本日は、白老ポロトの森での2014年ラストキャンプの模様(2日目)をお送りします。
11月2日(日) ポロトの森キャンプ場
起床
朝は予想通り雨( ̄▽ ̄;)
やる気もおきず午前10時過ぎにまったり起床。
外に出てみると地面はご覧の有様ですが、気温は15℃とそれなりに暖かいのが救い
ツレの教えにしたがってあそこに張らなくてよかった~
ドライブの予定でしたが、どよ~んとした重い空を眺めてるうちに行く気を失い、一日マッタリすることにしました。
前室は相変わらずベチャベチャ…
連泊はのんびりできていいな。一泊だと忙しくてそれだけで疲れてしまいます…。
とりあえず火熾し
レビュー用木炭は全量燃やしたので、いつもの国産オガ備長炭を340g使用。
断続的に雨が続いていたため炊事場の屋根の下に七輪を持って行きました。
風が出てたのもあってか19分で7割着火。熾きた炭とまだ十分に熾きていない炭を入替して焼き物を開始しました。
(写真:空気孔を風上に向けて熾すと早いです)
豚オクラ巻
豚肉の旨味にオクラの食感が加わってなんとも言えず美味。
塩コショウとケチャップでいただきました。
餅
七輪で炭火といえば、一度は焼きたくなるのが餅。
キャンプで餅ってのは一見ミスマッチですが、炊飯の手間要らず意外と便利です。
炭火焼きにすると家のトースターより外はカリッと中はふっくらして美味しく感じますが、これはプラシーボ効果かもしれない。
甘醤油で食べると、気分は早くもお正月(笑)
ただ、海苔を忘れたのが失敗だった…。
ホタテのバターしょうゆ焼き
今日は焼きで頂きました。
焼く際の注意点としては雑味が交じるのでウロをきれいに取り除くことと、生食できる鮮度のホタテは軽く炙るにとどめて焼き過ぎに注意すること。火を通しすぎると身は固くなりバター醤油の味が濃くなってしょっぱくなってしまいます。
合間にツレが洗い物をしてくれる。無精なkyanとしては頭が上がらない。
センターサークル
昼過ぎになって雨が止んだので「今しかない!」とばかりに焚き火開始。
外に出てみるとセンターサークルには炭や薪の残骸がこんもり。中央には炭、灰捨て禁止と看板があるが、この状態では説得力なく虚しい。灰捨て場を作ってやればいいのになー。
気づけば、何組かのキャンパーが既に撤収を終え、新たに何組かのキャンパーが新たに設営をしているところ。この季節のキャンパーはいずれも装備が充実していて、眺めているだけで楽しい。
特に先日秀岳荘で見かけた赤いピルツ23に興味津々でした。
焚き火台Lにあのランタン…。ん~?、どっかで見た覚えがあるような…
焚き火
さて、焚き火です。
シーズン最終盤なので全て燃やし切るつもりで持参した薪、このままだと荷物になるので極力燃やすようにします(笑)
今回は焚き火台Sを持参しましたが、やっぱりというかはみ出てしまいます。
灰や燃えカスがベースプレートの外に漏れないよう適宜いじりますが、やっぱSは小さすぎるかな?という結論で固まりつつあります。Mだと既存品と役割が被るので、次はLかなぁ~??
それと今回想定外だったのは、いつまでも煙が燻ってしまうこと。昨夜の雨で薪が湿気ってたのかな?
次回はケチケチせず乾燥薪の比率をもっと上げよう。
普段はキャンプ場やホームセンターで購入した薪と、キャンプ場等で拾った落枝をミックスして燃やしています。
買った薪は苦労せず燃える反面、燃え尽きるのが早いのとコスト面の問題があり、一方拾った枝や流木は無料ですが湿気っていることが多く、くすぶってけむい煙がでます。これらの木はひたすら燻って炎を上げるのは細く、短くなった最終段階ということが多いので、ミックスして互いの性質を補いコストバランスをとるようにしています。
そういえば結局これが今シーズン最後の焚き火となってしまった。まだ機会があると踏んでいたが、結局天候やらスケジュールやらが合わなかった…残念。
ちなみに炭を火熾しするなら焚き火が手っ取り早くてよい。マングローブ炭の大きい破片が10分ちょっとで真っ赤に。
火いじりした後に火から離れると寒く感じる。
それまでは寒いと感じなかったが、体が冷えきっていたようだ。やはり焚き火の周りは温かい。
ただぼ~っとしてるのもアレなので、様子をみてサツマイモを放り込んでみました。
焼き芋づくり
今更ですが、kyanの作り方はこんな感じ。
<つくりかた>
・芋を水でさっと洗う
土を落とすというよりは、水分を含ませるのが目的。
・水で濡らした新聞紙で包む
・アルミホイルを二重に包む。この時、なるべく空気を含ませるように柔らかく巻く
・焚き火のような高火力で1.5~2時間程度加熱する
適当なタイミングで何度かひっくり返して満遍なく熱が行き渡るようにすること
・竹串や爪楊枝で刺してみて、中心部まで抵抗なく刺さればOK
場所によってばらつきがあるかもしれないので数カ所刺してみて総合判断するとよい
2時間程して取り出したサツマイモは、芯までしっかり熱が通っていてトロトロ!
芯までトロトロになり、身はいかにも旨そうな黄金色!
口に含むと芋ようかんのようにネットリした甘味が口いっぱいに広がる!
1本100円しない芋が石焼き芋屋さんの1本4~500円の味に変身!
