こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、月形町にある皆楽公園キャンプ場をご紹介します!
(掲載日:2021/02/19 最終更新日:2021/02/19)
キャンプ場の位置
基礎情報
例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。
今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。
ホームページ | ・月形町皆楽公園HP |
住所 | 〒061-0502 北海道樺戸郡月形町北農場81-72 |
連絡先 | 0126-53-2577 (公園管理棟) 0126-37-2110(月形町振興公社) |
所有者・管理者 | 月形町(所有者) 株式会社 月形町振興公社(指定管理者) |
オープン期間 | 5月上旬~10月末 |
料金体系 | 2020年より大幅値上げされました 利用料金+サイト料金 利用料金:1人200円(小学生以上) ※キャンプ場のオフィシャル料金と異なりますが、現地での運用はこうなっていました。 バンガロー利用料:5000円(ハウスタイプ) |
時間 | バンガローのみチェックイン13時~/チェックアウト~10時 ※受付は9~18時(10月は~17時) |
ゴミ廃棄 | 可 6分別(可燃ごみ、ペットボトル、瓶・缶、プラスチック類、ダンボール、不燃ごみ) ※受付時にくれるゴミ袋に入れて捨てます |
温泉 | 月形温泉ゆりかごまで徒歩1分 (大人550円/小学生以上250円、10~22時、最終入館30分前、第3火曜日休館) ※以前はキャンプ場利用者に入浴割引券を配布していましたが、改悪されました |
シャワー | 無 |
コインランドリー | 有(敷地内にある水辺の家休憩所1F) |
携帯 | 3キャリアとも圏内(楽天はauローミング扱い) |
ラジオ | 問題なく入りました |
トイレ | 6ヶ所(排水機場トイレは週末のみ利用可) |
炊事場 | 2ヶ所 ※他に、管理棟手前の水場は水道として使えるとのこと |
水 | 水道水(飲用可能) |
車の乗り入れ | 通路脇まで可(リヤカーなし) |
駐車場 | 無 |
リヤカー | 無 |
ゲートクローズ | 無 |
焚き火 | 可(焚き火台を使用) |
薪販売 | 有(30cmカットの中割薪が4本400円) |
ペット | 可 |
遊具 | 有(複数あります) |
見える景色 | 皆楽公園沼、公園、民家 |
就寝時の音 | 鳥の鳴き声、場所によりトラック走行音 ※土手の樹々はカラスの寝ぐらになっているようで、夕方は一斉に飛び立ったりしてうるさかったです |
野生動物 | カラス、野良猫 ※カラスが早朝~夕方までビニル袋を執拗に狙ってくるので注意 |
客層 | ファミリー主体(たまにソロ) |
買い物 | ファミリーマートまで130m、ホーマックニコットまで260m(食品取扱有り) |
立地 | 国道275号線と道道6号線(岩見沢月形線)の交差する角地にあります |
備考 | 公園内はドローン操縦禁止 |
キャンプ場レビュー
利用時の情報
利用回数 | 3回6泊 |
利用日 | 2013年 7月27~28日 1泊(晴れ) フリーサイト 2013年 9月 7~ 9日 2泊(曇り) フリーサイト 2020年10月17~20日 3泊(晴/雨) フリーサイト |
利用形態 | デュオ/グループ |
利用目的 | 滞在型 |
サイトマップ
衛星写真
場内案内図
サイト構成:フリーサイト(管理棟側)
芝生サイトです
芝生というより、結果として草が生えてるという感じです。
平坦な場所が限られています
どこに張っても、多かれ少なかれ傾斜があります。
湖の形に沿うような横長レイアウト
うなぎの寝床式に設営することになりますが、炊事場やトイレに近い、平坦な場所などよい場所から埋まっていきます。
水はけは微妙
雨の日は水たまりができます。
やぶ蚊が多い
沼そばだけあって蚊が多いので、防虫対策をしていったほうがよいです。
自動車は最寄りの通路に路駐します
サイト構成:フリーサイト(沼の対岸側)
砂利サイトです
所々に薄~く芝生が生えていますが、相対的に地面は硬いです。
通常ペグだと挿しにくい場所がありますので、鍛造ペグを持参すると安心でしょう。
湖の形に沿うような横長レイアウト
週末や夏休み中は大賑わいで、来る時間が遅いと土手の中腹や上くらいしか空いていません。
早めに来るか、排水機場側で場所を見つけたほうがよいかもしれません。
微妙に傾斜があります
寝心地に影響するので、設営場所や方角は吟味しながら選びましょう。
自動車は横付けもしくは最寄りの通路に路駐します
降水量が多い時に冠水する箇所があります
サイト構成:フリーサイト(排水機場側)
芝生サイトです
ペグも刺さりやすく通常ペグで困りませんでした。
一定の面積を確保できます
開けていること、後述の通り管理棟や炊事場から離れているため大型テントを張りやすい場所です。
近くに炊事場がありません
管理棟、または沼の対岸側にある炊事場までいずれも約500mあるため、水タンク持参や洗い物を最小限に抑えるといった対策が必要です。
排水機場のトイレがメチャメチャきれい
下手な道の駅より全然奇麗で、「キャンプ場のトイレは汚いからイヤ…」という方にも自信をもってオススメできます!
