【レビュー】肥後の武蔵硬質炭 (マレーシア産)

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪

本日は通販で購入したオガ備長炭をレビューします。


(写真:硬質炭というだけあって火保ちのよい炭です)

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肥後の武蔵硬質炭のレビュー

来歴

2015年10月に山渓オンラインショップにて10kg1箱を1572円で購入。
(クーポン利用後価格、送料込)
2016年7月~2017年8月にかけて、キャンプ時を中心に約20回、43時間前後使用。


(写真:重さの目安として。七輪1回分でこの位です)

スペック

原産国 マレーシア産
製造者 不明
販売者 株式会社イワモト
原材料 ラワンを中心とした廃材
JAN なし
単価 単価:157.2円/kg(税・送料込)
箱サイズ 未計測

(写真:注意書きは比較的あっさり目です)

状態

形状:六角形


(写真:炭の断面。ギッシリ詰まっています)

破片炭は少なめ

10kgほぼ全量フル活用できました。

ビニル袋に包まれています


(写真:ビニル袋に包まれて密封されています)

3段6列に梱包されています


(写真:3段6列で割合整然と詰め込まれています)

使ってみての感想

着火性能

25分(一から火熾しした16回の平均値)

最短16分、最長35分でした。
これまで使ったオガ備長炭より火熾しに時間がかかる印象です。

継ぎ足しは2回の平均値が14分。
(データ少ないですが)こちらはこれまでの炭と遜色ないかな?

ちなみに単体で火熾しは不可能。熾すには消し炭か黒炭、もしくは焚き火環境が必要です。

「着火した」の定義

kyanは「全体の7~8割が白い灰で覆われて、すぐ焼き物ができる状態」になるまでの時間を計測しています。(炭片の一部に着火するまでの時間ではありません)着火時間の目安は黒炭が10~20分、白炭が15~25分です。

火保ち

継ぎ足し無しで2時間もち、弱火で使えば3時間、消滅するまでなら4時間程度もちました。

脅威のロングライフ炭。
これまで使ったオガ備長炭だと実用で1時間半程度、消滅まで3時間弱なので、明らかに火保ちはよいです。


(写真:BBQをはじめて3時間後の状態。まだ1/5ほど残っています)
「火保ち」時間の定義

kyanは、「熾きて焼き物ができるような状態になってから、焼き物ができない状態に火力が落ちるまで」の時間を計測しています。火保ちの目安は黒炭が1~1.5時間、白炭が1.5~2時間です(炭片の大きさによります)

匂い

着火時、BBQ時いずれも気になる匂いは感じませんでした。
廃材のオガクズ利用ということで若干心配していましたが杞憂でした。

消し炭として再利用

問題なく可能です


(写真:火熾し後3時間経過して灰を落とした状態。消せば次回のたきつけになります)

色はグレーからやや肌色、量は一般的なオガ炭と同様に多めです。


(写真:熾きると全体が真っ白になります)

その他

・表面には金属的な光沢があり、炭同士を叩くとキンキンと陶器のような澄んだ音がします。


(写真:高温で焼かれているのか一部は化学変化で青色がかっています)

・熾きると炭そのものが真っ赤な光を放ちます(高温で焼かれたためと思われる)


(写真:完全に熾きた状態)

・七輪で使用していますが、途中で立ち消えはしませんでした。

よいところ

火保ちがとてもよい

11年間で約220kgのオガ炭を使いましたが、その中でもピカイチ。
継ぎ足し回数が少なく済むためとても楽でした。

表面積が大きくなるよう工夫されている

六角形の形状に加えて、角の突起が表面積を増やしています(偶然かもしれませんが)。

気になるところ

特にありません

どちらでもないところ

火熾しに多少時間がかかる

火熾しの経験が浅いと苦労するかもしれませんが、火保ちの良さとトレードオフなので「どちらでもない」としました。

感想

火保ちの良さにホレボレしました。
オガ備長炭と一口に言っても、素材、焼成温度、形状、プレス具合、長さなど様々な要素が絡んで業者や販路が違えば性質に振れ幅があるのが面白いです。
こちらの炭は業者向けの工業製品だけに品質が安定してて使いやすいです。

海外では柔らかい炭が好まれる一方、日本では硬い炭が重宝されます。
両方使ってみると、kyanは火保ちがよい硬い炭の方が好みですねー。

どうして10kgしか買わなかったのかと今更ながら後悔しています。
リピしたい一品、オススメです。

結論

見つけたら即買いの一品

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