…興奮してついつい絶叫調に(笑)
いつも「焦げてないかな?」とヒヤヒヤするが結果的に芯まで熱が十分に通っていないことが多いことを考えれば、炎の中にくべておく位でちょうどよいのかもしれない。
ローストビーフづくり
焼き芋作りと並行して、ローストビーフを作ってみました。
ローストビーフが食べたかったというより、ダッチオーブンを使いたかったというのが本当のところ(笑)
でも作るからには頑張ってみました。
作り方はコチラ参考にしました。
(2017.8.1現在:サイトがなくなっています)
<つくりかた>
・モモ肉は塩コショウを揉み込んで常温にしておく
・ダッチオーブンをプレヒートする
・オリーブオイルに刻んだニンニクを炒めて「ニンニクオイル」を作る
・モモ肉をダッチオーブンに載せて表面に焼き色をつける
・網の上に野菜(今回は玉ねぎ、ニンジン)を載せ、その上にモモ肉を載せて蓋をする
・下火は七輪、上火に先ほど熾した粗悪炭を載せて25分程
作成過程で誤算だったのは2つ。
1つはダッチオーブンの予熱。15分段階では内部は人肌程度の温度だったのが、その後の予熱によってすっかり火が通ってしまった。
レシピでは「中火」となっていたが、なにをもって「中火」とするか判断基準がわからない。
もう1つは火加減。ダッチオーブンは蓄熱する性質上、「今より強火にすることは容易ですが、弱火にすることは難しい」。考えれば納得のこの事象がまったく念頭にありませんでした。
結果として「牛モモ肉のステーキ」みたいになってしまったが、後で食べたらそれなりに美味しかった。
ツレが見よう見まねで作ってくれたグレービーソースが美味しかった。
さて、こんなかんなしてる内に周囲はあっという間に暗くなり、夕食の準備を行う
(まだ食べるのか?というツッコミはなしでw)
今日は鶏と野菜の鍋というかスープを作ることに。
鍋(鶏スープ?)
<つくりかた>
・ダッチオーブンに水を半分位入れる(プレヒート不要)
・ぶつ切りの鶏肉と白菜の芯やニンジン、大根といった固い野菜を入れる
・しばらく煮こむ
ここまでやったところで一旦休憩。昨日は風呂に入っていないので温泉へ行くことに。
設営場所から駐車場まで距離があるのに、よりによって傘が1本しかないのでまずは車をとりに。その間、ツレには後片付けをお願いした。決めてから実際に動き出すまで20分。この時間のロスは大きいな~。
雨も降ってるし近場で済ませよう…ということでポロト温泉へ。
ポロト温泉
内風呂のみで浴槽は10人も入ってたら息が詰まりそうだが、入った時はちょうど客の入れ替わりタイミングだったようでラッキー!茶褐色のトロトロ湯は源泉掛け流しとのこと。
湧いてくる泡が「源泉、生きてます!」感があって入っていて気持ちよい。
kyan好きなのお湯は往々にして「泉質重視でボロい」とツレにはいつも散々な評価ですが、幸いポロト温泉は好評でした。
料金400円。「この値段だと石鹸はないかな?」との予想に反し、浴槽には液体タイプが置いてありました。但しドライヤーはなし。後日自宅で100円引クーポンを発見して凹みました
帰りは来た道を引き返す。狭くアップダウンの大きい道なのに灯りがほとんどないのでひたすら安全運転。帰営後は早速夕飯に。
鍋(鶏スープ?)
ダッチオーブンの予熱で暖められた食材はすっかりホロホロで食べ頃に。
最後に少し水を足し、調味料で味を整えて頂きました。
白かった大根がすっきり透明になり、大根もニンジンも柔らかい。
何より冷えた体に暖かい鍋は格別!
鶏はシンプルに岩塩の味付けが、野菜は馬路村のポン酢でいただくと最高に旨かった。
ちなみに、鶏肉には「柚子胡椒」をつけても美味しくいただけます
「今回の食事の中で一番成功したのは、鶏スープ」とツレに言わしめるほどの出来、病みつきになりそうです
夜はこれだけでお腹一杯になり、あとはダラダラと呑みながらマッタリ。
雨は止む気配なく、前室はビチョビチョだが飲んでたらどうでもよくなってくる
雨音を聞きながらの、他愛のない日常会話がまた楽しい。
そういえば、夜はYahoo!ショッピングのホークス優勝セールで買い回りボーナスキャンペーンやってたので参戦。6店舗買い回りでポイント14倍は美味しい!(楽天のポイント30倍は保険やら何やらにも加入しての倍率なので事実上無理w)
とはいえ6店舗回るのは結構キツかったり、auかんたん決済がKDDI側に画面遷移した途端にエラーになったりして時間をロスしましたが、事前に目標を決めていたので思ったよりサクサク進みました。
それでも優に1時間半位かかりましたが
キャンペーンといっても、買いたい物っていきなりは浮かばないんですよね。それでいて「あ、歯磨き粉切れた」とか欠品は結構あるんですが…(その場では気づかない)
何を買ったかはいずれ別記事にします
そのあとは寝室でダラダラ。普段寝室は寝る時位しか利用してませんが、靴を脱いでマッタリする感じもまた楽しかった
結局、午前1時過ぎに就寝…のはずが夜半になり強風と雨が交互にテントを叩きつけてきて、なかなか寝付けず。外に出てみるとどこかしらからペグ打ちする音が…、結局午前3時過ぎまで寝たり起きたりの繰り返しでした。
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