【レビュー】カインズホームPB品マングローブ炭 (インドネシア産)

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪

本日は、カインズホームで購入したPB品マングローブ木炭をレビューします!

パッケージ

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カインズホームPB品バーベキュー木炭のレビュー

来歴

2020年7月にカインズホームFC大曲店にて6kg798円(税込)で購入。
2021年8月~2022年10月にかけて計18回、約5.3kg、約42時間使用しました。

使用したコンロは、黒七輪 切り出し七輪です。

外箱

スペック

原産国 インドネシア産
製造者 不明
販売者 株式会社カインズ
原材料 マングローブ
JAN 4936695897631
単価 133円/kg(税込)
箱サイズ 80サイズ (30cm×30cm×18cm)

状態

炭の形状

割木炭
とはいえ形状はバラバラで、印象としては雑炭です。

内容物

炭のサイズ

小さい破片は長さ1~5cm位、大きい破片は長さ10cm以上

購入したのは6kg箱で、3kg箱と比べて七輪には入らない大きな炭片が数多く入っていました。
バーベキューコンロで使うのに適していますが、内径の狭い七輪でも割る手間を惜しまなければ使えます。
(七輪で使うなら最初から3kg箱を購入した方がよいです)

大きさに多少のばらつきがありました。

触れると手に炭粉がついて真っ黒になります

一般に黒炭焼きは木炭粉が多くついています。
粉は細かく爪の間にも入って厄介ですので、扱う時は軍手をはいたほうがよいでしょう。

炭はビニル袋に綺麗に詰められています

炭粉が箱の外に漏れにくいので助かります。

着火用に小さな炭が小分けされています

これ便利です!

6kgの内容物に対し、約750gの炭が着火用として別梱包されていました(全体の12%)。

コメリのPB品マングローブ炭も着火用として別途封入されてましたが、そちらはSサイズの木炭を15%含有してると記載があったので、割合的にはちょっと少ないかな?

ただコメリのは着火用の炭が明確に分けられてはいなかった分、ビニル袋で別に梱包されている本品の方がより親切です。

着火用の小さい炭は別のビニル袋に入って小分けされていました

使用感

着火性能

26分(全18回の平均値)
最短13分(焚き火にいれて熾した場合)/最長43分(七輪で一から火熾しした場合)でした。

焚き火や薪ストーブを使わず一から火熾しした場合、小さい破片(長さ1~5cm位のもの)は数分で端に着火しますが、大きい破片(長さ10cm~のもの)は全体が灰に覆われるまで15~30分程度かかました。

「着火した」の定義

kyanは「全体の7~8割が白い灰で覆われて、すぐ焼き物ができる状態」になるまでの時間を計測しています。(炭片の一部に着火するまでの時間ではありません)着火時間の目安は黒炭が10~20分、白炭が15~25分です。

熾きたところ

着火時臭

マングローブ炭特有の酸っぱい匂いがします。
一旦熾きてしまえば(白い灰で覆われれば)問題ないものの、屋内用途や継ぎ足し利用には不向きです。

爆ぜ

火熾し中に小さく爆ぜることはありましたが、野外で熾す分には特に実害ありませんでした。
熾きてしまえば爆ぜず、バーベキューに問題なく利用できます。

火保ち

1~2時間(破片の大きさによる)
小さい破片(長さ1~5cm位のもの)は1時間半を経過した時点で消滅してましたが、大きな破片(長さ10cm~のもの)は1.5~2時間保ちました(焼き物で十分に使えました)。

マングローブ炭としては一般的な火保ちで、2時間程度のBBQでは継ぎ足しせず使える性能を備えています。

「火保ち」時間の定義

kyanは、「熾きて焼き物ができるような状態になってから、焼き物ができない状態に火力が落ちるまで」の時間を計測しています。火保ちの目安は黒炭が1~1.5時間、白炭が1.5~2時間です(炭片の大きさによります)

火力

オガ備長炭と比較して強く、熾きた直後は炎が出ることもありました。
炎も熱源として使える鍋や鉄板を使った料理など間接的な火力としては向いてる一方、焼き物料理には不向きです(炎が出てると表面だけ焦げてしまいます)。

ピリ辛味噌ホルモンを焼いてみました♪

灰量

未計測

※参考:本品約400g+オガ備長炭約600gの1kgを燃やした際の合計灰量は30g(約3%)でした。

灰の色

白っぽい灰色

灰は白かったです
(真ん中に見える炭は他社のオガ備長炭)

消し炭としての再利用

不可
完全に熾きた状態(真っ白な灰に覆われて赤熱してる状態)で触るとボロボロに崩れるため、再利用は事実上難しいです。

よいところ

初心者に親切

着火用に小さな炭片が小分けされてたり、火熾し方法がパッケージに(他の木炭と比べると)割合丁寧な記載があったりと、木炭を普段扱ったことのない利用者へ向けてのきめ細やかな配慮を感じました。

火熾し方法が記載されています

「どういう客層が買っていくか」、「ターゲットは何を求めているか」のリサーチがよくできると思います。

実際に火熾し方法を求めて当ブログを検索してくる方も多く、こういった姿勢は他の木炭メーカーも見習ったらよいと思います。

全国どこでも買える

全国のカインズホームで購入できるため、旅行先でも計算できる炭を簡単に入手できる点は◎。
一度でも使ったことがあれば、「カインズホームの木炭なら●●だな」と確信を持って計算できます。

気になるところ

割木炭と記載しつつバラつきが大きい

「割木炭」でkyanがイメージするのは下の画像の①ホーマックPB品マングローブ炭や②コメリPB品マングローブ炭であって、形状や大きさがバラバラな本品は「雑炭」にカテゴライズされます。

3kg箱で比較(※)
ホーマックやコメリの木炭は大きめの切炭でサイズ均一ですが、ビバホームやカインズホームの木炭はバラバラでやや小さめでした。
※カインズホーム炭のみ6kg

もう少し揃えて入れてほしかったです。
(他社ができているのだから、カインズさんもやろうと思えばできるはず)

こんな方へオススメ

4~6人用のBBQコンロを使用している方

長さ10cm以上の炭がゴロゴロ入ってるので、4~6人用の中~大サイズのバーベキューコンロで使うのに適しています。

バーベキュー初心者

利用者目線を感じる製品パッケージなので、他のPB系バーベキュー木炭よりオススメしやすいです。

感想

大手ホームセンターのPB品木炭を一通りレビューする過程で機械的に購入した本品ですが、マングローブ炭としては一般的な品質で安定していました。

他の大手ホームセンターPB品と比較しても品質に遜色ありませんが、着火炭の小分けや火熾し方法の記載など利用者目線で作られてることが感じられるので、同じ価格なら本品を選ぶかな。

普通にバーベキューする分には十分で、他者にもオススメできる一品です。

【評価】利用者目線を感じる安定した品質のPB系マングローブ炭

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