本日は、2011年度のキャンプを振り返る総集編をお送りいたします。
シーズン実績
対象期間:4月30日~10月30日(計184日)
北海道のオンシーズンは、大雑把に6月中旬~9月中旬の3ヶ月間位。
そう考えると、「よくやったな」という印象です(苦笑)
キャンプへ行った回数:15回
(他に、途中引き返しが2回ありました)
平均すると「2週に1度はおでかけ」していたことになります。
⇒5月美笛 5月しのつデイ 8月道北9月道東周遊10月仲洞爺 10月道南 10月上川TKK
(他は現在執筆中です)
宿泊数:21泊
(うち、バンガロー泊が1泊)
のべ日数は36日なので、大雑把に2割くらいはテントにいたことになります。
スーツ着たままキャンプ場へ行ったこともあったので、まぁ納得(苦笑)
かかったコスト:約240,000円
※交通費、宿泊費、温泉入浴費、食費、娯楽費、土産物、雑費等をすべて含む概算値。
※純粋なランニングコストの中で、計算できる要素は全て盛り込みました。
(アイテム購入費は含まれておりません)
内訳は、
①交通費(ガソリン、高速、駐車場代、保険料、整備費用等)…約9.5万円(40%)
②キャンプ費(入場料、食材費、温泉入浴料、消耗品、雑費)…約9.5万円(40%)
③旅費(観光地入場料、外食費、通信費、書籍代等雑費)…約5.0万円(20%)
※BBQ時に費消した食料は「キャンプ費」、外食は「旅費」に含んでいます。
旅行も兼ねているので、回数や宿泊数を考えたらこんなものでしょう。
まぁ、少しは地域振興に貢献できたかな?(^^;;
総走行距離:約7,000km
※キャンプ分のみで、途中で引き返した分や準備に要した距離は加算していません。
北は「天塩」、南&西は「北斗市茂辺地」、東は「知床」と、道内くまなく回りました。
平均1回あたり、往復400km程度というパターンが多かったです。
翌日への影響を考えると、そんなものかもしれません。
BBQをした回数:26回(キャンプ:22、庭:4)
前泊でBBQしなかった日がある一方で、デイキャンや撤収日にBBQをやったりもしたので、振り返ってみると「思ったより遊んだな」という印象です。
後半は定番メニューに飽きてきたことから、回数としてはやや多かったかもしれません(笑)
使用した木炭:約30kg
種類:9種類
レビュー済は「ハイカロ炭(シナネン)」、「仲洞爺炭」、「ラウンドストーブ(ロゴス)」、「国産オガ炭」、「マングローブ炭」、「TRIAL木炭」。
未レビューは「ヤシガラ炭」、「サウスフィールド木炭」、「中国産備長炭」。
ソロだと1kg弱/回で済みますが、グルキャンだと3kg程度使うので、合計を押し上げています。また、黒炭の評価中や寒い時期は消費量は増える傾向にありました。まぁ納得です。
シーズン2011ベストアイテム
2011年度もアレコレ導入しましたが、今回はkyanが「特に買ってよかった」と思えるアイテムをご紹介していきます。
1)ヘキサライト2 170T11450R (コールマン)
今年度のベストバイ、2011.7末より導入。
キッカケは雨よけでしたが、他にも様々なメリットがありました。
直射日光を避けられたり、幕が光を反射してランタンを有効活用できるなどもさることながら、嬉しいのはサイトに一体感が出ること。
それまで「テント、チェア、荷物…」と雑然としていたサイトも、タープ下に配置すると、「それっぽくなる」ように感じまして、一回張って気に入りました。
後半に悲劇もありましたが、それを乗り越えてますます愛着が湧きました。
今では、タープを張れる日を心待ちにしています(笑)
2)ローコンパクトスリムチェア NE1344 (ノースイーグル)
常用のミニチェアが壊れたため、ロースタイルを目指してシーズンインより導入。
現在は欠かせない一品で、今ではソロスタイルのみならず、グルキャンでも大活躍です。