但し週末限定(平日は閉鎖)なのが難点。
自動車は最寄りの駐車スペースに駐車します
サイト構成:フリーサイト(月形温泉隣)
芝生サイトです
受付時に配布される地図には記載がないので、もしかしたら繁忙期に臨時開放される場所かもしれません
一定の面積を確保できます
景色もよくなく車から離れる分だけ人気は低く、相対的に広めのスペースを確保可能です。
人によっては穴場かも?!
自動車は通路を挟んで沼側の駐車場へ駐車します
こちらのサイトは車の乗り入れ及び横付けはできません。
サイト構成:バンガロー
設備
管理棟
各種受付や問い合わせをしている他、手前の蛇口は取水可能です(管理人さんに確認済)
売店(水辺の里)
こちらで薪や炭、防虫スプレーなどの消耗品や野菜の直売を行っています。
トイレ:6ヶ所
ご紹介する他、水辺の家の中にもトイレがあります。
管理棟側サイト
目立つメロン型のトイレは大きさの割に男女各1しかないのが難点。
レトロな感じですが、清掃はされています。
沼の対岸側
仮設トイレに毛が生えたようなシンプルな作りですが、必要十分。
こちらもレトロな感じですが、清掃はされていました。
排水機場側(仮設トイレ)
工事現場などで見る仮設トイレですが、やたらキレイ&匂いなくて好印象。
「仮設トイレ=悪臭」というイメージが覆されました。
排水機場内のトイレ
週末限定ですが、設備は非常にきれいで匂いも全くなし。
下手なスーパーのトイレより断然快適です!
月形温泉隣の臨時サイト側
新しく作ったみたいで、とてもキレイでした。
バリアフリー対応で、安心して用をたせます。
炊事場:2ヶ所
設備は全般に古いですが、普通に利用する分には特に問題はないでしょう。
ゴミステーション:6ヶ所
区分けはないので、空気を読みながら入れる感じです。
灰捨場:4ヶ所
頑丈な扉で重たいので、コンロは置いてから持ち上げたほうが確実です。
遊具
小さいお子さん向けに鉄棒、ブランコ、シーソーなど複数の遊具があります。
このあたりにもテントを張れるので、週末や夏休みは混雑しています。
月形温泉「ゆりかご」
茶褐色の色がついた塩化物泉で、体がよく温まります。
感想
皆楽公園キャンプ場のココがいい!
