今回は、和琴半島キャンプ場~知床ウトロまでをドライブした記録です。
9月17日(土)屈斜路湖~知床ウトロ
本日の走行距離:120.3km
(地図:本日の行程。ほぼ最短距離で走行しています)
起床
朝8時半に暑さで起床。
でもトイレ行っただけで二度寝し、結局は9時半起床。
これは件の自転車競技が津別峠(道道588号線)を通るらしく、急いでも仕方ないため。
時間に余裕ができたため、のんびり片付けをはじめました。
撤収
灰の始末やコンロを片付けた後で、テント内の物を外に出し、テントを撤収。
リヤカーで荷物を運び、最後にタープ撤収…いつもの光景ですが、丁寧にやると2時間近くかかってしまいます。
快適さと時間はトレードオフの関係だ。
歓談
片付け中、隣のキャンパーさんから「もう撤収ですか?」と声をかけられる。
こちらも度々声をかけてくださる彼が気になっていたので、よい機会とばかりに歓談。
道内在住の方で、こちらには長期滞在されているとのこと。
釣りやサイクリングに焚き火と野外生活をエンジョイしている模様で、短期滞在が多く荷物量に制約のあるkyanには羨ましい限りでした。その中でも特に関心をもったのはカヤック。購入方法や簡単な漕ぎ方、メンテナンスにかかるコスト等、様々な実体験情報を教えていただきました
ネットが発達している現在でも生の情報は得難い情報。特に感覚的なものや、「kyanは興味あるが大勢には興味ない部分」などはなかなか情報を得られないのが現実です。ましてや素人だと、どう探してよいかわからない。適切なキーワードがなかなか浮かびません。その点、今までカヤックに対して疑問を抱いていた部分の多くを解消することができ、実に有益でした。
彼にはブログのURLを渡しましたが、その後見てくれたでしょうか?(^^)
楽しいひと時はいつしか1時間以上の「会談」となってしまい、そのうちに、さっきの青空が嘘のように天候悪化。美幌峠から暗雲が近づいてくるさまが手に取るようにわかる。
ポツポツと雨が降り始めたため、いそぎ撤収。車に荷物を入れ終わったと途端に本降りになった。間一髪セーフ(笑)
さて、再び川湯温泉でひとっ風呂浴びようと思い、道道沿いに弟子屈へ。
一旦お茶を補給すべく立ち寄ったセイコマで悲劇は起こった…。
まさかのキーイン!速報①
お茶を購入してペットボトルへ補充。
「あとは風呂入って、昼飯とって知床方面だな…」などと考えながらミニボトルに詰め替えていました。
その後、残りはクーラーにしまうためハッチバックを開け、キーは無くさないよう、「日帰り入浴カゴ」の中へ。お茶をしまい、ハッチバックを閉める。さて温泉へ向かおうかと、車に乗り込もうとした時に異変が…!
…やっちゃいました、人生初のキーインです(爆)
ダメ元でハッチバックやドアを引っ張ってみるものの、勿論ダメ(空いたらむしろ怖い)。
手元にあるのはクレカと携帯電話のみ。Tシャツ一枚で、雨降りの中で寒い。
さりとてJAFの番号も知らないし、ましてやその他のロードサービスの番号なんてもちろん知らない。
「また行程がずれてく…」「お金はいくらくらいかかるんだろう…」
どうしてよいか思い浮かばず、絶望感にさいなまれました。
仮にJAF呼んでも非会員のため実費。おそらく一万円以上の出費だろう。痛すぎる…。
困ったな…と思ってると、ふと加入保険会社のTVCMが脳裏をよぎる。
「お問い合わせは…」というお馴染みのフレーズだが、「脳内再生」し続けていたら電話番号がわかった。
嘘のような、本当の話。
かけてみるとロードサービス担当は別番号とのことでかけ直し。
心配していた料金も、どうやら無料対象らしい。
助かった!
さて15分程で到着予定時間をコールバックくれるはずが20分経っても音沙汰なし。
こちらから電話すると、どうやら業者の手配に苦労してるらしい。
さらに待つこと20分ほど、ようやく本来の折り返し電話が到来しました。
しかし係員が言いづらそうに切り出すので、思わず身構えました。
「①提携業者を手配。但し2時間半~3時間、②JAF手配(今回は「特別対応」とのこと)、こちらは30分程で到着するが料金の立て替え払いが必要」
どうやら最寄りの提携業者が網走にしかないらしく、今からだと到着は夕方だろう。一方、立替料金は2~3週間で振込されるとのことで、②を選択。すると事態は急転し、5分後にJAFより「15分位でそちらへ向かいます」と着信。実際には20分程で到着。聴くと川湯温泉の業者さんのようだ。
…なんてことはない、修理業者がJAFと契約していても加入していた保険会社のロードサービスとは契約してないだけだったのだ。早速依頼。
業者の方は数分の作業でいともあっさり開錠(内容は記載しません)。
すげー!
話を伺うと、車種によっては難しいしピッキングには別の技術が必要とか。
ボロ車でよかった!