目線が低くなり見える景色が変わりました。
また、高さが近い七輪の扱いが楽になったり、テーブルの物が取りやすくなって呑んだくれしやすくなりました。
また、コットン生地の肌触り良くて、つい長居してしまいます(笑)
3)焚き火台 KL-001(山善)
バケツコンロ(レビュー)に限界を感じて、2011.7末より導入。
収納がコンパクトであること、設営/撤収が容易であること、面積が広く安定しているため火いじりしやすいこと、いざとなればBBQコンロとしても転用可能…と求める基本性能を十分満たしていまして、結構遊べてます。
よかったこと
ブロガーの皆さんとの出会い
キャンプやイベント会場にて何人かの方と直接お会いできました。
このような出会いはブログ開設目的の一つでしたので、ついに実現!と感慨ひとしおです。
お会いできたみなさん、2012年もよろしくおねがいします。
お会いできていないみなさん、2012年はぜひお会いしましょう(^^)v
ソロにおけるマイスタイルの確立
2009年に始めて以来、今シーズンで目指すキャンプスタイル、好みのキャンプ場といった「自分なりのスタイル」が見えてきました。
来年度は「好きなことを、好きなだけ。のんびり楽しむ」。
マイペースで楽しんでいきます
新アイテム加入
ヘキサライト2やスクリーンタープ(レビュー)をはじめとして、ダッチオーブン、焚き火台など数多くのアイテムを実戦投入して所定の効果を得ました。
それはそれで楽しいのですが、なんだか道具沼にハマリつつある今日この頃…(苦笑)
本格的に焚き火を開始
使用済の割り箸でチョロチョロ燃やし楽しみを覚えて早数年。
今年は本格的に遊び始めました。
バケツコンロ(レビュー)ではじめたものの、不便を感じて購入した焚き火台。
今のところ快適で、買ってよかったと思っています。
シーズン通しての感想
キツキツの行程
1泊2日だとバタバタしてしまい、お仕事中はグッタリでした
来シーズンはもっとゆっくりしたいです。
1泊の際は近距離で、もしくはスケジュールを工夫して2泊位の行程を…
組めればいいなぁ。あと、なか日は一日のんびり過ごしてみたいです。
月に2回行ければ御の字
平均すると月2ペースですが、オンシーズンはほぼ毎週行きました。
特に連チャンはヤバかった。
疲労が蓄積する一方で、次の準備もせねばならず結構疲れました。
仕事後に改めて買い出ししたり、保冷や充電したり…準備は苦手です(苦笑)
楽しかったですが
体の重さがとれてきたのは11月終わり頃からでした。
この影響もあり、今シーズンは「庭BBQ」は数回しか催行できませんでしたし、ブログの更新まで手が回りませんでした
ソロは意外と忙しい
「設営」「撤収」「焼く」「食べる」「火力調整」「片付け」「モブログ」…
全てを一人で行うため、「あっという間に寝る時間」なんてことがよくありました。
スケジュールのみならず、「何を行い、何をしないか」をもう一度、取捨選択しようと思います。
「混雑」と「天候/連休」はトレードオフの関係にある
天気やカレンダーの並びが良い日はどこも混雑していますが、すると快適度は下がります。
今シーズンはこのジレンマを数多く体験しました。
「混雑も含めてどうしたら快適な環境を構築できるか」が今後の課題です。
「電気の素晴らしさ」を実感
電気会社とは何ら利害はございません(笑)
「灯りをともす」「暖を取る」「調理する」
「ネットで情報を検索したりコミュニケーションを図る」
…その他電気を使う機器の便利さと、一方で電池が切れて使えなくなったときの不便さ…。
キャンプへ行き不便さを味わうことで、改めてその偉大さを感じました。
一昨年より人々と電気の関係が改めて問われていますが、目につきやすい議題のみならず、もっと掘り下げた本質的な議論が必要のように思います。
週末の天候が悪かった(T_T)
