本日は、10月に気心知れた仲間内で宴会キャンプした時の模様をお送りします。
10月8日(水) 自宅~穂別キャンプ場
9時頃起床したものの、荷物は昨夜に積み込み終わってるので10時ちょっと前に移動開始。
移動
某精肉店で極上の内臓3種を受け取って一路キャンプ地へ。
がーさんは既に現地で到着して受付も済ませたという…早い!
どんだけ気合い入ってるんだ!
楽しい予感がしてkyanのアクセルを踏む足にも力が入りそうになる…のを必死で堪えて到着。
(とある交差点で嫌な予感して早めに停止したら、横から巡回パトが出てきて…)
設営
既にがーさんときよぴこさんが火熾しを済ませて宴会をはじめてる。
イカの一夜干し、ウマそうじゃないか!!
しばらく歓談の後、全員で荷物をおろし、テント設営は二人に任せてこちらはBBQ準備。
ドゥーブルは組立にコツというかパッと見ではわかりにくい点がありますが、kyanキャンプには慣れた面子なので安心して任せられました。
火熾し
松ぼっくりとマングローブ炭をたきつけに国産オガ備長炭を使用しました。
問題なく20分で完了。先発組の七輪にも炭を足しておきました。
火熾しが完了する頃にはアイテム展開も完了し、TKK宴会にいざ突入です。
BBQ
ジンギスカン
当初は荷物削減のため「蒼き狼」を置いてくつもりでしたが、「ジン鍋で食べたい!」がーさんの強い要望により持参。まぁ、確かに旨いんですけどね。後始末が面倒臭くて(笑)
肉は、いつものジンギスカンと大樹町のサフォーク種ホゲットを用意していきました。
タレ別付けのとあるジンギスカン屋さんの肉は、味付けしてるわけでもないのに旨味があり、それでいて羊特有の臭味もない。鮮度がよいこと、余分な部分は丁寧にカットされているためだろう。やや薄いので網焼はすぐ焦げてしまい不向き。厚みのある鍋で一気に加熱することでふっくらと焼きあげるのがポイントなので、その点「蒼き狼」は最適です。
二袋(計1kg)持参しましたが、空腹だっとこともありあっという間に完食。
サフォークホゲット
お次はコレ(500g)
最近のジンギスカンブームのおかげで新鮮なラムやマトンが容易に食べられましたが、サフォークはなかなかみかけないので期待大です。
今回、外袋記載の説明通り予めみりんに浸して臭み消し。分量の記載がなくて適当に漬けたらみりんの味が濃すぎましたw(前回はうまくいったのですが…)。
引き続き「蒼き狼」で焼きますが、こちらは厚切り肉のため網焼に切り替え。そちらの方が美味しく焼き上がりました。ただ後半は肉とご飯が腹で膨れ始めて暴食気味。完食はしたものの、ちょっともったいない食べ方になってしまいました。
食べ終わったところで箸休を兼ねてセンターハウスへ。聞けば今年の途中からゴミ処理が有料化になったらしく、ゴミ袋を実費購入するようになったようです。可燃ごみ、資源ごみなど種類ごとに販売してくれたので、臭いが気になる物のみ購入しました。使わないゴミ袋までまとめてセット販売しているキャンプ場もある中で、この対応は良心的だと思います(ぜひ見習ってほしい)。
さて帰営しようとしたところで…突然の雨!聞いてないよ!!
少し待ってみたもののしばらく止む気配がなかったため、買ったばかりのゴミ袋を被って猛ダッシュ!サイトまでやや距離があるので結構濡れてしまいました
外に置きっぱなしのアイテムを収納し、宴会は前室内で続行。灯油ストーブも着火しました。電源サイトは便利で、手間要らずで暖をとれるって素晴らしいです(笑)
満腹なので、あとは肴を焼きつつダラダラ。でも積もる話をしながらなので時間の流れはあっという間でした。
漬けマグロ
がどや(笑)秘伝の漬込み。
味の薄いキハダマグロなのに、タレとよくマッチしてこれだけでもよい肴に。更にがどや秘伝のわさび醤油漬けをちょこんと載せると…絶品
相変わらずいい仕事してます
満腹はどこへやら、惜しみつつ食べたのにあっという間に完食(笑)
この辺りで炭を継ぎ足し。網焼で肴を育てていくのでマレーシア産備長炭を投入しました。結構前に買ったのですが勿体無くて(笑)なかなか使えなかったのですが、旨い肴を育てる宴会キャンプならば惜しくない!ということで投入。今日は七輪2個体制なので、熾す用と使う用と柔軟な配分ができて便利。
熾きたところで次の肴を焼いていきます。
牡蠣
厚岸産の3Lサイズを惜しげも無く投入。大きくて七輪に収まりません(笑)
焼き牡蠣、生牡蠣で食べましたがkyanの好みは生。北海道で採れる海牡蠣は全般に塩辛い印象の中で、クリーミィで牡蠣らしい味わいを楽しめます。これを馬路村のポン酢でチュルっと頂きました。
執筆しながら涎が出てきます…(笑)
これもあっという間に腹のブラックホールへ(笑) 満腹の二文字は一体どこへ…
