【キャンプ場レポ】熊石青少年旅行村(八雲町熊石)

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こんにちは、kyan(@sumibi_kyan)です♪
本日は楽しさがたくさん詰まったキャンプ場、熊石青少年旅行村をご紹介します!

(掲載日:2012/04/24 最終更新日:2023/09/26)

熊石青少年旅行村

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キャンプ場の位置

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基礎情報

例年はオープン中のキャンプ場でも、クローズしている場合があります!
COVID-19の世界的流行に伴い、キャンプ場の開設を見合わせたり完全予約制・入場数制限をかけている場合があります。

今後の計画を立てられる際には、事前に管理者への問い合わせをオススメします。

ホームページ ・八雲町HP
住所 〒043-0403 北海道二海郡八雲町熊石平町145
連絡先 01398-2-3716(現地管理棟)
所有者・管理者 八雲町(所有者)
オープン期間 4月29日~9月30日
料金体系 入村料+使用料
入村料
高校生以上450円/小中学生220円

使用料
テント (~3人)670円、(4人以上)900円、追加タープ220円
ケビン10470円、バンガロー・ツリーハウス・きのこログ5230円

時間 チェックイン8~16時/チェックアウト10
※受付は13時から、時間外に入場した際は翌日受付
管理人 昼間のみ常駐
ゴミ廃棄 可(無料) ※2分別
燃えるゴミ(生ゴミ・紙類・貝殻)、燃えないゴミ(ビニル、アルミホイル、ビン、缶、ペットボトル)
温泉 熊石ひらたない荘まで約450m、車で2分
(大人500円、小学生以上220円、11~21時まで)
※無料で利用できる秘湯「熊の湯」は小水力発電工事のため閉鎖(R6年度終了予定)
シャワー
コインランドリー 有(無料)
※乾燥機はありません
携帯 3キャリアとも圏内
ラジオ AM放送は良好
トイレ 2ヶ所
炊事場 3ヶ所
飲用可
車の乗り入れ 不可
駐車場 有(管理棟前に舗装19台+道路を挟んだ先に砂利で100台以上)
リヤカー 有(15台以上はありました。なお重いタイプです)
ゲートクローズ
焚き火
薪販売 有(大小あり、大が650円)
ペット 可(現地管理棟にて確認)
但し、苦情が出た場合は場所を移動してもらう場合があるとのこと。
遊具 有(長い滑り台やバッテリーカーなど豊富!)
花火 可(条件付き)
見える景色 森林、キャンプ場内
就寝時の音 平田内川の流れる音
野生動物 カラス、キツネ(脇の道路を歩いてました)
客層 ファミリー、グループ
買い物 セイコーマート 熊石店まで約3.5km
立地 国道229号線から平田内荘へ向こう途中にあります
備考 ・「熊石あわびの里フェスティバル」の前後は設営場所が管理棟下(バンガロー付近)に制限される他、当日は車両の移動制限がつきます。
・バンガロー類はネット予約可能

駐車場(管理棟前)

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キャンプ場レビュー

利用時の情報

利用回数 9回15泊 (訪問月:5月/7月/9月)
利用日(利用はすべてフリーサイト) 2023年9月22~24日 2泊 デュオ/ペット 晴れ/一時土砂降り
2022年7月 5~ 7日  2泊 デュオ/ペット 晴れ/曇り
2019年5月18~20日  2泊 デュオ/ペット+友人
2018年5月19~21日  2泊 デュオ/ペット
2017年5月20~22日 2泊 デュオ/ペット
2016年5月14~15日 1泊 デュオ/ペット
2015年5月16~17日 1泊 デュオ/ペット
2012年5月19~20日 1泊 友人と
2009年9月18~20日  2泊 友人と
利用形態 友人と/デュオ+ペット
利用目的 あわび祭りに参戦/のんびり温泉三昧の拠点として

サイトマップ

衛星写真

場内案内図

場内案内図

サイト構成:フリーサイト

大きく分けて、管理棟下/バンガロー側と2箇所に分かれています。

フリーサイト(管理棟下)

フリーサイト(バンガロー側)

フリーサイト(ちゃぷちゃぷ公園側)

広大なフリーサイト

一面見渡すかぎりのサイトで、好きなところに広々と張ることができます。
(時間外に訪問した場合は管理棟下での設営が指定されています)

全体としてやや傾斜しています

山の谷間という地形上、どこに張っても緩やかな傾斜があります。
小さいテントならさほど気にならないと思いますが、大きなテントでは寝る位置や頭の向きを考慮した方がよいでしょう。

