色の奇麗なお肉だが、味付けはしっかりなされている。また、後付け用のタレも絶品。これでご飯とビールが何杯でも進む
今回3袋買ってきたが、1時間ほどで全量売り切れ。みんなおなかすいてたのね
地元産ラムを使用した味付けジンギスカン
毎年特定の時期だけに出る「幻の逸品」。今回はこれに合わせてキャンプしたといって過言ではありません。それだけ大いに期待したのですが…まぁ、結論から言えば普通に味付けジンギスカンでした。誤解を招きそうな表現なので捕捉しますが、マズい訳ではありません。味付けが「スペシャル」と同じだけにそれほど大きな違いを感じないというだけで、普通に旨いです。そんな中で「道産だなー」と感じたのは、脂身が甘くて美味しいこと。もっとも、豪州/NZ産の味付けラムの場合、脂身をほとんど根こそぎ切り落として出荷するため味わう機会がないだけかもしれません。一方、道産ラムは大変貴重なため、脂身も多少残しているものと思われますが、残すだけの価値はある美味しさです。脂が甘いっていうと牛肉だと高級肉の世界ですが、それに近いものがありました。
機会があればまた食べたいところ。
チルドラム
定番アイテム。久しぶりに食べましたが、相変わらず臭みがなくミルキーな逸品ですな。買う場所はいつも決まった肉屋さんなんですが、そういえばこれを買いに行くと、店に入っただけでオヤジが「厚切り?薄切り?」と聞かれるだけでブツが出てくるようになっていました。どうやらkyan=チルドラムらしい。まぁ覚えてくれるのは有り難いことです(笑)
これは余計な手を加えずシンプルに塩コショウで頂くのが一番旨い。
トウキビ
夏のBBQの定番といえばコレ。ポイントは皮付きで丸焼きにすることで身を蒸し焼きにすること。これによって、茹でると流出してしまう旨みが皮の中でしっかりと保持され、トウキビの真の甘さが堪能できる。今回、オフ時に好評だった「1/3づつカットして各自に手渡す」方式で無事に食べてもらえた。が、1本余ってしまった(^^;
雛串
5本パックを2本づつ焼き、焼き上がったらハサミで半分にカットして各自に手渡す。ピリ辛の味付け、ビールが進むんですよねー(^^;;
持参したもう一袋(3本パック)は食べきれないので後日に持ち越したのですが、残念なことに痛んで廃棄せざるを得ませんでした。
牡蠣(LLサイズ)
生物に当たりハズレはつきもの。ご多分に漏れず牡蠣も、同じLLサイズで注文しても毎回サイズが大きく異なり、外れるとエライ損した気になってしまう。しかし、幸いにも今回の牡蠣は当たりでした。七輪に4つも並べればはみ出してしまう大きさと貝の脹らみが僕らの期待も大きく膨らませる。中は身が詰まっていてぷっくらしていており、口に含むと磯の香りと牡蠣エキスの旨みが口一杯に拡がっていく…。
と痛感する至福の一時を満喫できました。醤油も用意してきましたが、余計なものは不要でした。焼きだけでは物足りなくなって(こんなに鮮度が良いのに加熱するだけじゃ勿体ない!)調子に乗って生で食べてみました。レモンを用意しているところから、これは計画的な犯行ですが(笑)。期待通り、とてもクリーミーで「岩牡蠣です」と言われても気付かないとろける味わいでした。至福の一粒を白ワインで喉に流し込んだ瞬間、ここが野外であることなんてすっかり忘れ飛んでいました。
もっとも、ここまでひたすら食いまくったため腹がきつかったですねー。それは他のみんなも同じようで、売行きは2/3程度と思ったほど出なかったのがやや拍子抜けしました。
ツブ
某所の「焼きツブセット」。最初から煮る&アブラ除去加工済の、BBQにはピッタリのお手軽パックです。本当に青ツブ?というくらいデカいツブが「これでもか!」という位に入っていて驚きました(というか、写真を見返してみると今回に関しては十中八九青ツブじゃない)。案の定、七輪に5個も乗せたらお腹、もとい七輪が一杯に。ここに秘伝のタレを少しずつ注ぎ込んでいく。ツブ焼きは神経戦。忍耐強くタレを補充し続けた者が最後に勝者となるのだ(←大げさw)。
…じ~っくり焼き上げて食べました。ツブのコリコリ感にタレが染みこんでいいお味…ですが、「がどや」にはまだまだ及びません(苦笑)
ヤマメ
今回のメインイベント。キャンプ場をわざわざ温泉のない山部にしたのも、ヤマメの養殖モノをきよぴこ氏に頼んで買ってきてもらったのも、全ては某氏が参加するからなのでした。いや、全てはこの掛け合わせのためだけですw本人は喜んでくれたようなので苦労(らしい苦労はしてないけどw)も報われたというものです。
おっと、肝心のお味ですが…思ったより淡泊な味わい。臭みはなく、普通に川魚といった感じでした。今回は養殖場で内臓を除去してもらったので、串刺しにして、塩をふって焼くだけというお手軽さ。次回は自分で釣ってみたい&養殖場に自分で行ってみたい…と思ってたら、きよぴこ氏がタイミングよくリーフレットくれました(笑)
北海シマエビ
地味に期待していた逸品。というのも、今回は冷蔵モノだから。鮮度がイイ分だけ味(尾岱沼産再び?)も期待するが…結論からいえば、いつもの冷凍モノとの違いはよくわかりませんでした。ただただ旨かった。みんな腹がキツイだのなんだかんだ言いながら、シマエビを出すと10分も経たないうちに完食したのがなによりの証左です。
とまぁ、こんな感じでいつもの宴会メニューでした。その他に奮発して生ビールサーバー(サッポロ黒ラベル)を注文したんですが、気温も手伝って酒が進みます(笑)。もうガンガンに飲みましたが、5人で10Lでギリギリ完飲といった感じ。食が細くなったのかな~。とはいっても、なんだかんだで今回も食いまくりました。
途中、何度か炭を継ぎ足したが、七輪は絶好調なのにバケツコンロにはなかなか火が回らない。かといって、七輪から炭を移してもなかなか火が回らないし、七輪とバケツコンロでは炭の必要量が異なるため、十分な移動もできない。結局、後半バケツコンロの上に置いたジンギ鍋の火力が減少してショボイ焼き具合になってしまったorzこれが以後の課題です。
ところで野外ではどっかの団体が広場を貸し切って大宴会をやっていて、松山○春のそっくりさんが熱唱していた(苦笑)
23時頃、猛烈な眠気が襲ってきたため30分ほど仮眠…のつもりが、やっぱりというべきか1時間程度爆睡する。最近、最後まで体力が持たなくなってきているのは年のせいか?その後、眠い目をこすりつつ火の始末をして1時頃に就寝。
就寝
今回は人数が多いため、他の人には大きいテントを利用してもらい、私ときよぴこ氏の二人は別途、小さいテントを利用することにした。期待に漏れず、中では男同士の熱いピロートークが展開されたのだが(笑)、どちらからともなく寝息が聞こえ、気付けばすやすや眠りについていた。もっとも、テント内は小さいせいか呼吸によると思われる湿度が高く、少し寝苦しかった。そのせいか何度か目が覚めてしまい、なかなか熟睡できませんでした。
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