道北ソロキャンプ①(9/12前編)

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9月12~17日までの5泊6日で、ソロキャンプがてら北海道地区「道の駅」スタンプラリー2009に参加して道央~道北をドライブしてきました。今回はその記録です。

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9月12日(土)

家→道の駅「びえい」→道の駅「ひがしかわ」→道の駅「あさひかわ」→道の駅「とうま」→和寒ジンギスカン→道の駅「ほろかない」→幌加内町→道の駅「なよろ」→道の駅「美深アイランド」


(行程図:クリックすると拡大します…が札幌留萌は別日のものです)

道の駅「びえい」へ

午前6時48分出発。
燃費計測のため近所で満タン給油後、国道12号線経由で向かう…が、例によって12号線は信号が多くスピードが出せず時間を大きくロスタラ~
岩見沢からは桂沢湖経由で移動(道道917号→道道116号→国道452号)。
ここからは信号も少なくスムーズな流れに…の筈が、三段の滝付近ではまだ8時だというのに観光バスが幾台も…。
「なになに?」と思っていると、「ツール・ド・北海道」開催日で沿線が自転車コースになっている事を看板にて知る。
そこには「午前10時頃から~」…危ない危ない。いつもの如く余裕こいて遅く出たら、初っ端から大幅ロスして大変な目に遭うところでした。

芦別から国道38号線に合流。
ここで、美瑛までの最短経路である道道70号線をチョイス。カーナビの地図と実際の合流口が変わっていて、軽く焦る。もっとも、これある事を予期してPCの地図+GPSも併用していたため、10分程度のロスで済みました。…初っ端から軽くケチがついたところで気づくべきでした。道道70号線が太いアスファルト道でぐいぐいと登坂したのもわずかな距離。あとは延々ダート汗地図上で確認した際、「2桁道道だから大丈夫かな?」と考えたのが甘かった…。


(写真:道道といっても様々なので、それが厄介であり、また楽しくありますw)

とはいえ基本はフラットダートで砂利もよく整備されているため、途中数カ所ある凹凸を注意して走れば、それほど大変な道ではありません。
峠道から見下ろす眼下は一面に森林が広がり、絶景ではないものの見て心がスッキリする光景でした。
さて、道の駅は美瑛の街の中心に位置していました。町内に入ると沿道に多くの人が出ていて何かな?と思っていましたが、ここもツール・ド・北海道のコースとなっていたようです。


(写真:ホントに蔵でしたw)

さて、そんなかんなで何とか道の駅到着。
すんなり捺印が終了し、沿道をぶらつくと金物屋で見慣れない木炭を発見。
選手が通過するのを待っていた店の人に声をかけてみると、幌加内の炭だという。
「『蕎麦』の幌加内で製炭してるの?」
「幌加内の炭がなんで美瑛で取り扱ってるの?」

…脳内で色々な思いが交錯する。買うか迷ったが、まだ初日なので結局我慢することにしましたテヘッ
#長くは続きませんでしたが…(爆)

さて、美瑛を出てもしばらくは「ツール・ド・北海道」のコースとなっていてしばしば交通規制に出くわすので、国道237号線と交わるところで国道へ乗り換えて一路北上。
聖和から道道68号線に入り、以後道道37号線→道道294号線と、旭川空港を迂回する形でしばしのどかな景色を楽しみつつ移動。東川小のある交差点で道道1160号線に入り、到着。

道の駅「ひがしかわ」


スタンプを捺印し売店探索。特にBBQ食材になりそうなものはなく、外へ。

農産物直売所があり、ここでトウキビや椎茸が美味しそうに陳列されており、かつ100円であったため購入。
晩のBBQがより楽しみニコッ

ここからは道道1160号線を旭川方面へ北上し、次の目的地「道の駅あさひかわ」へ。
市内に入ると途端に流れが悪くなる。その上、碁盤の目ではないので、自分がどの方角へ向かっているのかもイマイチ掴みにくい。
ナビがあったので助かったが、旧式のため「存在しない道」を走ることもしばしあり(笑)、脳内補正で対応w。11:21着。

道の駅「あさひかわ」

のっけから一悶着ありました。
ここは「旭川地場産業振興センター」の一角が道の駅で、中には「大展示場」があります。
休日ともなると各種イベントが開かれているようで、ご多分に漏れず本日も「自動車ショー」が開催されていました。
そのため周辺道路を含めて混雑し、なんと道の駅にも入れない。「道の駅」にもかかわらず自動車の入場規制をしていました

入口で待とうすると、警備員から「満車だから他に行ってくれ」と言われるも、その間にも場内からは車は出て行きます。「車が出て行ったからには空いてるはずでは?」と尋ねても聞く耳持たず。かといって代わりの駐車場も紹介してくれません。

これではなんのための「道の駅」でしょう?怒
警備員に施設の趣旨が理解されていないのでしょうか?
イベントやってる日は道の駅じゃないのでしょうか??

…かなり釈然としない思いでした。HPには、
>道の駅でありながら、大展示場や会議室などを備えていて、多目的に利用できます。
なんて悠長な事を書いてる場合じゃないぞ!と後日思いました。

かなーり印象悪いのですが、とにかくも捺印して撤収。釈然としなさすぎて売店には近づきもしませんでした。

道の駅としての機能を十全に果たせないのであれば、そもそも道の駅を名乗って欲しくありません
「道の駅に行けばとにかく休息できる」という計算が成り立たない道の駅「あさひかわ」には、スタンプラリー以外の用途で二度と来ることはないでしょう。

憤懣やるかたない状態で出発。旭川市内を一路国道39号線沿いに北上、途中セルフスタンドで給油して「道の駅とうま」へ。

道の駅「とうま」

以前は北見方面へ抜ける際はほぼ毎回立ち寄っていましたが、旭川紋別自動車道が開通して比布JCTで道央自動車道と接続してからは全く通らなくなってしまいまして、今回は約10年ぶりの再訪となりました。でも建物内は相変わらず。
手早く捺印し、土産物コーナーをざーっと一巡して、地元産のトマトジュース「朝もぎ一番」(200円?)をいただきましたが、甘みがあって美味しいです!

