バイオライト キャンプストーブ (1824222)

本日は、バイオライト(BioLite)キャンプストーブの使用レポートをお送りします。


(写真:実際に使用してみた状態)


2014年8月にキャンプした際、キャンプ場にてレンタルしました。
(500円/泊、小枝一袋つき)
国内ではモンベルが代理店となって販売してます。現在の価格は18000円ほどですが、当時は14200円+税でした。

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性能概略

素材:ストーブ/ステンレス
総重量:947g(専用ゴトク含まない重量)
サイズ:ストーブ/直径127mm×高さ210mm(収納寸法)
火力:3.4kw(低回転)、5.5kw(高回転)
USB出力:2W@5V(持続可能最大)、4W@5V(最大時)
内蔵電地:650mAh(3.7v)リチウム電池
耐荷重:3.6kgもしくは3.7lの液体
(引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B00BG2UOWU/)

実際に使ってみて

充電性能

45分燃焼してiPhone5を9%充電できました(52%→61%)
実用には難がありますが、「こうやって発電できる」という学習効果はありそうです。

燃焼効率

小枝はほぼ全量、灰になります。その点ではBBQコンロより上ですが、
灰は焚き火台と同じ位の目の細かさで、強制燃焼しても七輪の熱効率には及ばない印象です。


(写真:七輪で炭や枝を燃やした時より粗目になりました)

ゴトク

ほとんど使いませんでした。
小枝が長くて鍋を安定して置けなかったのと、燃焼速度が早いため頻繁に燃料追加するハメになるため、鍋やヤカンを都度上げ下げするのが面倒だったためです。
使い方を選ぶかな?


(写真:こんな感じで枝がはみ出てしまいます)

よいところ

電気のないところでも発電できる

「焚き火をしながら発電できる!」というシチュエーションは文字通り燃えました(笑)
電気の有り難みを実感できるので、お子さんに電気の大切さを伝える教育的ツールとしてはよいですね。


(写真:焚き火しながらiPhone充電中ニコッ)

燃料が小枝のためランニングコスト不要

本品のサイズに合わせた小枝を多数用意できれば無料で焚き火が楽しめてよいですね。

火力はめっぽう強い

ファンを回して強制燃焼する構造のため苦労せずガシガシ燃えてくれます。楽しいです(笑)


(写真:ファンによる強制送風で強力な火力を得られます)

コンパクトな収納

専用ポーチに収まり片手で持ち運べます。


(写真:こんな感じで片付けられます)

気になるところ

実用に程遠い発電効率

45分程燃やし続けてiPhone5を9%充電できました(52%→61%)
その充電も焚き火の火力によっては電流不足に陥るのか、エラー表示しながらでした。
さらにAndroid(SOL21)は充電できず。
防災目的での導入は無理だと感じました。


(写真:電流量が足りないみたいで、頻繁にエラーが出ましたガーン)

焚き火中の充電は危険

灰や熾がケーブルに付着して溶けました。
ファンで強制燃焼するため炎が激しく上がります、…火の粉が周囲にふりまかれます。
ビジュアル的には楽しいですが、火の粉が充電ケーブルやiPhoneに飛んでくるたびにヒヤヒヤ。
途中、燃焼中に枝が真ん中で折れて火の粉が充電ケーブルに付着、ビニルの皮膜が少し焦げてしまいました。


(写真:黒焦げガーン)

内蔵電池は取り外しできない

内蔵電池が寿命を迎えたらオシマイですね。
ユーザ側で容易に取替可能にしてほしいです。

多量に必要な小枝

本品のサイズに合わせた小枝を袋いっぱいでこのパフォーマンス
(1時間弱の利用、充電は9%)
このサイズの薪は市販されていないので「時間を金で買う」こともできず、趣味性の強い品となっています。


(写真:弁当用の袋いっぱいに小枝を入れて、灰はこの程度です)

