【キャンプ場レポ】旭川市21世紀の森 ふれあい広場

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は旭川市21世紀の森 ふれあい広場をご紹介します!

(掲載日:2022/03/05 最終更新日:2022/03/05)

入口

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キャンプ場の位置

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基礎情報

例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。

今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。

ホームページ ・旭川市21世紀の森運営協議会HP
住所 〒078-1274 北海道旭川市東旭川町742 21世紀の森
連絡先 0166-76-2454
所有者・管理者 旭川市(所有者)
旭川市21世紀の森運営協議会(指定管理者)
オープン期間 5月1日~11月30日
料金体系 利用料金のみ
大人300円/高校生200円
※大人はシーズン券あり(9000円)
※2020年度より有料になりました(昔は完全無料でした)
時間 受付は9時~16時半
※繁忙期はもう少し遅くまで対応するとのこと
管理人 受付時間中はログハウスに常駐
ゴミ廃棄 可(無料)
※受付前のゴミステーションまで分別して持参
※6分別
燃えるゴミ(紙類)、燃えないゴミ(ビニル、アルミホイル)、生ゴミ(バケツに直接投入)、ビン、缶(プルタブは別に回収)、ペットボトル
温泉 森の湯(簡易浴用施設)まで約2km、車で8分
(中学生以上100円、13~20時まで)
※2020年度より有料化
シャワー
コインランドリー 有(ファミリーゾーン側に1台有、1回100円)
携帯 3キャリアとも圏内ですが、ドコモが最も強かったです
auは弱く、wimaxは圏外でした
ラジオ 良好(エリア:旭川)
トイレ 1ヶ所
炊事場 1ヶ所
山の水を濾過して塩素消毒処理(飲用可)
車の乗り入れ 不可
※ほぼ全ての場所が駐車場隣接でセミオート可能
駐車場 有(計60台+α)
リヤカー
ゲートクローズ 有(22時)
焚き火 不可
※マナー問題から2018年度より禁止になりました(焚き火台を使っても不可)
薪販売
ペット 可(管理者から設営箇所の指定有)
※フリーサイトエリアへは散歩含めて立入禁止
遊具
見える景色 旭川の森林、遠くにペーパンダム
就寝時の音 特になし
野生動物 猫、キツネ、ヒグマ
※ヒグマは展望台に出現歴あり(展望台付近は設営禁止になりました)
客層 ソロ、グループ、ファミリー
買い物 約22km先、東川町内に複数スーパー/ホームセンターあり
立地 道道611号線終点よりペーパンダム方向
備考 ・スーパー/コンビニが遠いので、買い忘れないように!
(ソフトドリンクは自動販売機が設置されています)
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キャンプ場レビュー

利用時の情報

利用回数 3回4泊+1回見学
利用日 2021年 7月27日~ 28日 1泊 ペットゾーン 晴れ/猛暑
2018年 7月23日 見学のみ
2017年10月 7日~  9日 2泊 フリーサイト 曇り
2016年 7月11日~ 12日 1泊 フリーサイト 晴れ
利用形態 ソロ/ソロ+ペット
利用目的 キャンプ場開拓/オフ会参加

サイトマップ

衛星写真

場内案内図

簡略図

サイト構成:フリーサイト

段々畑状になっているサイト

キッチリ整地されてほぼ平坦で、地面も適度な硬さです。
設営時は鍛造ペグを使いましたが、付属のスチールペグで十分可能です。

フリーサイト

ほとんどの場所でセミオート設営可

駐車スペースの真裏に設営できるため、事実上のセミオート可能です。

フリーサイト

日陰がほとんどない

最上段の山側以外は陽がよく当たるので、夏場は暑いです。

水はけが悪い場所がある

棚田状の最上段は、雨が降った後は水たまりができていました。
設営前に足踏みしてみて、窪地への設営は避けたほうが無難です。

ペットの立入禁止エリアです

ペットキャンパーは設営できません。またペットを連れての散歩も禁止されています。
代替手段(ドッグランサイトや、他にペット連れで張れる場所がある)があるので、様々なニーズへ対応する観点からこういった区別はアリと思います。