アクセスがよい
札幌から約50km、旭川市や留萌市から約100kmと適度な距離であること、また岩見沢とは中央バスが、また札幌方面や新十津川方面には旧札沼線の代替バスがそれぞれ出ているため公共交通機関でのアクセスもよいです。
送迎しなくても現地集合・現地解散できるため、グループの現地集合に適しています。
また、市街地に近いためコンビニやホームセンター、食堂なども近くにあるのも便利。
いざという時も困らないでしょう。
セミオート可能
サイトに沿って整備されている通路脇に駐車しますので、設営場所によっては事実上オートサイトのように利用可能です。
ゴミ処理OK
昨今はゴミ持ち帰りが多いキャンプ場が増えている中でありがたいです。
特に、生ごみを処理して帰れるとずいぶんと気が楽でした。
皆楽公園キャンプ場のココがイマイチ・・・
やぶ蚊が多い
沼の近くなのでやむを得ませんが、夏場に訪問した際は多数刺されました。
何重もの虫対策必須です。
トイレの絶対数が少ない
広い場内のあちこちに設置してくれるのは嬉しいですが、一つ一つのトイレは個室なので1~2人入ると満室になります。そのため混雑時には「待ち」が発生することもしばしば。
多くの人の生活時間は共通してるので、お子さんやトイレ近い人にとっては厳しいかもしれません。
あと、トイレ清掃時に水を大量に使うせいか、夏の昼間に入ると室内が「蒸し風呂」状態になっていて気持ち悪くなりました。
2020年度よりガッツリ値上げ
以前は「清掃協力金」のみのシンプルな料金体系でしたが、2020年度より「利用料」に改編され、さらに「テント設営料」を追加で徴収されるようになりました。
以前と比べてトイレも増えたので一概に悪いことでもありませんが、キャンプ利用者に賦課する料金を大幅に引き上げた一方で、(同じようにトイレや炊事場などのインフラを使用する)釣り客は無料で利用できるのは、負担の公平性の観点からアンバランスでモヤモヤしました。
わかりにくい料金体系
キャンプ場のHPや各種ページには「テント/タープ各1張1000円、1人用テント1張500円」と記載されていますが、実際には「自動車で訪問時は2張まで1000円、徒歩や自転車、バイクなどの場合は500円」で精算していました。
これでは事前に計算できないので、実際の運用に合わせて表記を修正してほしいです。
昔は配布していた温泉割引券が廃止
2013年訪問時は受付時に利用者全員が100円引の割引券をくれましたが、2020年訪問時には廃止されていました。受付で聞いてみると「そんな話は聞いたことがない」という反応だったのでもっと前からなくなっていたようです。
月形町を訪れた人に対して割引することで顧客満足の向上と施設間の回遊を促す一挙両得の良い施策だと思っていたので、とても残念です。
2020年度よりキャンプ利用料をガッツリ値上げしたのだし、皆楽公園と月形温泉ゆりかごは同一理者なのだから、このくらいはやってくれてもよいと思うのですが。
その他
沼ではヘラブナが釣れます
釣り具のレンタルはないので持参必要ですが、近くのローソンで1300円位で竿を売ってました。
餌も置いてるのでとりあえずは遊べそう。
ボートに乗れます
手漕ぎ式だと3人まで300円とリーズナブル。
沼からマイサイトを眺めるのもオツかもしれません(?)
例年7月の週末に花火大会があります
サイトでマッタリしながら花火を鑑賞…といきたいですが、その日はゲロ混み。
ただでさえ張れる場所が限られてるところに、さらに設営場所に制限がかかります。
場内通路は沼を一周するように通っています
通路は狭くて車の対面通行はできません(どちらかが端に避けて通す必要があります)。
沼と沼の間の細い通路で出会ったら最悪です(バックするにしても視界が悪い)
なお、隣接する道道6号線から排水機場へアクセスすることもできます。
見る人が見ると・・・
確か遊具施設にある水飲み場だったと思いますが、水道管を挿入されたシュールなリスの像が見られます(笑)
コメント
カラーの明確なキャンプ場です。
「札幌から1.5時間」、「車の横付け可」、「ゴミ処理可」、「温泉隣接」と手軽で便利ですので、家族や仲間内のレクレーション、グルキャンにはよいでしょう。
ピークシーズンの週末に訪れたせいか、そういった用途の客でごった返していました。
一方で「野趣溢れる」「大自然に抱かれて」という雰囲気とは無縁ですので、のんびりキャンプを楽しみたい方は他のキャンプ場を選ぶと思います。せめてオフシーズンの平日限定かな。
また、施設の古さが否めないので、快適に楽しみたい時もやはり他を選ぶと思います。
周遊旅行などでの寝泊まり目的でも別のキャンプ場か車中泊の方がいいように思います。
【結論】道央圏や近辺在住のファミリーや宴会向きキャンプ場
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