こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は、kyanがキャンプ場を選ぶ際に見ているポイントについて書いていきます。
なお、かつて同様の記事を書いたことがあります。

しかし当時から10年以上経過して色々な変化があったのと現在は数値評価をやめたので、改めて現在どのようにして選んでいるかを書いてみたいと思います。
キャンプ場を選ぶ際に大切な「キャンプの目的」
北海道だけで300ヶ所以上あるキャンプ場。
この中から最適なキャンプ場を選ぶのは一苦労。はじめての方だと、ガイド本を見ても絞り込めないかもしれません。ではどうしたらよいでしょうか。
どのキャンプ場も魅力的でよいところばかりですが、ぼんやりと「ソロキャンプ中心のキャンプ場」とか「ファミリーが思い思いに楽しめるキャンプ場」などカラーがあって得手不得手があるものです。
そこで「いつ」「どこで」「誰と」「何をするか」を明確にした上で当サイトやガイド本を読んでいただくと絞り込みやすいでしょう。
kyanの現在の目的は、大雑把にこんな感じです。
・ワンコと存分に散歩する ・心ゆくまで炭火を楽しむ ・家ではやりにくい料理を楽しむ(燻製、上火を使うダッチ料理、マシュマロ焼き) ・帰りに近くの美味しい飲食店や名湯、景勝地を心ゆくまで味わう |
これらの目的が達成できるようなキャンプ場を都度都度で選択しています。
kyanがキャンプ場を絞り込むポイント(2020年版)
次に、目的に沿ったキャンプ場を探し出すためのチェックポイントを書いてみます。
どのキャンプ形態でも共通のポイント
営業していること
GW~9月末までは概ね営業しているので問題ありませんが、困るのは4月と10~11月。
この時期に営業しているキャンプ場は数少ないので、そこから消去法で絞り込むと答えはすぐ出るはずです。
出発地からの距離
1泊するなら2日間、朝から夜まで存分に炭火と焚き火を楽しみ、ハンモックで寝っ転がって、ワンコと一緒に走り回りたい。
そのため、運転に時間をかけたくありません。
kyanは1泊だと片道約100km圏内、連泊だと1泊追加する毎に+50kmを基準に選択しています。
体感上、これを超えると運転時間が増える一方で滞在時間が減るため、選択肢から外れやすいです。
距離はGoogleMapsで簡単に計測可能です。
焚き火や炭火ができること
kyan的には焚き火より炭火なのですが…(笑)
焚き火不可というキャンプ場もそれなりにあるので、ここで結構絞り込めるはずです。
トイレがきれいなこと
たとえ古くても構いませんが、臭ったり暗かったりジメジメしてたりはちょっと…
以前、個室に入ったら潜んでいたアブにお尻を咬まれたことがあって、それから狭い個室は苦手です(笑)
(差し障りがあるのか)ガイド本にはあまり書いてませんが多くの方にとっての関心事のようで、いろんな方のブログなどを見ると結構出ています。
もちろん当サイトでもキャンプ場情報の記事にはトイレの項目があります♪
チェックイン/アウトの時間が厳しくないこと
設定されたチェックアウト時間が早かったり、1分単位で目を光らせているようなキャンプ場は優先順位が下がります。
管理人に問題がないこと
ホテルのようなホスピタリティは求めませんが、基本的には放っておいてほしいです。
例えば自分語りが好きだったり、承諾なく勝手に撮影したり、勝手にSNSに掲載したり…(どれも実話)。
いずれのケースも管理人さんに悪意はないと思いますが、満喫してる時に土足で入るような真似はしてほしくありません。
社会通念からはずれたローカルルールがないこと
そうですね…
どことは書きませんが、たとえば持参した薪の使用禁止というキャンプ場があります。
理由を尋ねると「廃材を燃やす人がいて(迷惑なので)」という話でしたが、それなら「廃材を燃やさないでください」でよく、持参した薪の全てを禁止する必要はありません。
理由に対し規制範囲が過剰です。
要は薪を使った収益を見込んでいる、ということでしょう(カッコつけずに最初からそう言ってほしい)。
キャンプ場個々の考え方と事情は社会通念の範囲内で尊重しますが、こういう所は経験上他にも変なローカルルールがあったり、管理人が偏屈だったりして嫌な思いをする確率が上がるのでkyanは避けています。
ガイド本には載っていないので、あちこちのサイトを見るしかないかな。
当サイトでは、社会通念上おかしいと思ったことは掲載します。
妥当な料金であること
最初に申し上げますが、妥当な金額は「人それぞれ」。
人によって価値観や懐具合、満足できるキャンプ場の設備や料金体系、キャンプに対するスタンスもバラバラで、何が妥当かは各自で異なるでしょう。
その上でkyanの基準を書きますと。