地面は硬め

これまで9箇所に設営しましたが、いずれの場所もやや硬めでペグ打ちに苦労しました。
重いハンマーや硬い鍛造ペグがあった方がスムーズです。

風から守られた地形

周囲より一段低い地形のおかげか、上空は強風でもサイトはそよ風程度で済んでいました。

風が大敵のキャンプにとっては望ましい地形です。

日陰になる場所が少ない

平田内川側から日が昇り、管理棟へ向かって日が沈みます。
パラパラと桜の木が植えられているものの全体として木陰が少なく、夏の風のない日は結構暑いです。

サイト構成:バンガロー類

バンガロー

管理棟下にあり、キャンプ場にあって違和感ない風体です。
定員4名。電源なし、荷物運びはリヤカーです(車乗入れ不可、専用駐車場なし)。

バンガロー

ツリーハウス

管理棟下にあり、建物系では駐車場から最も近い施設。
ハウス下は「屋根のあるBBQスペース」として雨でも濡れずに過ごせます。
定員6名。電源なし、荷物運びはリヤカーです(車乗入れ不可、専用駐車場なし)。

ツリーハウス

きのこログ

ログ下は「屋根のあるBBQスペース」として雨でも濡れずに過ごせます。
定員6名。電源なし、荷物運びはリヤカーです(車乗入れ不可、専用駐車場なし)。

きのこログ

ケビン

キャンプというより、小屋。
建物系では唯一コンセントから電源がとれる施設です。
定員5名。荷物運びはリヤカーです(車乗入れ不可、専用駐車場なし)。

ケビン

設備

管理棟

受付場所で、薪割り体験で使う斧の貸出もコチラ。
リヤカー置き場や自動販売機もコチラにあります。

管理棟

無料で利用できる休憩スペースには洗濯機が2台置いてあり、自由に利用できます。
但し乾燥機はないので、天気が良い日限定かな?

宿泊者向けに無料で利用できる洗濯機

トイレ:2ヶ所

・ツリーハウス/バンガロー側

男女の他、多目的トイレを併設しています。
設備も奇麗ですが、センサーライトのため昼間は個室が暗いのが難点。

トイレ(バンガロー側)

・フリーサイト奥側

トイレ(管理棟下)

炊事場:3ヶ所

年代を感じるものの、奇麗に清掃されています。
いずれもコンクリート造りの無骨な感じですが、食器や鍋を置くスペースもあります。
大人には使いやすい高さですが、子供には手が届かないかもしれません。

・ツリーハウス/バンガロー側

両脇にブロックが置いてあります。

炊事場(バンガロー側)

・フリーサイト奥側

炊事場(管理棟下)

灰捨て場

灰捨て場

薪割り体験コーナー

枝打ちや間伐で出た木材を活用して、実際に薪割りを体験できます。
管理棟にて斧を無料で貸し出していますので、手ぶらで参加できるのも◎。
やってみると楽しいですが、怪我には要注意!

薪割り体験コーナー

貸出の斧は比較的軽いので、技術と力がないと太い丸太を割るのはかなり厳しいです。
そして、そういった割りづらい丸太ほど残っていくので、割れればラッキー!位で考えておくとよいでしょう。

どうしても割りたい方は真ん中を豪快に割ろうとするのではなく、端っこから削ぐようにして割ると多少は楽かもしれません。

遊具施設

子供の国

谷間の高低差を利用したロングローラーすべり台やバッテリーカーがあります。

子供の国

木製遊具

キャンプ場の外れ(薪割り体験施設の近く)にありました。

木製遊具

ちゃぷちゃぷ公園(冒険広場)

川を渡る木製の吊り橋や、川にアクセスできるよう整備されています。
夏場に水遊びしたら涼しそうですね。

ちゃぶちゃぶ公園(冒険広場)

入浴施設

熊石ひらたない荘(あわびの湯)

キャンプ場に隣接する宿泊施設で、歩こうと思えば歩いていけるのが大きなメリット。
泉質はこのあたりには珍しい、無色透明なナトリウム塩化物泉。優しいお湯です。

ひらたない荘(あわびの湯)

温泉ホテル【熊石ひらたない荘】

見市温泉旅館

国道277号線・雲石峠の手前(日本海側)に位置する、源泉かけ流しの湯治宿。
泉質に含まれる鉄分が酸化して茶褐色に濁っています。
見市川のせせらぎを眺めながら浸かる露天風呂は、別世界に来たようにリラックスできます。
道南熱湯伝説のご多分に漏れず熱めのお湯なので、お子さんにはちょっと厳しいかも。

見市温泉

八雲町熊石 見市温泉旅館 公式ホームページ
北海道二海郡八雲町熊石にある見市温泉の公式ホームページです。見市温泉は明治初年から源泉かけ流しの湯治宿として代々営まれており、現在に至ってお...

おぼこ荘

国道277号線・雲石峠の麓(太平洋側)に位置する、源泉かけ流しの濃厚なにごり湯。
内湯と露天風呂で異なる源泉を利用した、一粒で二度美味しい温泉。
隣を流れる鉛川のせせらぎをBGMに浸かる大露天風呂が、控えめに言って最高です。

おぼこ荘

北海道 八雲温泉おぼこ荘公式ホームページ
北海道 八雲温泉おぼこ荘の公式ホームページです。雄鉾(おぼこ)岳の麓に、自然豊かな温泉地、ゆったりとした時の流れるおぼこの湯をお楽しみ下さい...