何気なくぶらついていると、トイレの前にゴミ箱が置いてあるのを発見。
最近はなんやかんやと理由をつけてゴミ箱撤去の動きが拡がる中、敢えて設置し続けてくれる「とうま」には頭が下がります。
特に利用しませんでしたが、願わくば続けて欲しいですし、利用者も節度ある利用をしてもらえればと思います。

「とうま」からは一路国道40号線を北上。
道中は秋雲棚びく青空で、かつ流れも良くドライブしてて気持ちいい。願わくばこのまま最後まで晴れますように…なんて考えてるうちに和寒町へ。
ここでチョイと立ち寄り。

和寒ジンギスカン

金子精肉店-知る人ぞ知る「和寒ジンギスカン」の販売元。
ここで本日のメインディッシュを購入(笑)
量り売りしてくれるとのことで、300g(564円)
タレが甘辛選べるのが特徴で、前回は辛味にしたので今回は甘味。
ホルモンも美味しそうでしたが、こちらはパック売り(しかも500g)とのことで断念。
他にも肉類が豊富に取り揃えられ、かつリーズナブルなので、キャンプの途中で寄れば、何がしかはココから買っています。

さらに北上すること15分程で「道の駅けんぶち」へ。

道の駅「けんぶち」

スタンプ捺印し、売店チェック。
ここにはレストラン(食堂)がある他、焼きたてパンを販売するコーナーがありました。
事前情報なしで立ち寄りましたが、パンの甘い香りに食欲をそそられてお買い上げ(笑)
パンを食べつつ出発です。

で、ここから先…本来はさらに北上して「なよろ」→「びふか」→「おといねっぷ」までスタンプを押して引き返す予定でしたが、美瑛で幌加内産の炭を見て以来そちらに心を奪われてしまい(笑)、
「そういえば幌加内のスタンプがまだだったな」
「時間あれば温泉もいいな」
「あ、そばも食べたいな」
心は幌加内モード(爆)
ということで、「おといねっぷ」は翌日以降に回し、幌加内へ行くことにしました。

士別から国道239号線(下川国道)を西へ移動し、順調に走ること1時間ほど。快適にドライブを楽しんでいると突然正面を横切る物体が…。
「ん?鹿??…にしては小さいような」。目を凝らしてよく見てみると、その正体はリスでした。
動物にはあまり詳しくありませんが、エゾリスだったのでしょうか。リスの方でも車の接近に慌てたようで、それまでのんびり歩いていたのが急に走り去っていきました(笑)
今までドライブしてて、「犬、猫、キツネ、鹿」と見てきましたが、そこに「リス」も仲間入りしました。
ちなみに「熊」はまだですが、一生ご勘弁願いたいところです(爆)
そんなハプニングもありながら、無事到着。

道の駅「ほろかない」

捺印し、土産物を物色。乾麺の龍神蕎麦(252円)とアイス(126円)を。アイスは珍しくマンゴー(笑)

ここで蕎麦にしようかと思ったのですが、「開拓したい」意欲があったので中心部まで出てみることに。道中、炭焼き小屋らしきものを探しながら運転するも全然見つからず。

幌加内町

幌加内は「蕎麦の町」。
「作付け面積2,700ha、生産量は2,390トン以上で、そばの作付け面積、生産量ともに日本一の生産地となって…」(幌加内町HPより引用)いるらしい。蕎麦の街に恥じず、町内には沢山の蕎麦屋さんがあります。

さて、「幌加内を通る度に時間が許す限り蕎麦を食べよう」というマイルールに沿って蕎麦屋を探します。
しばらくウロウロしてると、すぐに町を外れてしまい逆戻り。
改めて町の中心をウロウロしていると、役場の近くに「そば屋八右ェ門」という黄色い一軒家を発見。
直感的に「ココだ!」と感じた(笑)というかそこが目立ったのと、車を停めるスペースがあったためだが(爆)、ココに決定。

まず凄いのは入口が2箇所ある点。畳席と椅子席で分かれているようです。
理由は謎ですが、おそらく通路がないからでしょう。戸惑ってぐるぐるしてしまい、側方の扉を開けることに。
こちらは椅子(カウンター)席のよう。先客がいる。ただ、カウンターと厨房で働く人たちとの距離が近く、かつテーブルが狭くてPCを取り出しづらかったため、隣の畳席へ移動。
結果的には「最初に見かけた扉から入るのがベスト」でした(笑)。

さて、何を注文するか…この辺りになると思考がハイになってあまり考えられなかったので、普通に大ざる(850円)を注文しました。
待ってる間に旅行記の整理。マメにメモしておくと、後で振り返る際に助かります。
作業途中で蕎麦が来たので中断。頂きました。

美味しかったです。麺にコシがあって喉越しが良いく、ツユも美味しかった~。
ただ、850円という値段の割には量がやや少なめだったのが残念。
このボリュームバランスなら、「札幌でも食べれるかな?」的な感じがしないでもなかったです。
「蕎麦の生産地で食べるそばの割には普通…?」てな具合で、期待を持ちすぎたのかもしれません。
ルオントやその近くの蕎麦屋もkyan的には好きかなぁ…。

さて、支払いの後は先へ進みます…ってところで長くなったので、本日分はここまで。残りは次回掲載します。

つづく

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