入場料、サイト料、テント料、ペット料、駐車場代、清掃協力費…キャンプ場は様々な名目で徴収していますが、これら全部ひっくるめて人数割した金額で一人一泊1000円まで。オートサイトなら+500円(車一台につき)、電源使えるなら+500円(1グループにつき)位が相応の対価と考えて選択しています。
デュオキャンプ特有のポイント
荷運びが少ないこと
デュオキャンプでは欲が出て様々なことにチャレンジしたくなるので、荷物は多めになります。
リヤカーで○往復とか、駐車場からサイトまで上り坂300mとか…面倒で敬遠しちゃいます。
ゴミ処理が可能なこと
ゴミは人間が一定時間滞在すると大なり小なり発生します。キャンプでは一般に調理と飲食を予定していることから、ゴミの発生は活動の結果として論理的帰結といえます。
「ゴミ持ち帰り」のキャンプ場もありますが、上記の視点からしますと、キャンプで一般的に発生する消耗品ゴミ(生ゴミ、瓶、缶、ペットボトル、プラスチックトレイ、包装紙など)については引き受けてもらえることが理想といえます。
「町指定の有料ゴミ袋を購入の上、きちんと分別して捨てる」で十分ですので、ぜひ受け入れてもらいたいです。
但し以下の場合は持ち帰りで仕方ないと考えています。
①無料もしくは著しく低額のキャンプ場(ゴミ処理の原資がない) 例:湯本温泉野営場、東大沼野営場 など ②ゴミ収集車が容易に入れない立地のキャンプ場 例:然別峡野営場 など ③やむを得ない理由でマンパワーが足りていないキャンプ場 本来なら出口の部分を含めてきちんと検討した上で開業してほしいですが、いないものはどうしようもないかなと。 ④耐久品(BBQコンロや鉄板、網、テント、イスなど) これら耐久品の処理をキャンプ場にお願いするのは筋違いです。 |
当サイトではゴミ処理の可否に加えて分別の種類や有料の場合の料金など可能な限り詳細に掲載しています。
ペットキャンプ時の追加ポイント
ペット可であること
ワンコは家族ですから、家に長期間置いていけないデュオキャンプの時だと、NGならば選択肢から外れます。
(結果、それまで毎年行ってた穂別キャンプ場は対象から外れました)
ガイド本でもいい加減な時があって、本にはペットOKと書いてないけど事前に問い合わせたら「問題ないですよ」という事例(特例ではなく、単に取材不足)がいくつかありました。
でもペット連れのキャンパーにとっては重要な項目なので、当サイトでは事前確認と現地で確認した上で掲載しています。
おわりに
ざっくりとではありますが、ポイントを書いてみました。
こうして書き出すとデュオキャンやペット連れの視点こそ増えましたが、基本的な部分は2009年と比較して大きくは変わってないかも。
これまで挙げてきた基準はあくまでkyanのものであって、絶対ではありません。
(中には「俺は走るのが好きだから1泊のキャンプでも片道500kmは問題ない」、「俺は寝るだけだからチェックアウト時間は早くとも気にならない」、「俺なら1泊5000円まで出せる!」なんて方もいると思いますが、それはそれでよいと思います。車購入時のディーラー担当者は「なにはなくとも、車両がテントから見える位置に駐車できること」が条件と言っていました)
あくまでキャンプ場選びのたたき台としてもらうことを意図していますので、結果として参考になりましたら幸いです。
「俺はこんな基準でキャンプ場を選んでる!」なんて話やご意見がありましたら、コメントいただけましたら嬉しいです。
(人それぞれなので、こういう話をすると「ああ、こういう視点もあるのか」と楽しくなります♪)
なお、当ブログのキャンプ場情報はここまでに書いた視点から記載しています。
「kyanはこういう基準でキャンプ場を選んでいるんだ」と思った上でキャンプ場情報を読んでいただければ、より客観的に判断できる材料になるかと思います。
今日はこんな感じで…、それでは!
コメント
6月24日のブログ「北海道の利用休止・制限中キャンプ場リスト」ですが、
きじひき高原キャンプ場の情報が入ったのでとりあえずこちらに書き込みます。
チェックインは13:00〜、デイキャンプもこの時間から。
一部利用制限があり
1.一日の使用可能バンガロー12棟→6棟
2.バーベキューコーナー・簡易炭火コンロ12人用3基→6人までの使用制限を設け2基に減
だそうです。
キャンプ場選びの基準は本当に人それぞれですね。
それだけに人のを読むのが面白いです。
ORIONさん、おはようございます♪
それぞれにこだわりがあって面白いです。
みなさんのブログ日記やinstagramを読ませていただいたり、話題になる度に「こんな視点があるのか!」と目が鱗です?
>きじひき高原キャンプ場
出先につき一次資料での確認がとれていませんが、暫定で掲載させていただきました。
情報提供ありがとうございました。