熊の湯

キャンプ場から4kmほどの場所にある無料温泉。
豪快な川の音と、時折聞こえる鳥のさえずりをBGMに掛け流しの濃厚な湯を楽しむことができます。
源泉はキャンプ場隣接温泉「ひらたない荘」の源泉でもあります。
(八雲町の管理の下、有志が入浴できるよう整備して頂いています…多謝!)


(写真:熊の湯。人のいない時間帯は熱いですw)

なお、R5年度も引き続き小水力発電工事のため利用できません(通行止です)。

熊の湯への町道(R4年撮影)
ひらたない荘のところから通行止になっていました。

熊石あわびの里フェスティバル

毎年5月第3週日曜日にキャンプ場で開催される、町の一大イベント。
熊石地区で養殖されたアワビを豪快に炭火で炙って食べようという素敵な催しで、多くの出店やイベントで賑わっています。

あわび祭り

キャンプ場も営業してるので、アワビを買ってマイサイトでのんびり楽しむ・・・なんてこともできます♪
どんなイベントか知りたい方は↓コチラもあわせてどうぞ!

熊石あわびの里フェスティバル(2017/5/21)
2017年の熊石アワビまつり(第23回熊石あわびの里フェスティバル)の模様をお伝えします!

 

(2023.5.22追記)
あわびの里フェスティバルの開催地は漁港へ変更され、時期も7月になりました
なんでも臨時駐車場の一部が国保病院の移転予定地になったためとのこと。
漁港の駐車場からシャトルバス出して、これまで通りキャンプ場でやってくれたらいいのに😀

 

感想

熊石青少年旅行村のココがいい!

広大な敷地でノビノビとキャンプできる

「公園」のようなフィールドのほぼ全域に設営できるため、窮屈な思いをせず楽しめるでしょう。

遊具や遊べるスペースが豊富

長大な滑り台やバッテリーカー、様々な遊具があって飽きません。
他にも、真夏には近くで子供が遊べるよう整備された海水浴場もあるそうで、家族連れにはよさそうです。

ゴミ処理可

好む好まざるにかかわらず、人が滞在すれば大なり小なりゴミは出るものなので、それを見越して受け入れてくれるのは責任ある施設の姿勢として称賛できます。

ゴミステーション

温泉天国!な立地

温泉ホテル「ひらたない荘」が隣接している他、近隣には鉛川温泉「おぼこ荘」、見市温泉、貝取澗温泉「あわび山荘」など良質な温泉が目白押し!
いずれも車で5~20分程ですので、ここを拠点に温泉巡りをするのもオススメです。

FREESPOT対応 (FREESPOT HP)

管理棟に設置してるようで、近辺に設営すれば利用できます。
余談ですが、八雲町は風通しが良いのかIT化が進んでるように見受けられます。

熊石青少年旅行村のココがイマイチ・・・

車乗入れ不可

バンガロー利用者も含めて荷物はリヤカーで運びますが、傾斜地にあるので帰りは上り坂で大変なのと、リヤカーが昔ながらのしっかりしたタイプ(重い)と相まって結構しんどいです。

おかげで、広大な敷地でもみなさんが張る場所はだいたい決まってる感じです(笑)

リヤカーを引っ張りながら「場内の途中まででも荷物の積み下ろし場所があればなあ…」といつも思います。

リヤカー

不便な立地

スーパーがなく、キャンプ場入口付近の国道に商店と、熊石の町中にコンビニ(セイコーマート)があるのみ。
買い出しは事前に行なってから向かうとよいでしょう。
(最寄りだと江差や八雲になります)

温泉割引券なし

周囲は「ひらたない荘」「おぼこ荘」「見市温泉」など良質な温泉施設に恵まれています。
自治体運営の施設ですので、これら周辺施設を総合リゾート施設と捉えて利用を促す発想があるとよいでしょう。
(穂別キャンプ場や上富良野日の出公園ACなど自治体運営の多くのキャンプ場でこういった利用促進策が設けられています)

温泉入ってくれれば「ついで買い需要」も見込めると思うのですが・・・

チョコ’sアイ

チョコ
チョコ

ボクの第2のホームグラウンドだよ!
歩いても歩いても歩いても歩いてもず~っとキャンプ場の中♪
散歩のしがいがあって楽しい!(でもパパ、抱っこして★)

こんなキャンパーにオススメ!

特にファミリーにオススメ

コメント

この近辺のキャンプ場としては随一です。
周囲には良質な源泉かけ流し温泉がひしめき合い、遊具も豊富と「旅行村」の名にふさわしいレジャー施設です。
ここは連泊してのんびりしたい場所です。

【結論】ファミリーの夏場レジャー利用に最適!

コメント

  1. Gian より:

    Kyanさん、こんばんは♪

    北海道だとソロ1000円は高く感じますが、その分平日は空いてて良いかもしれませんね。
    しかし、熊の湯の脱衣所はスゴイ場所にありますね。

  2. kyan より:

    Gianさん、こんにちは~
    敷地が広いので、土日でも大丈夫かもしれません(^^)
    高いといっても1000円ですから、ソロでも十分候補です!

    熊の湯は場所そのものがスゴイので、苦労せず立ってられる脱衣場は、むしろ
    ありがたいです。