ここでは、自分向けに書いた「感想と次回へ向けて」を加筆修正しています。
炭の使用量:約3.4kg
(オガ炭1.63kg、マ炭1.5kg、岩手ナラ切炭300g)
・七輪+バケツコンロで、初日5時間、2日目7時間運用した結果です。
かかったコスト:約25,000円/人
キャンプ場代、食費、光熱費および消耗品を人数割りしたものに加え、移動交通費や昼食代、入浴料等を全て含んでいます。
感想(炭編)
マングローブ炭
焚き火の着火剤として使用しました。
熾す際に酸っぱい臭いがしました(屋外で感じたのは初めてかも)
岩手なら切炭
網焼でホルモンや鶏肉を焼く際に使用しました。
継ぎ足しても大きくは爆ぜないので使いやすかったです。
岩手なら切炭は炭火を扱う全ての方にオススメできます。
感想(コンロ編)
バケツコンロの灰が粗い
厳密な検証を経ていませんが、七輪と較べると完全燃焼はしていない証左かもしれません。
感想(アイテム編)
ソリッドステーク(レビューはコチラ)
早速効果がありました。ハンマーを重い物に替えるだけでも違いましたが、今回のように下に岩盤が埋まっているような場所では、尖ってるペグでも半分程度しか刺さらず、しかもフニャっと曲がってしまい使い物になりませんでした。この点本品なら、あっさり奥まで浸透。労力を軽減するという意味で十分に投資効果に見合うと感じました。
イワタニCB-8(CBガスヒーター)(レビューはコチラ)
2日目の夜と最終日の朝にそれぞれ15分程度使用しました。
稼働時は文句なしに暖かいです。但し消した瞬間に寒くなります。これはテントの構造上の問題もありますが、クロス下で使うなど何らかの工夫が必要だと思いました。
【暫定的な結論】「万が一の保険」的な側面が強い戦略的兵器
CB-8が無ければコチラを買っていたと思います。形状・性能共にCB-8と似通っています。
SOTO ST-233(CBガスランタン)(レビューはコチラ)
今回は、ガスの種類やホヤ面の違いが明るさにどのような影響を与えるかを注視しました。
ガスによる違い
プレミアムガス(ST-760)の方が明るいことは明るいです。ガス量を3~5割程度(感覚的なもので厳密な測定はしていません)絞ると、ノーマルガスの最も明るい時と同じ位か?という心証です。もっとも、両者の価格差(2.5倍程度あります)を考えますと、プレミアムガスを絞って使う位なら、ノーマルガスをガンガン使った方が精神衛生上イイかなという気がします。
【暫定的な結論】プレミアムガスは最大の明るさを必要とする時の決戦兵力
ホヤによる違い
このランタンのホヤは「クリアな通常のホヤ面」と「虫の寄りにくいホヤ面」があります。そのうち後者は、虫の寄りやすい波長光をカットすることで虫の注意を引かないようにするものですが、正直言って暗く感じました。いくら虫が寄って気づらいとしても、暗ければそもそもランタンとしての価値が半減します。「虫より明るさ」とばかりに最近はノーマルホヤ面の使用一筋です。
虫除けノーマット
目に見えないんで効果の程は体感できませんでしたが、効いてるような気はしました。もっとも効能検証の人柱は痒いので、あまりやりたくないなぁと(苦笑)
ガス使用量
プレミアムガスを最大の明るさで使用して3時間、ノーマルガスをやや絞って使用して4時間とほぼカタログどおりの結果となりました。
EX-777XP(レビューはコチラ)
電池の持ちについて検証を続けました。
今回は使い古しの単一アルカリ乾電池と、充電したニッケル水素充電池を12本(2セット)持参しました。前者は「1ヶ月放置してる間に多少は回復してるんじゃないか」、後者は「2セットあれば1泊以上は持つだろう」という目算でしたが、結果としては2泊目は暗かったです
その理由として、前者は「一度電圧の落ちた電池は、たとえ多少回復したとしても実用にまではいかない」と考えられます。
もっとも常夜灯など用途を区切ればまだ使えるかもしれませんが、荷物の増加&キャンプ場で交換の手間、この辺をどう考えるかですね。
kyanは諦めました(笑)
一方後者は、1セットは購入時から不活性化されて使い物にならなかった事、もう1セットは性能が落ちてきたと考えられます。