支払を済ませ、無事終了。
教訓:①鍵は肌身離さず、②ロードサービス重要。保険証券の確認大事w
とある温泉ホテル
昨日とは別のホテルの日帰り入浴を利用しました。
以前来たことあるホテルですが、風呂の記憶がありませんでした。
(あとでホテルのHPを見たところ、どうも男女入れ替わりで当時はもう一つの風呂に入ったようです)
P.H.0.8~2.4の強烈な酸性の温泉は、切り傷や擦り傷に容赦なく染み渡ります。
不安定な天気の中、露天風呂で雨に打たれながらのんびり。濃厚な強酸性泉を堪能しました。
当初は「ひとっ風呂」のつもりであったが、気づけば2時間ほど経過。
あとから考えると、さきほどのキーイン騒動のダメージが大きかったようです。
心身ともにスッキリしたところで、今度は空腹を満たしに移動します。
オーチャードグラス
当初、昼飯予定だったところ。結局夕飯に
付近を訪問する際にはたいてい訪れています。
メニューを眺めて少し悩んだのち、結局いつものビーフシチュー(1480円)を注文。
前菜のサラダは、トマトがしっかりトマトの味になっていて素敵。またパルサミコソース(か?)が美味。
メインのビーフシチューは、スプーンで崩れるほど煮こまれた大きめカットの牛肉はもちろん、調理されたジャガイモが栗のような甘みがあり、普段食べない味わいになっていました。
なんて種類だろう?男爵ではないような気が。
お腹空いてる補正が働いていなくても絶品です!
今日はお腹が空いてる&後の予定もないため、日替わりケーキセット(500円)も追加してみました。
デザートのケーキはセットで注文したつもりが、出てきたのはケーキ単品でした。
メニューを見るとそもそも「ケーキセット」がなかったので勘違い。疲れていたのでしょう。
生クリームは絶品。口の中でさらさらと溶けていきます。
当たり前ですが、アイスもミルクの味!疲れているのか?脳に染み渡ります(笑)
そしてチーズケーキは、きちんとチーズの味がする。当たり前のことなんですが、普段は当たり前じゃないことも多くて感動しました。
久しぶりにオーチャードグラスを満喫したところで、次の目的地へ移動を開始します。
川湯温泉~道の駅「しゃり」~道の駅「うとろシリエトク」
国道391号~道道805号~道道1115号~国道334号と主に釧網線に並走。
午後7時前、まずは道の駅「しゃり」到着。
ここで夜飯…のはずが、候補の寿司屋は何となく入りにくくて気乗り薄。
道の駅向かいにあるレストラン「斜里工房しれとこ屋」を見てみると、待ち客が出るほどの混雑ぶり。
疲労を自覚していたので車へ戻り仮眠をとるも、精神が高ぶっているためかなかなか寝付けない。
結局寝付けず、このまま居ても仕方ないと思い直して移動を開始。
この時、午後9時すぎ。
以前食べたことのある和食レストランへ行っていると既に閉店してました。午後10時閉店だと思っていましたが…、もう少し早く決断しておけばよかった。
ビーフシチューで空腹というわけでもなかったため、面倒になって美味しい夜飯は断念し、そのままウトロまで走行することにしました。
国道334号を一路北上。真っ暗&雨降りで極端に視界が悪い中を走行したので距離以上に疲れました。
途中のコンビニで明日の軽食を買い込んで道の駅へ。
道の駅速報②
22時すぎに到着。一旦外に出てみると、数百台は停まれそうな駐車場は満杯。
それも、ブラインドを下ろしたりしてまさに「車中泊組」ばかりでした。歩いて建物のトイレへ向かうと、屋根のある身障者用スペースは格好良さげなスポーツカーによって占拠され、建物の屋根下はソロテントでビッシリ!
駐車スペースもボートを積んだキャンピングカーが集まってる一角では、車と車の間に、屋根代わりのブルーシートが設営され、中では歓談が…。
旅行へ出るきっかけの一つとして「非日常を味わう」点がありますが、この光景は十分に「非日常」でした。
シートを倒し、仮眠をとれるスペースを確保してから、本日の日記を執筆。しかし、今日もいろいろあったので1/3も書かないうちにウトウトしてきました…。
就寝
23時前に就寝。一度目をつぶったらあとは爆睡でした。
コメント
こんばんは~。
自分も鍵なくしたことあるので、その時の気持ちわかりますよ。
もうなんとも言えない悔しさがありますよね。
ビーフシチューうまそうですね!
ここの店は覚えておかなきゃ^^
夏の知床はそんなに混んでいるんですね。
豆けんさん、こんにちは~
振り返ると、疲れてたんだと思います。
これ以外にも、普段は考えにくい「うっかり」が頻発した旅行でした。
ビーフシチューは一度お試しあれ(^^)
マイカーでなくとも行けるのはポイント高いです!
(駅前に足湯もありますので、次の列車待ちにも最適?!)
道の駅は混んでましたね~
世界遺産登録で注目度が上がったことと、「知床」という場所は旅人が
目指すわかりやすい目的地なんでしょうね~。
十年前とはすっかり様変わりしてしまいました。。。
お久しぶりです~
僕も数年間、美幌に勤務していた関係で、
キャンプはしませんでしたが、よく道東を車でかっ飛んでました。(⌒-⌒; )
僕が行ってた頃の知床は、もう日本の端っこって感じでガラガラでした。
今は世界遺産に登録されて一変してしまったんですね~
P.S
僕もクルマの保険証券や電話番号、チェックして、携帯に登録しておきます
kiyo350zさん、こんにちは~
ご無沙汰でしたが、お元気でしたか~?
コメントを読んで、また道東へドライブ行きたくなりました(笑)
昔の知床は本当の意味で手付かずでしたが、現在では人の手が入ってますね。
誰でも手軽に自然と触れ合える点では進歩したのでしょうか。
キーインしてから、遅ばせながら携帯の電話帳に電話番号を登録しました。
(でも携帯も車の中だったら…どうしよう^^;)
事故以外でロードサービスを利用するとは、夢にも思いませんでした。
なんにせよ、入ってよかったです(^^;;