休みを挟んで前後は晴れ、休みが雨…こんな例がよくありました。
12年度はどうなるんでしょうねー。
酷寒の冬でしたので、夏は暑いのかなー。雨がふらなければ良いのですが…。
来シーズンに向けて(課題)
スケジューリング
昨年の感想に沿って12年度は修正を図っていこうと。
早めの行動
今年度は何度となく出遅れたので、今年は早寝早起きを心がけようと(笑)
あと、キャンプ前日の呑み会はナシの方向で(^^ゞ
設営/撤収時間のさらなる短縮
「設営に1時間ちょい、撤収は2時間」要しているのが現状です。
日照時間が限られた北海道で、特に1泊キャンプだと無視できない時間です。
そこで、時短のためいくつか見直しを図っています。
目的の明確化
単に寝泊まりするだけと宴会キャンプでは、自ずと時間の使い方や価値、選択するアイテムが異なってきます。まずは「何をしたいか?」を明確にした上で、プランニングやアイテム選択の指針を考えていきます。
アイテム数の絞込み
アウトドア用品は個性的な物が多いく、ついつい「あれもこれも」となりがち。
しかし、増える分だけ何かと時間がかかるもの。また、自宅で使わないような大きなアイテムは扱いづらい傾向にあります。
そこで「●●にそれだけの時間をかける価値があるか?」を基準として、「必要なアイテム」「お気に入りアイテム」「なくてもよいがあれば便利」といった具合に優先順位付けしていこうと思います。
整理収納方法の見直し
アイテムを効率的に利用するには、使うシーンを想定した収納方法が求め
られます。基本的なところでは、
①調味料ボトル詰め替え(少量多種)
②七輪ケースをもう一回り小さいものに替える
このように同じアイテムでも「不要物は置いていき、より小さな容器に置き換える」ことでも荷物量を減らすことが可能です。
作業は「数分」の積み重ね
一つの物を設営/撤収するのは数分ですが、数が重なると多くの時間を要してしまいます。そこで、作業内容を細かく分解し、本当に必要かどうか検証します。たとえば、
「炊飯作業は本当にやりたいか?おにぎりではダメか?」
「コンロは七輪でなければダメか?折りたたみコンロでは?」
「テントはらずに車中泊ではダメか?」
といた具合です(なんかの事業仕分けみたいですが^^;)。
このような細かい見直しが結果として快適度の向上につながる他、副次効果として可搬性の向上も見込んでいます。
場合によってはオート/セミオートでなくともキャンプを楽しめる可能性が拡がります。
焼き物に飽きてきた
シチリニストとしては致命的ですがw
とはいえほぼ毎週やって、かつ毎回同じような食材だと飽きも来るというもの…。
12年度は「食材を変える」「調理方法を変える」「一手間加える」といった工夫を凝らして…いけたらいいなぁ(^^;
さいごに
いくつかの課題はあるものの、遊びに遊んだシーズンでした(笑)
やりたいことをやり、行きたい所へ行けたので概ね満足しています。
炭火宴会がしたくてはじめたキャンプですが、最近は徐々に「キャンプそのもの」が楽しくなってきました。来シーズンはどんな展開になるのか、今から楽しみです
なお、ここまで書いた中には現在でも未解決の課題が含まれています。
これらをクリアするにはどうすればよいか、答えはフィールドにあると思っています。
というわけで、天気がよければ早速週末に出かけてみます。
コメント
レーダー圏内迎撃です!
Kyanさん、こんばんは♪
シーズン2011ベストアイテムのTop1,2は私も持っています。Top1アイテムのタープはまだ未使用ですが・・・キャンプスタイルが近いのかもしれませんね。
BISNMOさん、こんにちは~
今年もお世話になる予定です!
お皿と箸と食材をもってお越しください(^^)/
Gianさん、こんにちは~
ローチェアもお持ちでしたか!
たしかに近いかもしれないですね~(^^)
今年はアイテムを活用してのんびりしようと思います!