前者の不良品と言える購入時からの不活性化は、送料無料で御馴染みの某中華サイトで安さにつられて購入したものですが、まさかここまでどうにもならないとは思っていませんでした。
購入後3ヶ月に渡り暇を見ては活性化に勤しんでいましたが、それでも表記容量の3割もありません。点灯後30分経たない位で傍目にハッキリとわかる程度に暗くなっていました。
まぁ、イイ授業料ということですね。
後者はパナソニック製のマトモな充電池で100回も充放電してませんが、購入後既に数年経過していることもあり、段々と満足できる照度を維持できなくなってきました。
今回は6本で4~4.5時間点灯させた段階で暗さがハッキリ判る程度になりました。
なお、アイテムレビューではエネループを掲載していますが、エネはこのキャンプの購入後に検証用として充電池と一式で購入したものです。今のところ、エネループを3~4セット(18~24本)位持参すれば2泊キャンプでも充電無しでイケるかなー、という目算でいます。
【暫定的な結論】普通に新品の単一アルカリ乾電池を用意しましょう(笑)
ST-124(燻製キット)
古山キャンプに続き二度目の出番になります。
機器としては折りたたみできてまさに「お手軽」ですが、綺麗に畳めないので購入時の箱なり何らかの収納袋が必要になります。
また組立時の立て付けがよくなく、頼りない印象です(燻煙する分には必要十分なのですが…動物が触ったら倒れそうな感じ)。
あと、付属のS字フックの先端が尖っていないため、安全な反面、食材が引っ掛けにくくなっています。
この点につきネットで検索すると、何年か前には尖っていたそうで、何らかのクレームでもあったのでしょうか。
ただ、2千円程度でとりあえず燻製にチャレンジできる貴重なパッケージとしては必要十分ではないでしょうか。
燻製そのものについても、運用方法、味付けさらにはレシピなどまだまだ工夫の余地が大きいなと感じました。今後の課題です。
その他
他にもアイテム色々持っていってそれなりに感想はあるのですが、載せるほどでなかったり心証形成が不十分だったりするので割愛します。
クーラーボックス内の保冷について
今回は、古山キャンプ、道北ソロキャンの経験と教訓を活かして温度管理に注力しました。その結果、3日目の撤収段階で、初日に持参した氷2袋は、1袋は2割、もう1袋は6割程度残っていました。また2日目に購入した板氷は8割程度(いずれも目分量)残っていました。
帰宅時(4日目午前)の段階でも板氷は半分以上、初日の氷も若干残っていました。
【結論】温度管理は重要。かつ、ちょっと工夫するだけである程度改善できる。
(2017.9.18追記)
後日、クーラーボックスの保冷を保たせる秘訣を記事にしました。よろしければこちらもご覧ください!
感想
スタンプ帳を忘れたのは痛恨事でしたが、それ以外は行きたい所はほぼ行って、やりたい事もほぼやれて満足です。また天候な不安定な2009年にあって、それなりに恵まれて良かったです。
次回の課題
・忘れ物に注意
(持参品リストを自作してますが、より忘れにくいように色遣いなど工夫しました)
・時間管理(極限まで遊んだため、翌朝辛かったです^^;)
・燻製のレシピ/製法の拡充
コメント
おはようございます。
岩手切炭いいですよね~。変な臭いが一切しないし。
私も気にいってます。
もちろん価格が価格なので使い分けしてますが・・・。
ジェントスは・・・わが家ではテント内の一時照明という役割に決定しました。
みおのとおちゃん さん、こんにちは!
>岩手切炭
品質が安定しているので計算しやすいですし、オススメしやすいのも魅力
ですね~。あと、なら切炭の花開くような断面が美しすぎて、燃やすと
ウットリします(笑)
価格は…送料かけると結構イイお値段になるので、まとめ買いやついで
買いでポチるようにしていますが…毎回毎回使うには抵抗がありますね(^^;
>ジェントス
なるほどー。
ファミキャンテントは容積が大きいので、そうなりますよね。
メイン利用には一工夫(2個なり4個運用など)必要になるので、
kyanもサブ利用かな~という結論でいます。