サイト構成:ふれあい広場内

展望台へ続いてる芝生も設営可能で、キャンピングカーなど車中泊の方はこちら側でよく泊まっていました。
芝生は傾斜があるので、テントを張ると寝づらいかもしれません。

展望台付近よりキャンプ場を撮影

展望台はヒグマ出没歴があり、位置的に入口から見通せないため車中泊/テント泊ともに禁止されています。

ふれあい広場
テントを張ることも可能

サイト構成:ペット同伴サイト

全12区画あり先着順。

ペット同伴サイト(右下の画像は改修前のもの)

キッチリ張られた板

ドッグランのネットって隅の取付がアバウトで、チワワなどの超小型犬がいつの間にか逃げ出してる・・・なんてシーンを見かけますが、こちらは木の板がキッチリ張ってあり、脱走しやすい下側は間隔を狭めて張られているので安心して放し飼いにしておけました。

頑丈な板張りで脱走の心配無用です♪

整備された芝生

平坦で通常ペグで十分ささる適度な硬さでした。
ワンコ的には物足りないかもしれませんが、飼い主的には設営しやすくて大満足です。

ペット同伴サイト

日陰がほとんどない

陽がよく当たるので、夏場は暑いです。
ワンコがへたばるので、意図的に日陰を作るレイアウトを心がけると安心です。

荷物カートがあると安心

車の乗り入れはできないため、ドッグランサイト用の駐車場から荷運びが必要です。
セミオートかどうかは場所によるため、カートがあると荷運びしやすいです。

設備

管理棟

タルハウスにて受付を行います。
利用証代わりのフラッグ返却先もコチラ。
また、ここにゴミステーションがあって廃棄可能です。

管理棟

トイレ:1ヶ所

個室は和洋各1(昔は和式のみでしたが、利用者の声を受けて改修されました♪)。
公共施設の個室は狭くて困るときがありますが、多目的トイレは広いので利用しやすくなっています。
いつ行っても奇麗に清掃されており、臭いもまったくありません。
(下手なスーパーやショッピングモールより奇麗です!)

トイレ

そして特筆すべきはハンドソープを備え付けており、衛生観念が高いこと。
コロナ禍で最近は石鹸を備え付けするキャンプ場も出てきましたが、こちらは昔から完備です。
ちなみにコロナ禍の前は手拭きタオルも備え付けされていました(!!)

炊事場:1ヶ所

一般的な蛇口で6口あります。
洗濯用のシンクが隣にあり、洗濯はそちらを利用します。

炊事場

ドッグラン

ペット同伴サイトの他にドッグランもあります。

ドッグラン入口


そんなに広くないですが、傾斜をうまく使って起伏に富んで楽しそうでした。

ドッグラン内部

展望台

コチラからキャンプ場一望・・・できませんが、見晴らしはいいです♪

展望台

なおヒグマの出没痕があって以来、コチラでテントを張るのは禁止になりました。
(下からだと展望台で何があっても見えないため)

入浴施設:21世紀森の湯

キャンプ場から2km奥にある、市所有の温泉施設。
小規模な浴槽がひとつあるだけで、石鹸やシャンプー使用不可[※]ですが、正真正銘のかけ流し温泉です。
近くに入浴施設がないこともあり、さっぱりして眠れるのはありがたいです。

森の湯

※川に排水するため。キャンプ場用に設置した排水施設まで送出するのが距離的に難しいとか。

感想

旭川市21世紀の森 ふれあい広場のココがいい!

設備が超充実

開放感溢れる広い場内、セミオートで張れて芝生はこまめに手入れされて快適なサイト、清潔な設備、ドッグランに加えてペット同伴サイトまで存在、帰りはゴミを捨てられてサッパリ帰宅…
超快適で、ヘタな高規格キャンプ場より余程充実しています。

ゴミ処理可能

分別を条件に受付にて無料回収しており、とても有り難いです。
好む好まざるにかかわらず、人が滞在すれば大なり小なりゴミは出るものなので、それを見越して受け入れてくれるのは責任ある施設の姿勢として称賛できます。

ペット同伴サイトが一般料金のみで使用可能

ドッグランのあるキャンプ場は増えてきましたが、ワンコがリードなしで自由に過ごせるドッグランサイトはまだまだ少ないのが現状。動物にフレンドリーな印象のある北海道でさえ、知る限りファミリーパーク追分以外に知りません。