余談ですが厚岸産牡蠣は連年の高騰で費用対効果に見合わず(どこのオイスターバーだよ!って価格)、ちょっとボッてるなという印象。近年はこういう宴会時のみの注文にとどめています。
焼きツブ
元々下処理が終わってるので煮込むだけの簡単メニュー。がどや秘伝のタレでグツグツと煮込みました。がどやの大将が自ら言明する通り本家にはコクの点では敵わないものの、タレの味そのものは既に完成の域に達していると言ってよいでしょう。
さっと熱を通しパクっと頂きました(熱を加えすぎると身が硬くなります)。
ツブそのものも適度な歯ごたえと秘伝タレのおかげで美味しいですが、ウロがまろやかな蟹味噌のような味わいでたまりません。一級の肴です(笑)
内臓三点盛
某精肉店の逸品。店主が体調を崩して一時は「もう食べられないか」と危ぶまれましたが、幸い復活されました。ちょっとお高めなので、今回のように「ここぞ!」という時に用意してます。
牛レバー
スーパーのレバーは生臭くて食べませんが、ココのはレバーの旨味が凝縮していていくらでも食べられます(笑) 角が立つくらいの鮮度のおかげでしょう。
軽く炙りごま油で頂きました。蕩けるような味わいで肴にピッタリ。
すぐに加熱されるので、忙しくて焼いてる時の写真がありません(爆)
ホルモン(ハーブ豚の直腸)
ホルモンもスーパーの品は食べられません。そして、味付けなしのプレーンでいただけるのはここのホルモンだけです。
お味は甘くてミルキー。噛めば噛むほど口のなかいっぱいに旨味が広がります。
もう幸せ(笑)
ただ、旨かったものの、以前食べたのと部位が違う?
小さい破片が多くてちょっと食べにくかったのが残念でした。
この頃には激しかった雨が止み、入れ替わりで夜の帳が下りてました。
ふと空を見上げると変わった形の月が。今日は金環日食だったことを思い出しました。
金環日食
物珍しさに一枚撮影してみましたがブレブレ
三脚を持ってくればよかったな。
外に出たところで、かなり寒いですが焚き火開始。
焚き火
炭火BBQに前後して焚火もやりました!
今回は全部使い切るつもりでゴミ袋3袋分(2束+α相当)の薪をかき集めてきました(笑)
タキビストのきよぴこさんが職人的な薪配置で効率的に燃やしていきます。
kyanは横で眺めて暖を取り、がーさんは薪を手に取り謎のダンス(爆)
いや~、楽しいっす!
今年はソロやデュオばかりですが、やっぱ気心知れた仲間達との宴会キャンは別格です
そのうち、きよぴこさんが焚き火の前でウットリして自分の世界へ。気づいたらウトウトしてたので起こしたが「ここにいたい!」と言うので、寒いkyanは前室へ移動。焚き火に興じてる間に痩せてしまった炭を継ぎ足しつつ、さらに肴を炙っていきます。
なお、途中でがーさんもダウン。昔に比べるとシャットダウンまでのバッテリー持続時間が確実に短くなっています。これも年月の残酷な…(以下略)。
最後は一人宴会を満喫したところでお開きにしました。
就寝
二人とも寝てしまったので一人で片付け。
火を落とし、野生動物対策としてあちこちに散逸しているゴミをまとめてRVボックスに収納、残った食材や食器はクーラーボックスなり背の高いテーブルへ移動。
前室内に設置したパイルドライバーを短くしたり(強風で煽られた時に危ないので)、雨が降ったら困るので外に置いてある荷物を狭い前室内へ工夫しつつ移動したり…、なんだかんだ寝る準備で30分位かかりました。
そして、それまで何度起こしても目覚めなかったきよぴこさんが、いざ寝る段になったら
ひょこっと起き上がって自分の寝床へ移動していた。
あまりのタイミングのよさに「もしかして片付け終わるまで待ってた?」と思うほどでした(笑)
午前2時頃就寝。
コメント
こんにちは♪
某精肉店?
気になります。
新鮮そうだしね~
レバーは大好物、
かみさんはホルモンが(笑)
北海さん、こんにちは~♪
内臓類は新鮮でミルキーな味わいでしたよ~。
書いてたらまた食べたくなってきました(笑)
卸売に近い形態のお店なので、ふらっと立ち寄るには勇気がいるかも?(^^;
(知ってる人は知ってる店なので、もしかしたら御存知かも?)
こんばんは〜。
こんなきれいなレバーとかホルモン、見たこと無いですよ!
さすが北海道ですね〜。
いや、さすがkyanさん、といったところか。
私も次回キャンプ時には美味しいものを食べたくなってきました。。。
しくさん、こんばんは♪
おかげでスーパーの内臓がすっかり食べられなくなりました(^^;
とはいえ北海道でも新鮮な内臓を個人で入手するには店を選びますよ~。
人の数だけキャンプの形態があると思いますが、kyanイチオシの
「旨い酒と美味しい肴のキャンプ」、癖になるのでぜひ一度お試しを!(^^)