どちらでもないところ

初回に内蔵電池の充電が必要

ファンを回すため必要で、初回の他、6ヶ月連続未使用の場合は補充電が必要とのこと。
構造上仕方ありませんが余計な手数がかかる印象です。

感想

焚き火の熱で発電するコンセプトは素晴らしいし、使ってみても楽しい。
「実用には乏しいけど発電もできる焚き火のオモチャ」としてはよいんじゃないでしょうか。

ただ、惜しむらくは実用に程遠い点。
充電はオマケです。
あまりに充電されないので、燃焼中にツレが「電気を作るのって大変なんだね」とつぶやいていたのが印象的。
本品一番のメリットは、電気のありがたさを実感できる教育的効果かもしれません。

楽しいは楽しいので、一度使ってみるのはオススメします。

【結論】焚き火で遊ぶオモチャのひとつ

付記

後継機種(キャンプストーブ2)は、出力UP(0.5A→2A)、内蔵電池容量UP(650mAh→2600mAh)、内蔵電池からスマホへ充電できるようになりました。
焚火後にスマホへ充電することができるようになったため旧機種より使用感は向上してると思われます。

素材:ステンレス網(ストーブ部分)
重量:935g
サイズ:直径12.7×高さ21cm(収納時)
USB出力:2A、内蔵電池:2600mAhリチウムイオン電池
付属品:フレックスライト、収納袋、本体充電用ケーブル、着火剤
燃料:薪、小枝、松ぼっくり、木質ペレットなど
発電能力:3W@5V(持続可能最大)

(引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B06Y4L87X7/)

コメント

  1. た〜さん より:

    昨日たまたま雑誌見てて、これってどうなの?と。
    広告には電気ガスが無さそうなところで使われてました。
    多分買いません。

  2. gyuchan86 より:

    (o ̄ω ̄)ノ”ぁぃ
    これ純正品で武装してます(笑)
    オガライト、ペレットで遊んでますよ~
    ただペレットは燃料の管理楽ですが(燃焼時間等の意味合いで)消し炭の様にペレット残っちゃいます
    充電に関してはやはり純正のライト使うが正解ですかね?
    σ(`・ω・´)オラは発電機能はファンを回すための物、余剰電力はLEDを点灯させて焼肉するためと思ってます

  3. kyan kyan より:

    た〜さん、おひさしぶりです!
    雑誌の広告に出てたんですね。
    実際に使うまでは発電に期待しちゃうと思います(笑)

  4. kyan kyan より:

    gyuchan86さん、おひさしぶりです!

    お持ちでしたか!
    いいな~これ一台あると(燃やすのに忙しくて)あっという間に時間過ぎそう。

    燃料はペレットという手もありましたね。
    消し炭(灰)が残るのは、高温成形時に出るリグニンの影響かな~…思いつきですが(*ノω・*)テヘ

    発電機能の位置付け、同感です。
    発電能力を考えるとファン駆動とLEDライト点灯くらいで考えておくのがストレスないですね。

  5. Gian より:

    こんばんは♪

    さすがにスマホには無理なのですね。
    ちょっと気にはなっていたのですが、バッテリー交換できないのとしばらく使わない時の補充電が必要な点も辛いですね。
    私の場合、オフシーズンが長い事もあり、バッテリーの過放電も気になります。

    レポ、ありがとうございました♪

  6. kyan kyan より:

    Gianさん、こんにちは!
    スマホ充電は「無理じゃないけど実用的でもない」、微妙なところですね。
    後継機種は2A出力でき、かつ内蔵バッテリーから充電できるようになったので少し改善されています。

    バッテリー回りの諸問題は、リチウムイオン充電池を使う他の機器でも共通なので、この機種だけという訳でもありません。
    ・バッテリー交換できないのは、昨今のスマホと同様(薄さとコストを優先)
    ・自然放電の問題は、バッテリーの宿命
    ただ、私はこの仕様だと物足りないです。

    コンセプトはよいと思うので今後の進化に期待です。