そんなドッグランサイトが付帯料金なしで利用できます。
追分では1サイト3000円という価格設定を考えると、破格と言えます。
恐るべし旭川市…

旭川市21世紀の森 ふれあい広場のココがイマイチ・・・

不便な立地

当地は農業用ダム(ぺーパンダム)建設に付随して整備された経緯から郊外の奥地の行き止まりにあるため、ここからどこへ行くにも時間がかかります。

買い物するにしても旭川市内のスーパーより(本来は隣町のはずの)東川町へ行った方が近い位です。

そのため「キャンプのためにキャンプ場へ行く」気持ちでないと「来たはいいけど次の目的地までこんなに離れてるの」となるかもしれません。

チョコ’sアイ

チョコ
チョコ

リードなしでテントの周りを自由に歩き回れて楽しかった!

こんなキャンパーにオススメ!

全てのキャンパーにオススメ

コメント

「この料金でここまでやってくれるの?!」という位、快適に整備されたキャンプ場。
キャンプ場に求める要素は人それぞれですが、「快適さ」の一点においては屈指の素晴らしさでした。

典型的な公園型サイトなので人によっては物足りないかもしれませんが、手軽にキャンプを楽しめる施設なので多くの方に自信をもってオススメできます。

なお「旭川市21世紀の森」には横顔の異なる複数のキャンプ場がありますが、これは元々運営団体が異なっていたものを一つに統合した結果のため。それぞれに個性が異なるので、自分に合ったキャンプ場はどれか「泊まり比べ」してみるのも面白いかもしれません。

(おことわり)
旭川市21世紀の森はキャンプ場が3つある他、バンガロー施設もあります。しかし他の施設には宿泊していないので本レビュー対象からは外しています。気になった方は各自で調べてみてください。

【結論】快適さを突き詰めたキャンプ場として一つの完成形

コメント

  1. ORION より:

    このキャンプ場はなんだか好きなキャンプ場です。
    日の出前の展望台からのぞく大雪山、白樺の紅葉、ときどき横切るジェット機の引く雲も好きです。
    それに施設の質が高いのにやりすぎていませんし規則は最低限ですし。

    ただ焚火禁止になったのはつくづく残念です。
    展望台付近の設営禁止はトイレも遠く管理者の目も届かず
    マナーがひどくなっていたのもその理由と管理人さんにお聞きしました。
    焚き火と合わせて人気になってくるいろいろ起きますね。

    以前最終日に利用したときはサイトを下見していたら管理人さんがいらして
    「翌朝受付でいいよ」と都合してくれたのですが
    翌朝いったタルハウスの前には「熊出没中」の看板が(笑
    いや〜知らなくて良かった。
    その日は完ソロだったので看板を見ていたら泊まるか悩んだと思います。
    しかしその夜は鹿の鳴き声を遠く近く耳にしていたので
    鹿がいるところに熊はいないと信じているわたしは
    熊とのニアミスはなかったと確信して次のパレットヒルズへと向かいました。

    前回の白金荘前キャンプ場で名前を書き忘れていた匿名コトORIONでした。失礼!

    • kyan より:

      ORIONさん、こんにちは♪

      運営されてる協議会の方達のおかげで快適に過ごせますね。
      だからこそマナー問題は頭が痛いです。
      できるのは啓蒙活動くらいしかないのが(汗)

      展望台から見る日の出の景色、奇麗なんですね。
      今度行くときは早起きしてみます♪

      >ヒグマ
      知らぬが仏、ですね(笑)
      地元の方の話だと、道路沿いは通り道なのか、ちょくちょく出没してるようです。
      キャンプ場内での目撃は今のところ展望台くらいとか。

      >白銀荘のコメント欄
      修正しました♪
      残ってる情報から推測して、十中八九ORIONさんと思って返信してました(笑)

  2. ORION より:

    修正ありがとうございます。

    展望台からちょっと見える大雪山系の山頂が朝焼けに染まり、しばらくして日が上り陰影がはっきりする。
    雄大さはありませんが静かできれいな風景でした。

    • kyan より:

      ORIONさん、こんにちは♪

      >展望台からの景色
      昼間にのぼった時は普通に「高いところから眺める景色はいいなー」位ですが、朝焼けは感動モノですか!
      ヒグマに怯えながら早朝行ってみたいと思います(笑)